2014年5月18日日曜日

差別の構造を厳しくつかないと意味はない

 最近のネットにおけるレイシストは身の程知らずそのものである。
 何しろ社会の現実を知らないレイシストが勝手にいきがって差別を平気で言う。まるで総理大臣などを務めているかのような振る舞いだ。何しろ国連の場で堂々と外交官がシャラップ外交をやって世界中の物笑いになっている。
 そういうネットレイシストはネットにおける表現ですっかりおぼれている。児童ポルノ規制に反対している彼らは支持しているのが安倍晋三なのだからお笑いだ。戦後民主主義だからこそ萌えも存在可能だったわけだ。自民党はそういうあほどもをだますため、民主党と一緒になって失政を重ね、尖閣諸島などの国粋主義でだましまくったのだ。
 権力者保護法にしも国連をはじめとする国々が厳しく批判してきたのにもかかわらず一方的に押し付けた。その結果は集団自衛権という名前の集団喧嘩参加だ。それは日本国憲法では認められないから、拡大解釈でごまかす卑劣。その批判や情報国会には権力者保護法でごまかしだマシ弾圧する卑劣。
 在特会のような犯罪団体が今やどんどん日本中にがんのように蝕んでいる。恐怖とか不満とか心の余裕のなさを相手に押し付けたいがためのヘイトスピーチで人生を狂わされてはたまったものではない。やしきたかじんといい、津川雅彦といい、池田信夫といい、田母神俊雄といい頭の悪い輩の多い事には驚きもするし呆れるばかりだ。連中はレイシストをあおって自らは前線に立たない単なるチキンホークだ。
 だが彼らの舞台であるネットでは徐々に厳しい規制が始まっている。「米フェイスブック、ヘイトスピーチ対策強化へ-広告停止の動き」はその一部に過ぎない。彼らレイシストなどもはや嫌われるレベルトップクラスであることは明らかだ。国際社会がヘイトに厳しくなっているのに日本は緩いのだからふざけるなの一言に尽きる。
 本当の保守派なら、隣人への誹謗中傷を厳しくたしなめる。勝谷誠彦、百田尚樹、西村真悟のような三流文化人は30年前なら厳しく批判されていたのかもしれない。要は差別の構造を厳しく批判することが大切なのだ。