2013年10月6日日曜日

完全犯罪に加担した死神 小川敏夫

 今回、とんでもない犯罪を野田無能内閣はとうとうしでかした。
 まずは東京新聞の記事を引用する。

【社会】

3人の死刑執行 下関15人殺傷 A確定囚ら
   
2012年3月29日 夕刊


 法務省は二十九日午前、山口県下関市のJR下関駅で十五人を死傷させたA死刑囚(40代後半)=広島拘置所=ら三人の死刑を執行し、発表した。執行は千葉景子元法相時の二〇一〇年七月以来、一年八カ月ぶりで、民主党政権下では二度目。昨年は十九年ぶりに執行が一度も行われなかった。今回の執行で、未執行の確定死刑囚は百三十二人になった。 
 ほかに執行されたのは、横浜市で別居中の妻の両親ら三人を殺害したB死刑囚(40代後半)=東京拘置所=と、宮崎県で女性二人を殺害し現金を奪ったC死刑囚(40代前半)=福岡拘置所。
 小川敏夫「法相」は執行後の会見で「国民から死刑の制度が支持されており、法務大臣としての職責を果たすべく考えて執行した」と説明した。
 確定判決によると、A死刑囚は一九九九年九月二十九日、レンタカーで下関駅構内に侵入し通行人をはね、さらに車を降りてホームの乗客らを包丁で襲い、五人を殺害、十人に重軽傷を負わせた。
 B死刑囚は〇二年七月三十一日、離婚協議中だった妻が身を寄せていた横浜市の実家に侵入し、妻の両親ら三人を刺殺。
 C死刑囚は〇一年十一月二十五日、宮崎県西都市の女性宅に侵入。翌日未明、帰宅した女性の胸を包丁で刺し、首を絞め殺害、現金を奪った。同年十二月七日には同県国富町の女性宅に押し入り、女性の首をひもで絞め殺害、現金を奪った。

 なお、死刑囚の個人名については全面的に匿名報道とし、彼らへの冥福を祈ると同時に被害者が本当の意味で死刑以外の方法で一刻も早く癒されることをこの場で表明させていただきます。

 この小川はとんでもない事実誤認をしている。
 以前、私は死刑について完全に効果を失ったと指摘してきた。それも分からず、馬ごときに熱中らしい。だから官僚に操られるのだ。今月の28日の参院法務委員会で、国会の委員会室で携帯電話を使って競馬サイトを見ていたことについて「馬券を買っていたわけではない。女房、子どもの次にかわいい愛馬がどういう(調教)運動をしたのか気になった。趣味の範囲の情報を短い時間で確認した」と言い逃れするこの不見識。馬主をやめるべきだとの指摘にも「私個人の趣味なので特にやめる気はない」と拒否するお粗末さには呆れる以外の何物でもない。
 同じお粗末な世界の人間がもう一人いる。

千葉・東金の5歳園児殺害:上告を棄却 懲役15年確定へ

 千葉県東金市で08年に起きた保育園女児殺害事件で殺人と死体遺棄、未成年者略取罪に問われた無職、A被告(20代前半)に対し、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は27日付で、被告の上告を棄却する決定を出した。懲役15年とした1、2審判決が確定する。
 1、2審判決によると、A被告は08年9月、自宅近くですれ違ったBちゃん(当時5歳)を自室に連れ込み、浴槽に沈めて水死させ、遺体を近くの路上に放置。友達になろうとしたが「帰る」「ばか」などと言われ腹を立て殺害したと認定した。
 A被告に軽度の知的障害があり、弁護側は責任能力と、裁判手続きを理解し自身の権利を守る訴訟能力を争った。上告審でも公平な裁判を受ける権利を定めた憲法に反すると主張したが、小法廷は上告理由に当たらないと退けた。【石川淳一】

 ◇Bちゃん母「懲役15年短い」
 Bちゃんの母成田多恵子さん(41)は「思った通りの結論で、その意味ではほっとした。真に反省しているのか疑わざるを得ない被告の態度を思うと、やはり懲役15年は短い。助けることができず今でも悔しい。一定の区切りはついたが、本当の意味で向き合うのはこれから」などとするコメントを公表した。

毎日新聞 2012年3月29日 東京朝刊

 なお、被告および被害者の固有名詞については匿名報道とさせてもらいますが遺族の法廷での不誠実な態度に怒りを示すべく、今回から法廷で証言し求刑を行ったものについては被害者であっても全面的に個人名詞を公表し、社会的制裁とさせてもらいます。
 自分の行った犯罪を厳しく反省し、本当の再出発が成田にあるよう祈る次第です。

 成田にはっきり言っておきたい。
 精神医学を勉強してからコメントしなさい。知的障がいがある限りそれなりに判決に反映されることは法律上の常識であり、弁護側の主張は正当なものである。それを悲しみと憎悪だけで無期懲役にしろと言う時点でお粗末そのものだと言うしかない。
 私は成田の家族関係まで暴いたり言及するつもりはないが、あまりにもひどいといいたくなる。それよりも数段上の人がいる。脱原発で最近活動している女優の吉本多香美さんがこのような運動に参画されている。

「命を第一に考えて」 がれき受け入れに反対 島を守るネット
政治 · 行政 ·  2012年3月
http://www.yaeyama-nippo.com/2012/03/25/%E5%91%BD%E3%82%92%E7%AC%AC%E4%B8%80%E3%81%AB%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6-%E3%81%8C%E3%82%8C%E3%81%8D%E5%8F%97%E3%81%91%E5%85%A5%E3%82%8C%E3%81%AB%E5%8F%8D%E5%AF%BE-%E5%B3%B6%E3%82%92%E5%AE%88%E3%82%8B%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88/

 東日本大震災被災地のがれきが住民に健康被害を及ぼす可能性があるとして、がれき受け入れに反対する避難者や支援者の6団体で組織する「放射能から島を守るネットワーク」が24日夜、石垣市内で発足した。27日には市議会でがれき受け入れ決議が提案されるが、メンバーは「今、島で生きている人たちの命を第一に考えてほしい」と決議しないよう訴えている。
 代表で、ミュージシャンのZAKIさん(49)は「がれきを安全に埋設できる施設はあるのか。非常に重要な問題なのに、市民に説明もせず決議するのはフェアではない」と決議を疑問視。
 東京から2歳の男児と石垣島に避難した女優の吉本多香美さん(40)は「がれきを受け入れることがどれだけ危険か、しっかり分かってから検討する時間の余裕があっていい。私は石垣島以外に逃げる場所がない。助けてほしい」と訴えた。 同ネットワークは、がれき受け入れについて①どう安全性を立証するか②どう市民の合意を得るのか―などを問う公開質問状を市に提出する予定。連絡先のメールアドレスはegaonet@gmail.com

2012.3.20
がれきの受け入れ「ノー」 婦人らが市民団体結成 
Category: 社会・経済

 石垣市(中山義隆「市長」)が東日本大震災のがれき受け入れを検討しているのを受けて、市内の女性団体役員や関東地方からの避難者が中心となった市民団体「島の恵みを分ち合う会」(大島忠枝会長)が19日、発足した。 同日午後、約20人が市内の民家で勉強会を開き、大島会長は「食の安全を守るためにもがれき受け入れはノーだ」と震災がれきの受け入れに反対の考えを表明した。

 震災がれきの受け入れについては、中山「市長」が県紙のアンケートで「放射能汚染がないという前提であれば検討したい」と回答。恩納村議会でも受け入れを決議する中、県や各市町村には反対意見も多数寄せられている。
 この日の勉強会では放射性セシウムによる人体への影響や内部被爆についての資料が示され、大島会長は「がれきを持ってくることで被災地を応援するのではなく、きれいな島に避難してきた人を守ることが大切だ」と述べ、がれきの受け入れで避難者や市民の不安が大きくなることを強調した。
 昨年4月、関東から避難してきた女優の吉本多香美さん(40)も「がれきを受け入れるとどうなるのか、この会で勉強しながら島の未来を考えていきたい」と話した。昨年12月に避難してきた田尻敦子さん(40)も「関東の母親は情報があれば石垣から安全な食べ物を取り寄せている。安心できる食べ物を生産し続けることも支援につながる」と述べた。

 同会では今後、震災がれき受け入れの反対要請に向け、各種イベントなど署名活動も検討している。問い合わせは同会電子メール(shimanomegumi@gmail.com)。

http://www.y-mainichi.co.jp/news/19656/

 さあ、どっちが賢いかこれではっきりしたではないか。
 成田および小川と吉本さんでは数段吉本さんのほうが賢い。感情で人を罰してはいけないと言う当然の理を無視する前者が吉本さんに打ち負かされるのは明らかだろう。だが、完全犯罪に加担した小川や成田、本村洋やウィリアム・ホーカーのような愚か者は一生分からないのだろう。哀れな奴と言い放つしかない。

 なお、これを口実にして私への誹謗中傷をする愚か者たちに言う。
 私は国際法に則り批判しているのであり、国内法という狭い世界で喚こうがどうだろうが意味はない。理詰めでここにメールフォームから書き込むがいい。ただし、アホな誹謗中傷については受け付けないとだけ明言する。
 すでにこの種の論については前述しているのでそれを踏まえてから意見を述べるがいい。

2012-03-29 19:27