2015年8月16日日曜日

投機家集団・リバプールは潔くこのオファーを受け入れろ

http://www.ballball.com/ja-jp/article/83448-transfer-news-and-rumours-mario-balotelli-set-for-shock-move-to-italys-third-division/

  • マリオ・バロテッリ (リヴァプール)
移籍先候補と移籍金: ルパ・カステリ – 不明

レガ・プロ(イタリアの3部)のルパ・カステリがリヴァプールのマリオ・バロテッリに獲得オファーを出した。
低迷を続けているバロテッリだが、基本に戻ってイタリアの3部リーグでプレーをすることが再生への一歩だとルパ・カステリは考えている。
ルパ・カステリのマルコ・アメリア名誉会長はバロテッリがミランで プレーをしていた時のチームメートだが、「友だちをここに招きたいと思っている。その選手は今、純粋な姿に戻る必要があるのだ。今や彼を獲得したいと思っ ているクラブは存在していない。ファンは彼に敵対している。彼は自分が何者であるかを示すことすらできていない」と語っている。
移籍の可能性 (10%): ルパ・カステリにはマリオ・バロテッリの移籍金を払える財力はない。レンタル移籍だとしても年俸を払うこともできない。この移籍話は単なる話題作りだろう。

 バロテッリはこのオファーを不当に断ったが、私はこのオファーに賛成する。
 なぜなら、単なる愚か者になってしまったバロテッリにとって、一度貧乏な環境で出直すことは彼の精神を鍛え直す観点から正しいと断言できる。今や日本屈指の辣腕FWで知られる豊田陽平選手もサガン鳥栖の貧乏な環境で鍛えられ、日本屈指の名選手になった。その事実を踏まえれば、バロテッリに残った道はルパ・カステリへの移籍以外に道はない。アメリア名誉会長はバロテッリに電話をかけると言い切るなどしており本気と見ていいだろう。
 ちなみにこのルパ・カステリはイタリアのラツィオ州(ローマのある州)のフラスカーティ(人口:2万2000人) の街にある2013年にできたばかりのサッカーチームである。

 また、このオファーを不当に拒絶する投機家集団・リバプールに告ぐ。
 潔くこのオファーを受け入れて、過ちを認めてバロテッリを無償で譲渡することだ。そして、飼い殺しにしてきた選手たちも無償で放出し、今後はユースにのみ力を注ぐと明言することだ。 ファビオ・ボリーニ選手(イタリア代表)をまともに育成できず、劣化させた責任を取らせなければ、このチームは確実に終わる。金だけで選手をかき集めるのなら馬鹿でもできるが、10年、20年先のチームのコンセプトがないがためにリバプールは破滅している。ブレンタン・ロジャーズ自称監督の解任とサガン鳥栖監督だった尹晶煥氏を終身GMに招くほどの大改革をやらなければ意味は無い。当然、その改革の中でサガン鳥栖、ルパ・カステリ、パルマとユース選手の育成やスカウト網の協力などで提携するといいだろう。

 更にルパ・カステリにこそ、日本の企業は投資する機会があると私は思う。
 10年、20年先のコンセプトを確認した上で日本のJリーグのチームの選手を紹介し、レンタルで移籍させて鍛えるといい。そうして、日本のサッカーの実力を高めるといいだろう。