2013年12月18日水曜日

ドへたれな日本のメディア産業へ

 このところ鉄道の雑誌のつり広告を見るとヘイト雑誌の見出しがひどい。
 週刊新潮・週刊文春はともかく、極右作家の百田某を持ち上げているSPA!といい、まるで独裁者を賛美するかのようで頭がくらくらしてくる。
 こういうメディアは「政府」の言うことがすべて正しいと言わんばかりの事ばかり繰り返す。だが、新潮社が、文芸春秋社が、小学館がニューヨークタイムズや中国の人民日報社の子会社にになったらまず彼らの批判を控えるであろう。
 つまり、ドへたれなまでに奴隷根性丸出しなのだ。

暴君の臣民は、ただ暴政が他人の頭上で暴れるのを望む。 そして自分自身はそれを眺めて面白がり、「残酪」を愉しみ、「他人の苦しみ」を見せ物とし、慰めとする。

  魯迅のこの言葉は、今の日本をズバリと射抜いている。
 レイシストどもはこの言葉に頭すら上がらない。魯迅は日本に留学しており、その歪みも見抜いていた。さらにもう一つ。今回はこれで締めよう。

主人となってすべての他人を奴隷にする者は、主人を持てば己れが奴隷に甘んずる。