2013年10月10日木曜日

稼ぐためなら殺してもいい傲慢思想 山崎正夫

 二日遅れのエイプリルフール(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-04 21:44:33
運転士指導のJR西元幹部、不起訴2度目 JR脱線事故
2010年4月3日
  107人が死亡した2005年4月のJR宝塚線(福知山線)脱線事故で、神戸地検は2日、業務上過失致死傷容疑で書類送検されたJR西日本の元運輸部長2 人について、2度目の不起訴処分(嫌疑不十分)にしたと発表した。最初の不起訴処分の後、神戸第一検察審査会が「不起訴不当」と議決したのを受けて再捜査 していた。これで不起訴処分が確定する。
 2人は橋本光人(56)、三浦英夫(59)の両元部長で、それぞれ運転士への指導やダイヤ管理を担当し ていた。地検が昨年7月に不起訴とし、神戸第一検察審査会は今年1月、「過酷な社員教育や余裕のないダイヤ編成が事故につながった可能性がある」として不 起訴不当と議決。地検は再捜査の結果、「運転士が亡くなっており、日勤教育や過密ダイヤが悪影響を与えたとは証拠上認められない」との判断を変えなかっ た。
 検察審査会が「起訴相当」と議決して再び不起訴になった場合、改めて「起訴議決」をすると強制的に起訴されるが、不起訴不当の議決だった場合は2度目の不起訴で処分が確定する。
asahi shinbun


 今回の判断を下した神戸地検の幹部連中にはモラハラ研修がどうやら必要である。
  私に言わせると二日遅れのエイプリルフールと言ったところか。ちょっとだけミスをしたらそれこそすさまじいまでのつるし上げとは、パワーハラスメントであ る。過密なダイヤはともかく、線路の付け替えでもJR西日本は大失敗を犯している。これでは、あの堀江貴文に社長をやらせてもつとまるし、極端に言えば加 藤清史郎扮するこども店長に社長をさせてもいいようなものだ。
 いっそのこと、社長はアンドロイドにさせればどうか。ある大学で開発され1台 1000万円で販売される計画だそうだが、経営陣はスーパーコンピューターにさせて表面的な社長はアンドロイドにやらせればいい。その分だけ、ホームレス や派遣・請負を正規雇用すれば社会的貢献につながる。
 同じことは神戸地検にも言える、キチンと資料を読み解き、法律の概念をきちんと見れば、起 訴すべきであることは一目瞭然である。逆に言えば、神戸地検は仕事をさぼっているのだろう。こうしたことは足利事件でも明らかだ。いい加減にしてほしい。 大企業だからこそ、厳しく裁く義務がある。法的公正さがこれでは保証しがたい。

命よりも金を愛する破廉恥男 山崎正夫(小野哲)
テーマ:無責任連中書人両断!!
2011-06-13 18:50:54
以前、我が盟友は福知山線事件でJR西日本の暗躍を『せーんろは続くよー、奈ー落へと(http://ameblo.jp/tetsuono123/entry-10366854798.html )』で皮肉ったが、山崎を私は無責任連中書人両断で血祭りにあげる。
 命と引き換えに金儲けとは恥知らずも甚だしい。旧ミドリ十字の幹部どもとどう違うのか、己の口で証明してもらいたいが、あまりにもひどい。

前社長「苦しみ与えた」と謝罪 JR脱線公判、遺族が質問
中日(東京)新聞社 2011年6月9日 19時37分
  尼崎JR脱線事故で業務上過失致死傷罪に問われた前JR西日本社長山崎正夫被告(68)の公判が9日、神戸地裁(岡田信裁判長)で開かれ、山崎前社長は遺 族の被告人質問に「大変な苦しみを与えてしまい申し訳ありません」と謝罪した。事故現場のカーブが危険だとの認識についてはあらためて否定した。
  次男昌毅さん=当時(18)=を亡くした神戸市北区の上田弘志さん(56)は「償おうという気持ちがあるなら、ひと言でもふた言でもいいから本当の事をご まかす事なく話してください」と語り掛け、「危険性の認識について全面否認していますが、ATSを設置する事に取り組まなかった中で事故が起きた事に責任 を感じていますか?現場が危険だと認識していたのではないか」と質問。山崎前社長は、謝罪の言葉を交えながら「カーブへのATS-Pの設置は順次やってい た。私は私なりに対策を進めてていたので、何もしなかったわけではない。認識がなかったのが一番悔やまれる事です」と述べ、事故が予測不可能だったとの主 張を繰り返した。
 上田さんがさらに「これまで出廷した証人もカーブの事になると『知らない、分からない』と言う」と指摘すると「そういう見方になると思いますが、当時曲線への対策は脇役だった。落とし穴だったと痛感している」と釈明した。
  この日の公判では、被害者参加制度(被害者の考えや思いを裁判に反映させる目的で導入された。殺人や傷害、業務上過失致死傷などの刑事裁判が対象。証人や 被告に被害者が直接、質問できるほか、検察官の論告とは別に、事実関係や量刑に対して意見陳述ができるが、裁判を歪ませている危険性が極めて強い)に基づ き遺族5人が質問した。
(共同)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011060901000898.html
 上田氏は山崎を「質問に淡々と答えていて謝罪する気があるのか信じられない」と痛烈に批判している。
  当然だろう。これは、法人による殺人事件に等しい。その前の検察による尋問で、検察サイドが、山崎の指示で立ち上げた安全対策の社内報について、「事故の 3年前に『重大事故が起こるかもしれないという先見性が必要』と書いてあるが、当時からの考えなのか」と質問し、事故を予見する大切さを認識していたかど うか確認し、山崎は「当時から考えていた」と答えたらしいが、殊更自分の責任については回避しようという保身の姿勢がバレバレだ。
 でなければ、 山崎が鉄道本部長だった1996年に函館線のカーブで貨物列車が脱線した事故に関し、検察側が「現場が曲線と把握していなかったのか」と聞くと、「カーブ で発生したとの認識がなく、貨物特有の事故だと思った。あくまでも居眠りが原因だと思っていた」としか回答しないだろう。カーブでの事故ととらえていな かったことについて、「立場上、認識すべきだったのでは。落ち度ではないのか」と問われた山崎は「そうは思わないが、知らなかったことは反省している」と 反論したことからも、悪意そのものであることは明確だ。有罪は避けられない決定的な供述もある。
<尼崎脱線:「前社長ATSに消極的」側近が供述調書に署名>
2011.02.25 02:30 毎日新聞
  兵庫県尼崎市で05年4月に起きたJR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告(67)の神戸地裁での公判で、 25日に出廷する池上邦信・元JR西安全対策室長(65)が、山崎被告が自動列車停止装置(ATS)の整備に消極的だったという内容の供述調書に署名して いることが分かった。
 元室長は山崎被告の後任で、当時、安全対策について被告から直接指示を受ける直属の幹部だった。兵庫県警に書類送検され、容疑不十分で不起訴処分となった人物で、証言が注目される。
 関係者によると、元室長の供述調書には、
 ▽97年5月に岡山新幹線運転所構内で車両が車止めを突破した事故を受け、ATS整備について上司の山崎被告に相談
 ▽被告が「すぐにハードをやれば会社の責任を認めるようなもので、組合がいい気になるだけだ。簡単にハードをやりますと(当時の運輸)省(現国土交通省)に言ってしまうと、在来線もやれと言われかねない」と述べた
 --などの内容があるという。
 元室長は法廷で調書の内容を否定するとみられるが、検察側は元室長の日記や社内資料から供述内容の裏付けを目指す方針だ。
 元室長は被告が鉄道本部長に就任した96年6月、同室長兼鉄道本部副本部長(取締役)に就任。
 08年9月に山崎被告ら9人とともに業務上過失致死傷容疑で書類送検されたが、09年7月、「実質的にATSに関する知識はほとんどなかった。現場カーブの付け替えの詳細なども知らされていなかった」などとして不起訴になった。
 公判では、元室長の現場カーブの危険性認識や、山崎被告の認識をどう感じていたかも注目される。
 【重石岳史】 
 山崎に出来る事は、国鉄会社化の歪みをひとつひとつ証言し、中小私鉄にその歪みが蔓延ることのないようにし、私財を被害者・遺族に提供すべきだ。そこまで保身ばかりでは、被害者や遺族は不信感しかない。
 それとも、いっそのこと『ゲゲゲの鬼太郎』のネズミ男に社長でもやらせたらどうか。山崎よりはマトモだと言えるだろう。
追加情報
■JR前社長の裁判 遺族「本当のことを言ってほしい」
毎日放送 (06/09 18:51)
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE110609180700463752.shtml
JR西の前社長、ATSの社内基準「知らなかった」
2011年6月9日13時44分http://www.asahi.com/national/update/0609/OSK201106090062.html
【JR福知山線脱線】
前社長「安全対策、私の落ち度ない」
2011.6.9 14:03
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110609/trl11060914080004-n1.htm
【JR福知山線脱線】
前社長「事故は小・少を心がけた」 遺族ら5人が直接質問へ
2011.6.9 12:13
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110609/hyg11060913560008-n1.htm

 今回、とんでもない判決もどきがまたしても垂れ流された。


<福知山線脱線事故>JR西前社長に無罪判決…神戸地裁
毎日新聞 1月11日(水)10時7分配信

  乗客106人が死亡し多数が負傷した兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故(05年4月)で、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告 (68)に対し、神戸地裁は11日、無罪(求刑・禁錮3年)を言い渡した。鉄道事故を巡り、巨大事業者の経営幹部に刑事罰を科せるかが焦点だったが、岡田 信(まこと)裁判長は「JR西に多数存在するカーブの中から、現場カーブの脱線転覆の危険性を認識できたとは認められない」と、事故の予見可能性を認めな かった。

【写真で振り返る】JR福知山線脱線事故 マンションに突っ込んだ車体 多数の死者(05年4月)

 一方、岡田裁判長は判決で、JR西の組織としての責務について、「カーブでの転覆リスクの解析や自動列車停止装置(ATS)整備のあり方に問題があり、大規模鉄道事業者として期待される水準に及ばないところがあった」と言及した。

  山崎前社長はJR西の安全対策を一任された鉄道本部長在任中の96年6月~98年6月、(1)事故現場カーブを半径600メートルから304メートルに半 減させる工事(96年12月)(2)JR函館線のカーブでの貨物列車脱線事故(同)(3)ダイヤ改正に伴う快速列車の増発(97年3月)--により、現場 カーブで事故が起きる危険性を認識したにもかかわらず、ATSの設置を指示すべき業務上の注意義務を怠り、事故を起こさせたとして起訴された。

  判決はカーブの工事について、「同様のカーブはかなりの数存在している」と指摘。ダイヤ改正も「上り快速のダイヤに大幅な余裕を与えるもので、事故の危険 性を高める要因とはならない」と判断した。さらに、函館線脱線事故は「閑散区間の長い下りで貨物列車が加速するに任せて転覆した事故で、本件事故とは様相 が異なる」として、危険性認識の根拠とは認められないとした。

 また、ATS設置については「当時、義務づける法令はなく、カーブに整備 していたのはJR西を含む一部の鉄道事業者のみだった」と述べ、現場カーブで個別に整備すべきだったとの検察側主張を退けた。証人の供述調書については 「被告の過失の有無とは関係がないので、信用性の判断は示さない」と述べた。

 10年12月に始まった公判は、現場カーブの変更当時に事 故を予見できたかどうかを最大の争点に、JR西や同業他社の関係者、鉄道専門家ら30人が証人出廷した。山崎前社長の元部下に当たる当時の社員らはカーブ の危険認識を認めた捜査段階の供述を法廷で次々に覆し、「カーブの危険を感じたことはない」などと証言していた。【重石岳史】

 ◇JR尼崎脱線事故
  兵庫県尼崎市のJR福知山線塚口-尼崎駅間で05年4月25日午前9時18分、宝塚発同志社前行き快速(7両)が制限速度70キロの右カーブに時速約 115キロで進入し、1~5両目が脱線した。乗客106人と運転士(当時23歳)が死亡。負傷者は県警発表で562人、起訴状では493人とされた。当時 の国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は07年6月の最終報告書で、運転士のブレーキのかけ遅れが主因と断定。県警は運転士ら10人を書類送検し、神戸地 検が09年7月、山崎前社長だけを起訴した。

 ◇刑事責任追及に限界
 今回の事故で神戸地裁は安全対策の最高責任者だった経営幹 部の刑事責任は問えないと判断した。業務上過失致死傷罪の成立要件である予見可能性について、具体的でなければならないと指摘。従来の司法判断をおおむね 踏襲し、刑法で大事故の組織責任を事実上追及することに限界があることを示した。
 検察は今回、大勢の乗客を運ぶ鉄道事業者には運転士の速度超過を含めた「あらゆる事態を想定する高度な責務」があり、「いつか起こりうる程度」に事故を予測できれば過失認定できるとの主張を展開した。
  これに対し判決はまず、「予見可能性は無前提にその有無が問題になるのではない」と指摘。「カーブ一般の脱線転覆の抽象的危険性に対する認識にとどまら ず、事故現場カーブについての具体的な危険性認識を前提として結果回避義務を考えるべきだ」と判断した。そのうえで「検察側主張の予見可能性は危惧感と大 差がない」と述べ、結果の重大さにかかわらずこうした解釈を認めなかった。
 また、組織上の立場と個人の過失責任について、「鉄道事業者の責務が、被告個人の予見可能性の程度を緩和する理由にはならない」とくぎを刺した。
  判決は、個人責任を認定できなかった一方で、JR西の組織としての安全対策に問題があったと指摘した。公判では事故から約8年前の現場カーブ設置時点の危 険認識に争点を集約せざるを得ず、運転士がなぜ大幅な速度超過をしたのかという本質的な原因に迫ることもなかった。重大事故の再発防止につながる真相究明 のための調査と捜査のあり方について、抜本的な議論が必要だ。

 だが、この判決もどきは重大なことを忘れている。
 経営者には高級をとることが許される代わりに命など社会一般に重大な影響を与えた場合、私財をなげうってでも責任を取る義務があると言うことだ。それは世界中どこでも当然の常識であり、日本の無責任経営者どもはこのことを忘れて逃げている。
 山崎は法廷でも言い逃れに終始し、遺族からの厳しい責任追及にも不誠実な態度に終始した。検察は絶対に控訴し、懲役50年を言い渡して無責任経営者どもに地獄を見せ付けるべきだ。小沢一郎氏の裁判よりもこちらが大切なのは明快だ。
  人の命を預かっているのだから、判断を誤って現場カーブにATSを設置しなかった責任は重大だ。私は金剛組(高松建設傘下)というゼネコンを思い出す。こ の会社は578年に高麗からの渡来人によって創業され、四天王寺などの寺院の建設に携わったが、1932年の経営危機に37代棟梁の金剛治一が「先祖に申 し訳ない」と墓前で切腹して果てた。それほど、仕事に責任を持っていたのだ(彼は職人気質で営業活動する気は全くなかったこともあったが)。
 その覚悟が、山崎になかったのは明快だ。恥を知れと怒鳴りつけたい。もし、人間と思うのなら、私財を全てなげうって被害者に損害賠償した上、死ぬまでスポット労働者として働き続けるがいい。

http://www.kongogumi.co.jp/

2012-01-11 22:46