2015年6月27日土曜日

「アイム・ホーム」で和む暇があるなら~利潤の奴隷・アベノミクスを撃て~

テレ朝自称社長 「アイムホーム」好調の理由は「木村さんの演技」

 テレビ朝日の吉田慎一自称社長(65/以降被告)が26日、東京・六本木の同局で定例会見を開き、「アイムホーム」(木曜後9・00)の好調は主演する「SMAP」木村拓哉(42)の好演が大きく影響しているという見解を示した。
  同作は今年の民放連続ドラマ初回トップとなる16・7%で発進し、その後も第2話14・0%、第3話13・5%、第4話12・6%、第5話14・5%、第 6話は13・2%と推移し、6話平均で14・2%とし、4月スタートの民放連続ドラマではトップで好調に推移している。吉田被告は「毎回予想もしなかった 展開になる」という物語性に加え、「木村さんが戸惑ったり、しゅんじゅんしたりといい演技というか、こちら側にジーンとくる演技をしてくれている。木村さ んの演技がいい味を出しているという報道もありますし、そういうところが(好調な数字に)影響しているのでは」と好調の理由を分析。「毎回楽しみに見てい る。これから終盤で展開が楽しみ」と視聴者の一人として期待を寄せた。
 編成局担当の平城隆司自称常務は「今までにない木村さんが見られている。すでにテレビ朝日のホームドラマで最高傑作になるのではという意見もいただいている。それも木村さんの演技の幅の広さが支持されていると思っています」と話した。
[ 2015年5月26日 15:03 スポーツニッポン新聞社
※報道ステーション改悪犯罪など一連の言論弾圧犯罪に対する制裁から被告として扱います。
 
アイム・ホームの原作は、石坂啓さんの作品である。
 この石坂さんは週刊金曜日の連載陣であり、すなわち利益一辺倒の男の生き方を厳しく問いただした結果、このような見えない名作になった。問題は、そういう作品が木村拓哉などの大物によってようやく陽の目を得たということだ。
 こういうことが、ある意味私が批判する安倍一味の「アベノミクス」なる超格差経済である。主人公の家路久は記憶を失うまでは手段を選ばぬ冷酷な守銭奴だった。「クリスマスキャロル」のエニベーザー・スクルージも顔負けの守銭奴ぶりである。その家路を見て、視聴者たちは何もわかっていないのではないか。
 あなたの身の回りに残念なことに小さな家路久はいる。それも、貴方自身が皮肉な意味で育んでいるのだということだ。皮肉なことに吉田被告はそのお片棒を担いでいるのに絶賛なのだからもう頭がおめでたいとしか言いようがない。
 更にこの話を障がい者の立場からも突っ込んでおかねばならない。久の場合、明らかな重度の記憶障害である。 この彼らへの支援は非常に少ない。今後、彼らへの支援を行わなければならないのだが、彼のいる証券会社では明らかに姥捨て山に彼を追い込んだ。これは、明らかに健常者だけに優れた環境であり、今後誰もが通りすぎるであろう障がいへの配慮が明らかに欠けている。効率一辺倒の経済のあり方も厳しく批判すべきだったのではないか。
 「アタル」「アルジャーノンに花束を」を見てただかわいそうと思うだけでは、彼らに対して何もしていないのと同じだ。生活者として、政治を真剣に考えて欲しい。安倍被告の「憲法改正」に生活者としてどんな利益があるのか。全くないばかりか弊害しかない。安倍被告の闇を厳しく批判し、NOを突きつけることが、第二の家路久を生み出さない選択肢になるのだとなんどでも言おう。
 利潤の奴隷、すなわち三木谷浩史や宮内義彦、渡辺恒雄などの売国奴どもに我々のささやかで平和な日々を奪われてたまるかと言いたい。