2013年12月21日土曜日

権力に媚びる吸血鬼 日枝久

 
フジテレビ・日枝久会長に、最高位の旭日大綬章 渡哲也、十朱幸代らに旭日小綬章が贈られる

2013年11月03日

 政府は3日付で2013年秋の叙勲受章者を発表した。俳優の渡哲也(71)、女優の十朱幸代(70)らに旭日小綬章が贈られた。今回最高位の旭日大綬章には、フジ・メディア・ホールディングスの日枝久会長(75)ら9人が選ばれた。
 旭日大綬章を受章した日枝会長は「技術の進歩、産業界の発展、出演者、視聴者の協力があったからこそ今のテレビがある。長い間支えてくださった皆様に、深く感謝申し上げます」と言葉をひと言ひと言かみしめるように、喜びを語った。
 50年余りの歳月をテレビとともに歩んできた。民放初の生え抜き社長、そして会長を務め、テレビ業界をリード。日本美術協会会長も務め、高松宮殿下記念世界文化賞を通じて、芸術文化の国際発展にも尽力している。
 フジテレビ編成局長時代に「楽しくなければテレビじゃない」というキャッチフレーズを打ち出し、視聴率三冠王の称号を何度も呼び寄せた。「会社に来るのが面白くなければいい番組は作れない。社内向けの標語でもあった」と明かす。
 その申し子ともいえる番組「笑っていいとも!」は来年3月、32年の歴史に幕を下ろす。「愛着も寂しさもあるけれど、『次の時代を作ろう』と(司会の)タモリさんと一致した」と、次世代を見据える。
 7年後、フジテレビのある東京・台場に競技場や選手村が立ち並ぶ、2020年東京五輪にも大きな期待を寄せる。 「僕は現場にいるわけはないけれど、フジには元気であってほしいな」と笑みを浮かべた。
http://www.sanspo.com/geino/news/20131103/oth13110305030002-n1.html

 では、その日枝は何をやらかしたか。
 書人両断で取り上げられるほどなのだからかなりのワルだということはみなさんわかるであろう。日枝には3つの罪がある。
 一番目の罪は経営者としての見極めのなさ。ライブドアによるニッポン放送買収騒動の際には逆にライブドアを買収して提案を取り下げさせればよかったのにやらなかったうえ、12.75%資本参加せざるを得なかった。そしてその損失を堀江貴文氏一人に押し付ける高慢ぶり。
 だが、その汚れぶりを株主でもあるまともな労働組合に突っこまれて逆ギレする始末。この段階で経営者としての善管注意義務を不当に怠っている。
 二つ目は「楽しくなければテレビじゃない」という言葉に任せて、真実を重んじる報道を放棄した罪。特に子会社の扶桑社、産経新聞社の極右ぶりをあおった罪は極めて重大だ。まともな保守派でもドン引きする代物であることは言うまでもない。
 三つ目の罪は労働組合の不当排除の罪。フジテレビグループの正統たる労働組合である「労働組合・反リストラ・マスコミ労働者会議・産経委員会」の活動を妨害したうえにホームページの不当削除まで要求し、更には株主としての正当な権利を駆使しようとした彼らに暴行を加える反社会的行為を繰り返した。今年の6月27日東京都の台場株主総会で反リストラ産経労が株主総会闘争に決起し、松沢弘委員長の不当解雇撤回、日枝の辞任命令、南元東電社長の監査役解任などを 要求し会場前で街宣活動を始めると、総会終了後はフジ社員やガード マンの妨害の被害を受けた。
 これではメディアが暴力団そのものではないか。日枝は権力に媚びる吸血鬼であり、恥知らずであることを自ら証明した。堀江氏にだから突っ込まれたのではないか。
 日枝は恥を知れ!!