2014年6月5日木曜日

マンション新築よりコンバーションを!!

再送-三菱地所、青山の分譲マンションで施工ミス 鹿島に負担請求へ
2014年 02月 5日 18:22 JST

[東京 5日 ロイター]
 三菱地所 は5日の決算会見で、グループの三菱地所レジデンスが販売する南青山(港区)の分譲マンションの施工に欠陥があったため、契約者に対し契約解除を要請したと表明した。三菱地所は、施工業者の鹿島 に原因があり、発生する費用の負担を鹿島に請求すると主張している。
 ただ、マンション販売が総じて好調のため、三菱地所の2014年3月期連結業績への影響はないとしている。
 欠陥が見つかったのは東京都南青山の「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」。配管を通す穴に問題があるとわかり、修繕に1年間程度かかることが判明。全86世帯中83世帯が契約済みとなっていたが、現在契約者と解約に向けて協議をしている。引き渡し予定は3月20日だった。
 鹿島の広報室は「施工管理が不十分であったことは、当社の責任。今後、発注者と協議の上、対応する」とコメントしている。
 三菱地所が5日発表した2013年4─12月期決算の連結当期利益は前年同期比72%増の585億円だった。
 14年3月期連結当期利益の会社予想は、同27%増の580億円。トムソン・ロイターのスターマインがまとめたアナリストの予測平均値は623億円となっている。 (藤田淳子 編集:田巻一彦)

 そもそもおかしいのはまだ使える建物をすぐ壊してマンションにする方だ。
 日本の都市計画は作っては壊すパターンが目立つ。それでいいのだろうか。たとえばコンバージョンという、オフィスビルやホテルをマンションにする方法。こうすると既存の建物に新たな価値を加えられるのだ。
 更に明らかに過剰供給になっているオフィスビルやラブホテル、ホテルをマンションや老人福祉施設に変えると、地域にとって役立つのである。しかも環境保護にもつながるのだ。
 政府は新たな町おこしに再開発を優遇しているが、私はコンバージョンにこそ優遇措置を行うべきだと考える。特に東京都は格安な値段で入れる都営住宅が減ってきている。この都営住宅を増やす必要がある。
 2/9の東京都知事選挙でそのことできちんとした解決案を示していたのは宇都宮健児・正統東京都知事だけだった。コンバージョンへの切り替えは貧困問題の解決の一つにもなる。ゼネコンに問う。
 新しい建物よりはコンバージョンに舵を切ることは、日本のイメージを改善するきっかけになる。たとえば、百貨店だった建物を全部壊さずに耐震補強を行い、減築して市役所にするもしくはホールや図書館にする、それと同時に自然再生エネルギー施設の導入と節電技術の導入を行うだけでもいいのだ。国立競技場について言うなら、耐震補強だけでいい。