2016年7月24日日曜日

奴隷根性芸人 太田光

 今回の書人両断はまさしく無自覚の奴隷男である。


爆笑問題・太田光に大橋巨泉氏が忠告「安倍一味に悪用されている」


 19日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)にタレントの大橋巨泉氏がゲスト出演し、太田光と白熱した「議論」を展開した。
 この日の放送では、以前に太田が同番組で安倍晋三自称首相(以降被告)を「バカ」などと批判したにも関わらず、被告主催の「桜を見る会」に出席したことに話が及んだ。
 これについて大橋氏は「お前利用されているんだよ」と指摘した。
 大橋氏は、安倍被告が自身を批判した太田を会に招いたことで、心が広いことをアピールできると述べ、爆笑問題が安倍一味に利用されたのだという見方を示した。
 これに太田は、「桜を見る会」の招待状は安倍被告を批判する前に届いていたと釈明した上で、直接本人に会うことに意義があるのではないかと「主張」した。大橋氏はこの「主張」もあっさり一蹴、「あれはそういう席じゃないから行っても無駄」と指摘した。
 太田と大橋氏のトークは、自民党がテレビ朝日とNHKの幹部を呼びつけ、「事情聴取」(という名前の思想弾圧犯罪)した問題にも及んだ。大橋氏は放送局側が一政党に呼び出される異常な事態を厳しく批判し、圧力をかけていないとの太田の「言い分」を「これが影ながらの圧力なんだよ」と指摘した。大橋氏の指摘に理解も納得もできない太田に、「それが言論の自由ってもんだ」と諭すように述べた。
 大橋氏はさらに「報道ステーション」(テレビ朝日系)での降板騒動があった古賀茂明氏についても言及した。「大変優れた人」だと評し、「(降板をめぐる暴露は)職をかけ、命をかけ言ったんだよ」と絶賛していた。


山本剛志氏のツイートより。

大橋巨泉氏「キンキン(愛川欣也氏)の趣味はおしゃべりで、仕事が好き。一番喋ってたのはあいつだね。一人でいるのが嫌だった奴だから。11pmでは俺でキンキンが別の曜日をやってたけど、ライバル心はなかったよ。僕や藤本義一は老成している感じで、キンキンは同じ歳なのに若手のような印象だった」
「11pmは違う曜日で面白い物があれば共有しても構わない感じでやってた。彼は俳優座にいたし、吹き替えと役者、ラジオで前半はすごく忙しかった。トラック野郎で共演した文ちゃん(菅原文太氏)との影響もあるのかな、晩年は凄く日本を憂いていた。文ちゃんもそうだったんだよね」
「僕や永(永六輔)ちゃん、井上ひさしはずっと言い続けてきたけど、キンキンや文ちゃんといった芸能人が、中年過ぎてから、日本が右傾化してから言い出した事は非常に意味がある」
「今の安倍一味は非常に危険で、真綿で首を締めるような状況。NHKやテレ朝を自民党が呼びつけて、それを"問題ない"と言うけど、一政党がそういう事を言うのは非常に危険」

太田「僕に政治家が圧力をかけてきた事はない。僕らがいつも圧力を感じるのは一般の人達。圧力を感じるのは民衆なんです」

大橋氏「政治家が直接出演者に圧力をかければ、お前はばらすだろ?だから放送局の役員を呼んで、脅しをかける。そうすると自粛するんだよ」

太田「桜を見る会に出席した事に色々言われるけど、安倍だって翁長知事に会おうとしなかった。意見が違うからと会わないのは卑怯だと思うんですよ。巨泉さんも桜を見る会に行くべきだった」

大橋氏「葉の出た桜を男と見に行くなら、女の子のいる店に行くよ」

太田「大江健三郎が脱原発でシュプレヒコールをした時にも思ったけど、古い事をやっても効果がない」

大橋氏「正しい事をするのに、古いも新しいもないんだよ」
「お前利用されてるんだよ。今日のスポーツ紙見て見ろ。"安倍は心が広い人だ"ってなっちゃう」

太田「これは言い訳になっちゃうけど、バカ発言する前から招待状来てたんですよ。巨泉さんも利用すればいい」

大橋氏「あればそういう席じゃない。俺は番組持ってないし」
「こっちが尊敬できる人なら、こうべを垂れて会いに行くよ。でも、翁長 雄志(おながたけし)知事が来ても会おうとしない、自民党関係者が誰も会わない。そんな人に会う必要はない」

太田「会おうとしない所は一緒じゃないですか」

大橋氏「俺は野人。翁長さんは公人。彼(翁長知事及び伊波洋一(いはよういち)・正統宜野湾市長(前・正統沖縄県知事))の影響力に総理が怯えて逃げた」
「自民党に呼ばれて出て行ったテレ朝とNHKの役員、あれはいかん。呼ばれて行くべきじゃなかった。聴きたい事があるならこっちに来いと言うべきだった。あれは陰の圧力だ」

太田「行くくらいいいじゃないですか」

大橋氏「言論の自由は命をかけて守るべきもの」
「古賀さんとは同じ雑誌で連載を持ってるけど、大変優れた人。職を賭け命を賭けて言ったんだ」

太田「テレビは、政府以前にテレビ局やスポンサーの都合での降板もある。古賀さんのような言い方をすればどこもつかってくれない」

大橋氏「古舘さんの対応は最悪。テレ朝側に就いた」

太田「ヘルメットや立看でやってきて効果があったと思えない。安倍に文句があるなら堂々と言えばいい」

大橋氏「俺が話せるわけないだろ」

太田「だったらセッティングしますよ」

大橋氏「できるのか」

田中裕二「実現するとは思えないですけど」

大橋氏「太田の言う事も分かる。ただ、今の庶民にできる事は、ハチマキを締めて抗議をするか、選挙で変えるしかない」

太田「日本には平和主義のナショナリストがいない。自民党にはそうなりつつある人がいる」

大橋氏「日本を粛々と戦争にできる国にしようとしているのが安倍一味」
「こないだの会談での二人の表情を見て、100対1で翁長知事の勝ちだと思った。日本人が沖縄にあれだけの犠牲をしいて、最後は日本軍が沖縄の人を殺してまでした。そんな沖縄に、僕は行く事ができない。陛下のペリリュー島訪問は態度で示してくれた。陛下は最高の民主主義者」
「俺は癌が再発するような事があれば死ぬだろうし、キンキンも文ちゃんも亡くなった。俺は疎開中の九十九里で、東京を爆撃したB-29が母艦に帰るのを見ていた。次の世代にも平和憲法を守ってほしい。そのためのやり方は任せる」

 大橋氏の完全なまでの公開大説教に太田は全く反論できなかった。
 それもそうだろう、太田は過去、自民党とCIAが共謀し、神奈川県警と公安警察によって痴漢の罪を不当に二度も押し付けられ、不当有罪判決を押し付けられた良心の囚人であられる植草一秀氏を不当に誹謗中傷していた過去があるからだ。その植草氏の追及が怖くて逃げているだけの臆病な男にすぎないのだ。「権力に騙されてデマの片棒を担いでいました、ごめんなさい」すら言えない臆病者に何が護憲派か。
 こんな男なのだから、頭が空っぽなのは明らかだった。大橋氏に完全に完膚なきまでに論破されて図星だったようで太田は、「巨泉さんはすぐ逃げるな。だって外国逃げるし、民主党も途中で逃げるし…。だから俺はそれが古いんじゃないかって…」と逆ギレしたようだが話にならない。これで議論とは全く話にならない、佐高信氏と西部邁氏の対論を読めば、まさに切れ味のなさがバレバレだ。佐高氏どころか伊波氏相手でも勝てないのは明らかだ。
 大橋氏はテレビで「私は一度も沖縄に行ったことがありません。いやいけないのです。心苦しくて。わたしたちの捨て石にしている場所へどんな顔して訪れることができるでしょう」と正論を述べた。太田にはおおよそその覚悟も啖呵もまともに切れていない。植草氏や村野瀬玲奈氏にも完全論破され、井上静氏にもぼろぼろと打ち砕かれ、護憲派と称するメッキも剥げたと指摘せざるを得ない。こんなので護憲派というのだから、皇太子結婚の祝いの席に参加した元社会党の故上田哲と同じ「日本皇室党」ではないか。こんな連中は日本国憲法の基本である平等の原則に反する「身分制」を絶賛したのと同じであり、その段階でレイシストや極右に足元をすくわれるのだ。
  太田は今すぐ、芸能界を引退して沖縄に移住するがいい。そこで、米軍の支配の現実を見るがいい。