2014年1月26日日曜日

死もまた社会奉仕2014 やしきたかじん

 脱原発を鮮明にし、財界どもからアホな広告打ち切り攻撃を受けている中日新聞社を応援する意味で今回この記事を引用したい。

やしきたかじん死去 64歳「やっぱ好きやねん」

 切れ味鋭いテレビ司会で“関西の視聴率男”の異名を取った人気タレントで、歌手のやしきたかじん(本名家鋪隆仁=やしき・たかじん)が三日に 死去したことが分かった。六十四歳。大阪市出身。葬儀は近親者で済ませた。所属事務所が七日、公式サイトで明らかにした。二年前に食道がんが見つかり闘病 が続いていた。
 一九七六年に歌手としてデビュー。いかつい風貌とは対照的な甘い歌声で「やっぱ好きやねん」「あんた」「東京」などをヒットさせた。
 八〇年代からはテレビやラジオでも活躍。軽妙かつ率直な話術で、司会を務めたトーク番組が相次いで高視聴率を稼ぎ、関西の代表的なテレビ芸能人の 一人となった。東京嫌いを公言して在京テレビ局にほとんど出演せず、気兼ねなく発言できる在阪民放を活動拠点とした。政治家や評論家らとの本音の議論が話 題を呼ぶ半面で、たかじんの発言が名誉毀損(きそん)などとして問題化したこともあった。
 主な司会番組に「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)など。
 二〇一二年一月、初期の食道がんが見つかったとして芸能活動を休止。手術と療養の後、一三年三月に現場復帰したが、同年五月に再び休養していた。


 ハッキリ言ってやろう。
 山縣有朋が死んだときにのちの首相の石橋湛山氏は「死もまた社会奉仕」と切り捨てた。老害も甚だしいというわけである。そのことばをそっくりそのままやしきに突き付けたい。やしきには3つのとんでもない大きな罪がある。
 一つ目の罪は極右政治家のハジシタこと橋下徹を世に送り出し、「大阪府知事選挙」でハジシタの危険性を隠す印象操作を行い、大阪府を危険極まりない財政危機に追い込んだ罪。これはどう考えても許されないことだし、ハジシタを送り込んだ段階で戦争になるのはまともな感覚を持った人たちには見えていた。やしきは大声でそれを黙らせたのだ。これを人間のくずと言わずしてなんというのか。
 二つ目の罪は戦争責任不当否定の罪。誰がどう見ても第二次世界大戦で日本がやらかした戦争犯罪は動かない(だからとしてもアメリカの戦争責任も劣らず重いのだが)。やしきは恐らくこの言葉に頭がくらくらになるのは間違いない。

太平洋戦争の見方が一つの分かれ目で、侵略戦争とみるのが左翼で正義の戦争とみるのが右翼となっています。(遠藤誠弁護士)
そりゃ、あの戦争は侵略戦争に決まってますよ。だって日本の軍隊が中国や東南アジアという他の国に攻め込んだわけでしょう。他の国の縄張りを荒らしたら、侵略になるのは決まってますわな。(山口組の渡辺芳則組長)


 やしきはヤクザ以下なのである。
 3つ目の罪は破廉恥の罪。やめればいいのにわざとハードボイルドを装った結果自分の体にばつが下ったのにしか過ぎない。閻魔大王でも呆れかえること間違いない男である。