2013年10月8日火曜日

豪腕だけでは前には進めない 小沢一郎

 今回の書人両断は小沢一郎である。
 この人物には複雑な評価を出さざるを得ない。

無責任連中書人両断! やはり理念がなかった 民主党代表 小沢一郎(小野哲)
テーマ:無責任連中書人両断!!
2008-01-06 05:14:03
小沢一郎の強引な手法を批判していた佐高信が一時期小沢と共闘していた。だが、私はそのやり方にはあまり賛同しない。かつて佐高は郵政省(現総務省)乗っ取りを図ったとして小沢を「小沢フリチンスキー」として厳しく批判していたのだ。
小沢が福田「KY」内閣と大連立を組もうとした事は所詮エスタブリッシュになりたかっただけを示したものにしかすぎない。普段の言動と反した行動故に選挙民の批判を買ったわけだ。
も し、改革者なら私は連立の仲介者をやらかした悪徳フィクサーナベツネこと渡辺恒雄とヒトラー小泉を切り護憲保守の結集を図る。小沢にはそんな勇気はない。 だから財界人に媚びているにしかすぎない。山田洋行から政治献金という名称の賄賂を受け取ってそれで何が改革者なのか。手心を加えて欲しい意図に振り回さ れては改革は無理だ。過去の疑惑を居直り包み隠しては日本改革とは値しない。自衛隊に肩入れする動機にまさか一人息子が自衛官というのがあるとしたらまさ しく手心を加えて政策を作っているに等しい。だから民主党は新保守という皮をかぶったファシズムが横行する。
小沢はせめてブレない護憲派として出直しを計るしか道はない。

小沢一郎の罪(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-11-18 13:55:08
 小沢一郎氏に対して私は複雑な思いを抱えている。
 ハッキリ言えば、アメリカの代理人であることは明快だが、まだしもマシなのは2009年マニフェストへの回帰を訴えていることだ。その小沢氏を支持するしかないのが、民主党腐敗の深刻さである。
 小沢氏の罪だが、誰も触れていない。なので、私から知りうる事を明らかにする。1989年に米モトローラ社が、自動車・携帯電話への参入を求めた日米通信交渉の日本側代表が小沢氏だった。
  モトローラ社は、IDO(日本移動通信、現・KDDI)にライバルのNTT方式並みの基地建設を求めた。小沢氏は、通産・郵政官僚を通してIDOの株主で あるトヨタ自動車、東京電力に圧力をかけ、モトローラの要求をのませた。モトローラ社の提携先が、IDOと稲盛和夫氏が経営するDDI系の携帯電話会社・ セルラー。それ以降、小沢氏と稲盛氏は親密な関係になった。
 まだまだ小沢氏には罪がある。この話を聞いて驚くなかれ、である。

  1989年にパパ・ブッシュ大統領が、パナマのノリエガ将軍を捕らえてノリエガ・池田大作・小沢一郎の三角関係を把握した。九四年五月以来、ワシントンを 起点にしてアメリカの各所に配られた「オザワ批判リポート」はもう一つ重大なことに触れている。このリポートは、池田と連携して、池田の野望である政教一 致による日本の支配と、そのためのハク付けとして「ノーベル平和賞」の獲得に、小沢氏が協力している事実も暴露する。
 しかも、ノリエガ将軍が吐 かされたものの中に、池田が創価学会の金をパナマで運用し、ノリエガ将軍の麻薬取引の資金繰りにも使わせていたことと、このあがりから、池田は小沢氏へ相 当な額を常時渡していたというものがあった。ブッシュ氏はこの自白の証拠書類もがっちりと手に入れて、金丸信と小沢の両氏を操作するムチとして使ってい た。この話は「小沢のパナマコネクション」として、アジア・太平洋諸国の政府の間にも知れ渡っている、と教えてくれたアジアの外交官もいる。

 この話は霍見芳浩(ニューヨーク市立大大学院教授)著「アメリカ殺しの超発想」にある。皮肉なことに、その彼までもが小沢氏の支持者になっているようである。
  更に1991年にあった湾岸戦争時(1月-3月)に、多国籍軍への90億ドル(約1兆円)が追加拠出された。当時、公職にない小沢氏(当時の肩書きは自民 党幹事長)が決定した。にもかかわらず、湾岸戦争終了後クウェートの感謝国一覧に日本の名はなかった。日本が出した金は何処へ行ったのかという疑惑があ る。これをカスゴミどもはなぜ追及しないのか。
 これらの事実から、私達は小沢氏の闇を確実に見据えるべきである。だが、これといま小沢氏にかけ られた疑惑は別である。このことも説明義務に沿い、小沢氏は説明すべきだろう。それがないから、小沢氏への不信感になる。特定の人に話しても意味はない。 ポピュリズムで裁くのなら私も検察審査会を信用できない。
 佐高信氏ですらも、かつて小沢氏をライバル視していた(同門の慶應義塾大学卒業か ら)。だから一時期小沢氏を『小沢フリチンスキー』と呼び、小沢氏に「フリチン政治家よ、パンツをはけ」と一喝した。その佐高氏ですらも小沢氏を擁護して いるということは、相当政界が腐っている証拠であろう。
 小沢氏の罪は、クリーンなハト派を壊滅同然にした事だ。これは、絶対に見逃せない。今 後、小沢氏は危険なネオコン・ネオリベどもを一掃してクリーンなハト派を育成し、引退するまでに彼らを政界の中心に据えるべきだろう。その時には、アメリ カにもロシアにも極右中国にもきちんとモノを言える政治家を育てて欲しいと願いたい。

今回の参照記事
http://d.hatena.ne.jp/bonstar/20100123/1264247216

http://www.data-max.co.jp/2009/10/post_7317.html

 だが、小沢にはそうした動きがない。
  確かに元秘書の疑惑に追われて強制起訴されたため対応できにくい側面はあるにせよ、最低でもやらねばならないのはクリーンで賢く強いハト派政治家を送り出 さねばならない。機動戦士ガンダムSEEDに出てきたせりふ「想いだけでも…力だけでも駄目なのです」をそっくり小沢に贈らねばならない。
 そうしたことをおざなりにしたら、こんなお間抜けどもが出てくる。

ポーズとしての環境保護(小野哲)
テーマ:国家、人権
2008-09-13 19:57:31
 警告
 最初に申し上げます。
 拙ブログに捨てハンドルネーム、名無しもしくは2ちゃんねる経由での書き込み参加を行うことを今後は一切禁止します。また、ネットカフェからの書き込みも今後は禁止します。
 理由は前回コメントで明らかになったように拙ブログへの中傷コメントがあったためです。ネチケットを守らない利用者のために私たちのネット環境は劣化していくばかりです。また、中傷コメントを寄せた場合は拙ブログは容赦なくプロキシを公開し、書き込みもとも公表します。
  私の意見表明はあくまでも事実から打ち出した論であり、感情的な擁護論はいっさいお受けできません。今回の中傷コメントは大野病院の加藤被告の犯罪を擁護 する卑劣な暴言です。断固許すわけにはいきません。ネットカフェも利用者の連絡先を登録させるなどの規制が業界ぐるみで行われてくれるといいのですが、そ の取り組みがなされないので今回私から規制を行います。
 また、悪質な書き込みがあった場合は刑事告発も可能です。

爆笑・太田光に殺人予告!脅迫容疑で男逮捕
2008.7.27 12:05 サンケイスポーツ

 警視庁杉並署は27日までに、インターネットの掲示板にお笑いコンビ爆笑問題の太田光を殺すなどと書き込んだとして脅迫容疑で、埼玉県上尾市上尾村、無職、小沢史人容疑者(32)を逮捕した。
 小沢容疑者は、太田さんがテレビの番組で、ネットでの殺人予告を批判する趣旨の発言をしていたことを知り「逆に太田に対し(殺人予告を)書き込んでやろうと思った。殺すつもりはなくユーモアのつもりだった」と話しているという。
 調べでは、小沢容疑者は8日午後1時前、自宅のパソコンから2ちゃんねる掲示板に「爆笑問題の太田光を殺します。包丁で刺し殺します。ご期待ください。これは犯行予告だ」などと書き込み、脅迫した疑い。
 掲示板を見た人が通報し発覚。12日、太田が杉並署に被害届を出し、同署がIPアドレスなどから割り出した。

 これが荒らし投稿にも適用されるのは時間の問題なのですよ。汚い荒らし行為を繰り返す愚か者よ、覚悟しなさいといいたい。


  さて、今回は見せかけの環境保護を批判したい。去年9月にイオンがカーボンオフセット(carbon offset)運動に参加することになった。これは、人間の経済活動や生活などを通して「ある場所」で排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを、植林・ 森林保護・クリーンエネルギー事業などによって「他の場所」で直接的、間接的に吸収しようとする考え方や活動の総称である(Wikipedia日本語 版)。
 参加しているスポンサーにキューピー、日清食品、東洋水産、ニチレイ、雪印乳業、ダノンジャパン、ミツカン、味の素、明治製菓、江崎グリコ、日本コカコーラ、キリングループ(ビール・ビバレッジ)、サッポロビール、サントリー、ユニチャーム、ライオンがいる。
 この運動によって2500トンの排出権取引が成立し、それは杉の木が吸収する二酸化炭素178000本分に相当するとのことだ。だが、私は疑問だ。果たしてこんなもので環境保護になっているのかと。
  たとえば地域破壊の典型的な例にイオンの郊外店を指摘したい。イオン北海道が地元商店街・市の反対を押し切って名寄にポスフールを中核にしたSCを建設し た。そのやり方は大きな亀裂を残したのはいうまでもない。苫小牧市ではすでに地元商店街の崩壊に拍車が掛かっている。当然来るためには車が必要だ。車社会 に貢献したのがイオンモールではないか。
 そうした事実から直視せずただ暴走するのならイオンは大きな過ちを犯している。

 こうした見せ掛け経済を小沢はある意味促進してきた。
 そうしたことへの痛切な反省がないまま、新党騒ぎにまたしても突き進もうと言うのならそれは極右や極左などの反社会的な動きを拡大する危険性を招く。
 アメリカではブッシュ時代に膨張した危険極まりないキリスト教原理主義(イスラム原理主義に並ぶべきとんでもない代物)が社会の弊害を招いている。その弊害を以下のサイトが暴いている。オバマとマケインの4年前の大統領選挙はそうした意味での分水点だったのだ。

http://www.yorozubp.com/0211/021119.htm

 また、小沢はTPPに反対と言う。
 私もそこでは同じ立場なのだがそれを鮮明にすべきなのは明らかだ。やらないのでは逃げているとしか思えないがどうだろうか。だから、賛成派に足元をゆすぶられているのだろう。しっかりしろといいたくなるではないか。
 
 2012-03-20 12:05