2013年10月20日日曜日

ネトウヨは日本の癌である

 今回はネトウヨという名前のレイシストについて思うところを書いたコラムをできる範囲で公開する。
  


2013年02月26日
人の命をなめるな


麻生氏「さっさと死ねるように」 終末医療で発言、その後撤回
 麻生太郎副総理は21日午前の社会保障制度改革国民会議で、高齢者などの終末期医療に関し「いいかげん死にたいと思っても『生きられますから』なんて生かされたんじゃかなわない。しかも政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと」と述べた。
 発言について、麻生氏は午後「公の場で発言したことは適当でない面もあったと考える。当該部分については撤回する」とのコメントを発表。「一般論ではなく、個人的なことを言った。終末医療のあるべき姿について意見したのではない」と記者団に釈明した。
2013/01/21 16:52 【共同通信】

 まさしくネウヨ副総理である。
 ネウヨ首相には困ったものだが、ここまでひどい発言をされては情けない。こんな麻生がなんとクリスチャンと知って皆さん絶句請負ではないか。人の命を侮っているとしか麻生には言いようがないのである。
 キリスト教には様々な顔がある、そのことはどの宗教にも言えるのだが、聖書の教えに反するとんでもない暴言だ。こんなこともわからないとはさすがにアホータローとしか言いようがない。
 実はこの発言には始末に負えない一面がある。無自覚の悪意というものである。自覚している悪意ならまだしも戒めということもあり得るが反省無き悪意だから始末が悪い。まさしく「世界で一人だけのアホ」としか言いようのない政治家にはあきれて話にならない。
 人の命をなめるな!!


2012年10月13日
同類からもドン引きされるお粗末
 私は護憲保守の心情を持つ。
 うっかり保守派のブロガーにもコメントしたのだがその対応の潔さに感銘を受けてもいる。なので、私の心情は違うことを拒絶しないということだ。ただ違うことは事実に則って対応することだけだ。二つのブログに出てきた変態君をここに紹介してたんまり遊ぼう。
 一つ目は絵師キムボンドの日常日記『踊る乞食の愛国思想』である。オスプレイの不当配置問題における在特会批判である。保守派でも反対の声はある。そこに呆れたこんなおバカなコメントをたれながしたアホがいる。管理人のキムボンド氏をこのように誹謗中傷したのだ。

1. 無題
君、頭大丈夫かい?早めに病院で治療してもらった方がいいよ。まあどうせ君はもう長くはないだろうけどね。
β 2012-10-09 00:02:01

 流石にたまりかねて私はこう批判した。

8. Re:無題
 キムボンドさん、Bubkaさんのブログでコメントをさせていただいております小野と申します。
 この幼稚なネウヨをちょっとからかいますけどいいですか?

>βくーん
 君は戦前からタイムスリップしたのかね?
 君の絆ってやつはLANケーブルだけでしか繋がっていないんじゃないの?それじゃいくらなんでもさみしいよね?
 外に出て見たらどうかな?それに気がつかない君こそ、カウンセリングを受けたまえ。

 幸いにしてほかのコメンテイターもしっかり反撃して自称βくんは黙ったわけです。
 つまり、我々の指摘が無条件で正しいことを認めてくれたわけです。
 これからもよろしくお願いします。
小野 哲 2012-10-09 13:08:17

 そうしたら案の定しどろもどろになってこう返してきたわけだ。

10. 理解できないな
>小野 哲さん

僕は戦前の価値観を否定する側なんだけどな。なぜ僕をネット右翼のような前近代の亡霊と重ねるんだい?

それと、君たちはどうして「絆」なんていう実存しない理念にそこまでこだわるのかな?そんなもの、見ることも触れることもできないただの概念に過ぎないんだろう?気持ちのあり方によって簡単に風化もするし亀裂も入る。そんな蒙昧で虚ろな概念があるか否かがそんなに重要なのかい?それがないと寂しく感じるものなのかい?
β 2012-10-09 14:43:02

 では、どう違うのか証明しろということでさらにツッコミを返した。
 私自身は戦前のくだらない思想は大嫌いだが違うからとしてそこまでがたがた言うようなことはしない。

21. Re:理解できないな
>βくーん

 このアカポンタン!!
 アメリカに何もかも売り渡して何が国益か、説明したまえ。きちんとした文献でね。オタクの大好きなハシゲだの竹中ヘイゾーくーんじゃダメだから、ちゃんと説明したまえ。
 私にはいくらでもアメリカの過去の悪事の数々を裏付ける書籍がわんさかあるんでね。ミシェル・チョスドスキーの『アメリカの謀略戦争』は9.11の真相とそれに関連したアフガン戦争、さらにはCIAがタリバンと組んでいた過去など書かれている。
 ノーム・チョムスキーの著作はさらにそのことを裏付けている。そして、TPPが締結されると一番儲かるのはほかならぬアメリカのウォルマートだ。そのことについてはチャールズ・フィッシュマンの『ウォルマートに呑みこまれる世界』という本がある。
 君はあまりにも無知すぎる。経済ムチだから、当然政治にもその無知ぶりはボロボロ出ている。アメリカ依存の弊害はアジア地域の紛争になって出ている事実を君は何と思うのか、建設的な言葉で語り給え。
 ただし、屁理屈問答では回答に値しない。君はほかの論客からボロボロ論破されていることを自覚したまえ。
小野 哲 2012-10-09 22:15:33

 βくんはさらに自滅していく。
 他の論客からは引きこもり・ネトゲ廃人呼ばわりされていたが私はそこまで言わない。本人がそうだという証拠がないからだ。あくまでも言葉でしか反撃しない。
 こんなお間抜けな二連続投稿だ。

23. そういう本もあるんだね
>小野 哲さん

そうか。TPPが締結されればウォルマートが儲かると書いてあったんだね。それで、ウォルマートが儲かると君たちは何が困るんだい?もしかしてウォルマートが儲かる分日本が損するとか、そんなことかい?それに関して書いてあることを丸写しでいいから紹介してくれないかな?
β 2012-10-09 22:50:35

25. わかるかい?
>小野 哲さん

君は店で家畜の肉を買うとき、あるいはそれを食べるとき、それがどういう過程で自分の目の前にあるのか考えるかい?君という人間を生かすために他の生き物どういう犠牲が出たかなんて気にもしないだろう?

それと同じように、アジア地域の紛争でどんな犠牲が出ようと、アメリカという超先進国が気にすることじゃない。なぜならアメリカは世界一完成された近代国家なんだからね。近代の理想を実現するためには小さな犠牲など惜しむ必要はないわけさ。
β 2012-10-09 23:07:40

 あまりの無知さに私は呆れた。
 そこでこう切り返しておいた。

27. Re:わかるかい?
>βくーん

 君とは会話が全然成り立ちませんな。
 まず、最低限度私の言った本を読みなさい。それが出来ない君には私達の議論に立ち入る資格はありませんよ。
 私の指摘した文献は全く示さないどころか、屁理屈と詭弁だけでは議論のとばぐちに立てやしませんよ。最小限、議論のとばぐちに立てるよう努力しなさい。
 君の議論はアメリカなしでは何も出来ないわけだ。要するに、アメリカをご主人とする家畜、つい一つ前の時代で言う社畜だ。この言葉は佐高信氏が提案し、サミット会長だった安土敏氏が広めたということだ。
 君は所詮アメリカと切り離せないということだな。だが、ここにいる人たちはアメリカも手段の一つとしか思わない(同時に言うが私はいかなる独裁国家を憎むために中国の現体制を嫌っているがね)。君は上から目線で喧嘩もどき議論を打ってきたがすでに矛盾ボロボロだ。これを人は自業自得というのだ。
小野 哲 2012-10-09 23:26:40

 ここまで私に指摘されているのにつべこべと言い逃れに終始しているのがこの男の特徴のようだ。

30. 話し合いだよ
>小野 哲さん

喧嘩まがいの議論だなんて穏やかじゃないよ。僕はただ冷静な話し合いをしているだけなんだけれど。アメリカが他国の利益を損なう悪事をいくら犯したからといって僕は何とも思わないよ。それらは理想的な近代国家を創るために必要なことなのだから。これまでいくつの国とそこに住む人々が近代の理想を叶えるために戦い、どれだけの犠牲を出してきたかわかるかい?希望を信じて数々の苦難を乗り越えてきた人々の努力を無駄にしないために近代の理想という未完のプロジェクトを完成させる。その偉業を成し遂げたアメリカを、どうして君たちが非難できるんだい?
β 2012-10-10 00:25:09

 私も呆れてこう突き放した。

35. βくーん、そちらさんは自滅したね
 君の言葉は所詮詭弁だったことだ。
 私の求めた基準には何一つ答えないばかりか屁理屈ばかり並び立てて言い逃れする無様さ。議論する資格などない。
 君こそ、カウンセラーからカウンセリングを受けるべきだ。アメリカ無しで我々を説得してみろと言いたい。
 国宝・西野さんや魂魄妖夢さん、マサシゲ@京阪快速特急さんにもボロボロ論破されて君は将棋で言う王将を完全に詰まれたわけだ。負けを認めない哀れな君にはお粗末さまとしか言い様がない。
小野 哲 2012-10-10 07:13:12

 ほかの論客の中には粗暴な言葉遣いが目立っていた。
 世の中甘くないということなのだろうが、私はそこまで言う必要はないと思っている。せいぜい自分で自分の足でも食べて悦に入るタコそのものだとしか思わない。
 さらに、村野瀬玲奈氏のブログであの白田川某がこんなコメントをしていた。保守派の方々もしかとお笑いを。アクセス禁止処分を言い渡されてさまよう負け犬がここまで無様な姿を見て私は笑った。




http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3781.html
死刑大賛成さんへのお返事

 この記事は死刑制度を賛美する捨てハンドルネーム投稿者への回答という形で死刑制度を批判しているのだが、白田川は最初に死刑廃止に賛同してはいるが二つ目が悪質だ。

[16935] 死刑に代わるものがあるとなれば・・・
 貴女様のブログへとコメントを送信するのは、これが初となります。
同じ死刑でも、死刑とするより他は無い事例があるとすればそれは「公務上の不祥事を仕出かした不良公務員」であり、特に警察は検察以上に性質が悪いので火あぶりの刑に処してもまだ足りないくらいのものがあります。死刑を存続させるのであれば、不良公務員に対しての制裁と組織犯罪の事例のみに限定し、それ以外の刑事事件では適用しないこととするべきでしょう。
 また、死刑に代わる極刑があるとなればそれは「終身徴兵刑」であり、本来であれば死罪に値する事例については死刑にせず敢えて「生き地獄としての兵役」を体感させることで断罪するのが丁度いいでしょう(誰だって、兵役を強いられたくないものですし)。


 極力、建設的なコメントを心掛けてみました。以上、御挨拶まで。
2012-10-05 投稿者 : 白田川 一
[16936] 追記
 書き忘れましたが、死罪に値するものの一つとして「虚偽の告訴並びに通報」もあります。特に、(痴漢などの)性犯罪の虚偽告訴はそれでこそ死刑にするべきものがあります。おおよそ、そのような不埒な真似をしでかす悪女と言うのは【左翼分子】かあたりでしょう。

 村野瀬さんが、そのような不埒なまねをする女性ではないものと確信しておりますが・・・。
2012-10-05 投稿者 : 白田川 一

 保守派の皆さん、女性へのこんな偏見をやらかす白田川がまともと言えるのか?
 私は度重なる対話でこの男の正体を見極めたため、退場を促し、あまりにもひどいコメントを行ったため書き込みを断った。この前のヘイトコメントに厳しい姿勢で対処した理由がこれでみなさんわかっただろうとお思う。
 さらに、白田川は様々なハンドルネームを使ってごまかす。『とおりすがる志士』『通りすがるもの』と使って荒らし投稿を繰り返す。井上静氏もこの被害にあった。さらに村野瀬さんのブログで私へのヘイトコメントを行った。

[16959] 小野哲氏へ
 小野氏、アンタは「脱・厳罰論」を掲げておきながら、気に入らない人物に対してやたらと重罰を科したりするので矛盾しているのではないのか?アンタのような唯我独尊なる人間が、偉そうに人を非難する資格は無い!!
2012-10-09 投稿者 : 通りすがる者

 既に村野瀬さんにはこの男の正体を通報してあるので、『あ、またか』としか私は思わなかった。それに対して村野瀬さんはこう切り替えした。流石に一流だ。

[16973] >「通りすがる者」氏へ
よく意味がわかりませんが、小野哲さんに何かの件でたしなめられたのでしょうか?
自分の行ないを振り返ってみてはいかがでしょうか。
「通りすがる者」とのことなので、ここには二度と戻ってこないとは思いますが、他の方々を困らせることはおやめ願います。あなたのコメントは証拠として残しておきますが、このような書き込みしかしないのであれば、うちとしてはあなたの書き込みを歓迎しませんのでご承知ください。
2012-10-11 投稿者 : 村野瀬玲奈

 この種のヘイトスピーカーの挑発に絶対に乗らないこと。

2012年12月01日
正言は反のごとし 二人の謙三
 久々の書評である。
 佐高信氏の「正言は反のごとし」というこの著作は河野謙三と松村謙三という、出処進退を誤らずに信念を貫いた本物の保守政治家を取り上げた力作である。
 この本はBOOKOFFの100円コーナーで売られていたので購入したが、ぜひとも金魚さんにお薦めしたい。この中でうならされた名セリフは数知れずだが、河野のセリフを取り上げたい。

 「人間皆限りない欲望を限りある生命で追いかけて、ついにくたびれてのめって死んでいく」

 この言葉を体現した政治家はどれだけいるか、皆さん手に胸をおいて考えて欲しい。安倍晋三氏が乗り越えねばならないのはそうした我欲である、それと同時に弱者を踏みにじる者たちといかに立ち向かうかという課題を達成できるかである。今の状況では厳しいと見るしかない。
 まず、ハシゲやポル・ポト石原ではこうした課題はクリアできない。更に突っ込んでいっておきたい。
 財界人でも戦後こんな面白い人がいた。日本共産党の指導者だった野坂参三が中華大陸から帰国した際に中華大陸に関する懇談会を開いたが、岩井商事(現双日)の岩井雄一郎社長、倉敷レイヨン(現クラレ)の大原総一郎社長、南海電鉄の川勝伝社長が参加したという。その中で川勝社長はこんなことを言ったという。

 「左派的見解がないと、この世の中の動きを判断できないでしょう」

 この視点をネウヨも、共産党も、国民の生活が第一の一部の熱心な支持者たちは忘れているのではないか。私は読み終えてそう思った。

2012年12月09日
お役所の掟 ぶっとび霞が関事情
 今回の書評はあのお役所の掟である。
 宮本政於氏は厚生省の歪んだ実態を見事に暴き立てた真の護民官だった。その恐るべきお役所お言葉を今回改めて暴き立てようと思う。

 お役所言葉
前向きに検討する まえむ - けんとう - 何もしませんが、何か?
対応を協議する たいおう - きょうぎ - 各方面に根回しが必要なので、時間を稼がせてほしい
早急に対策を練る さっきゅう - たいさく - ね - 何もしませんが、何か?
何らかの処置を取る なん - しょち - と - 何もしませんが、何か?
総合的に考えて そうごうてき - かんが - 何も知りませんので、何も考えていません
十分に配慮し じゅうぶん - はいりょ - (自分の仕事が増えないように政治家や上司の目に)十分に配慮し
諸般の事情に鑑み しょはん - じじょう - かんが - どうせ無理だけど、一応お偉いさん方の顔色を窺って
厳粛に受け止めて げんしゅく - う - と - ほとぼりが冷めるまで何か対策をするフリをするけど、その後は適当に放置で
真摯に受け止めて しんし - う - と - 悪いのは自分では無い、もちろん反省もしていない
大変遺憾です たいへんいかん - サーセン
反省すべき点は反省し はんせい - てん - はんせい - カッとなってやった、反省はしていない
痛恨の極み つうこん - きわ - あの野郎(部下や後輩)、俺に恥をかかせやがって!
再発防止 さいはつぼうし もし再発しても適当に謝っとけばいい
厳正に処置・処分 げんせい - しょち・しょぶん 少なくとも懲戒解雇・免職はないのであしからず
可及的速やかに かきゅうてきすみ - 国会でテトリスをやりながら
遅滞なく実施する ちたい - じっし - みんなが忘れた頃にやるかもしれないよ
粛々と行う しゅくしゅく - おこな - ちょっと居眠りしたりしながら

 前向きに、鋭意、十分、努める、配慮する、検討する、見守る、お聞きする、慎重に。
 みんなお役所言葉である。政権交代はそうしたものの否定だったではないか。それが前原誠司や野田佳彦のような出来の悪い愚か者のために台無しにされ、いつの間にか官僚主体になってしまった。
 欧米では言葉の議論が活発だ。それも頷ける、お互いの違いを認めて、可能な箇所は話し合うことで双方の信頼関係となっていくからだ。ネウヨというのはネサヨと同じようにその場凌ぎで人間関係を構築する傾向があり、その過程で男尊女卑になりがちである。
 宮本氏がもし御生存だったら、今の日本に大きなため息をついているだろう。ネットの普及により、今までの日本の歪んだ実態は根底から揺らいでいるからだ。ネットは距離と時間を縮める反面、条坊を流す方向を誤ってしまうと取り返しの付かない失態を招く。
 ちなみに宮本氏はいじめにも対応できる手を授けてくれていた。ここに公表する。

*集団に弱みを見せるな
*居直れ
*自分の能力を示せ
*相手の弱点をつけ
*相手に恥をかかせろ
*相手に強さを示せ

2012年12月12日
心を読み解く本の数々
 今回の書評は今までとは趣を変え、心理学に関係する本を一気にまとめて取り上げる。

 マンガ サイコセラピー入門:心理療法の全体像が見える:ナイジェル・C.ベンソン (著), 清水 佳苗 (監訳), 大前 泰彦 (監訳), 小林 司 (監訳), ボリン・V.ルーン (イラスト) で私は心理療法入門としてABCなるものを知った。
 ABC理論はアルバート・エリス(Albert Ellis)によって1955年頃考案された論理療法の中の基本的なモデルである。感情は出来事によって起こるのではなく、それぞれ個人の出来事に関する捉えかたによって生み出されると考えられる。
A:Activating event(出来事) ケース 今日バイトの先輩に話しかけたら無視された。
B:Belief(信念、固定観念) 先輩は私のことを嫌っているに違いない。何か自分が気に障ることをしてしまったんだ。
C:Consequence(結果)もうバイトには行きたくない。やめたい。

 これは同じ一つの出来事を解釈する際にも言えることだ。上記のケースではひょっとして先輩は声が聞こえなかっただけかもしれないし、本当に疲れていただけかもしれない可能性もある。ABC理論はそういった自分が自動的に行なってしまう思考パターンを見つめ直し、自分で自分の感情をコントロールしていく「セルフヘルプ」ができるようになることが最終目標である。
 その他にもこの本は読みやすかった。

 「パニック障害に負けない―不安恐怖症の体験・克服記」貝谷 久宣 (編集), 不安抑うつ臨床研究会 (編集) も今回読ませていただいた。
 なぜここまで心の問題にのめり込むように読み続けるのか?私が発達障がい当事者故なのかもしれないが、パニック障がいやアスペルガー症候群などの発達障がい当事者とどうやって共存して生きていくか。私自身つい最近までこの障がいに関して恥ずかしいことに無知だった。このパニック障がいは一言で言うなら症状をコントロールするまでが大変なのだ。死を恐れる脳機能障がいなのである。
 だが、そこにネガティブな思いを含ませてはいけない。

 「夢をかなえるゾウ」: 水野 敬也著では分類はビジネスマン向けの自己啓発本であるが、その内容からファンタジー小説と紹介されることもある。
 だが、私はこの本を読み方次第で毒にも薬にもなると考えている。きちんと考えて読んでいけば、つんのめることなく自分の等身大にあった自分の姿を実現することはできる。逆にこの本につんのめってしまえば自分の姿を間違えてしまい精神的に追い込まれてしまう。
 この最後の格言だけでも知っておいたほうが楽にはなる。
『成功だけが人生やないし、理想の自分あきらめるのも人生やない。ぎょうさん笑うて、バカみたいに泣いて、死ぬほど幸福な日々も、笑えるくらい不幸な日も、世界を閉じたくなるようなつらい日々も、涙が出るような美しい景色も、全部全部、自分らが味わえるために、この世界創ったんやからな』

 「セックスしたがる男、愛を求める女」アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ (著), 藤井 留美 (翻訳) は男女の意識の違いを取り上げた面白い本である。
 著者であるアラン&バーバラ・ピーズ夫妻が脳科学研究をもとに、なぜ男はすぐヤリたがるのか?女はなぜ愛をくどいほど確認したがるのか?という疑問に答え、セックス、愛情、恋のはじまりから、脳のなかにある「愛の居場所」まで教えるという触れ込みだが、これについては男尊女卑の心理学とも言える。
 ネウヨにとってはなんともきつい本かも知れないがおすすめしておきたい。そして乗り越えたいというのなら乗り越えるべきだ。そうした悔しさがないと人間は成長できないのだから。

 また、もう一つ追加しておきたいのはあの香山リカの「悪いのは私じゃない症候群」である。
 この中で色々と心の病気を著者は診断している内にプレッシャー社会という社会全般の歪を指摘している。要するに他人のせいにして逃げるのだ。そこにはネオリベによる成果主義がある。小泉単純一郎と竹中ヘイゾーの罪は際立って重い。その竹中を頼っているのがハシゲとすれば、皆さんゾッとするだろう。

  「ダイアグラム心理学」: 石田 潤, 桐木 建始, 道田 泰司, 岡 直樹, 富永 大介(共著)では『図表を主とし、文章説明を従としたわかりやすい心理学のテキスト。「心のしくみ」「心のはたらき」「心の成長」の3章で構成されている。』というだけあり大学生向けの心理学入門となっている。
 最終的に言うならば脳科学をこの本は取り上げている。

 まだまだ、私は心理学に精通しているとはいえない。だが、少なくとも本は読み続けるとだけ言う。
 自分の心と格闘することは死ぬまで続くのだからだ。

2012年12月24日
ネウヨは経済を分からない
新華社経済ニュース
記事 2012年12月5日15時31分

LED産業で倒産相次ぐ 中国照明市場の拡大に期待も

【中国証券網=郭暁萍】 北京商報の7月31日付の報道によれば、LED産業で先行き不透明感が増している。企業の倒産が相次ぎ、不景気の雰囲気が広がっている。
 業界関係者によると、中国のLED産業はスタートしたばかりで、企業の多くは、外国の中核技術に頼って製品を生産し、海外に輸出する段階にとどまる。LEDの約7割が海外向けだ。特に小規模企業は、猛烈な経済の失速の影響を受けて輸出の道が塞がれ、国内市場もこの新興産業を受け入れる用意ができていない。現在、LED技術は表示装置や装飾用に使われており、家庭用の普及までは10年かかるとの試算がある。
 国内外から圧力がかかっているが、LED産業の持ち直しが期待できないわけではない。省エネ・排出削減を国が重要視していることで省エネ型で使用寿命が長い、環境にやさしいといった特徴を持つLEDが、中国市場で普及していくだろう。今後8~10年で中国のLED照明器具の普及率は80%まで上がるとみられる。ただ、新興産業が近視眼的な流れに乗り、無計画に投資すれば、生産能力過剰も危ぶまれる。
(翻訳 金慧/編集翻訳 恩田有紀)

 中華経済はいつまでも持たないと私は見ていた。
 メディア報道では経済の減速感に歯止めがかかったというが、実際はそうではない。中国の大手小売店で店舗を大量に閉鎖する動きが相次いでいる。
 スポーツ用品大手の匹克体育用品(福建省)は1~9月に大量に閉店、9月末の店舗数は6739店と昨年末より1067店減った。李寧(北京市)の6月末の店舗数は7303店で半年前より952店減だ。中国のスポーツ用品店は繁華街などに店を置き、独自ブランドのシャツや靴を販売。2008年の北京五輪を契機に需要の少ない地方都市にも大量出店し、多くの店が採算割れに陥っている。
 全土にそれぞれ約1700店を持ち、2社だけで全国の家電店舗販売の2割を占める家電量販業界でも店舗再編が進んでいる。ラオックスの親会社である最大手の蘇寧電器(江蘇省/マルエツと提携)は1~9月に133店を閉鎖、2位の国美電器(北京市)も102店を閉めた。両社ともに新店を開設しているが、閉鎖が年100店を超すのは例がない。昨年末まで続いた政府による家電買い替え促進策を追い風に両社は店舗を急拡大した。蘇寧の店舗数は5年前の2・7倍だったが政策の後押しが無くなり、国美は1~9月期累計で7億元(約92億円)近い純損失を計上。蘇寧も7~9月期に4割弱減益となった。中国の小売売上高は11月に前年同月比14・9%増と底堅い伸びを示した。だが家電市場は1~9月に前年同期比5%減少(中国調査会社調べ)するなど、一部で飽和の兆候も見え始めた。
 日本の小売業は旺盛な内需取り込みを目指し、中国での店舗網を拡大してきた。だが日中関係の悪化に加え、消費の急拡大にも陰りが出始めている。ファミリーマートは中国での出店を抑える計画で、同様の動きが広がる可能性もある。高島屋、イオングループが子会社のマックスバリュやマルエツ、イオンリテールを中心に大幅な進出を進めているようだが、中華経済に依存はしていられない。
 イオンはアセアン地域への進出を強化している。カルフールのマレーシア事業を買収して『ビッグ』に転換する、カンボジアへの出店など、アジア戦略に強い。ネウヨ諸君は今まで中華経済を嫌っていた。しかし、LEDという牽引していた有力産業で倒産が相次ぐ今、日本が創意工夫で日本製のLEDを作ることはできる。今が絶好の機会である。
 雇用に関しては補助金を受ければいい。財務面などについては銀行マン出身の再雇用者を使って方針を決めてもらい、技術と営業を強化すればいいわけだ。諸君は引きこもってばかりではいけないのだ、何も動かない。故に私に経済のことが全く分かっていないと言われるのだ。円高を利用してソフトバンクはアメリカのスプリント・ネクステル、クリアワイヤを買収することになった。そうすることで日米最大手の通信会社が誕生したわけだ。
 同じように韓国や中華で倒産した企業の施設を買い取り、製造施設を日本に持って行って最小限の電源で日本国内の需要にあったLED蛍光灯や照明を手軽な値段で販売すればいいのである。

2013年01月13日
ネウヨこそ論点そらしの達人である
 あるブログでの荒らし投稿に際して私はこれ以上関わるつもりはない。
 見解についてはここで行う。なのではっきり言わせてもらう。最近ネウヨどもはあるアナウンサーや元暴走族が北朝鮮と関係しているかのような書きっぷりをしている。では問いたい。こうしたものに確たる証拠はあるといえるのか。
 諸君は探偵を雇って真相を解明したのか?またユダヤ人の組織というイルミナティを世界征服組織としているのも全く不可解だ。こうした脳内妄想が得意なネウヨ諸君こそ、論点そらしの達人ではないか。では、関東連合なる暴走族がかかわった殺人事件。この原因は今捜査中なんで何とも言えないが冷静に考えると、落ちこぼれへの社会的な受け皿が限られていることが問題だ。
 アメリカの場合は落ちこぼれ防止にと軍隊を悪用した。その結果は深刻なまでの精神疾患当事者を生み出し、ホームレスすら生み出した。そんな政府を支持したのはどこの誰だろうか?「自助努力がすべて」と突き放したアメリカ国民である。このことは日本にも言える。
 ネウヨの信念ははっきり言って紙切れそのものである。はっきり言ってなぜそうなのかという論点が欠落している。事実という武器を軽視し、自分の思いだけが暴走しているに過ぎない。私は事実のみを見ている。みなさんも冷静に考えてほしい。メディアの報道はあくまでも一角を切り取ったのにすぎないのであり、複雑な個所を冷静に読み解くことが必要なのだ。

この記事へのコメント
>こうしたものに確たる証拠はあるといえるのか。

>事実という武器を軽視し、自分の思いだけが暴走しているに過ぎない。私は事実のみを見ている。みなさんも冷静に考えてほしい。メディアの報道はあくまでも一角を切り取ったのにすぎないのであり、複雑な個所を冷静に読み解くことが必要なのだ。

これは、本当に大切な視座ですね。わたし自身も反省を込め肝に銘じたいものです。
元共同通信記者で作家の 辺見庸氏(死刑制度反対論者)は、今のマスコミ、ジャーナリズムを喝破しました。氏、曰く… 『ブッシュ元大統領がイラク戦争に突入した当時、小泉純一郎は、世界で一番早く、この戦争を支持した。ぶら下がり会見で、番記者の誰ひとりも、突っ込みを入れないのを見て背筋が凍った。権力にたかる、糞蝿(クソバエ)に、今のマスコミ、ジャーナリズムは堕ちてしまった。』と…。 辺見庸氏の指摘と、小野哲さんの指摘…『メディアの報道はあくまでも一角を切り取ったのにすぎないのであり、複雑な個所を冷静に読み解くことが必要なのだ。』 には、相通ずるものがあると、わたしは思います。垂れ流される偏向報道に騙されることなく“事実に則り、見極めたいものです。
Posted by 青い鳥 at 2013年01月13日 15:22

2013年01月14日
コメント回答 2013年1月14日
 青い鳥さんのコメントの前に、あるブログから記事を引用します。
 中村隆市ブログ 「風の便り」
http://www.windfarm.co.jp/blog/blog_kaze/post-8946

考・原発 私の視点 佐高信 メディアは批判を貫け
(西日本新聞 2012年2月10日) 
 原発を批判する曲を収めたロックバンド「RCサクセション」のアルバムが1988年に発売中止になった。新聞やテレビの多くがその騒動を報じたが、反原発の主張に正面から向き合うことはなかった。作詞した故忌野清志郎さんが曲中で37基もあると嘆いた原発は現在、54基に増えた。

「昨年6月に東京電力の株主総会を見に行きショックを受けた。総会の映像が映る取材部屋に『録音、録画、中継はご遠慮願います』と書かれた大きな張り紙があり、200人ぐらいの取材陣が誰も文句を言わない。東電の取材規制を問題と思わない記者の姿勢に、これでは駄目だと思った」
「電力会社は地域独占で、代わりに供給責任を負っている。できなければ独占をやめるか、責任を取り社長が辞めるしかない。しかし、メディアは追求をおろそかにしたまま東電が使う『計画停電』という言葉を平然と流した。使うならかぎかっこに入れ、自らの言葉ではないと意思表示すべきだ。福島第一原発事故は、メディアの敗北と、その後も負け続けていることを如実に表している」

 事故後、マスコミに対する市民の視線は厳しい。インターネット上では「原発推進側にマスコミもいた」「事故や放射能汚染の本当の情報を伝えていない」と批判が上がる。

「メディア不信は、いろんなことを追求してほしいとの思いがあるから。しかし情報を伝えるパイプの最初の部分、つまり取材姿勢や言葉の選び方から問題があり、東電や政府の発表をなぞる形の情報しか出てこない。これでは国民が知りたい情報は流れない」
「上品ぶって提言や代案にこだわり始めてからメディアは堕落した。電力がないと大変だとか、経営者のようなことを言うようになった。『批判ばかりしている』と言われるのが怖いのだろうが、批判を徹底できていないことをもっと怖がりなさい、と言いたい」

 昨年6月に「原発文化人50人斬り」(毎日新聞社刊)を出版。推進に加担したと考える著名人の名前を挙げ厳しく批判した。「地方紙も加わった原発安全キャラバン」の項では、経済産業省が2009年に全国で開いた高レベル放射性廃棄物「地層処分」シンポジウムなどの催しに、西日本新聞社をはじめ多くの新聞社が関わっていたと指摘する。

「批判覚悟で実名を挙げたのは、そうしなければ彼らは全然こたえないからだ。お金をもらって太鼓をたたいてきた人もいる。科学者で原子力資料情報室をつくった故高木仁三郎さんのように、交通事故を装って危ない目に遭いながらも、原発反対運動を貫いてきた人との差は何なのか。福島のような事故を起こさないためにも、個人の責任の追及が必要だ」
「中立公正というお題目もおかしい。これまで圧倒的な原発推進翼賛体制の中で、弾圧された反対意見を極論だと切り捨てた。偏らないと装いながら、原発推進に百パーセント偏っていた。これが原発事故を引き起こしたと言ってもいい。中立公正の欺瞞はもう許されない。市民が『偏ってない意見を』と求めたこともメディアを駄目にした。市民の側も自ら深く考え、責任ある市民であるべきだ」

 この佐高氏や辺見庸氏、鈴木邦男氏は現実から死刑廃止や原発廃止を叫んでいます。
 日本のメディアというのはあほでして、迎春閣之風波(ひとのことはいいんだよ。さん運営)でもこうズバッとメディア産業は一刀両断されていますよ。

ホントにシンポジウム死ぬほどクダラネー┐('~`;)┌「自由報道」が聞いて呆れる事実上の「誰とでも寝るヤラセ」の極致┐('~`;)┌┐('~`;)┌┐('~`;)┌
コンナの見て社会のコトがワカッタ気になってるアホは、幕内力士に横っ面張り飛ばしてもらえばイーと思うよ(`∀´)
ソレくらいされんと単なるビンタだけじゃ、人質の痛みと恐怖なんてワカンネーだろ(`∀´)(`∀´)

 ソー指摘されるに十分な想像力の貧困さを、案の定「誰とでも寝るヤラセ」の田原が発揮している(`∀´)(`∀´)(`∀´)
コイツは「週刊朝日は佐野真一に連載を続けさせ」ないと、明らかにならないコトがあると思っているらしいwバカ丸出しwww

 あんなモン、常岡さんの言うとおり「あんなの、読めば分かるんじゃないの」で済むハナシなんだよ(`∀´)

 現場取材に対する想像力が枯渇しまくってる「日本の一流のジャーナリスト」と称する「事実上のワイドショーのコメンテーター」しかつとまらんよーな、事実上の誰とでも寝るヤラセ屋ドモは、一度戦場取材で人質になってみるか、常岡さんの爪の垢でも煎じてのませてもらえよ(`∀´)(`∀´)
2012-12-23 23:06:45
「日本の一流のジャーナリスト」は、事実上寝る相手を選ぶな(`∀´)(`∀´)(`∀´)
http://ameblo.jp/voodoo32kpci/entry-11433398613.html

 「ひとのことはいいんだよ。」さんとも私はコメントをよくやらせてもらっております。光市の母子暴行致死事件では明らかに警察による印象操作がまかり通ったのです。弁護人によってその実態は暴かれましたがいまだにネウヨどもは認めようとしていないのです。
 あまりのあほらしさにあきれてコメントから足を引くと同時に管理人に対策を行うよう呼びかけざるを得ませんでした。ブログを運営する際に私は一方だけの情報の怖さを知っているため、警察サイドの言い分も載せたうえで被告人の言い分も掲載し、発達障害という精神疾患という重大な要素をきちんと踏まえたうえで今回の批判に至ったことをここにお話しします。
 なお、私の視点もまたほんの一部にすぎません。様々な角度でこの事件は読み解く必要があります。絵師キムボンドさんや金魚さん、こっぱなお役人(北方在住)さんなど、様々な角度からの意見はあります。一言でいうのなら、芥川龍之介の「藪の中」と同じことが言えるのです。

2013年02月04日
そんなに怖いのか、真実が
 とある方がブログでひどい誹謗中傷の被害にあったため、私は反論を行った。
 その反応とやらを見て私は呆れた。事実のみに即して回答すればいいのに別の話題にそらすだけ。まあ、最初からそれは想定内だったが。だが言えるのは彼らが事実から目をそらし逃げようとしていることだ。
 意見が異なるのは構わない。私が交流している横拳氏は民族右派であり、必ずしも私とは考えは重ならない。それでも話を聞くだけの価値はあると思う。それに、一つだけの概念に縛ればそれこそスターリンや毛沢東、ヒトラーやムッソリーニのようなゆがんだ独裁者を生み出すのだ。
 それに違うことを否定すれば、金太郎飴のような人間を生み出す。私は以前カルト信者と対話いたことがあるが、金太郎飴論に内心かなり動揺していたようだ。組織や宗教に救いや生活の糧を求める人たちにはそれぞれ異なった事情があり要求がある。そこまで否定するのがカルトのような社会だ。
 だから、私の奇襲に動揺したのかもしれない。私はネウヨやネサヨを見てくるとオウム真理教信者を連想させる。彼らは現実から相当乖離し、「オウム人」になっていたのである。「ひかりの輪」の上祐文浩代表はそのことを反省している。
 自称ウヨであっても、理性があって人の話に耳を傾けるものなら誰も拒否する者はいない。しかし、あらかじめ答えがあってその答えがすべてというのならオウム真理教のような世界になってしまう。それでいいとは私には思えない。真実を拒み逃げ続けるものは真実によって最後は断罪されるのだ。
 それをよしとするのなら私は言うまい。