2013年10月5日土曜日

自業自得を体現した 小室哲哉

 今回書人両断する小室哲哉については以前から批判をしていたので、そのまとめから始めよう。


小室哲哉は罪と向かいあったと言えるのか(小野哲)
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2010-08-14 09:24:05
 『大いなる失望感』で小室哲哉・浜崎あゆみ批判をさせてもらい、反論があったので取り急ぎ反論させていただいたが、今回更に裏付け批判とさせてもらう。
 このコメントをもって、小室哲哉に対し訣別とさせてもらう。前回のコメントで一部不正確なコメントがあったのでその点を率直にお詫び申し上げる。しかし、小室への怒りは今回の資料収集でかえって強まった。護憲保守の立場からきっぱり言う。『お前は終わった』と。

http://www.j-cast.com/tv/2009/08/24048003.html

小室哲哉「3か月で復帰」 ピーコ「早い。納得いかない」
2009/8/24 10:54
<テレビウォッチ>投資家から5億円をだまし取った詐欺罪に問われ、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を受けた小室哲哉(50)がエイベックスのイベントに姿を見せ、『復活ライブ』を行った。往年のヒットメドレーをピアノ・ソロで5分間、演奏した後、ステージから会場のファンに向かって38秒間(番組調べ)頭を下げ、「たいへん迷惑をおかけしました」と謝罪した。
ファンは拍手を送り、平野早苗リポーターによれば「あたたかい気持ちで迎えた」ようだが、小室に「あまり笑顔は見られなかった」(平野)という。
やがてギターを抱えた小室とともに妻、KEIKOが現れ、「FACE」を歌うが、その出だしを「反省は毎日で 悔やまれることが多すぎて」と、小室の心境を表したかのように歌詞の順番を入れ変えていた。
小倉智昭が「こういう歌詞でいきなり始まると、ファンは戸惑ったんじゃないの?」と、感想を述べると、コメンテーターの海堂尊(作家)は「罪を憎んで作品を憎まず、でいいと思う」とし、「作品には独立した人格がある。それを謝罪に使うのは良くないんじゃないか。罪を犯したのは確かだし謝罪する気持ちはあっていいんだけど、別にやってほしかった」と語った。
小倉が「小室哲哉の復活というのはライブで演奏することではなくて、世に認められるいい曲を作ったときが復活」と受けると、ピーコは「詐欺は自分が考えてやったことだし、判決から3か月というのは、執行猶予がついたとはいえ、早い気がする。とても納得がいかない」と、登場の仕方を批判した。
小室とエイベックスの焦りだろうか。
(情報不足なので追加させてもらうが、この批評はフジテレビ系列の『とくダネ!』というワイドショーである 小野 加筆)

 ピーコのコメントに私も同感だ。
 早すぎるばかりか、そもそものこのこと出て来る事事態が論外で、私は小室の追放を勧告している。倫理の立場からも、小室の曲を使うのはありえない。普通なら、2年程度の謹慎をしろと小室には言いたい。植草一秀氏が冤罪であるのに関わらず不当なボイコットを喰らっているのに対して売れれば使っていいと呆れたダブルスタンダードではないか。DJ OZMAに対してNHKが出入り禁止を言い渡しているが、それぐらい民放は小室にしろと言いたい。
 だが、小室は相当な傲慢・無知である事が更に明らかになった。デイリースポーツより引用する。


小室哲哉 のりピーにチクリ お説教
 音楽プロデューサー・小室哲哉(50)=詐欺罪で有罪確定=が23日、都内の書店で著書「罪と音楽」(幻冬舎刊)の発売記念のイベントに登場。「この本は頑張ります、必ずやります、という所信表明」とあらためて出直しを誓った。また、酒井法子被告(38)の覚せい剤事件について「注目されたいから芸能人になったのだから、公でも私でも責任がある」と述べ、自らの罪を重ねながら、のりピーに お説教 も繰り出した。
 1984年のデビュー時以来、25年ぶりのサイン会。限定150人のファンとの直接交流を前に、報道陣の囲み取材に小室は応じた。
 著書で、詐欺事件での逮捕、裁判、判決など当時の心境もつづり、小室は「罪を忘れないように、真摯(しんし)に反省し、自らを戒めるためにこのタイミングで書いた。裏切り迷惑をかけてしまったすべての人たちへの贖罪(しょくざい)と誓いです」と神妙な表情で語った。タイトルの「罪と音楽」も脱稿した8月6日に自ら付けたという。
 成功と失敗を経験し、再起を図る小室。「死にものぐるいで頑張って後輩たちに反面教師の意味も含め道しるべになれたら」という。それだけに酒井被告の覚せい剤事件にもひそかに心を痛めていたようだ。
 小室は酒井被告について、自身の事件との性格の違いを挙げながらも「芸能人というくくりでだけは共通項。カメラやマイクを向けられたいから、注目されたいから芸能人になったのだから、責任がある。カメラがある、ないにかかわらず、公でも私でも責任がある」とコメントした。
 最近の小室は新しい音楽制作に没頭。現在は約20曲を歌詞まで仕上げ、40曲のメロディーを作ったという。今後は妻のKEIKOらと組むglobeも本格的に再始動するとみられ、会見では「チャンスはどこにでも転がっているものではない。人に頂くものだと、これほど身に染みて感じたことはなかった」と周囲への感謝を口にした。
 発売された著書は税込み1365円で発売され、初版は5万部。仮に10%の印税契約なら初版分だけでも650万円を小室は受け取ることになり、借金返済への第一歩をこれで踏み出す。
http://www.daily.co.jp/gossip/article/2009/09/24/0002379406.shtml

 小室の言葉はブラックジョークでしかない。
 酒井と同じ保護観察囚のくせによういうわと思うと私は唖然としている。これでは笑福亭鶴瓶に説教してもらえと言いたい。5億円を騙し取り、散々ペコペコして罰を軽減した己がこのような事をほざくとは、私が軽蔑し、ボイコットしている北野武と同じ世界の男、言ってしまえば下の下であるとこき下ろすしかない。酒井や押尾学が芸能界追放となっているのに5億円騙し取った小室が音楽業界から追放されないのがおかしい。振り込め詐欺の被害者には釈然としない話である。酒井に説教する道理はどう考えても全くない。
 この前の反撃コメントで取り上げた人物、谷川利内(さこがわ りだい)氏(73歳)は東邦生命の独裁者だった太田清蔵の負の遺産に苦しみながら東邦生命の清算を終えた後は謹慎していたそうだが、去年1月19日に茨城・取手革新懇の代表として、ルールある経済の実現に奔走している。谷川氏は太田に押し付けられた負の遺産の責任を背負う必要がなかったのに背負った。
 その潔さと比べても小室の傲慢さは一際目立つ。お前、いい加減にしやがれと小室の耳元で怒鳴り付けたいほど私は憤る。欠陥自動車を販売した販売店はリコールの場合店頭で謝罪し、修理対応にうごかなければならない。それと同じ意味が歌にもある。
 歌というのは次の世代に伝えられる遺産という側面がある。罪を償わない欠陥プロデューサーはある意味、欠陥商品ともいえなくはないわけで、それを使う事はそれなりのリスクと責任を負う。それゆえにプロの歌い手はその責任を自覚し、罪を犯せば償わせるよう守らねばならない責務を担う。谷川氏の潔さから、浜崎らは学び、歌う事の意味を考え直すべきである。ただ、井上静氏が指摘したように小室の今後を連帯責任で抱える覚悟があるなら、その覚悟は尊重する。それでも、私の小室への怒りは決して収まらない。そういう人間もいるのだと言うことを自覚願いたい。

 最後に、小室へ。
 せめて人間としてのモラルがあるなら、最低限のけじめをつけてからデカいことを言いなさい。それが出来ないあんたには引退を勧告しただけだ。あんたの発言とやらも曲とやらも私には眼中にはない。



Get lost,Tetsuya Komuro!(小野哲)
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2010-04-15 19:03:16
 以前、私は詐欺事件を起こし、罪を認め執行猶予付きの有罪(実質的無罪)になった小室哲哉に「潔く音楽業界から引退しろ」と最終通告を行った。
 だが、日刊スポーツの記事を見てほしい。私は呆れてしまった。


小室哲哉が作曲活動再開、AAA新曲制作
 音楽プロデューサー小室哲哉(51)が作曲活動を再開した。5月5日発売の、男女7人組ユニットAAA(トリプルエー)の新シングルの2曲「逢いたい理由」と「Dream After Dream~夢から醒めた夢~」を制作。小室は「作曲家として世の中に楽曲を送り出すことができるのがとてもうれしく、ただそれにつきます」とコメントした。
 昨年5月、著作権譲渡をめぐる5億円の詐欺事件で懲役3年、執行猶予5年の判決を受けた。同8月に楽曲制作を再開させ、約60曲のデモを制作。その過程で魅力を感じたAAAに、楽曲提供することを決心。都内のスタジオで、楽曲の完成する瞬間に立ち会った小室は、その夜にも再び新たな曲の制作に取り掛かるほど、興奮していたという。 [2010年4月8日6時8分] 
(C)日刊スポーツ

 はっきり言おう。
 AAAよ、おまえ達には失望した。あのジャニーズ事務所では覚醒剤を使ったり暴行事件を起こせば解雇だ。おまえ達の受けた道徳教育はいったい何なのか。ふざけるなと言いたくなる。ジャニーズ事務所はダウンタウンに対して下している制裁に倣って彼らとの競演をボイコットするようお勧めする。これでは稲垣吾郎や草なぎ剛、赤坂晃に示しがつかない。
 さらに「逢いたい理由」と称する曲もどきはなんと、あの日本テレビが「二匹目のどじょう」なる番組のエンディングテーマに用いているというのだ。モラルよりも金儲けが優先されるのだから、私は口をあんぐりだ。この行為はいわば小室の免罪符になったに等しい行為である。いわば、小室のやらかした「振り込め詐欺」を日本テレビが公認したに等しい愚挙だ。
 フィギュアスケートの織田信成選手が飲酒運転で書類送検されたとき、日本フィギュアスケート連盟は織田選手の強化指定選手を取り消した。そして1年間の謹慎とボランティア活動をするよう命じた。織田選手は潔く罪を認め処分を受け入れた。
 そして、2009年のグランプリシリーズで2位になった。今回、織田選手は「できちゃった婚」で父親になるようだが、もし日本テレビが小室にやらかしたような呆れた免罪符があれば冷たい視線にさらされていただろう。罪を償った織田選手に比べても小室は数段劣る、いや比較すること自体がバカバカしい。せいぜい亀田三馬鹿兄弟のどらおやじの史郎か国母某と同じレベルである。
 今の人達にそもそも小室の音楽は受け入れられるか。残念だが私は否定的である。アンジェラ・アキや倉木麻衣など、地道な活動で地道にファンを獲得しているアーチストの音楽と比べても数段劣る。そもそも小室はあくまでも保護観察囚であり、最低限5年は謹慎すべきなのは明白。そんな犯罪者に最低限の罪償いをさせるべきをしなかった日本テレビ、エイベックス、AAAも小室の犯罪の共犯者になってしまったに等しい。AAAのメンバーも5年謹慎するつもりかと聞いてみたい(皮肉なのは言うまでもないが)。エイベックスと日本テレビは小室の債務を小室に代わって返済して小室には債務は請求しないつもりなら、それはあまりにもなめているとしか言いようがない。
 そもそも、贅沢の末の債務なのだから、自己破産すれば解決するのは明白だ。XジャパンのToshiはカルト団体の広告塔になってしまい罪を認めて自己破産した。小室はToshiに倣って自己破産すれば、問題は解決できたのだ。それがイヤだから「振り込め詐欺」をしでかしたのだ。彼らが罪の自覚を感じず、何事もなかったかのように厚かましい顔で出てくるなら、私は小室にこう言うしかない。
 Get lost(とっとと失せろ)、小室哲哉!


ハッキリ言わなければならない(小野哲)
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2010-07-30 11:39:40
 振り込め詐欺の小室哲哉が復帰した事に対し、批判がない事はおかしい。
 私は「崖っぷちのエリー」(主題歌が小室が作ったAAAの「負けない心」)の放映元であるテレビ朝日、朝日放送に曲を採用した事に対して抗議を行い、改善を求めたが今だに誠実な回答が返ってこない。
 これでマスメディアが植草一秀氏の指摘通り、マスゴミであると分かったではないか。売れるなら殺人だっていいと自白したに等しく、他の業界では批判の嵐だ。私はジェーソンを思い出す。
 ジェーソンは千葉県を中心にディスカウントストアを展開し、大証ヘラクレスに上場しているが、この前地元のジェーソンで買い物をした際にすさまじい買い物客の列ができた。それに対して従業員の対応の鈍さにア然とし、本部にクレームメールを送って改善を求めたら2日で謝罪と対応策の書かれた返答が返って来た。これが常識である。ハッキリおかしいと伝えれば、きちんと改善するきっかけができる。
 テレビ朝日と朝日放送は残念だが、間違いを正す意識がない。だから、私は「所詮この程度の放送局か」としか思わない。言うならば、免罪符を買った強盗が「俺は免罪符を買ったから罪を犯していいのだ」と言って強盗を繰り返すに等しい。この場合、免罪符を売った人間にも罪がある。小室に免罪符を与えた今回の曲の採用は、振り込め詐欺の犯罪者集団にとんでもないめぐみを与えた。
 またもう一つ予告するが、日本テレビにも近々、24時間テレビに関する納得できない事があるのでメールで問い合わせを行う。街を裸で歩くような輩にハッキリ言わなければ、おかしい事は分からない。もっとも、裸を「時代の最先端のファッション」と言うようなら、それは重症だから私はいうまいが。

大いなる失望感(小野哲)
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2010-08-11 06:49:18
asahi.com
日刊スポーツ芸能ニュース

聖子超えだ!あゆが9月2週連続新曲発売
2010年8月9日

 歌手浜崎あゆみ(31)が9月に2週連続で新曲を発売することが8日、分かった。22日発売の49作目「crossroad」は、小室哲哉(51)の作曲で、29日には50作目の「L」をリリースする。
 悲願の大記録に向けて、あゆが大きな仕掛けを敢行する。今回の2作が、オリコン週間ランキングで連続1位を記録すると、首位連続獲得数が25作に伸び、松田聖子(48)の持つ女性アーティスト歴代最高の24作連続1位記録を、22年ぶりに更新する。関係者は「邦楽の歴史の金字塔に迫っていたので、一気に更新しようと2週連続リリースが決定した。その企画の中で、浜崎から『小室さんに、ぜひお願いしよう』と提案があり、4月に楽曲提供を打診しました」と明かした。
 小室が得意とするミディアムテンポのバラードを、7月にレコーディングした浜崎は「単独で小室さんの曲を歌うのは初めて。TRFさんやglobeさんら諸先輩方の、小室さんの曲を聴いて育ってきたので、すごくしっくりと気持ちよく歌わせていただきました。ほかのどの方とも違う、自分なりの解釈で表現できて、すごく満足のいく仕上がりです」とコメントした。小室も「浜崎さんにとっても僕にとっても、この曲が新たな代表作となれば」と願っている。
 できるだけ多くの人に聴いてもらいたいという浜崎は、出演中の野外ライブツアー、a-nationの14日名古屋公演から、新曲を披露する予定だ。

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 浜崎の今回の行為は残念だが、詐欺師に免罪符を与えたに等しく、私は小室の詐欺の共犯と見なす。
 これは、AAA、北乃きぃ、森進一、超新星、SMAPにも言える。執行猶予中の小室にプロデュースを1曲でも頼むということは、すなわち小室の音楽を認めたことだ。曲まで使って金銭を騙し取った小室は音楽を冒涜した。そういう人間にプロデュースを頼むことは、すなわち音楽を侮辱するに等しい。まだしも、小室の弟子である浅倉大介氏に頼むなら理解できる。だが、曲まで作りあげて金銭を騙し取って目先の贅沢を維持しようとした小室を許すわけにはいかない。小室の犯罪で多くの関係者が迷惑を被った。その彼らの許しを全て得てから復帰するなら話はわかるが、全然していない。浜崎は今までのファンに対して大いなる失望感を与えた。歌を歌う意味を彼女は深く考えるべきである。
 プロの歌手の持ち歌は、いわばその歌手の暖簾である。その暖簾に詐欺師の作品を入れることは、とんでもない失敗をもたらす。エイベックスにも言っておきたい。押尾学には懲戒解雇なのは分かる、だが小室にはなぜ甘い態度を取るのか。大物の小室こそ厳しく断罪されるべきである。すなわち、音楽業界への復帰は執行猶予が明けてからにすべきだったのに、甘い姿勢をとった。これで、取り返しのつかない悪い前例をエイベックスは作ってしまった。もし、覚せい剤服用のアーチストがエイベックスで再デビューしたいといいだしたらどうやって断るつもりなのか。
 小室が復帰しようが、はっきり言おう。彼の時代は再来しない、なぜなら多種多様の価値観があって、坂本冬美さんの『また君に恋してる』というフォークソングに等しい演歌がはやったことは誰にも説明ができない。価値観への共感はあくまでも一人一人の心から掴むものであって、市場調査だの目新しいコンピュータサウンドでは生み出されない。
 私は小室の曲を使ったテレビ朝日及び朝日放送に抗議し、改善を求めたが彼等は対応していない。なので、ボイコットをお勧めする。ただし、浜崎らへの個人攻撃は私は反対する。

誤解なきよう説明させていただきます(小野哲)
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2011-01-04 08:17:47
 以前、小室哲哉を批判した際に浜崎あゆみの軽率な支援行為を批判しました。
 そこにやや誤解を与えたような意見があったため、我が盟友から説明を求められ、説明とさせていただきます。私は小室が音楽を悪用し、詐欺に用いた事に強い怒りを覚えます。音楽は文字通り、音を楽しむものなのに、音を苦しいものにしたのです。これは音楽にたいする冒涜だといわざるをえません。
 ただ小室がだめなら浜崎もダメだというのは、ちょっと疑問があります。あくまでも小室の作った曲ならボイコットすればいいまでの事なのであって、浜崎あゆみという一人のアーティストを否定するのはいただけないでしょう。現に、浜崎の曲で励まされた人もいるのです。それは私も認識しています。
 しかし、音を冒涜した者は一定の期間、謹慎・音楽活動を自粛すべきです。アーティストとして、それなりのみえざる特権があるわけです(ただ度の過ぎるわがままや悪事は許されないのですが)。その特権を持つ以上、同時に甘やかす者には容赦なく厳しい結果が来るのです。小室は甘やかされて、結果売れなくなっただけではないのでしょうか。
 それで悪事に走ったわけですから、私の言う制裁は最低限のけじめです。麻薬を使ったアーティストで活動自粛している人もいるのです。それぐらいはしかるべきではないでしょうか。私は小室には苦しい時は自己破産するなど他にも方法はあったのだと言いたいのです。あのジャンボ尾崎も民事再生手続きをしているほどじゃないですか。倖田來未ですらも羊水イコール腐った水失言で活動を一時期自粛していたわけです。小室はそんな倖田にも笑われるのがオチではないでしょうか。

 とりとめのないような言い方になったと思いますが、ハッキリ言いましょう。
 執行猶予というのは、法律で言ってしまうと、保護観察処分期間(これは人道上、許されない暴挙には事実上の終身刑で処すべきでしょう)でもあります。ですから、決して甘くはないのです。井上静氏の指摘によりますと生活基盤なども加え、判断されるものです。
 ですが、道徳上の観点から言わせていただきますと、小室は謹慎すべきでした。それをしないのなら、音楽を冒涜したわけですから、音楽活動からきっぱり身を引くべきです。そうした意見に耳を傾けないなら、私は法令遵守の立場から小室の保護観察処分期間の音楽活動を支持しない、すなわちボイコットするしかないと断言します。
 ボイコットは市民の平和的な活動であり、無血革命よりも素晴らしい手段であり、私は抗議メール、ボイコットしか用いません。真のアクティウ゛ィスト(行動主義者)は海の狂犬どもよりは平和的な手段で、間違いを正すものなのです。例え主張にはそれならの理があっても、暴力的な手段では話になりません。北風と太陽をを思い出すべきです。


Neutralizer加筆:去年、同じコラムに『意味不明』と言い放ち、小室を『国の宝』と言い切った者がいた。
あの時は削除して放っておいたがこの場を借りて言わせてもらう。
そっちにとって我々の言っていることがわからないなら大いに結構、しかし小室を『国の宝』と言うのなら小室は自分自身でその『宝』に傷をつけ、価値を下げたのだ。その傷に目を背け、音楽活動をしている今の彼はもう『国の宝』ではない。ファンにとっての『宝』だけであるだけだ。それでも『国の宝』と言うなら勝手に言ってなさい。

 これが、小室への現実である。
 彼は未だに罪から逃げている。執行猶予ということはこの一連の批判で指摘したように保護観察囚であることを意味する。無論、騙された投資家にも問題はある。きちんと弁護士をつけて相談していれば騙されたことはない。
 それはともかくとして、小室は自業自得を体現した。華原朋美に見捨てられ、ソニーにも見捨てられ、闇社会と一体になっているエイベックスとしか手を結べないことはまさしく自業自得である。これも、小室の選んだ人生なのだから、私は介入するつもりはないのだが…。

2011-12-29 19:02