2019年8月14日水曜日

金融業界正常化のための提案


スルガ銀行員、デート商法関与か 改ざん書類で融資
 共同通信社  2019/02/13 15:52
 スルガ銀行(本店:静岡県沼津市)の行員がデート商法詐欺まがいの行為に関与し、個人向けの無担保ローンを融資していた疑いがあることが13日、関係者の話で分かった。借入金使途や年収が改ざんされた書類に基づいて契約するなど、ずさんな手続きだったもようだ。スルガ銀広報室は共同通信の取材に、弁護士を交えた調査に着手したことを明らかにした。
 不正融資が金融庁から業務停止処分を受けたシェアハウスなど投資用不動産以外でもまん延していた可能性があり、信頼回復がさらに遠のきかねない。このローンを巡る事実関係について広報室は個別の取引であることを理由に説明を控えた。

 こんなスルガ銀行にあろうが事に新生銀行が提携を申し込んで強行したのだから信じがたい。
 この新生銀行は不正の缶詰と私がこき下ろすほど悪質なサラ金への傾斜など、目先の利益にばかり飛びつくひどい経営を展開している。
 ならば、新生銀行の経営再建案をここで提案しておこう。

1.めぶきフィナンシャルグループによる新生銀行買収
 新生銀行にめぶきFGが40%出資
 山口フィナンシャルグループの不良債権を1年で処理した大物経営者を新生銀行の社長に据える。現経営陣共は解任し、過去の経営責任を厳しく追求し、最低でも億単位の損害賠償請求を行う。
 新生銀行はめぶきFG傘下の常陽銀行、足利銀行と重複した地域の店舗を閉鎖し、跡地にめぶき証券を進出させる。
 新生銀行の外資分出資は無償償却させる。特に初期買収して悪徳利益を手に入れたリップルウッド・ホールディングスについては厳しく経営責任を追求すること。
 TポイントのほかにWAONとの提携を行う。
 買収前に、ノンバンク『レイク・ゼロローン』事業からの完全撤退と損失および債務者への債権を完全放棄させる他、日産自動車のマネーロンダリングに伴う損失を計上させ、その分は別途第三者資本割当で解消し、めぶきFCが55%出資させてめぶきフィナンシャルグループ子会社にする。
 傘下レイク等のノンバンクATMはイオン銀行と提携し、イオン銀行ATMにすると同時に近くに空いている店舗がある場合イオンエブリに出資し、まいばすけっとの出店と同時にATMをイオン銀行として移設させ、跡地はアクセスチケットと提携して金券ショップに切り替える。
※新生イオンエブリは障害者雇用に力を注ぐ。
 新生銀行は東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県の信用組合と対等合併し、新生銀行の重複店舗を閉鎖し、めぶき証券の進出をさせる。めぶき証券でも無理な場合はイオングループのまいばすけっとの出店とし、イオン銀行ATMも同時に出店する。重複店舗が同一地域に複数ある場合は中間地点に店舗を統合して移転し、各自支店の再開発に踏み切る。
※東京信用金庫・全東栄信用組合・全東京信用組合、銚子商工信用組合、文化産業信用組合、全東京信用組合、七島信用組合、房総信用組合、君津信用組合、埼玉信用組合、相愛信用組合と合併し、新生銀行の経営陣共の一掃を図ると同時に、ファーストクレジット・そごうの違法倒産にかかわった無責任経営陣と無責任株主の民事責任を厳しく追及する。なお上記信用金庫・信用組合の債務は新生銀行本体で無償償却させ、その分をめぶきFGへの第三者資本割当で補充することを義務化させる。
 新生銀行傘下の新生信託銀行はめぶきFGへ無償譲渡し、めぶき信託銀行へ行名変更し、常陽銀行・足利銀行内部に併設出店させる。また経営統合を確約した地域の信用金庫・信用組合にも併設して出店させる。
 新生証券はめぶき証券に事業を無償譲渡、三菱UFJグループのモルガン・スタンレーMUFG証券と提携し経営再生ファンド「めぶき企業再生」へ改組し、中小企業の経営再建を手がける。
 新生銀行を完全子会社化後、新生「めぶきフィナンシャルグループ」は七十七銀行、静岡銀行と共同の精神で経営統合し、アークス・北雄ラッキーと提携して北海道への出店を強化する。足利銀行を存続銀行にして新生銀行の名前を完全消滅させ、その後常陽銀行を存続法人としためぶき銀行へ経営統合させる。なお、七十七銀・静岡銀と重複する部門については七十七銀・静岡銀を優先して残し、旧新生銀の店舗をイオングループのドラッグストア等にするか再開発して経営統合先の支店を複数統合して残す。
 中国百度、アークス、Appleと合弁でネット銀行を立ち上げる。この場合、新生銀行の全店舗の経営権をめぶき銀行へ譲渡すると同時に新生銀行の免許のみ書き換えて、めぶきネット銀行とする。なおめぶきFCは60%出資を維持する。AppleのiPhoneを活かす。

 次に、スルガ銀行の経営再建だ。
 これについてはSBIホールディングスが出資に積極的なので、しっかり活かす必要がある。

2.SBIホールディングスによるスルガ銀行・東京スター銀行買収
 SBI住信ネット銀行をSBI完全子会社化する。ただし行名は変更しない。
 SBI銀行とスルガ銀行、東京スター銀行を持株会社方式で経営統合し、合併させる。
 ※新生SBIスター銀行として再出発し、住宅ローン事業の再構築を実施して住宅ローン事業の損失を行う。その分をSBIへ第三者資本割当する。
 ATM事業をファミリーマート傘下のE-NETへ譲渡し、統合させる。
 SMBC信託銀行(ファミマ銀行)、イオン銀行、ローソン銀行、三井住友信託銀行、めぶき銀行と提携、相互のATMを開放する。
 三井住友信託銀行と共同で保険販売店を買収、ATM併設型ショップに変更させる。

 また、トヨタ自動車によるミサワホーム不正買収に関与した旧UFJ、現三菱UFJフィナンシャルグループについては以下の提案を行う。

3.三菱東海銀行・三菱三和銀行
 中京銀・十六銀の経営統合と三菱UFJ名古屋店舗網の統廃合と三菱UFJフィナンシャルグループが50%出資する。三菱東海銀行として再生させると同時に、三菱UFJ銀行は撤退する。
 トモニホールディングス・南都銀行への出資と大阪営業網の統廃合、新会社三菱三和銀行へ50%出資することで、関西部門の合理化を行う。

 また、不祥事に関与してきた三井住友銀行については厳しい提案を行う。

4.三井住友フィナンシャルグループ
 完全国有化、支店網の重複部門は三菱UFJ銀・地銀に譲渡。
  SMBC日興証券は三菱UFJモルガン・スタンレー証券に無償譲渡する。
  SMBCアセットマネジメント→三菱UFJ投信国際へ譲渡する。
  三井住友カード→ソフトバンクへ売却する。三菱UFJニコスなどへの売却は行わない。
  セディア→クレディセゾンへ売却する。
  不動産部門→三井不動産もしくは住友不動産に譲渡する。
  SMBC信託銀行→伊藤忠商事へ譲渡し、ファミリーマートと連携させてファミマ銀行にする。新生ファミマ銀行はE-NETと合併させ、ソフトバンクグループ傘下のジャパンネット銀行、SBIスター銀行、ソニー銀行、イオン銀行、ローソン銀行、三菱UFJ銀行と提携させる。
 本体は政治家の給与振込、政治資金振込を行う専門銀行化させる。
  消費者金融事業は完全撤退、住宅ローンのみにする。
  ジャパンネット銀行の持株分をヤフー(Zホールディングス)に譲渡する。
  モビット・プロミス(旧三洋信販含)の引当分を不良債権として処理し、債務者からの回収は行わない。CD窓口をすべてZホールディングスのジャパンネット銀行のATMに転用する。なお、ジャパンネット銀行のCD窓口はファミマ銀行などとの提携も行う。

5.ふくおかフィナンシャルグループ
 長崎における銀行網の分割が必要である。
 山口フィナンシャルグループと経営統合する。

6.楽天・オリックスグループ
 今までの政治との癒着を踏まえると完全解体は必至といえる。
 楽天銀行 ローソン銀行へ譲渡する。
 楽天証券 イオンフィナンシャルサービスへ譲渡する。
 オリックス銀行・オリックス生命 クレディセゾンへ譲渡する。
 オリックス本体 三菱UFJリースへ吸収合併させる。

7.あおぞら銀再生
 ほくほくフィナンシャルグループと経営統合、その後、東北フィデアホールディングス、横浜銀行・東日本銀行と経営統合し、東日本から北陸にかけて強い銀行にする。
 あおぞら証券を中核に、重複店舗を証券会社と銀行のダブルブランチにする。
 あおぞら信託銀を各店舗に併設。
 ブランド名をあおぞら銀行に一本化。