2014年9月13日土曜日

またしてもレイシズムがはびこるとは~朝日新聞のミスを不当に誹謗中傷する読売と産経の傲慢さ~

バロテッリ弟、試合中に差別を受け「どうしてそんな事が出来るのか」

http://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20140908/230034.html
2014.9.8  サッカーキング

 リヴァプールに所属するFWマリオ・バロテッリの弟、エノック・バルウアーが7日に行われたアマチュアリーグの試合で、観客から差別的な野次を受けたことを明かした。同日付のイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』がバルウアーのコメントを伝えている。

 現在イタリアのエッチェレンツァのリーグ(6部)、ヴァッレカモニカでプレーするバルウアーは、ダルフォ・ボアリオとのダービーマッチに出場、相手サポーターの心無い野次のターゲットとなった。

 差別を受けたバルウアーは「ヤツらは俺のことを汚い黒人だって言いやがった。そして俺に向かって猿の鳴き真似をして、兄貴のことを持ち出した。はっきり 言って、何故俺に向けられるのかわからない。試合開始直後、俺はあのチャントに苛ついていた。でも最初は聞こえないふりをしていたんだよ」と初めは怒りを 堪えてプレーしていたことを明かした。

 さらに、バルウアーは以前もこういった差別を受けた経験があり、「これが初めてじゃなかった。でもしばらくそういったことは受けてなかったんだ。そうい う振る舞いをする奴らのことを考えるのは時間の無駄だよ。俺を侮辱した奴らは、スタジアムの外で俺に挨拶してきた奴らと同じ人物なんだ。どうしたらあんな 悪意のあることが出来るのか理解出来ない」と怒りを露わにしている。

 国際サッカー協会は『Say No To Racism』キャンペーンを行い差別撲滅に動いている。しかし2014年4月にはリーガ・エスパニョーラ第35節ビジャレアル対バルセロナで、バルセロ ナのDFダニエウ・アウヴェスに対して観客からバナナが投げ込まれ騒動になるなど、差別問題の根は深い。

 野次にも負けず75分に交代するまでプレーを続けたバルウアーは、自身のツイッターで「心穏やかにいよう!」とつぶやき、差別に対して大人の対応をみせている。


 このことは日本でも他人事ではない。
 たとえば、今年の3月に浦和レッズのフーリガンがやらかした「Japanese Only」事件、つい最近では横浜Fマリノスの未成年フーリガンによる対戦相手の川崎フロンターレのレナト選手へのバナナかざし事件である。


Jリーグ川崎フロンターレ・レナトがバナナ振りにコメント 「一つの行為で日本人へのリスペクトが変わることはない」


2014.08.27 06:00 記者 : カテゴリー : エンタメ タグ :

2014年8月23日のサッカーJ1横浜F・マリノス対川崎フロンターレの試合中、マリノスサポーターがフロンターレの外国人選手に対してバナナを 振る差別的挑発行為が問題となり、当該サポーターに対して無期限入場禁止にするという処分をクラブ側が発表。Jリーグの村井満チェアマンはクラブへ制裁を 課する方針を示しています。
こうした中、川崎のブラジル人FW・レナト選手が『Facebook』を更新。今回の事件で「日本人へのリスペクトがが変わることはない」とコメントしています。
所属チームからサポーターの行為について説明があったというレナト選手。スポーツ紙などで「すごく悲しい」とショックを受けていることが伝えられて いましたが、2014年8月26日になって自身の『Facebook』ページにポルトガル語で「自分は日本でも常に尊敬を受けてきたし、自分も日本人に感 銘してきた。今回の事は自分の考えを変えるだけのエピソードではない」とコメント。夜には同じ意味合いの日本語のポストを公開しています。
いつも私は日本に対してリスペクトして来ましたし、日本人の国民性にとても賞賛しています。
一つのエピソードでその考えを変える事は無いです。
欧州各国のリーグなどは、移民問題を抱えていることもあり差別的行為に対して断固として対処する方向になっていますが、それでも一部のサポーター の”暴走”は後を絶たないのが実情。2014年4月にはリーガ・エスパニョーラのビジャレアル対バルセロナ戦でもバナナが投げ込まれ、バルセロナのダニエ ル・アウベス選手がその場でバナナを食べる態度に対して賞賛が集まったことが記憶に新しいところでしょう。
今回、挑発行為を認めた当該サポーター。相手チームを揶揄する意味だったとしても、このような世界的な状況に関してあまりにも無頓着過ぎたと言わざるを得ないのではないでしょうか。
マリノスの対戦相手だったフロンターレですが、2009年に購入代金の一部がチームに寄付される『かわさき応援バナナ』を発売。所属選手がイベント などでバナナの被り物をすることが話題になることもしばしば。9月20日のFC東京戦では、協賛しているDoleの最高級『極撰バナナ』をホーム・アウェ イ問わず来場者にプレゼントすることがアナウンスされていました。
何かとバナナと縁があるとはいえ、望まない形で騒動の当事者になってしまったフロンターレ。極めてオトナなコメントをポストしたレナト選手ですが、試合はもちろんのこと、イベントなどでの振る舞いも気になるところです。
レナト選手の『Facebook』ページ
http://www.facebook.com/renatinhorc


 朝日新聞が一部犯した失態を大きく取り上げた傲慢な読売新聞・産経新聞はこの卑怯なレイシストとやっていることは同じなのであり罪は際立って大きい。
 絶対に許してはいけない。私はこの傲慢なメディアもどきへの不信感をさらに強くした。恐らく朝日新聞はソフトバンクや週刊金曜日に記者クラブを共有する改革に踏み切る可能性があるのではないか。