2013年11月6日水曜日

虚業をアシストした癖して人のことを言う二枚舌 江上剛

 今回の書人両断は全く口先人間である。

 
<みずほ組員融資>現経営陣を温存、甘い対応目立つ

2013年10月26日(土)8時30分配信 毎日新聞
 みずほ銀行は25日、暴力団員らへの融資を放置した問題を受けて、佐藤康博頭取を半年間無報酬とし、常務執行役員以上の30人超を報酬カットにする社内処分案を固めた。塚本隆史会長は辞任するが、兼務している持ち株会社の会長は留任する方向だ。問題を放置した経営陣を温存させる内容で、みずほの対応は甘さが目立つ。報告を受け、追加処分の是非などを精査する金融庁の対応が焦点となる。【谷川貴史、山口知、竹地広憲】
 問題融資を把握した2010年当時の西堀利頭取や、法令順守を担当した役員OBには、報酬の返納を求める。法令順守担当だった小池正兼常務は辞任する。
 今回の問題では、歴代トップが抜本的な改善策を講じなかった上、昨年12月からの金融庁検査で問題を指摘されても対応が後手に回った。みずほ銀は金融庁検査で「問題融資の報告は担当役員止まり」と、事実と異なる説明に終始。しかし、9月末の業務改善命令後に行った社内調査で経営トップの関与が判明し、顧客らから「説明責任を果たしていない」との批判が噴出した。
 この結果、問題をあぶり出した側の金融庁にも「検査が甘かったのでは」との指摘が相次ぎ、同庁は今月9日、みずほ銀の対応を「誠に遺憾」として異例の追加報告命令に踏み切った。麻生太郎金融担当相も会見などで「検査の質的向上に取り組まなければならない」と釈明せざるを得ない状況だ。
 今回の社内処分では、今年7月に持ち株会社傘下の2行を統合し「ワンバンク」を実現した佐藤体制の継続を優先させた側面が強い。塚本氏も銀行の会長職は退くが、親会社のみずほフィナンシャルグループ(FG)会長を続ける方向だ。融資発覚後、約2年間も頭取を務めた塚本氏が、問題を知っていながら放置していたのか、認知しなかったのかの説明も明確でなく、トップの責任はあいまいなまま。自民党内でも「問題の経緯が不明で、なぜこうした処分になったか分からない」との不満が出ている。
 みずほ銀は第三者委員会(委員長・中込秀樹弁護士)の調査結果を踏まえ、28日に業務改善計画を金融庁に提出する。みずほに甘い顔を見せれば、金融庁への風当たりも強まりかねない。経営トップの関与の度合いが強まるなどの結果が出れば、金融庁がさらなる経営責任の明確化を迫る事態も予想される。
 旧第一勧業銀行による総会屋への利益供与事件時に同行の広報部次長だった作家の江上剛(ごう)さんは「みずほは、今回の問題で統治能力がないことを再び世間に示した。意図的な検査忌避があったかなどの真相を究明し、再発防止に努めてほしい」と話している。


 では、その江上が粉飾決算などの不正をやらかし最後会社更生法を申請して倒産しイオン銀行に吸収合併された日本振興銀行の社長だったと言えば、その発言に対しては全く迫力がないと言わざるを得ない。
 この銀行については作家の高杉良ですらも日本振興銀行が開業する前に月刊誌「現代」(2003年11月号)誌上で、〈新銀行が設立されたとして、その末路は不良債権を積み上げて破綻するか、商工ローンと同質化していくしかないだろう〉と指摘していたがその通りになった。そのことに注意もしないでおいて無責任な経営を容認した江上の罪は重大だ。
  そしてそのことについていまだに責任を取らず逃げまくる江上。竹中を持ち上げ、木村を持ち上げ、現場の経済で無責任経営者に翻弄されて苦しむ非正規労働者に平然と冷たいことを言える二枚舌。
 つまり、この男は虚業をアシストした過去をひた隠すことに長けているだけである。