2014年2月19日水曜日

理解されない障がい:アスペルガー

アスペルガー症候群(アスペルガーしょうこうぐん、Asperger Syndrome, AS)は、興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害である。

興味の面では、特定の分野については驚異的なまでの集中力と知識を持ち、会話の面では、聞かれたことに対して素直に答える(「空気を読む」などの行為を苦手とする)、といった特徴を持つ。 日本語ではしばしばアスペルガー, アスペとも略して呼ばれる。

各種の診断基準には明記されていないが、総合的なIQが知的障害域でないことが多く「知的障害がない自閉症」として扱われることも多いが、自閉症と言っても決して他者との会話を避けようとするようなものではない。

なお、世界保健機関・アメリカ合衆国・日本国などにおける公的な文書では、自閉症とは区別して取り扱われる。 精神医学において頻用されるアメリカ精神医学会の診断基準 (DSM-IV-TR) ではアスペルガー障害と呼ぶが、アスペルガーを「障害」や「症候群」として取り扱うことへの反論は根強く、DSM-5ではアスペルガー症候群の名称を無くして自閉症スペクトラム(autism spectrum disorder)に統一される予定。

他者の気持ちの推測力など、心の理論の特異性が原因の1つであるという説もある。 特定の分野への強いこだわりを示し、運動機能の軽度な障害が見られたりすることもある。しかし、カナータイプ(伝統的な自閉症とされているもの)に見られるような知的障害および言語障害はない。


 アスペルガー症候群という障がいを差別の一種として使うから、このような苦しいことになる。
 この障がいに対して理解されているかいないかが、この障がいの改善の一歩なのだ。だが、理解されない環境ならばそれこそ本当に生地獄そのものだ。私はこの種の話を精神疾患当事者からよく聞いている。
 要するに精神疾患全般に言えるのだが、「気がおかしい」というイメージが先行して何もかも見えてこなくなるのだ。精神疾患であってもある程度はコントロールができている人もいる。このままでいいのだろうか。
 社会全般が精神疾患そのものを理解できているとは私には思えないのだ。