2014年1月25日土曜日

政治家として賞味期限 細川護煕

 誰がどう考えても賞味期限の政治家がまたしても政治家に戻ろうとしている。
 この国の政治は一体どうなっているのだろうか。覚悟もないし責任もない。

【政治】

細川氏都知事選出馬へ 脱原発が争点に

 東京都知事選(二十三日告示、二月九日投開票)で、細川護熙(もりひろ)元首相(75)が立候補の意向を固めたことが十日、分かった。「脱原発」 を掲げ、首都から国のエネルギー政策を変えることに強い意欲を示している。同じ主張の小泉純一郎元首相との連携を模索し、近く会談する意向で、それを踏ま えて正式に表明するとみられる。高い知名度を持つ元首相の参戦で、脱原発の争点がいっそう強まり、選挙の構図が様変わりする。 
 細川氏に近い関係者によると、同氏は無所属で出馬する見通しで、「落選してもいいからやる」と話している。昨年十二月、猪瀬直樹前知事が辞意を表明した時期から、都知事選へ向けて準備を開始。政策の取りまとめや選挙事務所の確保などを進めている。
 細川氏について、民主党都連会長の松原仁・衆院議員は十日、「最有力」と話し、同党が支援に回ることが予想される。
 細川氏は昨年十月、安倍晋三首相に「原発ゼロ」への方針転換を促す小泉氏と会談。同十一月の本紙の取材で、安倍政権の原発再稼働路線を「犯罪的な行為だ」と批判していた。
 電力の大消費地である東京では、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故を契機に原発の在り方を問い直し、脱原発を模索する動きが市民レベルで活発化。また都が東電の株主であることから、猪瀬前知事が東電の経営改革などを提唱した経緯がある。
 細川氏は東京都出身で上智大卒。新聞記者を経て自民党の参院議員、熊本県知事を歴任後、一九九二年に日本新党を結成した。九三年に衆院議員に当選 し、首相に就任。自身の政治資金問題を追及されて約八カ月で辞任した。九八年に政界を引退してからは、陶芸家として活動している。
 都知事選には、共産党と社民党が推薦する前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(67)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65)、自民党が支援する元厚生労働相の舛添要一氏(65)らが出馬表明している。


 私は誰がどう考えても、宇都宮健児正統東京都知事が東京都のかじ取りを担うべき相応しい能力を持っていると考えている。
 宇都宮氏以外うす汚いではないか。タモガミにしても舛添にしてもみんな書人両断で断罪されているあほどもである。そもそも、細川が政治家としてどんな能力を発揮したか。くだらない町おこしばかりしたではないか。長ったらしい駅の名前や日本一長いという階段。それらが熊本県にどんな役に立ったのか。
  全く役に立たなかったではないか。それを東京都で繰り返すだけであって意味はない。それならば、細川は立候補を潔く断念して宇都宮氏の支援に回るべき責務がある。さらに突っ込んでいれば、不正な政治献金に対する責任義務があるのにいまだに説明責任から逃げている。
 それで細川はいいと思っているのだろうか。私にはとんでもないとしか思えない。しかも、細川の背後には日本を破滅に追い込んだ小泉純一郎がいる。いわば、これは偽造脱原発一派と正統脱原発派との戦いである。
 細川は一生取り返しのつかない大きな罪を担うことになる。