2014年8月5日火曜日

精神疾患当事者の結婚生活は厳しい

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 私は障がい者同士の結婚でも難しいということを知っている。
 それには理由がある、障がいの気質が異なるからだ。ましてや健常者の場合だと理解がないと厳しい。ネットでの凄まじいまでの差別には本当に絶望的になる。
 
http://www.smilenavigator.jp/utsu/life/1000voice/voi05_01.html


 私が生涯独身になる可能性が高いと悟ったのはこの数カ月の動きである。
 このままでは自分も壊れてしまう。
 ならば、結婚するという夢を捨てる事にした。
 またサイバー活動を見直し始める事にした。
 所属先のイベントについても参加を正式に断ることを主治医を通じて伝えた。
 こうして、自分の足元を着実に固め、社会的自立を優先することにした。

 私の今の夢は、アスペルガー障がいなどの障がいが社会に何ともなく溶け込み共存する社会の実現でもある。
 その夢を実現するためには、私自身の夢を諦めるしかなかったのである。
 障がい当事者が社会に受け入れられるようになるにはその人が死に物狂いの努力をするしかない。
 私がそう思ったのは、去年の7月にこの世を去ったあるてんかん当事者との4か月間のかかわりである。
 私はその人と出会ったのは、去年の3月でとある会社に実習生として参加していた。彼は継続A型社員として働いていた。私は何とかやってきて、3か月後に継続A型社員の話があるかを持ちかけられてきたが、会社の事情により実現できなかった。
 彼はそんな会社のやり方に異議を突きつけて、最後は重度の発作でこの世を去った。彼が人として好かれていたことは彼の死を知った時の同僚たちの悲しみから明らかだった。私は4か月のかかわりから、がむしゃらにやることを心に決めたのだった。
 その思いがある限り、厳しい決断を下すしかなかったのである。
 
 これで、自分なりに厳しい決断を下した。
 もう、逃げる事はできない。