2014年5月13日火曜日

力もなければ何もしない 吉永小百合

 本当に何を考えているのか。
 私は強い憤りを覚えた。細川護煕という口先脱原発派を持ち上げておきながらそのことに対する反省が吉永にはないのだから驚きだ。

吉永小百合"参戦" 細川護煕に強力「助っ人」(日刊ゲンダイ)  2014 年 1 月 31 日 20:57:22:

2014-01-31

 都知事選候補の細川護煕元首相(76)に強力な援軍が参戦した。全国に約1000万人のファンを持つ昭和の大女優・吉永小百合が細川支持の意思を明確にしたのだ。
 吉永小百合は、細川の公式ホームページの「私たち、応援します」のコーナーに顔写真付きで登場。
〈細川さんの今回の決断を、私は深く受け止めました。今私達は、未来のことをしっかり考えなければいけない時です。みんなで応援しましょう!〉と強烈なメッセージを送っているのだ。
 CMに出演しただけで、撮影場所を観光地に変えてしまう大女優の“参戦”だ。どんな「為書き」よりもインパクトがあるだろう。細川・小泉と一緒に選挙カーに並んだら、「サユリスト」が殺到するのは間違いない。
「吉永さんは以前から知られた『脱原発派』。福島原発事故後に広島市内で行われた日本母親大会でも、『日本のような地震の多い国で原子力発電所がなくなっ てほしい』と訴えています。キワモノ芸人ならともかく、スポンサーなどのしがらみが多い正統派が選挙で支持する候補を明確にするのは異例です。裏を返せ ば、それだけ今の状況に強い危機感を抱いているのでしょう」(放送記者)
 今ごろ安倍自民もマッ青になっているのではないか。


 とんでもない、この暴挙が宇都宮健児・正統東京都知事の足を引っ張ったのは誰の目からしても明らかだ。
 吉永は過去政府鉄道の独裁者と言われた堤義明と仲が良く、2005年、軽井沢の別荘を格安で買ったと報じられた(週刊文春2005年3月10日号)。吉永は「通常の売買契約に基づき行っております」と弁明しているがこの報道が出た段階でもう「カエサルの妻は疑われるのが罪である」がふさわしい。それ故に埼玉西武ライオンズのファンだったのだろう。
 紫綬褒章だの文化功労者に選ばれながらも何が脱原発なのだろうか。大江健三郎氏とは雲泥の差である。その程度で細川を持ち上げるのだからあほとしか思えない。l
 私は吉永の平和主義というのはただ単に戦争反対だけを叫ぶ反戦主義だと考える。それも方法論としては否定しないが、何が今必要なのかをち密に考えると、ネットや周囲で啓発することが大切だと考える。ただ核廃絶の詩だけを歌うだけでは意味はない。
 宇都宮正統知事はこの愚か者にさぞかし呆れているであろう。