2013年10月24日木曜日

傲慢であほな男 守安功

 DeNA社長の守安を今回断罪するべきと判断したのには3つの罪がある。


DeNA社長と波留コーチ大げんか(日刊スポーツ)

 5年続く最下位からの脱出を狙うセリーグ横浜が、あきれた内紛に揺れ動いていることが8日、明らかになった。4日のヤクルト戦(横浜)前、ささいなことから池田純球団社長(37)と波留敏夫打撃コーチ(43)が激しく口論し、選手やコーチにも知れ渡る事態となった。球団はこの日、横浜市内の球団事務所に1軍コーチを個々に呼び事情説明をするなど事態の収拾に努めた。中畑清監督(59)の下、初のクライマックス・シリーズ(CS)出場を狙うチームの士気に水を差す事態となっている。
 9連戦を前にした8日、1軍コーチ陣が次々と球団事務所を訪れた。球団フロントと個人面接を行うためだった。フロント側は池田社長、高田GM、浅利GM補佐、野田チーム統括部長の4人が出席。池田社長と波留コーチのトラブルが報告された後、球団がそれぞれのコーチに求める役割、姿勢などを再確認した。
 トラブルは4日のヤクルト戦前に起きた。当事者は原因などを話していないが、事態を伝え聞いた球団関係者によれば、池田社長が「今日の試合はどうでしょうか」などと波留コーチに問い掛けたところ、同コーチは「相手があることですから」といった返答をした。これを気のない返答と受け取った池田社長が感情的になり「勝つ気はあるのか」と語気を荒らげたという。これに対し、波留コーチも「勝つためにやっている」などと激高し、口論に発展した。激しく罵倒し合う声は、ベンチ裏に響き渡り、多くの選手やコーチの耳にも届いていた。
 トラブルはこれで終わらなかった。池田社長は試合後にも、波留コーチの元へ行き発言の責任を追及。再び口論になったという。波留コーチが辞任を口にすると、池田社長も辞表を提出するよう求めるなどエスカレートしていった。この日の試合は須田のプロ初完封で勝利を収めていたが、このやりとりを耳にしていたコーチの1人は「勝った気になれなかった」と落胆していた。選手の中からも「団結して戦うべき時なのに…」などという声が出ている。
 チームは現在、借金13の5位と苦しんでいるものの、3位中日とはわずか1ゲーム差。早々に最下位に定着していた例年とは違い、球団初のCS出場への希望は大きい。2年契約2年目の中畑監督も、勝利への執念を燃やしている。そんな中で球団トップが絡んでのトラブルに対し、球団内部では批判の声も強い。この日のコーチ面談は、事態収拾に努めたものとみられる。波留コーチが辞任するには至らなかったものの、球団批判として罰金のペナルティーを科すことになりそうだ。
 池田社長はこの日、各コーチとの面談を終えた後で取材に応じ、波留コーチとのトラブルを否定した。多くの選手、コーチが口論を耳にしていることを問うと「普段から意見交換はある。何を指すのか。口論なんてなかった」などと答えた。
 相次いで親会社が変わり、長く下位に低迷する球団は、決して強い組織、チームとはいえない。ちょっとしたきっかけで、内部から崩壊していく恐れもある。新しい歴史をつくろうと戦っている時に起きた、あまりに、あまりにもお粗末な騒動といえる。【佐竹実】

 ◆池田純(いけだ・じゅん)1976年(昭51)1月23日生まれ、北海道出身。横浜市のいずみ野小学校に3年時に転入。いずみ野中、鎌倉高と進み、大洋、横浜ファンとして育った。早大から住友商事に入社。広告代理店の博報堂などを経て07年1月にDeNA入社。11年末に球界参入プロジェクトが進む中、社長就任を志願し、球団の「初代」社長に就任。今年が同職2年目。

 ◆波留敏夫(はる・としお)1970年(昭45)5月25日、京都府生まれ。大谷から熊谷組を経て93年ドラフト2位で横浜入団。内野手から外野手にコンバートされ、プロ2年目の95年に打率3割1分をマーク。98年には「マシンガン打線」の2番打者として活躍し、チーム日本一に貢献した。01年のシーズン途中にトレードで中日へ移籍。03年にはロッテへ移籍し、翌04年に現役引退。通算成績は913試合出場で打率2割7分8厘、44本塁打、266打点。06年に横浜1軍外野守備走塁コーチで指導者スタートし、1、2軍で打撃コーチも務めた。

 [2013年7月9日10時5分 紙面から]




 こんな池田を社長にした段階で守安は大きな失態を犯した。
 そもそも、横浜ベイスターズを多くの横浜市民の反対を押し切り買収して、球団名に企業名を押し付けた段階でDeNAの広告狙いだというのはばれている。最下位の責任を高木豊チーフ兼打撃コーチ(54)、波留コーチ、友利結投手コーチ(46)に押し付けていいのか。フロントの責任が大きいのは言うまでもない。波留コーチには罰金100万円で池田にはおとがめなしというのはフロントがいかに無責任かを物語っている。
 いや、そもそも基幹産業であるネットゲームの罪も取り上げたい。 これについては二人鋭い意見があるので是非参考にしてほしい。

「ネット業界の将来のためにならない」--グリー田中社長、DeNAを猛然と批判

TechCrunch Japan主催のイベント「TechChrunch Tokyo 2011」で、グリー代表取締役社長の田中良和氏がディー・エヌ・エー(DeNA)を真っ向から批判した。
グリーが運営する「GREE」とDeNAが運営する「Mobage」は激しい競争を繰り広げている。2011年6月には、DeNAがゲーム開発会社に、GREEにゲームを提供しないよう圧力をかけたとして、公正取引委員会から排除措置命令を受けた。そして11月、グリーはKDDIと共同でDeNAを提訴。合計10億円超の賠償金を請求している。
TechChrunch Tokyo 2011で基調講演を行った田中氏は、この問題に話が及ぶと、「こんな違法行為が横行している産業はない」と切り出した。さらに「僕はインターネット業界で夢のある仕事をしている。インターネットは世の中を変える仕事だと思ってやっている。そこには誇りがある。僕の愛するインターネット業界が10年後に違法行為のある業界になることを一番危惧している」と述べ、インターネット業界全体への危機感からDeNAを提訴したのだと説明した。
「いま(DeNAの)違法行為を見過ごしたら、ネット業界の将来のためにならない。グリーはネットを通して世の中を変えるというスローガンを持っている。日本にいい影響を与えると思って、自信を持って、この件に関与している」
途中、司会を務めたTechCrunch Japan編集長の西田隆一氏が、「DeNAはまだ違法行為をしたと決まったわけではない」となだめたが、グリーの田中社長は「公正取引委員会の認定を得ているから、明らかな違法行為だ」と一蹴した。


2011年12月09日 日刊ゲンダイ
やくみつる 「ゲームは世の中の役に立たない。子供に勉強をさせまいとするDeNAが許せない」

――横浜ベイスターズへの決別宣言の理由を教えてもらえますか?
「もちろん(DeNAが提供するゲームにある)課金システムが反対理由のひとつですが、(DeNAが作っているのは携帯)ゲームですよ。そういった世の中の役に立たない商品で稼いだ金を、野球につぎ込んでもらわなくて結構というのが理由です。今は小学生から大学生まで、若者がこぞって携帯ゲームに(時間を)費やす。そういうシステムを考えたのは南場さん(DeNA取締役)や春田真会長ら一流の大学を出たインテリたち。そんな方がアホな子(子供たち)を利用して勉強をさせまい、させまいとしている。それが許せない。(今の子供は)一日中ゲームに費やしているでしょう? ゲームの課金システムといい、お金も時間も無駄にしている」

――やくさんも子供の頃ゲームをしていたのですか?
「テレビゲームとかではなく、サイコロとかはやってました。僕自身、子供の頃にもっと勉強して、時間を有効に活用すればよかったと思って、人生の終盤に差しかかっていますから。野球ファンの子供たちまでもが、またゲームに影響されるのではないかと心配です。球団を持つ会社として、商品の健全さにも欠ける? ええ、はい」

――決別宣言をした意図は?
「今回、井筒監督や楽天が反対していましたが、世の中のお母さんから反対の声が上がっていない。なぜなのか。もっと世の中を刺激できなかったのが本当に悔しい。まあ今のお母さんはきっと子供と一緒にゲームをしていて、疑問にも何にも感じないのでしょうがね」

ソース 本日のゲンダイ 

 この田中ややくの厳しい批判に守安はぎゃふんとするしかなかった。
 青少年をネット依存症にした結果、ネットで凄まじいまでのヘイトがはびこり、さらには生活保護問題の悪化につながった。関係ないと思ったら大きな間違いだ。ちなみに私はネットゲームはしない。だが適度に楽しむのなら介入はしないというのが姿勢だ。つまり換金のできないパチンコみたいなものだと思っている。
 更に最後の止めとして3つ目の罪だ。ヱスビー食品陸上部を引き受けたのだがそのあこぎさを拒んだ08年北京体育祭長距離代表・竹沢健介選手(26)の移籍がかなわなかったほか、公務員ランナーの川内優輝選手(25)=埼玉県庁=を強奪しようとして拒否された。
 これはDeNAの傲慢な体質への拒否であり当然のことなのだ。傲慢であほな守安は恥を知れ!!