2013年10月22日火曜日

地方百貨店を考える 大分・トキハの場合




1935年5月 - 大分市竹町商店街「八千代会」が百貨店建設を計画し、大分駅前の電車通り竹町電停前(現在の本店所在地)に土地を買収。
1935年8月 - 店名を「トキハデパート」に決定。他に店名候補には、八千代デパート、日の出デパート、ときはデパートなどがあった。
1935年10月 - 会社設立、佐伯建設により店舗着工。
1936年3月 - 店舗落成。
1936年4月 - トキハ(現・本店)開店。
1936年12月 - 玉屋百貨店と資本提携。
1937年4月 - 増築工事完成。
1937年9月 - 玉屋に「大分玉屋」への改称を求められ、資本提携解消。
1937年10月 - 熊本市の古荘本店が資本参加。
1943年3月 - 大分市の一丸デパートとの合併を発表。新店名は「ヤマトデパート」。
1943年9月 - 一丸の意向で合併が白紙撤回され、一丸デパート廃業。商品と従業員は全てトキハへ移る。
1945年3月 - 1階 - 2階に大分郵便局、大分電報局が間借する。
1945年7月 - 大分空襲により5階部分を焼失、3階 - 4階で営業継続。
1949年3月 - 戦災から完全復興、本店全館で営業再開。
1952年3月 - 別府市に別府店建設を申し入れするも、別府市商店街の反対で中止に。
1954年5月 - 増築工事完成、大分バスのバスターミナル併設。
1955年3月 - トキハ双葉会が出来る。
1956年11月 - 増築工事完成。
1959年12月 - 増築工事完成、冷房設置開始。
1965年4月 - 本店横に駐車場設置。
1970年2月 - 大規模増築工事完成、店舗面積が2倍に。
1970年2月 - トキハインダストリー設立。
1972年4月 - 本店前を走っていた大分交通別大線廃止。最寄駅が大分交通竹町電停から国鉄大分駅へ。
1972年10月 - 立体駐車場(現・トキハパーキング)完成。
1975年10月 - 大規模増築工事完成、本店本館が現在の姿に。当時としては西日本最大の百貨店となる。
1978年4月 - 臼杵トキハ(後のトキハ臼杵店)開店。
1980年9月 - 再度の別府店建設計画が明るみに出る。
1985年8月 - CI導入、新シンボルマーク発表。ロゴ色「トキハブルー」制定。
1985年10月 - 本店隣にトキハ会館開店。本店本館、10億円を投じて大規模改築。
1988年10月 - トキハ別府店開店。
1995年3月 - 創業60周年を記念しトキハ会館1階部分を改装。agnès b・AfternoonTeaなどが入店
1998年10月 - 別府コスモピア専門店街を買収、トキハ別府店専門店街開店。
2000年12月 - わさだ店開店、トキハわさだタウン開店。日本最大の郊外型百貨店となる。
2003年3月 - トキハ会館2階催し場を改装し「Twinkle City」開店、1階部分も新装。agnès b、AfternoonTea、SAZBY、ageteなどを改装、新たにDKNY、ANAYI、FANCEL HOUSE などが入店。
2004年1月 - トキハ携帯サイト「TOKIWA mobile」開設。
2004年7月 - 楽天市場に出店し、「大分うまいものマーケット」オープン。
2005年10月 - 本店改築、「街の駅トキハ」新設。
2006年2月 - 臼杵店閉店。
2006年2月 - 別府店大規模改築全面完成、シースルーエレベーター新設。
2007年7月 - トキハオンラインショッピングサイト「大分うまいもの.com」オープン。
2007 年7月18日 -臨時株主総会を開き、財務体質の強化のために、20億円の第三者割当増資を行い、うち10億円を資本金に入れ従来の1億円から11億円に増資することを 決定した。別府店の特別損益計上により、2007年2月期の最終損益は17億1,400万円の赤字になっていた。
2009年3月 - 本店1階正面、バスターミナルを改装。
2009年5月 - 業績改善のため、メインバンクである大分銀行の専務を副社長として招聘。
2009年8月 - 別府店改装、6階に「手芸センタートーカイ」跡などを利用したレンタルオフィスが完成しリクルートスタッフィングが入居。それに伴い一部テナント入替と移設実施。
2009年12月 - 別府店改装、専門店街の地階フードコートとダイソーを改装し、Seriaの大型店が開店。
2010年4月 - 別府店改装、移転先を探していた別府商工会議所が、本館7階催し場を改装して入居。催し場は5月より本館4階に移転。
2010年4月 - わさだ店改装、新規15テナントを導入。
2010年5月 - 別府店改装、本館6階と本館5階をレンタルオフィス化。美術ギャラリーと大型家具売場を廃し、6階の売場は専門店棟2階に、5階の売場は各フロアの空床に分散して入居。
2010年8月 - 中国銀聯カードを3店舗ともに順次導入。大分県内の大規模商業施設としては初。