2014年12月5日金曜日

FB批判コメントも締め出し 安倍自称首相の異常な言論封殺( 2014年11月29日 日刊ゲンダイ)ほか



FB批判コメントも締め出し 安倍自称首相の異常な言論封殺


 27日の日刊ゲンダイ本紙スクープ記事には、さすがの大メディアも後追いせざるを得なかったようだ。衆院解散の前日に、自民党が在京キー局に圧力をかける文書を渡していたことが発覚。主要紙も批判し始めた。そして今度は安倍自称首相がフェイスブック(FB)で「言論封殺している」と大騒ぎになっている。

「安倍さんのFBのコメント欄に批判や反対意見を書き込むと次々にブロック(遮断)されるのです」と語るのは大阪市内のある弁護士だ。

「こ の数日、<選挙の争点を決めるのは有権者である私たち国民です><原発の廃棄物は、どのように管理していくのでしょう>と書き込むと、すぐに削除されまし た。コメント欄がヘイトスピーチで埋め尽くされているので<不適切な発言は削除した方がいい>と管理者に対処を求めたら、逆にブロックする例もあるようで す」

 ネット上には、<人種差別発言を削除しろと書き込んだら俺がブロックされる理不尽><嫌韓中発言について指摘したところ、ブロック されました>……といった書き込みがあふれている。「安倍総理のブロックに抗議する会」というサイトまで開設されるほど問題視する声が広がっている。

 言うまでもなく、民主主義の根幹は自由闊達な議論だ。TV局への圧力問題に加え、仮にも一国のトップのFBが民衆の声を恣意的に選び、意にそぐわない意見を次々とブロックしているとすれば、深刻な「言論封殺」と言っていい。

■元気の源は差別扇動

 クビをかしげたくなるのが、コメントを恣意的に選別しているようなのに、FBのコメント欄が、安倍自称首相が気分が落ち込むと、元気を取り戻すというヘイトスピーチの“巣窟”になっていることだ。

<キチガイ左翼どもと、反日売国朝鮮民主党を潰す為の選挙><馬鹿左翼><薄汚いアカの悪事を告発>などという罵詈雑言の数々が“元気の源”になっているのだとしたら、トチ狂っている。

「ヘイトスピーチは国連が問題視していることです。一国の宰相のFBとは思えません。何らかのきっかけで海外にも拡散するような状況になれば大問題になるでしょう」(元外交官の天木直人氏)

  安倍は25日にFBで、小学生になりすまし、衆院解散を批判した大学生にもマジ切れした。<子どもになりすます卑劣な行為>という書き込みは、1日後に削 除したが、かわりにFBで<いっとき人を欺き出し抜くようなことはできても、結局、『詭道は正道にかなわぬ』ものです>なんてエラソーに説教をタレてい た。耳の痛いコメントをブロックし、“応援団”にだけ開放するようなやり方こそ「詭道」だろう。説教の言葉は、ソックリそのままお返ししたい。 

 

 この安部自称首相は、もはや政治家としても、人間としても最低としか言いようがない。
 潔く政治家を引退するよう求めてきたが、そうはいかないと分かった以上、安部を呼び捨てにするか上に自称政治家とつけてやろうではないか。
 安部程度の赤ちゃん政治なら、保育園児でも日本の首相が務まるというものである。情けない限りだ。それを読売新聞と産経新聞、日経がありがたがるのだからアホとしか言いようがない。

自民党の“圧力効果”か 荻上チキ氏が「朝生」出演拒否される

  自民党の“ドーカツ効果”が早速、表れたようだ。テレビ朝日系の討論番組「朝まで生テレビ!」(29日未明に放送)に出演予定だった荻上チキさんが「質問 が一つの党に偏り公平性を担保できなくなる」などとして、テレ朝側から出演を取り消されていたことが28日、分かった。

 朝生では選挙前に各党の議員に評論家を加えるのが通例で、今回の放送には荻上さんのほかタレントの小島慶子さんも出演予定だった。荻上さんによると、衆院が解散された 21日に出演依頼があったが、27日に突如、「文化人枠を入れるのを取りやめた」と番組スタッフから告げられ、出演を取り消されたという。

 衆院選のテレビ放送をめぐっては、自民党から「選挙時期における報道の公平中立ならびに公正の確保についてのお願い」と題した“脅迫文”が解散前の20日付で各テレビ局に送られていた。 
恐喝罪 刑法第249条
  1. 人を恐喝して財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。
  2. 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。