2013年10月10日木曜日

公私混同も甚だしい さくらももこ

 さくらももこについては私は以前このように批判してきた。

 書人両断! 己は棚上げして昔の男の悪口を言う さくらももこ (小野哲)
テーマ:無責任連中書人両断!!
2007-06-24 15:21:39
 さくらが「ちびまる子ちゃん」の作者とは僕はテレビアニメの放映までは知らなかった。
 だが、さくらの傲慢さを知ってこれは放置できないと判断し、僕は批判の鉄槌を加えてきた。
  今回の書人両断第四弾にさくらを選んだのはエッセイ集「もものかんづめ」(集英社)で夫との離婚の過去を明かし、さくらは離婚の原因をすべて夫サイドに擦 り付けていることにある。普段モラハラやパワハラには批判している僕だが、今回は元夫サイドに同情する。こんな破廉恥な女に騙されてしまって貴重な時間を 無駄にしてしまったことに同情する。
 何も僕はさくらがカルト団体「幸福の科学」の信者であることを批判するつもりはない。日本国憲法には信教の 自由があり、さくらはその権利を行使しているにしか過ぎないのだ。東京新聞2007年6月17日 朝刊にてさくらはインタビューに答え、「子供が生きにくい時代といわれます。「ちびまる子ちゃん」は現代をどう感じるでしょう」に対して「私は、現代の子 供たちが昔より生きにくい時代にいるとは思っていません。どの時代でも時代のつらさはあるものですし、また楽しさもあると思うのです。時代に合わせた楽し みがいっぱい経験できる国になるといいですね」としゃあしゃあとほざいている。
 護憲保守主義の僕から言わせるとこれは恐ろしい認識誤認である。 現代社会の「お受験」ブームを見て欲しいし、赤ちゃんポスト、「ディープインパクトの子供になりたい」と悲痛な叫びを残して自害に追いやられたいじめ被害 者の中学生はどうなのか。彼らの人権を欠落させて「ちびまる子」が暴走するのなら、僕は張り手を容赦なく振るう。たとえ小学3年生の女の子でもおかしいも のはおかしいのだ。
 さくらについて腹立たしいのは自分の息子を「さくらめろん」としてメジャーデビューさせたこと。これは作家の裏口入学に等しい真似であり納得できない。親の七光りは通用させない。元夫は呆れて何も言う気持ちにならないのではないか。
  【漫画「ちびまる子ちゃん」】 小学3年生の主人公は作者自身がモデル。「ちびまる子」は愛称。舞台は作者の故郷・清水市(現・静岡市)。1986年、少 女漫画誌「りぼん」で連載開始。単行本は15巻まで発売され、総計3000万部。海外でも翻訳、出版されている。90年にテレビアニメ化され、作者自身が 作詞したテーマ曲「おどるポンポコリン」は日本レコード大賞を受賞。

どこまで腐ったまねをすればいいのか(小野哲)
テーマ:国家、人権
2008-09-06 13:38:50
Date: Sat, 06 Sep 2008 12:27:23 +0900

 拙ブログは真っ向からの論戦には真っ向からお答えする。
 そんな姿勢で対応してきた私は前から「ちびまる子ちゃん」や「サザエさん」が嫌いだった。特にちびまる子ちゃんのさくらももこの棚上げ体質を厳しく批判してきたが、放置ならざる暴挙をしでかしたという話を聞いた。
 月刊more(小学館)の連載でやせている担当者をガイコツ呼ばわりし、散々にバカ扱いした。売れているから従えばいいじゃないかという驕りが招いているのだろう。担当者の見合いをガイコツの見合いとまで言うのだ。これは完全なモラハラではないか。
 それに対して読者からクレームがきて連載打ち切りになったのだが、私はこの女がそもそも子供を画家としてメジャーデビューさせた段階で論外だと思っている。その子供の子守まで担当者にさせて平然としていたという。
  私のような批判者に対しては「批判は気分が悪くなるから読まない」と現実から逃げる弱虫ぶり。これでは偽物扱いされるではないか。私は漫画家の雷句誠さん と比較せざるを得ない。担当者を粗末に扱うなと雷句さんは訴えており、余りにぞんざいな扱いをした小学館と絶縁状態にある。
 さくらの体たらくを同郷の出身である我が盟友や神戸俊樹さんはどう思うのだろうか。

 私はさくらの作品を評価しない。
  それはこのようなモラルハラスメントによって成り立った歪んだ世界感そのものだということを知ってから不快感を覚えたためだ。無論、雷句誠氏のように編集 者からのパワハラによって散々苦しめられたケースもあり一概に批判することはできないが、いかなる立場による暴力には待ったをかけねばならない。さくらの やったことは決していただけない。
 担当編集者をガイコツ呼ばわりし、歌までつくる不謹慎ぶり。更には別れた旦那に離婚の原因を押し付ける非常識 (無論、元旦那にもそれなりの責任はあるが口にしたらもうおしまいだ)。これだけ人として公私混同も甚だしいことをされては、見逃す訳にはいかない。私は 宗田理氏の作品なら評価している。なぜなら、日常生活を描きつつ、その社会全体をしっかりと捉えている視野の広さこそ、考える世界を与えてくれるからだ。
 さくらの「ちびまる子ちゃん」は日常生活だけに終わっているだけだ。それだけでは「オメデタイ」だけに終わってしまう。

2011-12-25 18:28