2013年10月5日土曜日

うそつきチーターに成り下がった 辻元清美

 今回批判の槍玉に挙げるのは辻元清美である。

結局はハエ女だったのか(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-10-02 18:25:29


http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010092901000417.html
47NEWS > 共同ニュース
 ニュース詳細 辻元氏「首相に活入れに来た」 民主会派入りで官邸訪問

  社民党を離党して無所属となり衆院会派の「民主党・無所属クラブ」入りした辻元清美元国土交通副大臣は29日昼、菅直人首相を官邸に訪ね、「首相をテレビ で見ていると元気がない。本来の菅直人に戻らなあかんで」と激励した。面会後、記者団に「首相に活を入れに来た」と述べた。
 首相は、辻元氏が衆院国土交通委員会の与党側筆頭理事に内定したことを踏まえ「高齢者住宅問題に取り組みたい。国会の方でもサポートしてほしい」と応じたという。
【共同通信】
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 ハエ男という森高千里さんの曲がある。
 『甘い汁 すぐズルズル飛びつく  隙を見て すぐズルズルズルズル』というフレーズがあるが、辻元はそんなハエ女だったと言われかねない失態を犯した。
 例えば、社民党を共産党に吸収合併させて、民主党と対等の立場で選挙協力すれば、まだしもすくいようがあったが、結局は権力の味を知ってしまった結果、信念をなげすてたのかと言われてもしかたがない。井上静氏は擁護するだろうが、辻元はこの決断に対して説明責任がある。
 また、植草一秀氏、村野野玲奈氏、佐高信氏には辻元のことについていままでなあまあに済ませようとしてきた。これも問題がある。3人は是非とも、この事を真っ向から論じていただきたい。恐縮ではあるが、是非ともお願いしたい。
 このままでは佐高氏がかつて批判した海江田万里のようになってしまうのは明らかだろう。それではいくら何でも悲しい。事実からシンプルに見据え、非情に相手に事実と法律、道徳で論じることしか、私にはできない。そうした思想から言えば、明らかに辻元はおかしい。

 その後、辻元は民主党に正式に入党した。

辻元氏が民主党入り表明 「責任ある立場で仕事を」

 社民党を離党した衆院議員の辻元清美前首相補佐官(51)は10日、大阪府高槻市で記者会見し「与党(の一員)として責任ある立場で仕事をしたい」と述べ、民主党に入党届を出したことを明らかにした。
 菅内閣で災害ボランティア担当の首相補佐官を務めた経験から「民主党に入って政権を支え、日本再生のために働きたいと思うようになった」と経緯を説明した。
 社民党の福島瑞穂党首が「理念より権力に近寄る方を選択した」と批判したことについては「自分の理念を具体的に実現するために決断した」と反論した。

2011/09/10 16:41 【共同通信】

 だが、この言い逃れは論が通じない。
 権力に擦り寄った結果堕落した輩は歴史上多くいる。ヒトラーだってそうだ、社会主義に近い政策を掲げていたものの、政権に就いたら国家主義そのものだった。
 私は辻元の離党時点でこのように批判した。

政界版チーター(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-07-29 11:37:50
 「私は嘘つきチーターではありません」

 ロンドンブーツ1号2号というお笑いタレントが司会をしていたTBS系「ザ・チーター」から今回のタイトルにする。このクイズは解答者の中に正解が予め伝えられていて、上記の言葉をもって誓いの言葉に、嘘つきチーターは誰かを当てるものである。
 あの小倉優子がチーターになってしまい、号泣したほど精神的にかなりきつい番組で、今は放映されていないのだが、まだこの番組のほうが、日本の無責任政界と比較するとマシではないか。


社民 辻元清美 なぜ今ごろ離党なのか
【政治・経済】
2010年7月27日 掲載
党首に祭り上げられるのを嫌った?
 社民党の辻元清美(衆議院・小選挙区大阪10区)が26日、離党の意向を重野安正幹事長に伝えた。
 午後6時半から4時間にわたった会談は物別れに終わったようだが、辻元は27日午後、大阪で会見。正式に離党を表明するとみられる。
「辻元は民主党に行きたくて仕方がない。今年5月、社民党の連立離脱に伴って国交副大臣を辞任した際も、『さみしい』『つらい』と泣き言ばかりで、今にも離党しそうなムードでした」(永田町事情通)
 いったん思いとどまった「離党」が再び現実になった裏には、社民党の参院選敗北と福島瑞穂代表の責任問題がある。
「党 内には連立離脱を主張した福島代表の責任を問う声がくすぶっています。衆院を中心に与党に未練タラタラの議員が多く、又市征治副党首は執行部の刷新を要 求。先週末、記者団に『8月末の全国代表者会議でやらなければならない』と語った。又市は新党首に辻元を担ぐつもりでした。しかし、党首に祭り上げられて しまったら、離党なんて金輪際できなくなる。慌てた辻元が、先週金曜日に重野幹事長に面会を申し込んだのです」(社民党関係者)
 今、このタイミングを逃したら、社民党に骨をうずめるしかなくなる。そんな焦りが、季節外れの離党騒ぎの発端なのだ。
「辻 元は、重野幹事長との会談でも 連立離脱すべきじゃなかった という話ばかりしていたそうです。社民党としては、知名度の高い辻元が抜けるのは痛い。27日の幹部会で対応を協議する意向ですが、いきなり離党を切り出 された重野幹事長は『そんな話、聞けるか。社民党公認で戦ったんだから、離党なんて絶対に認めない』と強気でした。ただ、社民党の女性議員は言い出したら 聞かないタイプが多いから、翻意させるのは難しいでしょう」(社民党関係者=前出)
 社民党から、辻元に続く離党組がどれだけ出てくるのか。焦点はそこに移っている。
http://gendai.net/articles/view/syakai/125445

 ハッキリ言わせてもらう。
 辻元は思い切り甘えている。政策実現と理念はどうバランスを保てばいいのか、考えたことがない。J-CASTニュースでは2ちゃんねるやブログでは「これが大臣病というやつか」「権力の味が忘れられなくなったか」との指摘が相次いだという。
  社民党が危ないからこそ、敢えて党首になって変えていくのも一つの選択肢である。政策提案・実現のためにはシンクタンクが必要だったのに社民党にはそれも ないんだからア然、辻元はこの事も含めてそれも考えられないとは考えられない。共産党や民主党にはシンクタンク機能がちゃんとある。
 こうなった 以上、昨日のコラムで簡単に触れたが、社民党に残された選択肢は日本共産党へ支援を求め、その上で吸収合併でしかない。親密な関係にある部落解放同盟では 手も足も出せない。この選択肢は社民党、特に昔の日本社会党の流れを組む面々には屈辱的であろうが、私はこれしかないと考える。無能の福島と比べても共産 党には落選した議員でも小池晃氏のような実力派の論客がいるのだ。小池氏に社民党顧問に就任してもらい、洗いざらい社民党のダラ幹を刷新すべきではない か。そこから吸収合併するしかない。
 この次に共産党には沖縄社会大衆党、新社会党と対等の精神で合併すべきである。そうすれば、社民主義をベースにした共存・共栄の根拠としての護憲・平和主義は生きてくる。そこから民主党・国民新党に対してキャスティングボートを握れば、ネオコン連中は手足も出ない。
  辻元はヒトラー小泉の不当冤罪攻撃の後、社民党が支援したからそこそこ立ち直ったではないか。そういう意味では辻元にはがっかりした。皮肉な事に、辻元を 持ち上げて来たのがあの佐高信氏なのだが、佐高氏は今回の騒動をどう考えているのだろうか。もし、川田龍平とおなじように口をつぐむなら、それはもはや、 佐高氏に対して呆れるしかないだろう。


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コメント
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1 ■論評の仕方に問題あり
 「社民党関係者」「事情通」など、根拠の不明確な情報源は頼ってはいけません。
 仮に同党関係者としても、それなら離党により困ってしまった立場であるわけだから、辻元に悪意ある発言をすることがあるし、少なくとも公正にはなれません。
 また2chは匿名で勝手なことを書く場だし、J-CASTが常に自民党側に偏向して、事実をねじ曲げた報道をくりかえすことで、植草誹謗や橋下擁護していることは有名ですから話になりません。
 辻元復活当選のさい、福島党首は一切応援しないと明言し、どうしても立候補したければ勝手にやれと言い放ち、ところが当選した途端に利用し始めたことも有名なはずで、社民党に恩義があるかのように言うのも、前提となる事実に反しています。
inoue 2010-07-29 14:01:32

2 ■小野さん、お疲れ様です。
いつもどうも。
佐高さんとすればこれまで支持を続けた福島氏を取るか、辻元氏擁護に回るか、思案のしどころであると思います。
来週のサンデー毎日で何も言わなければそのまま沈黙を守るのではないでしょうか。
社民党応援演説で「連立離脱」を賞賛した佐高さんですが、今、力を入れている国労組合員再就職問題に突破口をつけるのに尽力した辻元さんをただ「権力亡者」と非難することも難しいのではないかと思います。
どうなることでしょうか。
ichigeki 2010-07-31 01:25:06

 確かに、福島は辻元に不誠実な対応をした。
 しかし、社民党の暖簾を掲げた以上、政策を放棄でもしない限り社民党に尽くすのは当然ではないのか。社民党の党首選挙に立候補して福島の次の党首になる選択肢だってあるのではないか。私はその疑問から辻元を批判したが、今の辻元は権力亡者そのものに成り下がった。
 これでは、新党きづなのメンバーも呆れるであろう。

 2012-02-07 00:09