2013年10月13日日曜日

社民党:潔く日本共産党への吸収合併を申し出よ

2011年12月23日
書評 格差はつくられた
 今回は「格差はつくられた―保守派がアメリカを支配し続けるための呆れた戦略」(ポール クルーグマン (著), 三上 義一 (翻訳)、早川書房)を取り上げる。
 「少数派の代弁者にすぎない共和党が、平等な中流社会を壊して格差社会を築き上げた驚くべき方法とは?世界が注目する経済学者が急遽打ち出したアメリカの病根への処方箋」として、この書籍はフランクリン・ルーズベルト時代への政策転換を求めている。
 私もその立場に賛同している。だが、メディアは相変わらず腐っていて大食い競争だの、芸能人のおめでたネタだの亀田三兄弟だのくだらないものばかりに現を抜かす有様だ。これを、人は「パンとサーカス」というのである。過剰競争に明け暮れて、修理やアフターケアは二の次だ。これではどんな人でもそっぽを向く。そして政党でも新党ごっこに現を抜かす有様である。
 社民党なんか、その典型例である。旧日本社会党が社民党に党名を変更し、新党を強調したものの、肝心のシンクタンク機能が破壊されてしまっていたのだ。それでは新自由主義を食い止めることは到底できない。まず、足元を固めることが第一ではないのか。
 また、選挙民に問いたい。求めるばかりでリスクを背負う責任を怠っていないだろうか。実は村野瀬玲奈さんのブログによく私はコメントする。そこで「いつか白馬に乗った王子様が... (「おこじょの日記」から)」なる記事があった。ハシゲの動きを厳しく批判しているものである。私もその趣旨には賛同するが、待ったをかけておかねばならない。私はこのようにコメントした。

白馬の王子様に頼るのではない、自分たちでやるのだ
 ハシゲ批判にこのコラムを用いたのは私も共感します。
 ですが、懸念すべきこともあります。民主主義は私達が育てていくものであり、上から与えるものではないのです。白馬の王子様に何でもかんでも任せてしまえば大丈夫という風潮になってしまえば、それこそがおまかせ民主主義になってしまいます。
 私もその点で近々書きたいと思っています。ですが村野瀬さんのお考えを伺いたいと思っています。

 この思想にはかつてのマイカル再建がある。
 マイカルが会社更生法を申請した際にイオンがスポンサーになり、榎本恵一氏が保全管理人代理として派遣された。榎本はイオンの考え方を押し付けるのではなく、マイカルの創業者だった西端行雄(故人)の「誓いの詞」を使ってマイカル従業員に語りかけた。そして、「イオンがマイカルの再建をするのではありません。マイカルのあなたたちが再建するのです。だから、我々は占領軍、進駐軍にはなりません。我々はあなたたちの努力を応援するためにやってきました。勘違いしないでください」と締めくくった。
 この姿勢があったのかもしれないが、マイカルの経営再建は1500日で完了したわけだ。白馬の王子をイオンに、自分たちをマイカルに置き換えてみればこの意味はおのずと分かってくる。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3064.html


http://www.amazon.co.jp/%E6%A0%BC%E5%B7%AE%E3%81%AF%E3%81%A4%E3%81%8F%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E2%80%95%E4%BF%9D%E5%AE%88%E6%B4%BE%E3%81%8C%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%82%92%E6%94%AF%E9%85%8D%E3%81%97%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E5%91%86%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%88%A6%E7%95%A5-%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4152089318

posted by 小野 哲 at 14:11

2012年03月28日
自称政治家追放と救国政権樹立を要求する
 2009年の政権交代時、私たちは今までの対米追従・財界優先の歪んだ政治が国民第一の政治に転換されるものだと期待していました。
 しかし、この二年間の民主党および自民党・創価学会・みんなの党、大阪維新の会、新党改革、たちあがれ日本などの歪んだ愚か者によってさらに政治の劣化は進んでしまいました。劣化を招いたのは我々選挙民の見識のなさもありますが、彼らしかいないのでは話になりません。
 そこで、自称政治家の追放と新党きづな・日本共産党・正統民主党(マニフェスト擁護派)、国民新党、自民党護憲派による救国政権を樹立するよう要求します。今、小沢一郎が好きだ嫌いだのといっている場合ではなく、政治の劣化を阻止することに重点を置くべきでしょう。
 また、社民党についは日本共産党への併合と同時に、日本共産党に以下の要求を行います。

1.査問制度の即時廃止
2.民主集中制の撤廃と意見を吸い上げられるシステムの拡充
3.地方の議員をさらに中央政界に送り込むこと
4.政治資金の全面公開の要求

 社民党を併合することで、共産党は新党に生まれ変わるきっかけを得るはずです。これは時代の要請であり両党ともに受け入れるしかないのです。路線対立する暇などないのです。「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という、自分の命を犠牲にする覚悟があってこそ、初めて窮地を脱して物事を成就することができるという意味の諺があります。
 その意味を忘れた社民党に存在意義はありません。新党日本および減税日本ともどもこのままでは滅亡するでしょう。

posted by 小野 哲 at 23:24

2012年06月22日
政局で踊った政治家を支持したのは誰だ
 相変わらず新党ごっこがはやっている。
 この種の運動にはもはやうんざりだ。


民主党分裂が確定的に 「壊し屋」小沢氏が4回目の新党結成へ
2012年6月22日(金)19時18分配信 J-CASTニュース
民主党の小沢一郎元代表が2012年6月21日に開かれた小沢グループの会合で新党結成の可能性に言及し、民主党の分裂が決定的になった。
小沢氏は、これまでに3回も新党を立ちあげており、そのたびに、かつての仲間と袂を分かってきた。今回も、「壊し屋」の歴史が繰り返されるのか。

新党結成は「採決がすんでから相談」
小沢氏は記者団に対して、
「私どもの主張は、国民のために正義だと思っている。『申し訳ありませんが、曲げるわけにはいきません』というふうに(輿石東幹事長に)お話しをしてまいりました」
と語り、6月26日にも行われる消費増税関連法案の衆院採決では、反対票を投じることを明言。新党結成については、
「選択肢はいくつかあると思う。採決がすんでから(小沢グループのメンバーと)相談して最善の道を選びたいと思う」
と前向きな姿勢を示した。
仮に「小沢新党」が立ち上がれば、小沢氏が立ちあげる新党としては4番目だ。
小沢氏のキャリアのスタートは、もちろん自民党だ。47歳で幹事長のポストにまで上り詰めたが、所属する経世会(竹下派)が分裂して少数派閥に転落したこともあって、93年には羽田孜氏らと自民党を離党して「新生党」を結党し、代表幹事に就任。新生党は、宮沢内閣への不信任決議案が可決された末に発足した、非自民の細川連立政権の一角を占めた。

連立離脱通告の翌日に小渕首相が倒れる
2番目の新党は、94年に結党された「新進党」。前出の新生党や公明党、日本新党などが合流してできた政党だったが、97年に小沢氏と鹿野道彦元農水相が一騎打ちした党首選で党内対決が決定的になり、自由党、改革クラブ、新党平和、新党友愛、黎明クラブ、国民の声の6党に分裂した。
3番目の新党が、この分裂した6党のうちの「自由党」だ。99年には、自民党と連立したが、00年4月には解消。小渕恵三首相は、自由党から連立離脱を通告された翌日に脳梗塞で入院し、そのまま帰らぬ人となったことから、連立解消の心労の大きさを指摘する声も出た。自由党は03年9月に民主党と合流。民主党では代表や幹事長を務めた。
12年6月21日の小沢グループの会合では、小沢氏は15時半にホテルに入り、出てきたのは22時過ぎ。6時間半にわたるホテルの滞在時間中に、出席議員約50人に対して個人面談を行っていた模様だ。新党への参加への意思を確認していたものとみられ、その場で民主党への離党届を書いた議員も多かったという。「4番目の新党」の発足は、目前に迫っている。

 一部報道によると新党きづなとの合流もあるとのことで、49人が会合に合流している。
 また、田中真紀子氏を担ぎ上げる観測記事も出る始末だ。これだけ乱れたらもはや分裂は確実だ。だが、秋原葉月氏が批判している。そのうちから以下の言葉を引用させていただきたい。

 野田内閣の消費税増税も、小沢氏の消費税据え置きで緊縮財政敢行も、維新案のベーシックインカムも、皆、低所得者層に厳しい負担を求める「小さな政府」の政策です。
 それは、ゲンコツで殴られるのが良いか、足で蹴られるのか良いか、棒でたたかれるのか良いか、程度の違いしかありません。
 そこには「暴力をふるわれない」という本質的に異なる別の選択肢がないのです。
 そもそも「増税」=消費税増税という暗黙の大前提で「増税」に賛成か反対かという選択肢をたてることがおかしいのです。
だって増税の方法は他にもあるではありませんか。
 それに、もし消費税増税をするとしても、ヨーロッパで実施されてるように、贅沢品の消費税率を上げて生活必需品の消費税率は据え置く(または下げる)べきだという案を誰も言い出さないのもおかしいです。
 私は小沢氏の緊縮財政には反対ですし、増税すべきだと考えています。
 ただし、逆進性の強い消費税を上げるのではなく、証券課税や法人税を上げ、高額所得者の累進課税率を上げて増税すべき、つまり「無いところから搾り取るのではなく、あるところからよりたくさん徴税する形の増税をしろ」という意見です。
 社民党や共産党はこういう主張をしていますがマスコミは蚊帳の外の扱いをしています。マスコミは「消費税増税か否か」という視点でしか報道しないことがほとんどなのです。
 真の対立軸は、低所得者層により厳しく負担を求める「小さな政府」か、それとも証券課税や法人税対象の金持ち増税を行い低所得者層に手厚い政治を行う「大きな政府」か、です。
 マスコミが言うように増税(=消費税増税)に賛成か反対か、という対立軸ならば
【賛成】民主党、自民党、たちあがれ日本 vs 【反対】小沢新党、みんなの党、維新の怪、共産党、社民党
という構図になります。
 でも、小さな政府か大きな政府か、という対立軸で考えるなら、
【小さな政府】民主党、自民党、たちあがれ日本、小沢新党、みんなの党、維新の怪 vs 【大きな政府】共産党、社民党
という構図になります。
 本質をより示しているのは、言うまでもなく後者です。
 小沢さんの新党結成に絡んで、消費税増税か否かという点だけを切り取って争点に据えるマスコミの近視眼的な報道の仕方は、消費税の問題点を覆い隠し、物事の本質、真の対立軸を見失わせる働きがあると思います。
 マスコミは政局の行方よりも、真の対立軸をあぶってみせることの方が重要ではないのでしょうか。
小沢氏の新党結成という政局ごっこはもう食傷気味 より

 確かにその言葉通りである。
 だが、メディアが共産党の政策を単に取り上げないだけに原因を終始させていいのだろうか。私には大いなる疑問を感じる。私が良くコメントをさせていただいている井上静氏のブログ「楽なログ」より引用する。

日本共産党と北朝鮮はどこがソックリか
2011年 12月 27日
 もう下火となったが、外交問題に便乗し、反感を持つ相手と北朝鮮をこじつけて貶める風潮があった。
 しかし、そんなのは自信の無い奴の愚かな小細工だと皆がわかっている。だから、そんなことを実際にやっている奴は、世間一般からくだらない奴だと見られている。
 実際に、マスメディアで目立ったのは、せいぜい『サピオ』のような子供むけタカ派雑誌が煽ったくらいだろう。ガチガチの保守派ですら「漫画右翼雑誌」と軽蔑し、その常連たちは小林よしのりだの落合信彦だの曽野綾子だの伊沢元彦だの、わざと悪い冗談で集めたような連中で、そんな連中に相応しい無茶苦茶な内容だから、まともな社会的影響力なんてあるわけない。
 当然、その標的とされた側にしても「屁のカッパ」で、なんの実害もなかった。
 ところが共産党だけは違う。同党は、「漫画右翼雑誌」どころか出所不明の怪文章を配布されただけなのに、それが影響し選挙で惨敗したと不破議長や志位委員長が言っていた。ほんとうは選挙運動の内容が良くなかったのが原因だが、それで執行部の責任問題となってはマズいから、転嫁しただけとも考えられる。
 しかし、くだらないこじつけの悪宣伝なのに、共産党に対しては効果的だったとも考えることは可能だ。もちろん、そうした宣伝自体はデタラメである。そもそも、共産党は北朝鮮と昔に一時の交流はあったが、その後は疎遠になっていた。そして、とくに旧社会党、次に公明党が、北朝鮮と親密だった。
 ただ、共産党は北朝鮮にちょっと苦言を呈しただけなのだが、北朝鮮の政府が逆ギレしてしまい、そこから仲違いとなっており、これは北朝鮮の態度に問題があったけれど、共産党も苦言を呈されただけで逆ギレするのは同じであるから、このため共産党と北朝鮮は同類との印象を持たれる。この現実を共産党は認識できず、反論は空振りになる。
 かつて羽仁五郎というマルキストの有名な売れっ子大物タレント学者が、その著書の代表作でベストセラー『都市の論理』で述べていたことだが、世界各地の社会主義国の政権与党機関紙を読んでいると、北朝鮮のものは自慢が多く、自慢ばかりするものは信用されないと指摘していた。
 これは日本の共産党にも共通することで、『赤旗』をはじめとする機関紙は、よく恥ずかしくないものだと思うほど自画自賛が多い。
 そして例えば、選挙で呆れるほどお粗末な候補者を擁立しておいて、これでは支持できないというと、どんな候補者でも共産党だけが正しいから応援して当たり前だと怒り、「そんな簡単なこともわからないのっ!!」と怒鳴られた人たちがいっぱいて、他人の都合も考えず勝手に電話してきておいて「なんと失礼な」とひんしゅくを買っているし、また、東京都狛江市では共産党の縁故政治(矢野現市長の甥を市議にした)に苦言を呈した者たちに対して、それが無党派でも社民党支持でも保守でもみんな、積極的に支持してきた者たちにまで「創価学会工作員」とレッテル貼り濡れ衣着せの中傷をしたりと、良かれと思ってのことでも物の申せば逆ギレという態度までソックリである。
 これを認識して改めない限り、共産党が民主と自民に対抗する第三極となることは不可能だ。

 私が「しんぶん赤旗」を引用しているのは私の指摘に重なる部分があるからで、共産党を無条件に支持しているわけでもないし、だからとても共産党を毛嫌いしているわけではない、理に適った部分が大いにあるからで、法人税や所得税の増税などでは私は共産党と一致している。
 井上氏のこの指摘を聞いて、私は関東鉄道列車衝突事故を思い出した。共産党は関東鉄道が黒字だと決め付けて駅前で批判するビラをばら撒いていたので私はビラをばら撒いていた市議に「非常識じゃないか」と食って掛かった事がある。この指摘と井上氏の指摘はズバリ、一致しているのだ。
 そうなるのも民主集中制と査問制度による徹底的な閉鎖性ゆえなのだろう。そこに、共産党が伸び悩む原因がある。そうして絶望した人々はハシゲのような極右政治家にフラフラと寄っていく、いや酔いしれるというべきだろう。
 私は選挙民の責任が大きいと思う。私は2009年選挙では小選挙区制では棄権した。選択肢がなかったからだ。選択する基準はあくまでも政策論でしかないのである。政局で踊った政治家を支持してきた我々は大いに反省しなければならない。また、社民党が不振なのも結局は政局ごっこを演じてきた一部であり理念に欠けていたのでしかない。福島瑞穂がこんな体たらくじゃ話にならない。
 ギリシャでは緊縮政策に反発した急進左派連合が第二党に躍進した。我々が選ぶべきは第二の急進左派連合を日本に育て上げるべきだろう。そうして、中道右派、穏健リベラルとのオリーブの木連合を結成し、政局ごっこ一派と極右政治家どもを追放するべきだろう。そのためには政治家を自分たちで育てると言う意識に目覚める必要がある。たかる政治家を日本の財界人は育ててきた。
 だが、これからは癒着しない政治家を育てる必要がある。次回の選挙で私はすでにどの政党に投じるかはある程度決めている。

 これらに関して、秋原氏に伺いたいのです。
 井上氏の示したこの課題にあなたはどう考えているのでしょうか。見解を示していただけると幸いです。また、青い鳥様にもお伺いしたいのですがよろしいでしょうか?
 
posted by 小野 哲 at 23:10

この記事へのコメント
敬愛なる、小野 哲様へ

>民主集中制と査問制度による徹底的な閉鎖性ゆえなのだろう。

>中道右派、穏健リベラルとのオリーブの木連合を結成し、政局ごっこ一派と極右政治家どもを追放するべきだろう。そのためには政治家を自分たちで育てると言う意識に目覚める必要がある。

>青い鳥さんと話したように民主集中制の撤廃と査問制度の廃止は待ったなしです。


日本共産党の問題については、わたしは党員ではありませんので、根拠なき批評は避けたく考えております。ただ、この問題は、わたくし自身、一度、小野哲さんと深く掘り下げて、一緒に考えたいと希望していたところでしたので、嬉しく思っております。
日本共産党は、日本の政党では最も歴史の古い政党ですので、戦前からの党についての諸々のこと、わたくしめ只今、個人的に研究中ですので、自分なりに腹落としした後、貴殿と共に深く考えたいと思っておりますので、今日のところは、コメントを差し控えさせて頂きたくお願い申し上げます。
小野哲さんとは、上辺だけの美辞麗句を並べた軽い議論を避けたいものですから、ご理解の程お願い申しあげます。考えがまとまりましたら、わたしの方より申し出させて頂きます。いつも感謝します。

Posted by 青い鳥 at 2012年06月23日 01:15
- 「政局で踊った政治家を支持したのは誰か」に青い鳥様よりコメントをいただきました。感謝申し上げます。日本共産党の問題は除名された元参議院議員の筆坂秀世氏の告発本への冷淡な対応でも明らかになった印象があります(私は来月以降にブックオフで購入予定です)。筆坂氏の「セクハラ」なるものは、実際はカラオケボックス内で共産党女性職員とデュエットで腰に手を回して歌い、チークダンスを踊ったという程度だったというのです。これをセクハラにした経緯が良くわかりません。
 私もあるネウヨとの対話をさせてもらった事もあり、共産党に関する問題はじっくり向かい合うべきだと考えています。Afternoon Cafe屈指の論客であるあなたとじっくり考える機会をいただけた事に感謝します。そこまでにお互いに必要なものをそろえて考えて行きたいと思っています。
 また、この作業に多くの人が加わると思いますがみんなとともに考えていこうと思っています。その点も含めてよろしくお願いします。
この記事へのコメント
筆坂氏の所謂、“セクハラなるもの”に関する一連の動きをみることにより、日本共産党の組織的本質や前衛政党の両刃の刃なる宿命の様が垣間見える気がします。ことの発端は、小野哲さんのご指摘通りで、“カラオケのデュエットで、女性の腰に軽く手をまわしただけ”なんですが、この女性がセクハラを受けたと感じ、党本部へ申し出たというのが概略であると思います。ここでわたしが、日本共産党の判断に“違和感”を感じたのはこうです…、普通、この程度のスキンシップは、世間的には日常的に起こりうることであり、女性に不快感を与えたのであるなら、筆坂氏ご本人が誠心誠意謝罪し、釈明すれば済む程度の問題であったのではないかと考えます。ここでわたしが言いたいのは、日本共産党が、筆坂氏が国会議員の責務として、記者会見などの場において、国民に対してことの経緯についての説明責任を果たそうとされたのに、党本部が止めさせた、党の政策責任者を組織をあげて守ることを放棄した様にわたしの目には映りました。ここに日本共産党という組織の過度な潔癖症がみえ、違和感を感じました。筆坂氏は三和銀行出身ということもあり、わたしが贔屓にした政治家でした。党の政策をわかり易く国民に語ることに優れた能力を有した逸材であっただけに残念でしたし、筆坂氏が党を去ってからも、たくさんの党員から激励の便りが、氏宛てに届いたことからも、筆坂氏が日本共産党にとってどれだけ大切な人材であったかがわかります。 誤解されては困りますが、日本共産党を批判しているのではないことです。わたしは選挙権を得てから約31年間、日本共産党を信頼し、全ての選挙を一度たりとも棄権せず、日本共産党とその候補に投票してきましたし、今後も続けるつもりです。こうゆう苦言や提案を受け入れる寛容さや度量を党組織にもって欲しいと思うんです。国民の大多数は、日本共産党が正しいことは理解していると考えますが、今ひとつ飛び込んでゆけないのは、日本共産党が“正し過ぎ”、“潔癖過ぎる”ところにあるのではないかと思います。更に日本共産党シンパとして注文ですが、開かれた党として、党内の議論内容など透明化を求めたい。小野哲さんの懸念されてみえる通り“民主中央集権”は閉鎖的になる宿命の様なものを孕んでいるとわたしは考えます。政党政治において、政党で決定したことは、全党員が一致団結して政策を国民に訴え議会に議員を送ることが基礎です。日本共産党には政策決定までの過程も情報公開するなどを求めたいところです。 無論、秋原葉月さんがコメントされた日本共産党評に対しましては、激しく同意させて頂きます。ただ、わたしは日本共産党に脱皮してもらいたいのです。いつまで経っても“確かな野党”では駄目です。主権者国民は不埒な為政者や強欲大資本家により苦しめられて危機に頻しているのです。日本共産党に、政権奪取する覚悟を示してもらいたいのです。寛容さと度量の深さを合わせもち、政権奪取の意欲を真剣に主権者国民に熱く語れば、国民は真剣に応えてくれると信じています。小野哲さんの様な、ほんとうに良心的な“護憲保守”の立場の方は、稀有な存在であると日頃尊敬してやまないところですが、こういった方々に信頼を得て連帯するのであれば、開かれた党に生まれ変わる必要がありますね…。例えば、党員の皆さんが執行部批判をしたとしても“査問”などの内向きなことを止め、即“除名”などの愚かしいことは止めるべきと思います。ひとは千差万別でありいろんな考えを持っているのが自然で健全なことであると信じています。
小野哲さん…、貴重なご提言と議論の場をご提供頂きまして、心から感謝します。日本国憲法が戦後最大の危機にあるとわたしは憂いています。右左、イデオロギーなど脇において護憲勢力を大きく育てなければ、ほんとうに恐ろしい日本に逆戻りしてしまいます。
とりとめなき、長文乱筆…お許しくださいませ。また議論したいです…。ありがとうございます。

Posted by 青い鳥 at 2012年06月24日 10:30


コラム読ませていただきました。
私も、民主集中制や党の委員長が終身制(?)みたいに全然変わらないところなど、疑問に思う点はあります。しかし、共産党が掲げている政治理念や政策はおおいに支持できます。

民主党や自民党などはその政治理念やトンデモ政策が批判対象になるんですが、不思議な(?)ことに共産党はそういうものは批判対象とはならず、党の運営の仕方みたいな内輪的なものが批判対象になるんでよすね。
おそらくこれは、政党としての政治理念や政策はほぼ満点でほとんどケチをつけられない、あとはその支持を伸ばすためになんとかもっと良い党運営を心がけて欲しいという願いの現れなんだと思います。

で、共産党の批判対象となってる、おそらく支持を拡大できないであろう原因の一つ(全てだとはは思いません)の党運営の内実と、マスコミがなかなか取り上げない共産党や社民党の主張内容とは、わけて考えるべきだと思います。

「大きな政府」は政党としては社民党や共産党が主張していますが、別に社民党や共産党だけが主張しているわけではないのです。法学者や社会学者、政治学者だって、市井のブロガーだって主張していることであって「共産党独自の主張」ではありません。「大きな政府」は一つのいわば学説であり、社民党や共産党もその学説を支持している、と言う言い方がぴったり来るでしょうか。

マスコミが正当な説を載せないのは、なにも「共産党の主張だから」とは限りません。例えば光市母子殺人事件での弁護団バッシングは民主主義国の刑事裁判においてはあってはならない、とんでもないことなのですが、そのことを積極的に報じたマスコミはほとんどありませんでした。

マスコミは往々にして正当な言説をスルーすることがあり、それは何も共産党が民主集中制をとっているから等々の理由ではないのです。

もちろん共産党は大きな政府という正当な主張が世に広く受け入れられるよう、色んな面での努力を惜しまないで欲しいとは思うのですが、今回の「マスコミが社民党、共産党を蚊帳の外においている」こととは別の次元の話だと思います。

Posted by 秋原葉月 at 2012年06月23日 13:21
- まず、最初に秋原葉月先生からのコメントをいただきました。
 感謝申し上げます。
 私と同じ懸念材料を持っていた事に安堵しました。メディアは売らんかいなに走る傾向があります。ですから京都府亀岡市の登校中児童交通事故での報道でお涙頂戴報道がまかり通るのです。私の末弟も「被害者遺族への取材をしてなんになるのか」とカスゴミを厳しく批判しています。
 井上静氏はこの事件で私が行なったコメントに「まじめな報道をしようとすると、それでは受けないと上から叱られもするそうです」とメディアの体たらくを批判しています。私や井上氏は共産党を評価しています。ただ、厳しい一言も言う事も共産党を評価している現われだと言うことです。あのマハトマ・ガンジーは「たとえあなたが少数派であろうと、真実は真実なのです(Even if you are minority of one, the truth is the truth.)」といっています。私たちはその精神を忘れないで突き進んでいると信じたいと思います(ただ、正当な批判には真っ向から答えるのが私の信念です)。
 あなたの趣旨に共感する一人として、これからも私にできる範囲ではありますが共闘宣言させていただきます。今回のコメントに改めて感謝申し上げます。
 なお、恐縮ですがあなたのブログに私のほうからリンクを張らせていただきました。事後承諾をお許しいただきますよう申し上げます。ヘイトスピーカーにお互いめげずに突っ走ろうじゃありませんか。


2012年07月03日
政局家を乗っ取り屋が批判できるか
 【政治】
小沢元代表が離党 衆参52人、新党結成へ
2012年7月2日 東京新聞・夕刊

 消費税率引き上げを含む社会保障と税の一体改革関連法案に反対した民主党の小沢一郎元代表は二日午後、輿石東幹事長に側近議員を通じて離党届を提出した。元代表グループで離党届を提出した議員は衆院は元代表を含め四十人、参院は十二人の計五十二人で、民主党は分裂した。小沢元代表らは近く新党を結成する方針。
 一方、野田佳彦首相は同日夕の党役員会に出席し、一体改革関連法案に反対、欠席・棄権した造反議員の対応方針を示す方針。元代表らが離党届を提出したことで、党の除名を含む厳しい処分を検討するとみられる。
 離党届は、山岡賢次党副代表と広野允士参院議員が手渡した。
 五十人規模の新党ができれば、国会では公明党(衆参両院で四十人)を上回り、民主、自民両党に次ぐ第三勢力となる。委員会の運営や質疑でも一定の影響力を持つ。
 離党届提出に先立ち、元代表は輿石幹事長と電話で会談。関連法案の撤回要求が受け入れられないことを理由に、グループ議員とともに離党する意向を伝えたとみられる。
 元代表は同日午前、衆院第一議員会館にある自室に入り、支持グループ幹部ら側近議員と離党・新党結成に関して最終的な協議をした。
 関連法案に反対した元代表らの処分問題をめぐっては、輿石幹事長が三回にわたって元代表と会談。党にとどまるよう説得を続けたが、元代表は法案撤回要求を取り下げず、調整が難航していた。

小沢氏の声明
 先月26日に衆院本会議で消費税の増税だけを先行する社会保障と税の一体改革関連法案の採決に際して、反対票を投じた者のうち38人に加え、消費税増税法案に反対の参院議員12人の計50人の離党届を輿石東幹事長に提出した。
 私たちは、衆院採決の際、国民との約束にない消費税増税を先行して強行採決することは許されない、社会保障政策などは棚上げして、実質的に国民との約束を消し去るという民主、自民、公明3党合意は国民への背信行為だと主張してきた。こうしたことから、われわれは「行財政改革、デフレ脱却政策、社会保障政策など増税の前にやるべきことがある」と主張し、反対票を投じた。
 これまで輿石幹事長には今回の法案の撤回を求めて、何よりも民主党が国民との約束を守り、努力するという政権交代の原点に立ち返ることが最善の策であると、訴えてきた。
 本日まで、3党合意を考え直し党内結束するという趣旨の話はなかった。出てくるのは反対した者に対する処分の話ばかりだった。国民との約束を守ろうとする者たちを、国民との約束を棚上げにする者たちが処分するとは、本末転倒な話だ。
 もはや野田佳彦首相の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではない。民主、自民、公明という3大政党が官僚の言うがままに消費税増税の先行を3党合意で押し通すことは、国民から政策を選ぶ権利を奪うことだ。3党合意は、政策の違いを国民に示し国民に政党を選んでもらうという二大政党政治、われわれが目指してきた民主主義を根底から否定するものだ。
 私たちは、国民の生活が第一の政策を国民に示し、国民が政治を選択する権利を何としても確保することこそ、混迷にあるこの国を救い、東日本大震災で被災した方々をはじめ、国民を守る政治家としての使命であるとの決意を新たにした。
 私たちは今後、新党の立ち上げも視野に入れて、政権交代の原点に立ち返り、国民が選択できる政治を構築するために本日、民主党を離党した。
 -いつ新党を旗揚げするのか。
 まだ、その点について言える段階ではない。地元にいる人もいるし、あす、あさって中にも新党の結成についてみんなの合意を得たい。
 -次期衆院選を見据え、政策の柱は。
 われわれの背景には3年前のマニフェスト(政権公約)で国民に約束した理念と個別の政策がある。今日的なテーマとしては、消費増税の先行反対。原発の問題も大きな国民の関心事だ。
 -民主党マニフェストの実現を目指すのか。
 われわれは原点に返り、国民との約束を守らなければならない、増税の前にやるべきことがあるという主張だ。

 この事で野田自称内閣は「補助金の一括交付金化で大変な額の財源が出るということでマニフェスト(政権公約)を作ったが、それはあり得ないことははっきりしている。できないことが分かっているにもかかわらず、できるということは誠にもって不誠実だ。民主党が責任ある党に脱皮するチャンス。プラスの発想で考えている」(玄葉光一郎自称外相)、も記者会見で「公約は必ず守らなくてはいけないものではない。変わった場合には説明責任を果たすことが必要だ」(羽田雄一郎自称国土交通相)、は「政権交代を果たした仲間が別れるのは残念だ。国民には申し訳ない。残った議員で新しい民主党をつくり直す気持ちでいかないといけない」(小宮山洋子自称厚生労働相)、も「難しい局面だが、これまで以上に結束力を保たないといけない」(安住淳自称財務相)、「政権交代の意味が厳しく評価される。極めて厳しい局面に民主党が立たされている」(細野豪志自称環境相)と誹謗中傷のオンパレードだ。
 だが、本質はそんなものじゃない。公約を破り続けて平然としているそちらさんがトップでいられる事への危機感だ。その事への反発が消費税の増税への批判になったのだと言う事を分かっていない。さらに、その矛盾を押し通すために談合までやった罪は何なのか。議会制民主主義の破壊と厳しく批判されて当然だ。
 無論、私はこうした動きが政局家としか思えないので不信感が強い。すでにこの動きに社民党が秋風を送っている。消費増税法案に反対を表明する社民党の福島瑞穂党首は先月26日、小沢氏らと「大いに連携していく」と明言したほか先月28日の常任幹事会では「民主党執行部こそが、国民に造反している」と小沢氏を擁護した。こんな政党のどこが安心できるのか。こうした事を平然とやってのけるのだから、社民党への不信感と共産党への票の流出につながるのである。
 私が危惧しているのは明らかな護憲保守勢力の衰退だ。えせ愛国心政党がこの日本を覆い尽くしている限り、三木武夫氏はあの世で後藤田正晴氏や鯨岡兵輔氏と泣き崩れている。小沢政局新党はおそらく、新党きづな・亀井静香氏グループ・新党大地と合流した上で社民党・減税日本と政党間の共闘を交わす可能性が高い。そうなると理念を無視した恐るべき野合グループが結成する。
 小沢氏は「オリーブの木連合」とかと言っているらしいが、苦言を呈させてもらえば日本共産党と手を組む事と、共産党の主張を受け入れる事がオリーブの木連合の結成のキーポイントであり、その中から利権に絡む犯罪集団と決別できるかがキーポイントになる(植草一秀氏とは違った意味でのエールだと理解願いたい)。そこから理念をきちんと訴えていけば選挙民だってバカじゃない、分かってくれる。
 日本はドイツと同じ敗戦国だった。それがこの50年以上、どこでどう大きな格差が開いたのか。ドイツは過去の戦争犯罪などを厳しく直視し、逃げない姿勢を示した事で国として評価を受けた。そこで評価を得られた事はそれなりのしたたかさを私は感じている。そこが日本にはない、アメリカの言いなりになっているだけのうぶな国に過ぎない。
 だから、原発問題にしてもうぶな姿勢ミエミエだ。国民が嫌な事ばかり逃げているから、媚びる政治家が出てくる。「地域にお金をばら撒く」ことばかりにこだわって20年先の福祉を無視してきた付けは年金問題になって現れたではないか。乗っ取り屋が政局家を批判する事なんてむちゃくちゃに論理破綻しているとしか思えない。

posted by 小野 哲 at 20:20

この記事へのコメント
久しぶりのコメですが、最近辛口が影を潜めてまして…。
小沢新党いよいよですが、他の党と比べてまだスタートもしていないのに支持率が10%を超えている事にまず驚きました。
まあ、この数字野田無駄内閣と政党の体を最早なしていない民主が招いた数字でもありますが。
小沢さんは燃えカスが燻ったような状態で政局を混乱に陥れるだけの存在に過ぎないように思えます。
ここまで政治不信が募ったのは無鉄砲な国民にも責任の一旦はありますが、いい加減眼を覚まさないとこの国の未来は永久に閉ざされたままになるでしょうね。
Posted by 俊樹 at 2012年07月06日 13:49

2012年07月26日
辻元清美がネオコンに堕落した背景
 今回取り上げるのはピースボートのリーダーだった辻元清美である。
 皆さん承知のように彼女は衆議院議員で社民党からミンシュトーにいつの間にかワープし、極右の前原のペットにまで成り下がった愚か者である。皆さんはなぜかと今でも困惑するだろうが私は自分なりに考えているとこうだろう。
 つまり、極右と極左には程度の違いはあれども融合性はきわめて高い。そこに極右と考えが似ている新自由主義が極右と融合性が高い事を考えれば極左にも言える。つまりは目先の効率性と言う意味で弱者を踏みにじる事では極右と新自由主義は重なる。
 そこに人の考えを全く受け入れない極右と極左が重なるのは当然だ。では、何故新自由主義者に脱原発論者が多いのか?私は目先の成果主義も取り上げたい。目先の成果ばかりにとらわれて10年20年先の未来を考えていないのだから、なにもしない。オスプレイ配置前に今まで異常なまでに沖縄県に米軍基地を集中させてきた私たちは沖縄の方々の痛みを切り捨ててきた。それも目先の効率主義である。

(ひとこと)これで本土も少しは沖縄の気持ちがわかるかもしれない

 なにも、私は日米安保条約を否定するわけでもない。だが、あまりにも現実と大きなギャップがある以上、外交力やEU・NATOのような共同機構にしてその枠組みの中で軍縮していく事が現実的なのだと考えている。沖縄県に米軍基地を集中させるのは対中華大陸における独裁政権なのだろう。それなら、ロシアに全千島列島の無条件返還を呑ませる事を条件に日米安保条約に加入してもらい、移民をロシアから日本に回せばいいのではないか。
 モンゴル、インド、パキスタン、オーストラリア、フィリピン、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、ネパールもこの枠組みに組み込めばいい。そうすればオスプレイなど使う必要は全くない。後は中華大陸からの学生を獲得して所属国家の国籍を与えて中華大陸に戻らないようにもって行けばいい。
 外交と言うのは力一変ではダメなのだ。極右も極左もそうした意味では全く分かっていない。

posted by 小野 哲 at 06:58

この記事へのコメント
> なにも、私は日米安保条約を否定するわけでもない。だが、あまりにも現実と大きなギャップがある以上、外交力やEU・NATOのような共同機構にしてその枠組みの中で軍縮していく事が現実的なのだと考えている。


安全保障の問題は、真剣にゼロベースで、じっくりと腰を据えて国民的議論を経て考えなければならないとわたしも強く思います。沖縄を戦中から本土防衛の捨て石にしてきた歴代政府の姿勢と現政権の罪は余りに大きい…、この法のもとの平等という法治国家の大原則を大きく逸脱する大罪ですよ、この沖縄差別は…、百歩譲り“抑止力”が必要なら、沖縄の長年に渡る筆舌に尽くせない辛酸を根本からなくすために、沖縄に在る米軍軍事基地を全て本土に移設し、今度は我々本土の人間が辛酸を味わうべきと強く思う。オスプレイの配備などとんでもない話だ。
40回もの事故を繰り返している危険極まりなき物をまだ沖縄に押し付ける森本と野田の無神経さには、本当にハラワタが煮え繰り返る。そんなに抑止力が大切であるのなら、米軍基地とオスプレイついでに54基の原発を永田町の国会周辺へ全て、移設すべきである。今度は沖縄の苦しみを本土の我々が味わう番だ。それが嫌なら日米安保は解消すべきと思う。これからも沖縄だけに負担を押し付けることだけは断じて許せない。
Posted by 青い鳥 at 2012年07月26日 21:48

オスプレイについては、アメーバの方が炎上一歩手前でしたよ。
Posted by 俊樹 at 2012年07月29日 22:54