2013年10月6日日曜日

「オカザイル」も軽蔑する口先経済評論家 竹中平蔵

 今回の書人両断は竹中平蔵である。
 初期の段階でこのような批判をしたが、その後もこの批判を強めざるを得なかった。それほど腐敗しているのである。

無責任連中書人両断! 自分を売り込むだけは一流 竹中平蔵(小野哲)
テーマ:無責任連中書人両断!!
2007-08-23 19:36:58
竹中平蔵なる学者は不正には頭が回るようだ。未上場だった日本マクドナルドの株式を藤田田から譲り受けた。当然、上場した時にはかなり儲かった。アメリカに移住したことにして日本に留まり、税金を逃れている。
ミ サワホーム東京という会社がある。ミサワホームの子会社だが、そこに竹中の兄宣雄が社長を勤めていた。竹中は住宅産業の強化をもくろんだトヨタ自動車の意 を受けてミサワホームの乗っ取りをやらかした。しかも、血税で作られた産業再生機構という官製ファンドにUFJが優良債権なのにも関わらず、三菱東京グ ループとの経営統合を理由に不良債権とでっち上げて押し込み、他社の不良債権まで押し付け、挙げ句の果てにまだ再建できるめどのあった傘下の環境建設を無 理やり破産させるなどして強引にトヨタ自動車にスポンサーにさせた。その成果らしく、竹中の兄は持ち株会社の専務についたらしい。これが横綱相撲らしいや り方か。強ければいいと言い放った朝青龍と変わらない。だからトヨタ自動車は嫌われる。
何故トヨタの不正や原子力発電のミスが見逃されるか、考えてほしい。何故なら広告料を弾んでいるからだ。広告料が一億以上ならゾッとする。朝日新聞からサンケイまで批判ができなくなる。
こ うなるとジャーナリストは権力者に服従する機関に成り下がってしまう。それは学者も同様らしい。御用学者がデカい面してやりたい放題の国は日本くらいでは ないか。ジャーナリストがしっかりした国ではまず考えにくい。逆から見たら、真っ向から言論や証拠提示が下手くそだから権力者のペットに成り下がってしま うのだ。
竹中のお粗末さは手下だった木村剛の興した日本振興銀行を認可してしまった事。カエサルの妻たる者はそれに見合った見識が求められるが竹中や木村にはないのだろう。
竹中の辞典には公正や公平という言葉はないのだろう。こんな輩がよく大臣をやっていたのである。如何に小泉ヒトラー内閣がお粗末だったかの現れである。



竹中平蔵よ、お前はもはや逃げ場はない(小野哲)
テーマ:ブログ
 2010-07-18 18:33:19
 木村剛が銀行法違反で逮捕されたが、警視庁には本気で逮捕すべき悪党がいる。
  言わずと知れた竹中平蔵である。この男の悪事は天地に知れ渡り、もはや逃げ場はない。パソナに派遣法の恩恵を与えた見返りに会長に就任したり、日本マクド ナルドから未公開株式を譲渡してもらうなど、セコさだけが一流のこの男の最大のアキレス腱がある。ミサワホームである。警視庁はライブドア事件と同じ体制 でこのミサワホーム不正買収事件を調べ、無責任なトヨタ自動車の経営者連中と竹中を逮捕し、断固として起訴すべきである。
 それが、法律の公平・公正さである。


■ ミサワホーム“買収”仲介疑惑■ 三澤千代治元会長 竹中大臣を「職権乱用罪」で刑事告訴
日刊ゲンダイ Dailymail Business 2005年 9月 6日
 竹中平蔵郵政担当相が、「ミサワホーム」の創業者・三澤千代治元会長から「職権乱用罪」で刑事告訴されていることが本紙の調べで明らかになった。現職の大臣が刑事告訴されるのは前代未聞のことだ。
 ミサワホームは昨年12月28日、産業再生機構入りし、05年3月31日、トヨタがスポンサーになることが決定している。再生機構を経由したこの“売却劇”に、竹中大臣が違法に関わっていた疑いがあるというのだ。
  そもそも、業績不振の「トヨタホーム」を抱えるトヨタは、プレハブ住宅のトップメーカーだった「ミサワホーム」の買収を以前から望んでいたという。「竹中 大臣の関与が最初にあったのは、02年5月頃。竹中氏は当時、金融担当相だった。竹中大臣の実兄で、ミサワホーム東京・社長の竹中宣雄氏が『弟の平蔵と話 しているのだが、再生機構を活用したらどうか』と三澤千代治氏に打診したというのです。当然、三澤氏は拒否。しかし、さらに宣雄氏は、翌03年10月『弟 から電話があった。トヨタの奥田会長と会って欲しい』と依頼。しかも、会談の前日には竹中大臣が直接、三澤氏に会談の日時の確認をしたといいます」(関係 者)
 実際、03年10月、三澤氏は奥田会長と経団連で会談し、奥田会長はミサワホームの買収を持ちかけている。三澤氏はこれを断っている。
  その後、奥田会長は「ミサワホームは産業再生機構に行けばいい」「産業再生機構活用が前提」と発言を繰り返し、結局、ミサワホームは04年12月28日に 再生機構入りを要請した。「三澤氏は自力再建が可能と考えていたのに、メーンバンクUFJの圧力もあって、当時の水谷和生社長(UFJ出身)が再生機構に 支援を決めてしまった。しかも、支援要請の受け付けの最終日である年末12月28日に要請し、即日支援が決定した。三澤氏は大きな力が働いたのではと疑っ ているようです」(事情通)
 三澤氏の代理人である小長井良浩弁護士がこう言う。「東京地検に刑事告訴したのは事実です。これは重大な事件だと考えている。厳重に捜査していただきたい。従って、いまの段階では詳細については控えたい」
 竹中大臣と奥田会長が親しいのは事実。トヨタのために職務権限を乱用したのかどうか……。

  だが、この告発が正しかったことは明らかである。でなければ、大手マスゴミはこのことを黙殺しなかっただろう。逆に言えばトヨタ自動車から広告費という名 目の賄賂を受けとっているのだからだ。実名で取り上げたのは週刊金曜日と日刊ゲンダイだから、お粗末としか言いようがない。

トヨタ自動車によるミサワホーム不正買収事件の経緯
1967年 ミサワホーム設立。
1997年4月 西垣東海銀行頭取(当時)が奥田の意向を受けて三澤千代治氏を名古屋の本店に呼びつけ、トヨタ自動車との資本・業務提携を申し入れた。
2003年4月 産業再生機構が発足。
2003 年10月14日 ミサワホームの子会社・ミサワホーム東京の社長で、竹中平蔵の実兄宣雄の仲介で、経団連会館の会長室で奥田と三澤氏が会談。竹中と奥田は 共に経済財政諮問会議のメンバーで、親密だった。だがトヨタ自動車は乗っ取る姿勢をあらわにしたため三澤氏は反発、「買収する前に最悪の数字である交通事 故を減らす対策をとるように」と諌言した為、会談は決裂し奥田は子供じみた態度を取った。
2004年7月 竹中が参議院選挙に出馬、その際トヨタ自動車は当時渉外部長・岸本周平(元大蔵省・ノーパンしゃぶしゃぶ問題で事実上解雇、現民主党衆議院議員)を派遣、事実上の選挙対策部長をさせた(これは事実上の賄賂である)。
  時期不明だがUFJ銀行の沖原隆宗頭取(当時)は、ミサワホームにゴルフ場や偽の絵画など、トヨタの販売店が始めたゴルフ場などを押しつけて、不良債権に なっている。UFJはミサワホームに1700億円の金を支援しているが、ほぼ同額の不良債権を押しつけられている、と三澤氏は指摘している。
2004 年11月 ミサワホームの05年3月期の中間決算が発表、経常利益220億、純利益100億。産業再生機構に入れるには産業再生法22条第1項で「過大な 債務を負っている」ことが条件で、ミサワホームは債務をキャッシュフローで8.8年で返済可能だったが、決算は中央青山監査法人によってわずか18日後に 大幅に下方修正され、純利益が100億円から5.5億に減額された。土地の評価を理不尽なまでに大きく見直した為で、この結果ミサワホームは過大な債務を 抱えることに。この下方修正を認めたのは中央青山の上野紘志理事長だった。ちなみに中央青山は05年にカネボウの粉飾決算事件で業務停止命令を受け、上野 も逮捕されている。
2004年11月16日 国土交通省がミサワホームの産業再生機構入りを内定。
04年11月 ミサワホーム元従業員によるミサワファンドによる再生構想が出た時に、奥田は「ミサワホームは産業再生機構に行けばいい」「再建は再生機構に入ってからだ」と再三にわたって暴言し、これによってミサワホームの販売量は減り、株価も下がった。
2004 年12月7日 奥田と共に北米で自動車を売りまくったうえ親しい間柄である三井物産の元副会長・堀野和夫が三澤氏を訪問。堀野は「ミサワホームを産業再生 機構に入れることはない。トヨタの単独買収もない。三菱商事、トヨタ、イオンがそれぞれ10%出資する。人事についてまだ決まってないので12月22日ま で待ってほしい」と言った。三澤氏はホッとし、豊田章一郎名誉会長と奥田トヨタ会長に礼状を書いた。その後、何の連絡も無いうちに再生機構入りが決まって しまった。トヨタと三井物産とは関係が深く、章一郎夫人は三井家から嫁いでおり、長男の章男副社長夫人も三井物産の副社長の娘だ。堀野は三澤氏を騙して時 間稼ぎをするための刺客だった。
2004年12月28日 産業再生機構に強引に支援申請。この犯罪によって、国の3000億円の金がトヨタ自動車に入った。再生機構の発表によると、ミサワホームに投じられた金は、
・ミサワホーム債権買取 480億円
・試算査定と再生計画策定費用と経費
・公的資金導入したUFJ銀行の負担分 2130億円
・そのほかの銀行負担分 350億円
・ミサワホームの納入すべき法人税 年間100億円 計3000億円
  トヨタ自動車は10分1のわずか258億円で手に入れたことになる。さらに買収時、トヨタ自動車は、ミサワホームの12913千株を価格380円のところ を半分の200円で買い、含み益は230億円になったがミサワホームの再生機構入りによって損害をこうむった関係者が圧倒的に多い。準主力銀行以下の地銀 70行が350億円の債務免除を強要され、ゴルフ場4カ所の会員3000人が200億円の権利放棄をさせられた。またミサワホームの下請けへの50億円の 未払いは裁判沙汰にもなった。この裁判が和解した時に、ミサワホーム、トヨタホーム、トヨタ自動車に対して不買運動が起きた。新潟地裁ではゴルフ場の預り 金返還請求の訴訟が起きている。
2005年3月28日 竹中(金融財政担当相)、奥田(経団連会長、トヨタ自動車会長)、齋藤淳(産業再生機構社 長)の3人が、公務員職権乱用罪とその幇助罪で警視庁に告発された。告発したのは三澤氏の関係者3人で、告発の当日に記者会見を開き、主要マスゴミ各社に 告発状の要約と会見時の録音テープを郵送した。だがマスゴミどもは黙殺。
2006年3月14日 ミサワホーム不正買収事件が国会でも取り上げられる。

 はっきり言うが、ミサワホームのバブル期の失態で私は三澤氏の肩を持つつもりは全くない。
  だが、三澤氏はその経営責任を負い会長を退任したわけだ。しかも自力再建は間違いなく出来た。それをトヨタ自動車が格安で乗っ取ろうとUFJ銀行とグルに なって悪事三昧だ。しかも竹中までも悪事のアシストをしたのだ。ここまで暴かれて竹中の言葉は虚しいものであることを実感するしかない。これで法人税の値 下げを叫ぶのは馬鹿にもほどがある。
 竹中の実態は政商でしかない。ちなみに三澤氏は現在、ミサワインターナショナルを立ち上げ自らの理想である 「200年住宅」に沿った「HABITA」なるブランドを作り、全国の工務店と提携して住宅業界の新しい流れを作ろうとしている。「HABITA」では5 寸(15cm)角の材木を柱と土台に使い、外材は使わず極力県内材を使う。こうした事は地域経済の活性化になる。
 目先の効率主義に溺れたトヨタ 自動車が衰退し、電気自動車でアメリカのテスラにひざまづくていたらくなのに対して、自分の足でやり抜く三澤氏のほうが数段有意義であることは言うまでも ない。警視庁は足利事件や植草一秀氏の冤罪事件で評判を落としている。ぜひ、信頼回復にこの事件を日本振興銀行事件に続けて立件し、奥田、竹中兄弟、岸 本、沖本、堀野らを逮捕し、最低懲役5年の刑に処してもらいたい。それが国益になる。民主党は公権力乱用罪を創設し、逃げ得を許さない姿勢を取ってもらい たい。
 最後に、竹中は三澤氏に土下座して謝罪した上、鞄持ちから出直せ!!そのまえに刑務所で罪を償うことが優先だがな。植草氏の指摘の正しさを嫌というほど思い知った筈だろう。

今回の引用元
http://black.ap.teacup.com/fukashinogakuin/558.html
http://black.ap.teacup.com/fukashinogakuin/559.html
http://misawa-toyota.jp-j.com/

『誠意』大将軍(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-07-21 01:08:57
 突っ込み所満載の漫画男であると自ら証明したにひとしい。
 木村剛のお粗末なていたらくを今回多いに嘲笑うことにしよう。かつて、羽賀某が「誠意大将軍」と言われたことから今回のタイトルにした。

まるでマンガ 木村が創設した「誠実な企業賞」
【政治・経済】
2010年7月15日 掲載 日刊ゲンダイ
 金融検査マニュアルの専門家で、銀行に検査対応コンサルしていたプロが、検査妨害でお縄になる。
  今度の木村の件はマンガみたいな話だが、笑っちゃう話はまだある。この木村が「誠実な企業賞」なるものを主催、表彰してきたのである。「誠実な企業賞」 は、木村が当時、代表を務めていたコンサルティング会社「KFi」(現フィナンシャル)と産経新聞社が創設。03年から07年まで、コンプライアンスやガ バナンスの改善に積極的に取り組む企業を表彰していた。
 「賞設立の趣旨をみると、『このところの企業不祥事の多発をみていますと、誠実さという 言葉が現在ほど重要な時代はないように感じます』などと書いてある。お笑いです。表彰企業選出の視点には、経営トップの対応や不祥事等問題発生後の対応、 内部監査機能の充実などが重要視されていました」(事情通)
 ついでに言えば、栄えある第1回の大賞に選ばれた「三菱地所」は、直後に大阪市北区の大型複合施設「大阪アメニティパーク」内のマンションを土壌汚染の事実を告げずに販売していたことが発覚している。
 「誠実」なんて言葉を軽々しく使う輩にロクなヤツはいないものだ。

 まあ、当たっているではないか。
 以前私は英語辞典の編纂やシェイクスピア研究で有名な作家のサミュエル・ジョンソン(Samuel Johnson, 1709年9月18日(ユリウス暦9月7日) - 1784年12月13日)の有名な一句を使って愛国心を平然と口にする輩への不信感を示した。
 「愛国心は悪党が最後に逃げ込む場所だ。」(Patriotism is the last refuge of a scoundrel. )
 この愛国心を誠実に置き換えるとどんぴしゃりと木村のやった事が何なのか、よく分かるではないか。恐らく、このままなら木村が社長を務めていた日本振興銀行は自己破産もありうる。
  誠実を口にするなら、実践を求めよう。三菱銀行(現三菱UFJフィナンシャルグループ)がニューヨーク証券取引所に上場した時、銀行の財務内容を全て公開 した。逆に言えば、悪い事をしていないなら自分の行いをきちんと説明することが出来るわけであり、木村や親分の竹中平蔵が都合が悪ければ逃げまくるのはこ うした事とは縁がなかったわけだ。
 竹中は自信があるなら、拙コラムに反論してみればいい。まあ、せいぜいアメリカかどこか海外に高飛びをかます臆病者にそこまで期待はしないけど(笑)。

『誠意』大将軍(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-07-21 01:08:57
 突っ込み所満載の漫画男であると自ら証明したにひとしい。
 木村剛のお粗末なていたらくを今回多いに嘲笑うことにしよう。かつて、羽賀某が「誠意大将軍」と言われたことから今回のタイトルにした。

まるでマンガ 木村が創設した「誠実な企業賞」
【政治・経済】
2010年7月15日 掲載 日刊ゲンダイ
 金融検査マニュアルの専門家で、銀行に検査対応コンサルしていたプロが、検査妨害でお縄になる。
  今度の木村の件はマンガみたいな話だが、笑っちゃう話はまだある。この木村が「誠実な企業賞」なるものを主催、表彰してきたのである。「誠実な企業賞」 は、木村が当時、代表を務めていたコンサルティング会社「KFi」(現フィナンシャル)と産経新聞社が創設。03年から07年まで、コンプライアンスやガ バナンスの改善に積極的に取り組む企業を表彰していた。
 「賞設立の趣旨をみると、『このところの企業不祥事の多発をみていますと、誠実さという 言葉が現在ほど重要な時代はないように感じます』などと書いてある。お笑いです。表彰企業選出の視点には、経営トップの対応や不祥事等問題発生後の対応、 内部監査機能の充実などが重要視されていました」(事情通)
 ついでに言えば、栄えある第1回の大賞に選ばれた「三菱地所」は、直後に大阪市北区の大型複合施設「大阪アメニティパーク」内のマンションを土壌汚染の事実を告げずに販売していたことが発覚している。
 「誠実」なんて言葉を軽々しく使う輩にロクなヤツはいないものだ。

 まあ、当たっているではないか。
 以前私は英語辞典の編纂やシェイクスピア研究で有名な作家のサミュエル・ジョンソン(Samuel Johnson, 1709年9月18日(ユリウス暦9月7日) - 1784年12月13日)の有名な一句を使って愛国心を平然と口にする輩への不信感を示した。
 「愛国心は悪党が最後に逃げ込む場所だ。」(Patriotism is the last refuge of a scoundrel. )
 この愛国心を誠実に置き換えるとどんぴしゃりと木村のやった事が何なのか、よく分かるではないか。恐らく、このままなら木村が社長を務めていた日本振興銀行は自己破産もありうる。
  誠実を口にするなら、実践を求めよう。三菱銀行(現三菱UFJフィナンシャルグループ)がニューヨーク証券取引所に上場した時、銀行の財務内容を全て公開 した。逆に言えば、悪い事をしていないなら自分の行いをきちんと説明することが出来るわけであり、木村や親分の竹中平蔵が都合が悪ければ逃げまくるのはこ うした事とは縁がなかったわけだ。
 竹中は自信があるなら、拙コラムに反論してみればいい。まあ、せいぜいアメリカかどこか海外に高飛びをかます臆病者にそこまで期待はしないけど(笑)。

自縄自縛(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-07-17 12:23:21
日本振興銀:検査妨害 前会長ら逮捕 木村剛前会長語録
 ◇経営計画は机上の空論/カネ、大事にする人に集まる
 日銀マンから、金融コンサルタントを経て銀行経営者へと上り詰めた木村容疑者。「金融のプロ」の声望を得て、出版したビジネス書は40冊を超える。行間からは成功に対する自負と異端児を自認する姿がにじみ出る。
 「ビジネスを実践していると、企業戦略とか営業企画とか経営計画というものは『机上の空論』だということを思い知らされます。いかに苦心して計画しても、現実にぶちあたってみるまでわからないことが多いからです」(頭が良い人は親指が太い)
  「05年1月に図らずも火中の栗(くり)を拾うかたちで(振興銀行の)社長に就任することになったときには、友人たちから『叩(たた)かれるだけだからや めろ』と忠告を受けたし、実際に誹謗(ひぼう)中傷やマスコミのバッシングにもあっている。しかし私は後悔していない」(和魂米才の発想法)
  「『零細企業にも資金を融通すべきだ』と主張する識者は多いが、そういう識者が自らお金を零細企業に貸し付けたケースを見たことがない。賢い識者たちは、 戦場の前線に出ることなく、リングサイドでロッキングチェアに座ってくつろぎながらキレイゴトの解説をしているだけだ」(同)
 「日本では、マス コミがその典型なのですが、何かあるとすぐに『幸せはおカネでは買えない』とか『おカネなんてなくてもいい』とか、『おカネのことを口にするのは卑しい』 と決めつけるのです。でも、おカネを蔑視(べっし)する人のところにおカネは集まりません。おカネは、おカネを大事にする人のところに集まるものです」 (投資戦略の発想法2010)
 「日銀に入ったのはたまたま。早くに内定をもらえたからなんであって、本当は民間の銀行がよかったんです。自分でできることをやるために上司を突き上げたし、あらゆる人に会って勉強もした」(雑誌のインタビューで)
  「起業する人と組織に留(とど)まる人の違いは、1メートルの谷を飛び越えられるかどうか。もし落ちたら絶対に死ぬ。だから頭が良くて計算ができる人は、 万が一のことを考えて飛び越えない。ところが、僕のように『面白そうだから』と深く考えずに飛んでしまう人がいる。こういう人は健全な狂気の持ち主で、い い意味で鈍感なんだと思う」(同)
毎日新聞 2010年7月14日 東京夕刊http://mainichi.jp/select/biz/news/20100714dde041020019000c.htm

 さて、これだけおまぬけな事を発していた木村がとうとう逮捕された。金融庁の検査の際に、木村が違法性の高い取り引きに関する電子メールを削除するよう指示し、組織的に検査の妨害が行われた銀行法違反の疑いだ。
  木村は容疑を否定するが、彼の部下が認めているのだ。いずれにせよ、罪を認めるしかない。しかもSFCGの債権を巡る問題でも違法利益を得ていることが明 らかになり、植草一秀氏や佐高信氏の指摘が正しかった事がまたしても立証される結果だ。金融庁は木村の経営手腕に疑問を持っていたがヒトラー小泉やその磯 巾着のようなゲッペルス竹中平蔵の名前を持ち出して言い逃れてきた(毎日新聞・2010年7月15日ホームページより)のだから、木村の傲慢ぶりがよく分 かる。
 作家で新社長に就任した江上剛氏は日本振興銀行の経営再建はもちろん、木村らのような歪んだ愚か者を今後どうやって発生させないかが問われる。
  また、経済誌「ファクタ」や佐高氏への不当訴訟に対して謝罪した上で両者に与えた損害の10倍を慰謝料として払う義務が日本振興銀行には生じている。木村 にはこれらでかかった経費の30倍を損害賠償させるよう訴訟をおこさなければ、本当のケジメとは言えない。既にファクタは3000万円の損害賠償を木村及 び日本振興銀行にさせるよう提訴の意向だ。
 ドンドン、小泉ヒトラー内閣の闇を暴くことが警視庁には求められる。悪質レベルでトップクラスなの は、トヨタ自動車によるミサワホーム乗っ取り事件である。これには竹中及びトヨタ自動車の当時の経営者、旧UFJの幹部、現民主党衆議院議員でネオコンの 岸本周平が関わっている。つまり、構造腐敗を暴き出すことが日本の再生の一歩に過ぎない。

参考元 ホームページ
http://k.nhk.jp/knews/20100714/k10015733841000.html
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100715k0000m020090000c.html
http://www.j-cast.com/2010/07/14071078.html

藪医者に経済は語れない(小野哲)
テーマ:ブログ
2009-04-20 17:59:04
 竹中平蔵が政治家だった頃ふつうに働けていた人たちが派遣社員に強引に固定化され、悪質な場合は正社員採用の義務を免れたケースすらも見逃してきた。
  政治家のルールは審判員の役割でもある。審判員はルールを決めてその中で従って実行するのが鉄則だが、日本の政治家はその鉄則すら放棄し、いかに己がもう けられるかしか考えていない。しかもルールすらも我田引水で改悪する。そして国際法を無視した国家運営を堂々としている。
 森田健作自称千葉県知 事は衆議院議員時代何をしてきたのか。その報道すらもされない上に解散手続きをしないまま「完全無所属」と堂々と公職選挙法違反をしでかした上、禁止され ていたときなのにも関わらず51%以上が外国人株主のドン・キホーテから賄賂を受け取っていた。そんな男が「愛国心が大切」と叫ぶのはまさに藪医者そのも のだ。『愛国心は悪党の最後の隠れ家』でしかないのである。
 そうしたバカどもをふつう藪医者と見て当たり前だろう。どんなに医者と振る舞っても 偽物は偽物である。なぜこうした処方箋なのかを説明できないし、他にも方法があるという声には「これしかない」と理不尽に叫ぶ。竹中なんかは学者時代に日 本マクドナルドから未公開株式を受け取っていたほか、ミサワホーム買収をもくろんでいたトヨタ自動車から利益供与もうけとっていた。このことについては日 刊現代が報道しているほか、私が管理人だったときに様々な証拠をもって指摘し批判している。財界から賄賂を受け取っていた奴が出す『処方箋』がろくでもな い物であるかは最初から目に見えている。
 だが、テレビ朝日を含めたマスゴミは全然報道しない。電通タブーがいかに根強いかを物語っているのだ。田原総一朗の妻が死んだ際に電通は副社長が葬儀委員長になったが、これは電通による事実上の利益供与であり、田原はフリージャーナリストではなくなった。
  特定の業界のエージェントは所詮藪医者にしかすぎない。例えばダイソーだってちょっとひん剥いて見たらどれだけ中国などで人件費をディスカウントして製造 しているかなのにすぎない。それはダイソーばかりかウォルマートなども言える。そうした現状に対して「ちょっとおかしい」と思うだけでも違ってくる。この 前『嵐のバンコク』で指摘したようにグローバリズムと反グローバリズムの戦争がこのままでは再び起こる(第二次世界大戦はまさしくグローバリズムを巡る紛 争)。

子供レベルの軽営者達(小野哲)
テーマ:企業・市民
2009-11-08 19:15:23
私は基本的にメジャーリーグ優先で対処する。
 なぜ『プロ野球』を無視するのか。このニュースを見て欲しい。2004年10月6日に発売された週刊文春では『巨人が高橋吉伸側に「裏金」11億円』という報道があった。
  週刊文春の記事などによると、吉伸の父親・重衛氏所有の土地・山林などに千葉銀行や千葉県信連が設定していた合計11億円の債権が、当時、読売巨人軍を運 営していた『(株)よみうり』に譲渡されていたのだ。読売新聞も譲渡自体は認めており、「債権は現在、読売巨人軍が保有している。入団後に金融機関から申 し入れがあり、検討を始めたもので、入団に関する密約などは存在しない。譲渡手続きはすべて適法。譲渡価格は明らかにできない」などとしている。
  この事についてスポーツジャーナリストの谷口源太郎氏は「読売新聞の利益供与であり犯罪だ」と週刊金曜日で厳しく批判している。高橋選手は「のびのび野球 がしたい」ということで西武ライオンズかヤクルトスワローズへの入団を熱望していた。そこで、高橋の父親の会社の経営状態が良くなかったことに目を向けた 読売新聞は高橋の父親に利益供与を行った。NARINARI.comでは60億円の支援もあったとヤクルトスカウトからの証言を載せている。
 こ れらの不正を私は知っている為、読売新聞のボイコットを続けている。そして、新たにボイコット運動の対象としてビックカメラ、三越伊勢丹グループ、セブン イレブンを追加する。この3グループはいずれも虚塵をスポンサーとして応援しており、パワハラ社風が酷い。ビックカメラについては多くの派遣労働者に依存 した経営をしている(この事についてはヤマダ電機でも言える)。三越伊勢丹は北海道で非難囂々なのにもかかわらず丸井今井を強引に買収した。このために旭 川市民や室蘭市民の雇用の場は奪われた。セブンイレブンについてはこの前私がパワーハラスメント批判を行った際にやり玉に挙げたので言うまでもない。
  読売新聞の社長は他ならぬ渡邊恒雄である。だが、この男の悪行は天地に知れ渡っている。有名なところで言えば、福井の九頭竜ダム建設の賠償問題での暗躍や 社会派出版社だった弘文堂を中曽根康弘や児玉誉士夫、大橋富重、萩原吉太郎、永田雅一、久保満沙雄ら政商どもと一緒になって乗っ取って私物化した企業犯罪 である。特に九頭竜ダムのことについて説明したい。一九六五年から国会でも問題になったこの事件は、結局、うやむやのまま、葬られたが、石川達三の『金環 蝕』の題材になったほど根の深い政界疑獄で、渡邊はその当事者だった。共産党から転向した渡邊は自民党の政治家・大野伴睦を通じて極右の児玉、中曽根を バックボーンに得て暗躍した。児玉が中曽根や渡邊を使って1964.12月初旬、九頭竜ダム建設で水没することになった鉱山経営者・緒方克行は補償交渉の 調停人として児玉の元を訪ねる。この時、児玉は、「内容も理解できたので、何とか調停して差し上げましょう。既にこの問題に携わるメンバーも決めてありま す。中曽根さんを中心として読売政治部の渡辺恒雄君、同じ経済部の氏家斉一郎君に働いてもらいます。ま、暫くは成り行きを見ていてください」。
  12.27日、緒方は児玉邸で渡辺と氏家に引き合わせられる。この時、事前運動費として1千万円(当時の金額を今換算すれば1億円相当)を児玉に差し出し ている。しかし、働きかけは成功せず、後日1965.7.25日運動費も返還されているが、この事件の実態は政治評論家・山本峯章氏によると中部電力の九 頭竜ダムの建設業者指名をめぐって建設業者が、池田勇人や岸信介に巨額の政治献金をおこなった、ダム工事の「不正入札」なのだそうだ(この事については山 本氏のブログに詳しく掲載されている)。
 こんな男が、虚塵のオーナーになったら社会そのものを私物化して衰退させるのはハナから目に見えてい た。しかも渡邊はマザーコントロールが酷かった(これも一種のモラハラとも言える)。我が盟友はヒトラーの教育をアメンバー限定コラム「独裁者の育て方」 で明らかにした。渡邊もこの中に入れるべきであることは言うまでもない。
 そうした男ほど、幼稚なコンプレックスに苦しむ。「虚塵が優勝すれば景 気が良くなる」なる妄想はそのもっともな象徴でしかない。これをまともな人は子供レベルというのである。旭日大綬章なる勲章を去年11月にほいほいと受け 取ると言うことは、渡邊の本性はジャーナリストではなく所詮政商だったということだ。政商といってもタダのものじゃない、許永中と同じといっていい。許は 刑務所に入ったが渡邊は極右政治屋のバックで逃れ、勲章をほいほいと受け取った。それだけの違いだ。同じ勲章を受け取ったのにはトヨタ自動車の奥田碩や連 合の鷲尾悦也がいるが、彼らは何をしたのだろうか。奥田はミサワホームを不正な手段で乗っ取り、非正規雇用者を増やした大罪があるし、鷲尾は日本経団連に おもねくような行動ばかり繰り返した。それで非正規労働者は増えたしパワハラが悪化したのではないか。ちなみに松永安佐衛門、木川田一隆などの経営者は勲 章を拒否した。伊東正義も拒否している。
 虚塵の「優勝」ならぬ幽症に、私は興味はない。私はメジャーリーグにしか眼中がないので、無視する。今 回の虚塵の暴挙は、日本のスポーツがアメリカに乗っ取られる序章にしかすぎない。小泉純一郎や竹中平蔵が高笑いすることになるだろう。松永らは渡邊ら浅ま しい輩を天国で軽蔑の眼差しで見下しているのだろう。
 

今回のコメントを書くに当たって、以下の場所を参照にしました。
http://brotherjin.exblog.jp/1134819/
http://www.narinari.com/Nd/2004042311.html
http://plaza.rakuten.co.jp/pippichan64/diary/200706220000/
http://office-ym.seesaa.net/
 政治評論家・山本峯章氏のブログです。
 ありがとうございます。


竹中平蔵・勝間和代に告ぐ(小野哲)
テーマ:国家、人権
2010-01-03 17:59:47
 今回タイトルにしたこの二人の「論客」は新自由主義を自らの主張としている人である。
 彼らは経済成長のためには企業の成長ばかりを重視する。しかし、こうした目先の成長戦略は格差社会を作っただけだ。更に竹中は日本マクドナルドから非公開株式を無償で譲渡された前科がある。
  こうした彼らの「考え方」はあくまでも机上の論理でしかない。こうした歪んだ「論理」を見事に論破できる理論を私は今年取り上げることにした。労働者協同 組合(ワーカーズコープ)という考えである。働く人びと・市民が、みんなで出資し、対等に民主的に経営し、責任を分かち合って、人と地域に役立つ仕事をお こす協同組合である。“協同労働”は世界的に150年の歴史があり、600万人以上が働いている。日本でも3万人以上が介護や農業などの分野で従事してい るそうだ。
 去年のテレビ東京系列の番組「ガイアの夜明け」 11月10日放送 第391回ではシリーズ企画“新しい働き方”第2回「もう雇われない!」というタイトルでこの取り組みが取り上げられている。
  普及運動を行っている労働者協同組合のホームページから引用すると、社会の抱える歪み、長時間労働や非正規雇用、ニートなどの出現や3万人を越える自殺者 などの課題や新自由主義の歪みに対する不安、そして生きづらさへの解決策としての労働者協同組合だそうだ。20年前から始まったこの取り組みは清掃と物流 から、総合施設管理、介護、子育て、障がい者就労支援、若者自立支援、食・農関連など、全国380 ヵ所に広がっているそうだ。
 これらは歴史が あるのだが今まで省みられなかった。課題としては請負契約なので雇用がなくなった後の仕事はどうするのかがある。こうした課題を克服しないと、この取り組 みは普及しにくい。市民が主導権を握っているからと言って安心は出来ない。現にこうした組織でもパワハラはおこる可能性は否定できないのだ。
 こうした課題をどうやってクリアーし、改善していくか。今の形態のままでは派遣会社が労働者協同組合に置き換わっただけにすぎない。置き換わっただけではなく、実質的な抜本改善がされるかが問われている。
 最後に、先月の東京都議会での決議を示したい。

平成21年第4回定例会
「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定に関する意見書
 今、地域の様々な問題を解決するに当たっては、行政だけではなく、住民自身の力に大きな期待がかかっている。
 このような中、「協同労働の協同組合」は、組合に参加する人すべてが協同で出資し、協同で経営し、協同で働く形をとっており、「働くこと」を通じて、「人と人とのつながりを取り戻し、地域の再生を目指す」活動を続けている。
  ワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ、農村女性ワーカーズ、障害者団体など、「協同労働」という新しい働き方を求めている団体や人々は、国内で合わ せて10万人以上存在すると言われている。その事業内容は、介護・福祉サービスや子育て支援、清掃請負、オフィスビルの総合管理など幅広く、また、若者や 女性、高齢者が集まって働きやすい職場を自分たちで作っており、多様な働き方の一つとしても期待されている。
 よって、東京都議会は、国会及び政府に対し、だれもが仕事を通じて安心と豊かさを実感できる地域社会の形成に貢献できるようにするとともに、様々な人々に社会に参加する道を開くための制度として、「協同労働の協同組合法(仮称)」を速やかに制定するよう強く要請する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成21年12月16日
東京都議会議長 田中 良
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
総務大臣
厚生労働大臣
経済産業大臣
あて

 今回引用した文書は以下のサイトから使わせていただきました。
http://www.roukyou.gr.jp/main/
http://www.roukyou.gr.jp/17_topics/2004_10_2.htm
ILO(国際労働機関)協同組合部長 ユルゲン・シュベットマン氏による講演
「ディーセントワークと協同組合」です。
http://www.gikai.metro.tokyo.jp/opinion/2009/e09i4102.html
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview091110.html
http://www6.ocn.ne.jp/~roukyo-g/new_page_3.htm

 この国は竹中の政策もどきによって根底からずたずたにされた。
  これでもか、これでもかと批判せざるを得ない。あのナインティンナインの岡村某が人気ダンスユニットエクザイルとコラボレーションをしようと必死にダイ エットをしたりしてステージに立ち「オカザイル」として見事なダンスを披露して拍手喝采を浴びたが、竹中は岡村以下である。
 仲間だった中谷氏は今頃、竹中のお粗末さに呆れているだろう。

2012-01-15 14:11