2014年9月26日金曜日

付和雷同の男 潟永秀一郎







 なんだか情けない男である。
 売れっ子を切り捨て選んだ男がこんな情けない失態を犯すとは何とも情けない。ネトウヨで悪名高いヨーゲンサトーにそっくりの失態をやらかした。

佐世保高1女子殺害報道でテレビ朝日「モーニングバード!」が、コメンテーターの発言を「誤解を与える」として謝罪

28日放送の「モーニングバード!」(テレビ朝日系)で、長崎県佐世保市の県立高校1年の女子生徒殺害事件について、番組中のコメンテーターの発言を「誤解を与える」として訂正と謝罪をする場面があった。

スタジオには「少年犯罪に詳しい犯罪学の専門家」として、法学者で中央大名誉教授の藤本哲也氏が招かれていた。司会の赤江珠緒アナウンサーが事件について意見を求めると、藤本氏は2004年に同じ佐世保で起きた小6女児同級生殺害事件を類似したケースとして取り上げた。

藤 本氏は「今回の事件(高1女子殺害事件)にあてはまるかどうかは分かりませんが…」と、前置きしながらも「彼女(小6女児同級生殺害事件の加害者)が『ア スペルガー障害(本来はアスペルガー症候群)』という事実が分かってきた」とコメントし、高1女子殺害事件にも同様の可能性があることを指摘した。

ま た「アスペルガー障害」について藤本氏は「普通の会話なんかは問題ないですが、一つのことについて非常にこだわって、コミュニケーションが上手くいかな い」「殺しても悪いと思っていない、被害者の痛みが分からない、特別なコミュニケーション障害を持った子どもがいる」と説明した。

コメンテーターの青木理氏はこれに対し「アスペルガー障害だからといって犯罪を犯すわけではなくて、むしろ天才型の人もいるんですよ」などと藤本氏の見解を補足した。

その後番組は滞りなく進行したが、後半に小松靖アナが登場し「アスペルガー障害が犯罪を引き起こす原因になりうると取られかねない誤解を与える発言がありました。ここで改めてお詫びをいたします」と原稿を読み上げ、頭を下げる場面が放送されることになった。

 この暴言を吐いた青木を選んだのが潟永秀一郎なるサンデー毎日「編集長」である。
 サンデー毎日で屈指の人気連載だった佐高信氏の「政経外科」をこの男は2月7日に部下の単行本担当者に「3月いっぱいでサン毎の誌面刷新のために編集長が政経外科を打ち切りたいと話している。打ち切りについてゆっくり席を設けてお話したい」とやらせたのだ。これに佐高氏は激怒し、「打ち切りならば翌週からは書かない」と毅然としたボイコットで対抗。
 これに対して潟永は「政経外科お休みです」でごまかし、佐高氏の激怒を招いた。もう、この段階で編集長の能力はないということを証明したのだ。さらにこの男は2ヶ月ほど前にも「池田大作創価学会会長への批判がきつすぎ」と記事の変更を要望したり、さらに1月に発売された『安倍政権10の大罪』の題名を巡ってもドタバタが繰り広げられ、当初は佐高氏が「10の間違い」がいいのではないかと言ったが、編集部内の会議で「10の犯罪」になったと言われ承知したという。しかし一夜にして「上の方から」強すぎると異論が出て、『大罪』に落ちついたという。
 さらには、本の帯に書かれるはずの「日本を破滅させる政権を許してはならない。安倍晋三が率いる半グレ政権は、この国を破滅に追い込むことばかりやってい る。それを『10の大罪』に集約して糾弾したい。」という文言から「安倍晋三が率いる半グレ政権」という文字も削られたという。

 こんな男のどこがジャーナリストというのか。宮武外骨氏の滑稽新聞を復刊させた方がよほどいいと言わざるを得ない。