2014年2月20日木曜日

憎悪の連鎖:アジアの危機を救え

2014.01.14
ビヨンセ、性差別はなくなり平等になったという神話に加担してはいけないと語る
新作『ビヨンセ』を先月電撃リリースして業界を震撼させたビヨンセだが、これまで女性を鼓舞したり応援したりする楽曲を多く手がけてきていることでも知られている。今回ビヨンセはジャーナリストのマリア・シュライヴァーが女性の地位向上のために女性が置かれている様々な現場の状況や意見をまとめて報告する『ザ・シュライヴァー・レポート』にエッセイを寄稿し、「わたしたちは、性差はもはやなくなり平等となったという神話に加担するのをやめなければならない」と呼びかけている。ビヨンセのほかに今回のレポートには、ヒラリー・クリントン元国務長官、女優のエヴァ・ロンゴリア、NBAのスター選手のレブロン・ジェームズらが寄稿している。

ビヨンセは現在、仕事を持っている女性は同じような男性と比較して77パーセントの収入しか得ていないことを指摘し、真の平等実現のために男性も関わっていかなければならないと訴えている。

「男性の方から、自身の妻や娘や母や姉妹らが性差のせいではなく資格に応じてより多くの収入を得られるべきだと声を上げていかなければならないのです」

「男の子たちには平等と敬意をしっかり教えなければなりません。いずれ大人になった時に性差のない平等性が自然な成り立ちだと思えるようにです。そして女の子たちには、人間の手に届くところまでなら、いくらでも高望みをしてもいいということを教えなければならないのです」

自らのことを「現代のフェミニスト」とも呼んでいるビヨンセは、これまでも同性婚や自警団員に丸腰の17歳の少年が射殺されたフロリダ州黒人少年銃殺事件、オバマ大統領の再選などについて積極的に発言してきている。また、昨年行った世界ツアーについても、自身をあえて「カーター夫人」と言い表して「ミセス・カーター・ツアー」と名付けていた。
http://ro69.jp/news/detail/95508





 ビヨンセさんには、日本のこの事件を厳しく追及してほしい。
 これは明らかに差別を助長するとんでもないことだ。

在特会テロに突入、東大生を不当逮捕 暴行容疑で警視庁
2014.1.18 21:05 産経新聞

 東京・六本木の路上で極右テロリスト集団「在日特権を許さない市民の会(在特会)」のデモに反発し、自転車で参加者に体当たりするなどしたとして、警視庁麻布署は18日、暴行容疑で、「差別反対東京アクション」スタッフで東京大生の手塚空さん(22)を不当逮捕した。同署によると、手塚さんは「暴行はしていない」と容疑を否認している。
 「逮捕」容疑は、18日午後3時10分ごろ、港区六本木の路上で、誹謗中傷を繰り返す犯罪者テロリストどもに自転車で突っ込み、在特会員のテロリストの男(21)に体当たりするなどの「暴行」を加えたとしている。
 同署によると、手塚さんは在特会などの排斥テロ活動に反対する「レイシスト(人種差別主義者)をしばき隊」と称するグループの関係者とみられ、テロ隊の反対側の歩道から自転車で車道を横断して突入し、警戒中の同署員に不当に取り押さえられた。
 この日のテロには約200人が参加。反対派も約60人が抗議活動していた。
*この記事には事実誤認が目立ちましたので訂正を行いました。

 手塚さんは良心の囚人である。
 彼はヘイトに対してやむを得ず実行行使を行った。悪いのは極右在特会なのであることは誰の目からしても明快だ。このヘイトテロを行ったこと自体が立派な犯罪なのは誰の目からしても明快だ。
 そもそも、他国への差別を叫ぶ段階で何が愛国なのだろうか。私にはそれが理解できない。自国への愛を叫ぶのなら、ハングルや中国語、英語などで自国の文化を伝えるだけで十分ではないか。それもしないで、最初から自国の都合ばかりを主張するのは意味がない。
 この国が好きだというのなら、他国をさげすむ真似はするな。憎悪の連鎖を断つことが立派な愛国なのは明らかだ。それがいま日本とアジアの衝突を止める事になるのだ。産経新聞はこのことを理解しなけばならない。