2014年1月19日日曜日

紅白歌合戦はもういらない

[紅白歌合戦]後半44.5%で年間視聴率トップに サブちゃん、AKB大島“卒業”で半沢かわす

 

   
マイナビ http://news.mynavi.jp/news/2014/01/02/024/
[2014/01/02]

ビデオリサーチは2日、昨年12月31日に放送された「第64回NHK紅白歌合戦」の平均世帯視聴率を発表した。
 関東地区で前半36.9%、後半 (午後9時から)44.5%を記録。6年連続で後半40%超えを記録するとともに、42.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)の高視聴率を記録した連続 ドラマ「半沢直樹」最終回(TBS系)を上回り、13年に放送された全局番組の中で年間1位の視聴率を達成した。
 今回が“紅白卒業”となった北島三郎さん のフィナーレステージや、AKB48の大島優子さんがグループ卒業をサプライズ発表するなどの高い話題性が視聴率に貢献した。
 年間視聴率トップは近年、紅白歌合戦か、サッカーW杯をはじめとしたスポーツ中継が占めるのが定番。だが、昨年は、連続ドラマ「半沢直樹」最終回の視聴率 が42.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)でそれまでのトップに立っていた。過去5年で、紅白歌合戦の視聴率が42.2%を上回ったのは2012年 (42.5%)の1回だけという状況で、トップの座が危ぶまれていた。
 しかし、人気を集めた朝の連続テレビ小説「あま ちゃん」などの特別企画や通算50回を機に“紅白卒業”を決めた北島さんの特別ステージ、極秘リハーサルを行ったLinked Horizon(前半部放送)などが事前から話題を集めたほか、ももいろクローバーZ、ゴールデンボンバー、AKB48といった前回のステージパフォーマ ンスが注目されたアーティストを後半部に移動させたことも奏功した。さらに、お目当ての歌手が登場する時間がわかるスマートフォン向けアプリを配信するな ど、若年層にもアピールした。
 なお、同時間帯の民放トップ(関東地区)は「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の特別版「絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時!」(日本テレビ系)で、第1部が19.8%、第2部(午後9時から)17.2%だった。 


 ハッキリ言って、私は紅白歌合戦をさほど見ていなかった。
 なのでゴールデンボンバーだの、AKBだのには興味がなかった。「あまちゃん」についてはちらっと見た程度だった。だが私に言わせるとくだらないとしか思えない。私は先月28日から31日まで関西方面を旅行していたのもあって疲れていたのもあり、部屋で整理整頓をしていたのだ。
 とにかく情けない空騒ぎの様な番組の荒らしだった。スポーツとっても箱根駅伝の正体が完全に関東大学による単なる駅伝であってただだらだらやられているのにすぎないということがはっきり悟った瞬間にすべて虚しいものと見えた。中身のない日本のメディアのだらしない番組の押し売りにはうんざりだ。
 去年の日刊ゲンダイを引用する。


年末年始テレビ 芸人、タレント集めてバカ騒ぎの異常


「年の瀬やお正月は普段よりも家でゆっくりとテレビを見ている人が多い。そんな時に芸人を大勢集めただけの番組やドラマの再放送など、モノを生み出すことを放棄したようなものばかりでは、視聴者にますます愛想を尽かされます」

 年末年始のテレビ番組を総括してこういうのは上智大教授の碓井広義氏(メディア論)だ。

  たしかにヒドかった。どのチャンネルに合わせても同じような芸人ばかりが出ていてバカ騒ぎの繰り返し。ドラマの再放送も多く、フジテレビでは2日、3日と 連続でドラマ「マルモのおきて」を6時間ぶっ通しで流していたほどである。仕方なく箱根駅伝や高校サッカーなどスポーツ中継に逃げるしかなかったのが実情 だろう。

「今はテレビ界全体が右肩下がりの時代ですから、制作費削減でコスト重視なのはわかる。ですが、こんな“埋め合わせすればいい”と受け止められても仕方がないような後ろ向きな編成では、テレビマンが自分の首を絞めていると言わざるを得ません」(碓井広義氏=前出)

  そんなテレビ界で話題になっていることといえば、NHK紅白歌合戦の視聴率が第2部で41.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録して、ドラマ「家 政婦のミタ」(日本テレビ)の最終回の数字(40.0%)を上回ったこと。そして、「ミタ」効果もあって日テレが03年以来、8年ぶりに年間視聴率3冠を 獲得したこと……。

 NHKと日テレは新年からホクホク顔だろう。しかし、これはテレビ界の内輪の話で、一般視聴者にはまったく関係がない。

 まさに視聴者不在——。こんなザマでは早晩、テレビは視聴者に捨てられる。今年はテレビの終わりの始まりかもしれない。


(日刊ゲンダイ2012年1月4日掲載)

 
 私もうんざりして仕方がない。
 ダウンタウンの年越しいじめ番組もひどかったが、ただだらだら時間を過ごしているのにしか過ぎないのだ。それでいいのだろうか。もっとそれよりもメディアはやるべきことがある、自民党による過去の悪事の数々を暴き、不正と戦うことだ。
 それすらしないで何がお祭り気分なのか。チャンチャラおかしい。