2014年2月21日金曜日

親父の名前で売っています 阿川佐知子

 私は「鶴瓶の家族に乾杯」を見ているのだが、あえて見なかったゲストの放送が3つある。
 藤井フミヤ、ルー大柴、そして阿川である。藤井と大柴が虚業家なのに対して阿川については最初から見たくなかった。それには理由がある。この阿川の父親が作家の弘之で、「新しい歴史教科書をつくる会」(我が盟友曰く「古い教科書をつくる会」)の会員だとしって、「こいつは戦争責任と向き合わないお馬鹿さんだな」と見捨てた。
 要するに「愛国」だけで拠って立つ芸がないのである。


阿川佐和子「女は論理的に考えられぬ」と父に“洗脳”され育つ

2013年2月2日 07時00分 (2013年2月2日 07時33分 更新)

 著書『聞く力』(文春新書)が120万部を超えるベストセラーとなり、2012年「最も売れた本」の著書となった阿川佐和子さん(59才)。
 阿川さんは、1953年生まれ。今年の11月には還暦を迎える年女だ。
  ベストセラー『聞く力』のベースとなった週刊文春の名物連載対談『阿川佐和子のこの人に会いたい』ホステス役は、すでに20年を超えて、対談した相手は 950人に迫ろうとしている。年齢も性別もジャンルもさまざまなゲストから、毎回、意外な素顔、本音を引き出す“ワザ”には定評があり、現在は、他に『サ ワコの朝』(TBS系・毎週土曜午前7時半~)でも対談のゲストを迎えている。
「そんなこんなで、毎月8人と対談していることになりますが、いまだに前の日は緊張して眠れなかったり、予習が間に合わず、“あー、どうしよう”と大騒ぎしたりするのは日常茶飯事ですよ(笑い)」(阿川さん・以下「」内同)
 阿川さんは、これほど長く仕事を続けることになろうとは思いもよらなかったという。小さいころから「お嫁さんになる」のが夢で、お見合い経験は豊富。
「そういう育てられ方をしてきた、というべきでしょうね。大正9年生まれの、とくに男尊女卑の意識の強い父と、その父に滅私奉公してきた専業主婦の母のもとで育っておりますから」
 阿川さんの父、弘之氏(92才)は、代表作に『山本五十六』『米内光政』などを持つ日本を代表する作家のひとりで、文化勲章を受章してもいる。兄は慶応大学常任理事の阿川尚之氏(61才)、ほかに弟が2人いる。
「社会で働こうというのは、特殊な能力のある女に限られる。そもそも女は論理的にものを考えられない、社会性に欠けるんだ、と父に洗脳されて育ったんですから。
  それから “佐和子は本を読まない。そういう人間が社会に出てもたいしたことはできないだろう。今から努力するというなら話は別だけども、努力をする気はあるか” “ありません”“だったら、家庭に入って、子育てと亭主の世話をするというのがいちばん幸せな道なんじゃないか”と(笑い)」   成長してからも、よく「出ていけ!」と怒鳴られたという阿川さんは、
「聞く力のまったくなかった父の娘がなぜ聞く仕事をするに至ったか…反面教師かもしれません」
※女性セブン2013年2月14日号

 その父親から歪んだ思想を受け継いだ阿川にはあの危険極まりない北野武と共謀した最低の番組「たけしのTVタックル」の司会者として極右政治家を世の中に広めたことに対する責任がある。これがアベシンゾーを助長させる決定的な役割を果たした。しかも、小沢一郎氏を一方的に誹謗中傷し続けた罪は大きい。

・新自由主義者の政治家(江田憲司など)。
・新自由主義者の元官僚(古賀茂明)。
・新自由主義者の学者(岸博幸など)。
・新自由主義者のマスコミ人(長谷川幸洋など)。

 テレビタックルで出ている内容はこれぐらいしかない。
 それで植草一秀氏という筋の通った論客や北野の天敵の佐高信氏は絶対に出さない。レベルが低すぎるし、阿川のジャーナリストとしてのレベルが低すぎる事を露呈したのだ。北野はかつてオールナイトニッポンで「お笑いは、30代が作るもの。おいらは30代で芸人を辞め医学部に入り医者になる」と放言したらしいが、今ではすっかり勘違いしてアホな権力者に成り下がっている。
 阿川はそのひも付きのイソギンチャクなのだろう。だから、愛国にしか頼る場所がないのだ。 私に言わせると「あんたは親父の名前で売っているだけだ」としか言いようがない。