今年最後の更新になります。
今日は今年最後の記事更新という事で2016年の振り返りにさせてもらいたいと思います。障がい者や生活困窮者に向けての支援プロジェクトについては色々と考えていますし、その足がかりに向けての行動で人との関わりを強めることになりました。このことによって、社会的に小さな一石を投じたのかなと思います。
更に2015年7月に立ち上げた『絆のネットワーク』に関しても、いろいろな意味で大きかった出来事でした。更に一般就労の実現。これは今までにない大きな成果でした。
そのほかにも、世代間交流の活性化。このことにより、「バーチャルからリアルへ」という言葉を実現することができました。相談支援事業所の代表理事に対し、この場で感謝申し上げます。更にこの行動の積み重ねが、いろいろな意味で私を強くしてくれたのかもしれません。
2015年に気がついた、「精神の奴隷」という問題の克服には、日々の気づきが必要です。そういう意味では選挙民も賢くなったということです。ネオナチジャパンを完全に抹消し、本来あるべき優しい護憲保守の精神を取り戻すため、イカロスの翼は今後も「奴隷の論理」を粉々に打ち砕く厳しい言論を突きつけ、「皇室関係者であっても庶民であっても、まずは現実からできることをしろ」と呼びかけ続けます。
そのほかにも、まだまだやるべきこと、やりたいことはたくさんありました。
ですが一つ一つがこなせなかったことも否めません。来年はそのことをこなしきれるように、頑張っていこうと思います。
2016年、ブログ記事更新はこれにて最後にさせていただきます。
2017年は1月1日に年初の挨拶記事を更新し、それから1月6日に初めての記事を更新する予定です。拙ブログへの訪問、真にただただ感謝しております。
来年が皆様方にとってよき一年であらんことを望みます。
2016年12月31日
「日々格闘記~イカロスの翼~」 管理人:倉野 明人 拝
2013年8月1日より、日々格闘記はGoogleという新たな世界に打って出ます。なお、熊本大震災・東日本大震災・鳥取大震災の被災者の方々にお見舞いの言葉を、亡くなられた方々には冥福を祈ります。拙ブログは社会的マイノリティとともに歩むブログです。よってレイシズム(極右・極左)及び優生学及びエコテロリズムなどの反人道的な行為や思想を許しません。
2016年12月31日土曜日
2016年12月30日金曜日
2016年最後のコラム:今年の一文字は「絶」である
今年もこの時期がやってきた。
今年の漢字、2016年は「金」
[2016/12/12] マイナビニュース
公益財団法人 日本漢字能力検定協会は12月12日、2016年の「今年の漢字」が「金」に決まったことを発表した。京都府・清水寺で森清範(せいはん)貫主(かんす)の揮毫(きごう)が行われた。
同協会は11月1日から12月5日までの期間中、2016年の世相を表す漢字の一字を全国から募集。集まった15万3,562票の中から「金」が最も多い6,655票(4.33%)を集めて「今年の漢字」に選ばれた。
「金」が表す2016年とは
応募者が「金」を選んだ理由には、リオオリンピックにおける日本人選手の「金」メダルラッシュ、舛添要一・『前東京都知事』(宇都宮健児・正統東京都知事が正式な東京都知事であります)の政治資金問題、築地市場の豊洲移転問題、東京オリンピックの巨額経費問題など、政治と「金」(カネ)に絡む問題が次々と浮上したことなどが挙がった。
イチロー選手のメジャー通算3,000本安打達成やレスリング・伊調馨選手の五輪4連覇などスポーツ界の「金」字塔、マイナス「金」利の初導入、米大統領選を制したドナルド・トランプ氏から連想される「金」髪、「金」色の衣装を身に着けたピコ太郎さんの『PPAP』もあった。
「金」が選ばれたのは、2000年(シドニーオリンピックでの金メダル、南北朝鮮統一に向けた"金・金"首脳会談の実現、新500円硬貨と二千円札の登場など)、2012年(「金」に関する天文現象の当たり年、数多くの「金」字塔が打ち立てられた1年、「金(かね)」をめぐる問題が表面化)に続いて3回目となる。
次いで票を集めたのは2位「選」、以下3位「変」、4位「震」、5位「驚」、6位「米」、7位「輪」、8位「不」、9位「倫」、10位「乱」、11位「災」、12位「神」、13位「揺」、14位「新」、15位「五」、16位「騒」、17位「地」、18位「大」、19位「動」、20位「愛」と続く。
揮毫により発表された漢字は12月15日まで清水寺本堂で、12月17日からは「漢検 漢字博物館・図書館」(漢字ミュージアム/京都府京都市)で展示される。
2015年は「安」
ちなみにこの「今年の漢字」、昨年2015年は「安」が選ばれていた。選定理由には、「『安』全保障関連法案の審議で、与野党が対立。採決に国民の関心が高まった」「世界で頻発するテロ事件や異常気象など、人々を不『安』にさせた」「建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの『安』全が揺らいだ」など。お笑いタレント・とにかく明るい安村さんの「『安』心してください、はいてますよ」のフレーズが人気を博したことも挙げられた。
さらにさかのぼると、1995年「震」、1996年「食」、1997年「倒」、1998年「毒」、1999年「末」、2000年「金」、2001年「戦」、2002年「帰」、2003年「虎」、2004年「災」、2005年「愛」、2006年「命」、2007年「偽」、2008年「変」、2009年「新」、2010年「暑」、2011年「絆」、2012年「金」、2013年「輪」、2014年「税」と選ばれてきた。
一年間を振り返り、その年を表す漢字を考え、漢字の持つ奥深い意義を再認識してもらうことを目的に1995年から毎年開催されており、今年で22回目。
では、私から今年の一文字を告げると、「絶」としておかざるをえない。
まず、世代間の断絶。
犯罪者の絶望。
国民の絶壁。
生活者に絶望を与える政治。そのマイナスの象徴が相模原の殺人事件だったではないか。更には司法の劣化。沖縄への事実上のヘイト判決押し付け犯罪とネットにおける翁長雄志沖縄県知事への左翼認定(翁長氏は保守派で知られるが、共産党・社民党・自由党との政策協定によって米軍基地の縮小を公約している)。
更には明らかに被害者にも責任があるのに被告ばかりが厳しく不当に断罪される裁判員制度の欠陥。石巻市で起きた少年による殺人傷害事件について、明らかに死刑適用基準を満たしていないのにもかかわらず一審の国際法違反の死刑判決押し付け犯罪をやらかす最低裁(国連が定めた北京ルールズで青少年への死刑を事実上禁止している)。
これではマイノリティへの差別がひどくなるのも明らかだ。無邪気なまでに差別がネットで堂々と行われるのではたまったものではない。ネットでは新潟県糸魚川市で起きた大規模火災でまたしても在日認定のデマをやらかす。これで日本の国際社会からの評価は更に落ちていくのは目に見えている。その結果は暴力の応酬だ。それでいいのだろうか。
更に熊本大震災、鳥取大震災で示されたネオナチジャパンの無能無策。東京都国立市などに見られるネオナチジャパンと連合の共謀による凄まじいまでの金権選挙とネオナチジャパンのおぞましい独裁政治。TPPでの売国政治。年金カット法押し付けに挙句の果てにはカジノ法押し付け犯罪。安倍独裁政権でいいことは何一つなかったのは明らかだ。
これが民主主義が機能する国では間違いなくゼネストになるのは見えている。
これほどネガティブな意味でここまで私がつきつけることに皆さんショックを受けるだろう。
だが、現実を受け入れることは間違っていない。その現実から出発する強さこそ、今の日本人に欠けていることではないか。
王子様の耳はロバの耳というポルトガルの民話がある。たしかに今の私達はいろいろな意味で恵まれている。しかし、その当たり前の生活ができない人もいれば、発展途上国ではその日暮らしと言ってもいい実態なのだ。
ネオナチジャパンがやるべきは、そうした人達への支援であって、海外派兵ではない。それこそが真の国際貢献なのだ。それが出来ないというのなら、私は沖縄県と北海道の日本からの独立に賛成せざるを得ない。
2016年最後のコラムでございます。
明日は恒例となりました2016年の年の暮れの挨拶、2017年1月1日には新年の挨拶、そして、コラムは2017年1月6日から公開を開始いたします。
今年の漢字、2016年は「金」
[2016/12/12] マイナビニュース
公益財団法人 日本漢字能力検定協会は12月12日、2016年の「今年の漢字」が「金」に決まったことを発表した。京都府・清水寺で森清範(せいはん)貫主(かんす)の揮毫(きごう)が行われた。
同協会は11月1日から12月5日までの期間中、2016年の世相を表す漢字の一字を全国から募集。集まった15万3,562票の中から「金」が最も多い6,655票(4.33%)を集めて「今年の漢字」に選ばれた。
「金」が表す2016年とは
応募者が「金」を選んだ理由には、リオオリンピックにおける日本人選手の「金」メダルラッシュ、舛添要一・『前東京都知事』(宇都宮健児・正統東京都知事が正式な東京都知事であります)の政治資金問題、築地市場の豊洲移転問題、東京オリンピックの巨額経費問題など、政治と「金」(カネ)に絡む問題が次々と浮上したことなどが挙がった。
イチロー選手のメジャー通算3,000本安打達成やレスリング・伊調馨選手の五輪4連覇などスポーツ界の「金」字塔、マイナス「金」利の初導入、米大統領選を制したドナルド・トランプ氏から連想される「金」髪、「金」色の衣装を身に着けたピコ太郎さんの『PPAP』もあった。
「金」が選ばれたのは、2000年(シドニーオリンピックでの金メダル、南北朝鮮統一に向けた"金・金"首脳会談の実現、新500円硬貨と二千円札の登場など)、2012年(「金」に関する天文現象の当たり年、数多くの「金」字塔が打ち立てられた1年、「金(かね)」をめぐる問題が表面化)に続いて3回目となる。
次いで票を集めたのは2位「選」、以下3位「変」、4位「震」、5位「驚」、6位「米」、7位「輪」、8位「不」、9位「倫」、10位「乱」、11位「災」、12位「神」、13位「揺」、14位「新」、15位「五」、16位「騒」、17位「地」、18位「大」、19位「動」、20位「愛」と続く。
揮毫により発表された漢字は12月15日まで清水寺本堂で、12月17日からは「漢検 漢字博物館・図書館」(漢字ミュージアム/京都府京都市)で展示される。
2015年は「安」
ちなみにこの「今年の漢字」、昨年2015年は「安」が選ばれていた。選定理由には、「『安』全保障関連法案の審議で、与野党が対立。採決に国民の関心が高まった」「世界で頻発するテロ事件や異常気象など、人々を不『安』にさせた」「建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの『安』全が揺らいだ」など。お笑いタレント・とにかく明るい安村さんの「『安』心してください、はいてますよ」のフレーズが人気を博したことも挙げられた。
さらにさかのぼると、1995年「震」、1996年「食」、1997年「倒」、1998年「毒」、1999年「末」、2000年「金」、2001年「戦」、2002年「帰」、2003年「虎」、2004年「災」、2005年「愛」、2006年「命」、2007年「偽」、2008年「変」、2009年「新」、2010年「暑」、2011年「絆」、2012年「金」、2013年「輪」、2014年「税」と選ばれてきた。
一年間を振り返り、その年を表す漢字を考え、漢字の持つ奥深い意義を再認識してもらうことを目的に1995年から毎年開催されており、今年で22回目。
では、私から今年の一文字を告げると、「絶」としておかざるをえない。
まず、世代間の断絶。
犯罪者の絶望。
国民の絶壁。
生活者に絶望を与える政治。そのマイナスの象徴が相模原の殺人事件だったではないか。更には司法の劣化。沖縄への事実上のヘイト判決押し付け犯罪とネットにおける翁長雄志沖縄県知事への左翼認定(翁長氏は保守派で知られるが、共産党・社民党・自由党との政策協定によって米軍基地の縮小を公約している)。
更には明らかに被害者にも責任があるのに被告ばかりが厳しく不当に断罪される裁判員制度の欠陥。石巻市で起きた少年による殺人傷害事件について、明らかに死刑適用基準を満たしていないのにもかかわらず一審の国際法違反の死刑判決押し付け犯罪をやらかす最低裁(国連が定めた北京ルールズで青少年への死刑を事実上禁止している)。
これではマイノリティへの差別がひどくなるのも明らかだ。無邪気なまでに差別がネットで堂々と行われるのではたまったものではない。ネットでは新潟県糸魚川市で起きた大規模火災でまたしても在日認定のデマをやらかす。これで日本の国際社会からの評価は更に落ちていくのは目に見えている。その結果は暴力の応酬だ。それでいいのだろうか。
更に熊本大震災、鳥取大震災で示されたネオナチジャパンの無能無策。東京都国立市などに見られるネオナチジャパンと連合の共謀による凄まじいまでの金権選挙とネオナチジャパンのおぞましい独裁政治。TPPでの売国政治。年金カット法押し付けに挙句の果てにはカジノ法押し付け犯罪。安倍独裁政権でいいことは何一つなかったのは明らかだ。
これが民主主義が機能する国では間違いなくゼネストになるのは見えている。
これほどネガティブな意味でここまで私がつきつけることに皆さんショックを受けるだろう。
だが、現実を受け入れることは間違っていない。その現実から出発する強さこそ、今の日本人に欠けていることではないか。
王子様の耳はロバの耳というポルトガルの民話がある。たしかに今の私達はいろいろな意味で恵まれている。しかし、その当たり前の生活ができない人もいれば、発展途上国ではその日暮らしと言ってもいい実態なのだ。
ネオナチジャパンがやるべきは、そうした人達への支援であって、海外派兵ではない。それこそが真の国際貢献なのだ。それが出来ないというのなら、私は沖縄県と北海道の日本からの独立に賛成せざるを得ない。
2016年最後のコラムでございます。
明日は恒例となりました2016年の年の暮れの挨拶、2017年1月1日には新年の挨拶、そして、コラムは2017年1月6日から公開を開始いたします。
2016年12月24日土曜日
感動ポルノが障がい者の社会的自立を妨げる
今回は週刊東洋経済より取り上げたい。
私はこの雑誌への信頼が非常に高い。『読売新聞』や『産経新聞』よりもレベルが極めて高い上、人権にも配慮がある優れた週刊誌である。私はこの週刊誌への信頼を寄せている。
障害者は健常者に「消費される」存在ではない
東洋経済オンライン 2016年9月4日(日)6時0分配信
今年もまた夏休みの一大チャリティイベント、24時間テレビが放映されました。障害や難病を抱える人がさまざまな課題にチャレンジすることで注目される番組ですが、その裏番組として、2012年に障害者のための情報バラエティ番組として始まったNHK「バリバラ」が生放送をぶつけました。今年のタイトルは「検証! 『障害者×感動』の方程式」。これを見てビックリしたのは私だけではないはずです。出演者のTシャツはあちらの番組と同じ黄色、障害者をテーマにした感動ドキュメンタリーのありさまについて24時間テレビをこれでもかとばかりにパロディ化、ツイッターなどでは大きな反響が湧き起こりました。
番組の中では、骨形成不全症を患い2014年に亡くなったオーストラリアのコメディアン兼ジャーナリスト、ステラ・ヤングさんのTEDでのスピーチ「障害者は『感動ポルノ』として健常者に消費される」も紹介されました。ステラさんは「私はあなた方を感動させるためにここにいるのではない。見知らぬ人から“あなたは勇敢だ”とか“元気をもらった”と言われるけれど、これらは人をモノ扱いしている行為。健常者が良い気分になれるよう、障害者をネガティブな存在としてモノ扱いしている」と述べ、「乗り越えるべき障害は、体や病気にではなく、社会にこそ存在する」と断言しました。
■ 障害者を軽視する思想はどこから生まれた
7月26日未明に起きた相模原の障害者施設殺傷事件は、日本中を震撼させました。A容疑者は重度知的障害者だけの殺害を目的に「津久井やまゆり園」に押し入り19人を殺害、26人に重軽傷を負わせました。A容疑者の「障害者は周りの人を不幸にする。障害者は生きている意味がない」との主張は、実は今の社会に生きる私たちの価値観やありかたと無縁ではありません。
「ひとのいのちは地球より重い」などとうたう一方で、経済的な利益を何よりも優先し、生産効率や労働能力で人の価値を判断、序列化する社会。成績や偏差値の高低が生徒の優劣を決める学校教育。障害者でなくても生きづらさを感じるこうした社会風潮は私たちが作り出したものであり、このありかたが障害者の生存を軽視・否定する思想を生み出す土台になっていないのか。私たちは今一度考える必要があります。そのことを考えるヒントとなる事件をご紹介しましょう。
アシュリーを知っていますか
2004年、米国のシアトルこども病院にて重症重複障害(脳性麻痺)のある6歳の少女アシュリーに対して、3種の医療介入が両親の希望のもとに行われました。エストロゲンの大量投与療法による最終身長抑制、乳房の生育を制限する初期の乳房芽の摘出、生理と生理痛を取り除くための子宮摘出手術です(開腹の際に盲腸も摘出されている)。
これを報じる記事が2007年1月3日、ロサンゼルス・タイムズに掲載され大ニュースとなりました。「障害女児の背を伸ばさない決断を両親が釈明」。障害者の人権擁護団体やフェミニズムの活動家らはこのことに対して猛抗議を行いました。「尊厳を踏みにじる許しがたい暴挙」「人を変えるな、制度を変えよ」との非難声明を相次いで発表したのです。
一方、アシュリーに行われた一連の医療介入(処置)をセットにして“アシュリー療法”と名付けた両親は、そのブログで自分たちの決断の動機や意図を説明し、アシュリーのみならず広く世の重症児に適用することを提案しました。
■ 人としての尊厳より介護環境を優先させた両親
アシュリー療法の目的について、父親は「重い障害のある娘のQOL(生活の質)を維持向上させる手段として思いつき、医師に要望した」と説明、「生理痛がなくて発達しきった大きな乳房からくる不快がなく、常に横になっているのによりふさわしく、移動もさせてもらいやすい、小さくて軽い体の方が、アシュリーは肉体的にはるかに快適でしょう。アシュリーのニーズはすべて赤ちゃんと同じニーズです。完全に成熟した女性の体よりも9歳半の体のほうがふさわしいし、より尊厳があるのです」と、あくまでも本人のためであることを強調しました。
さらに父親は「自分では何にもできない、寝たきりで頭の中は生後3カ月の赤ちゃんなのに、一人前の女性としてさらに成長していくなんて、私たちにとってはグロテスクだとしか思えなかったのです」と述べたのです。
アシュリー療法を施すことは簡単な決断だったと語る父親にとって、自分たちの想像し得る枠に小さいままのアシュリーを落とし込むことは何の迷いもありませんでした。アシュリーはどうせ重症児だから。しかし重症児だから何も分からないとするのはあまりに身勝手な考えでした。アシュリーの父親に押し切られた印象の強いこの処置は、アシュリーが現状に苦痛を感じての治療ではなく、人としての尊厳より介護環境(両親)を優先させた、治療とは異なるものであったと言えます。
アシュリーのような重症児がそのままではグロテスクで生きる価値がないとするならば、健常者しか生きられない社会になってしまうでしょう。これを社会としてみたときに、障害者の生きる権利を奪うことにつながりかねません。周囲によって都合良く改造された9歳半の身体のアシュリーは現在18歳。今も両親のもとで静かに暮らしているようです。
差別とは何だろう
重度障害者は「不幸な人々」ではありません。アシュリーのケースで言えば、医療機器や装具の開発、技術的にも人間的にも優れた介護システムの構築、社会保障等によって、両親が「アシュリーを産んで良かった」「そのままのアシュリーが愛おしい」と思えることができる社会の中に存在していられたら、だれもアシュリーを不幸だとは思わないでしょう。
筆者が小学生の頃、クラスに重い障害のあるT君がいました。T君が1人で出来ない事はクラスみんなで手伝い、休み時間には一緒に遊ぶことを通じて、T君も自分と同じであることやT君のことを周囲が助けてあげるのは当たり前、と理屈抜きに考えることができるようになりました。しかし最近は障害者を目の当たりにする機会がずいぶん少なくなったように思います。今の若い人々にとっての障害者とは、24時間テレビで見る「感動的な人」、もしくは電車の中で時折奇声を発する、自分とは違う「怖い人」くらいの認識しか持ち合わせていないのではないでしょうか。
■ 4月に施行された「障害者差別解消法」
2013年には新型出生前診断(NIPT)が日本で認可されました。赤ちゃんに染色体異常があるかどうかが血液を採取するだけで簡単に分かるこの診断に対し、賛否両論が湧き起こりました。個々が受けるこうした診断は、自己決定として社会的に容認され、利用が拡大している現実がある一方で、今を生きる障害者への差別につながりかねません。診断によって障害のある胎児は中絶することが当たり前の世の中になると、「障害者は社会に生きている価値がない」との論理を肯定してしまう危険性があります。
同じく2013年6月には長年の障害者運動の悲願であった「障害者差別解消法」が国会で可決成立、今年4月に施行されました。障害者差別解消法では「不当な差別扱い」と「合理的配慮をしないこと」が差別になると明記されています。多様性や異質性、個人の存在価値を認め合いながら共に生きて行く社会がようやく実現したのです。障害者に対する差別意識とは、社会によって刷り込まれた差別です。
あまりにも重い障害のある人を見た時、ひるまない人はいないでしょう。それは率直な感覚だからです。そうした自身のまなざしを自覚すること、そして取り除くべき障害は社会の中に存在することを、日々の生活の中で繰り返し考え続けることが大切なのだと思います。
まもなくリオ・パラリンピックが始まります。繰り広げられる感動シーンに私たちはどのような視線を向けるのでしょう。
筧 智子
Copyright (C) 2016 Toyo Keizai, Inc., 無断転載を禁じます。
□一部氏名を匿名にしました。
私は『24時間テレビ』と今は決別している。
理由は障がい者を見世物にして、社会的な自立達成に何も役立っていないことへの疑問だ。今やジャニーズタレントの見世物ショーとマラソンだけでしか持っていない。一体いつからここまで堕落したのだろうか。
アニメ映画『聲の形』も、諸情報を見てくると優生学的暴論に基づく感動ポルノだった。NHKの某朝の報道番組では好意的に取り上げられたようだが、私は厳しい意見を今でも述べざるをえない。生活者としての等身大の姿が、物語を煽るためにことごとく排除され、単なる恋愛話に終わってしまっている。手話はあくまでも盛り込まれた程度になっているようなもので、極めて欺瞞的と私は言わざるをえない。ディスコミュニケーションの問題とやらといい、心の交流とやらは下手くそな言い逃れにすぎない。これで迷惑なのは現場でコツコツとやっている人達なのである。
Yahooのコメント欄ではバカウヨどもがヘイトスピーチを浴びせているが、私はそれとは別の角度で批判している。二重三重で障がい当時者を侮辱する内容だからだ。そのことはここで何度も言及しているのでここでは書かない。
生活者である障がい当事者のありのままが排除されているようでは、何も見えないし何も分からない。その結果、障がい当事者は孤立してしまう。
その結果、カルトや反社会的勢力に悪用されるのが落ちなのである。そんなやり方でいいとは、私には思えない。社会的自立を妨げるのは、こういった誤解を招く感動ポルノであり、社会的自立を加速させるのは障がい当事者に適切な仕事を常に考え、共に作ることなのである。そして「○○ちゃん何しましょうか」と大の大人に媚びるような振る舞いをするようでは、決していい結果はない。
あくまでも一人の人間としての尊厳を尊重し、できることは本人に任せるべきなのである。
また、『聲の形』の原作者である大今良時被告は週刊少年マガジンにて聖書に挑むと称して『不滅のあなたへ』なる作品を連載中だが、恐らくキリスト教的な利他を理解しないまま終わるのが落ちである。
本質を見ずにただあるものを描く程度なら、『東京都知事』という名前の詐欺師で東京都民に重大な迷惑を与えた猪瀬直樹被告と同じでしかない。猪瀬被告は作家の佐野眞一氏の読売新聞の腐敗を暴いた力作『巨怪伝』を誹謗中傷し、他の作品を大宅壮一ノンフィクション賞に推薦させた。その結果、読売新聞から読書欄を一年間任された。ちなみに猪瀬被告は佐高信氏からボロボロに扱き下ろされて、その批判が怖くて逃げまくっていたことは有名で、佐高氏へけんかを売って逆に返り討ちに合う醜態である。
読売の件について人は賄賂と指摘するのであるが、大今被告も似たり寄ったりでしかない。彼らはただ単に皇居の周りをジョギングして皇居の中の人の生活をすべて見たと妄想しているのにすぎないのであり、その本質は何も見えていない。
私はこの雑誌への信頼が非常に高い。『読売新聞』や『産経新聞』よりもレベルが極めて高い上、人権にも配慮がある優れた週刊誌である。私はこの週刊誌への信頼を寄せている。
障害者は健常者に「消費される」存在ではない
東洋経済オンライン 2016年9月4日(日)6時0分配信
今年もまた夏休みの一大チャリティイベント、24時間テレビが放映されました。障害や難病を抱える人がさまざまな課題にチャレンジすることで注目される番組ですが、その裏番組として、2012年に障害者のための情報バラエティ番組として始まったNHK「バリバラ」が生放送をぶつけました。今年のタイトルは「検証! 『障害者×感動』の方程式」。これを見てビックリしたのは私だけではないはずです。出演者のTシャツはあちらの番組と同じ黄色、障害者をテーマにした感動ドキュメンタリーのありさまについて24時間テレビをこれでもかとばかりにパロディ化、ツイッターなどでは大きな反響が湧き起こりました。
番組の中では、骨形成不全症を患い2014年に亡くなったオーストラリアのコメディアン兼ジャーナリスト、ステラ・ヤングさんのTEDでのスピーチ「障害者は『感動ポルノ』として健常者に消費される」も紹介されました。ステラさんは「私はあなた方を感動させるためにここにいるのではない。見知らぬ人から“あなたは勇敢だ”とか“元気をもらった”と言われるけれど、これらは人をモノ扱いしている行為。健常者が良い気分になれるよう、障害者をネガティブな存在としてモノ扱いしている」と述べ、「乗り越えるべき障害は、体や病気にではなく、社会にこそ存在する」と断言しました。
■ 障害者を軽視する思想はどこから生まれた
7月26日未明に起きた相模原の障害者施設殺傷事件は、日本中を震撼させました。A容疑者は重度知的障害者だけの殺害を目的に「津久井やまゆり園」に押し入り19人を殺害、26人に重軽傷を負わせました。A容疑者の「障害者は周りの人を不幸にする。障害者は生きている意味がない」との主張は、実は今の社会に生きる私たちの価値観やありかたと無縁ではありません。
「ひとのいのちは地球より重い」などとうたう一方で、経済的な利益を何よりも優先し、生産効率や労働能力で人の価値を判断、序列化する社会。成績や偏差値の高低が生徒の優劣を決める学校教育。障害者でなくても生きづらさを感じるこうした社会風潮は私たちが作り出したものであり、このありかたが障害者の生存を軽視・否定する思想を生み出す土台になっていないのか。私たちは今一度考える必要があります。そのことを考えるヒントとなる事件をご紹介しましょう。
アシュリーを知っていますか
2004年、米国のシアトルこども病院にて重症重複障害(脳性麻痺)のある6歳の少女アシュリーに対して、3種の医療介入が両親の希望のもとに行われました。エストロゲンの大量投与療法による最終身長抑制、乳房の生育を制限する初期の乳房芽の摘出、生理と生理痛を取り除くための子宮摘出手術です(開腹の際に盲腸も摘出されている)。
これを報じる記事が2007年1月3日、ロサンゼルス・タイムズに掲載され大ニュースとなりました。「障害女児の背を伸ばさない決断を両親が釈明」。障害者の人権擁護団体やフェミニズムの活動家らはこのことに対して猛抗議を行いました。「尊厳を踏みにじる許しがたい暴挙」「人を変えるな、制度を変えよ」との非難声明を相次いで発表したのです。
一方、アシュリーに行われた一連の医療介入(処置)をセットにして“アシュリー療法”と名付けた両親は、そのブログで自分たちの決断の動機や意図を説明し、アシュリーのみならず広く世の重症児に適用することを提案しました。
■ 人としての尊厳より介護環境を優先させた両親
アシュリー療法の目的について、父親は「重い障害のある娘のQOL(生活の質)を維持向上させる手段として思いつき、医師に要望した」と説明、「生理痛がなくて発達しきった大きな乳房からくる不快がなく、常に横になっているのによりふさわしく、移動もさせてもらいやすい、小さくて軽い体の方が、アシュリーは肉体的にはるかに快適でしょう。アシュリーのニーズはすべて赤ちゃんと同じニーズです。完全に成熟した女性の体よりも9歳半の体のほうがふさわしいし、より尊厳があるのです」と、あくまでも本人のためであることを強調しました。
さらに父親は「自分では何にもできない、寝たきりで頭の中は生後3カ月の赤ちゃんなのに、一人前の女性としてさらに成長していくなんて、私たちにとってはグロテスクだとしか思えなかったのです」と述べたのです。
アシュリー療法を施すことは簡単な決断だったと語る父親にとって、自分たちの想像し得る枠に小さいままのアシュリーを落とし込むことは何の迷いもありませんでした。アシュリーはどうせ重症児だから。しかし重症児だから何も分からないとするのはあまりに身勝手な考えでした。アシュリーの父親に押し切られた印象の強いこの処置は、アシュリーが現状に苦痛を感じての治療ではなく、人としての尊厳より介護環境(両親)を優先させた、治療とは異なるものであったと言えます。
アシュリーのような重症児がそのままではグロテスクで生きる価値がないとするならば、健常者しか生きられない社会になってしまうでしょう。これを社会としてみたときに、障害者の生きる権利を奪うことにつながりかねません。周囲によって都合良く改造された9歳半の身体のアシュリーは現在18歳。今も両親のもとで静かに暮らしているようです。
差別とは何だろう
重度障害者は「不幸な人々」ではありません。アシュリーのケースで言えば、医療機器や装具の開発、技術的にも人間的にも優れた介護システムの構築、社会保障等によって、両親が「アシュリーを産んで良かった」「そのままのアシュリーが愛おしい」と思えることができる社会の中に存在していられたら、だれもアシュリーを不幸だとは思わないでしょう。
筆者が小学生の頃、クラスに重い障害のあるT君がいました。T君が1人で出来ない事はクラスみんなで手伝い、休み時間には一緒に遊ぶことを通じて、T君も自分と同じであることやT君のことを周囲が助けてあげるのは当たり前、と理屈抜きに考えることができるようになりました。しかし最近は障害者を目の当たりにする機会がずいぶん少なくなったように思います。今の若い人々にとっての障害者とは、24時間テレビで見る「感動的な人」、もしくは電車の中で時折奇声を発する、自分とは違う「怖い人」くらいの認識しか持ち合わせていないのではないでしょうか。
■ 4月に施行された「障害者差別解消法」
2013年には新型出生前診断(NIPT)が日本で認可されました。赤ちゃんに染色体異常があるかどうかが血液を採取するだけで簡単に分かるこの診断に対し、賛否両論が湧き起こりました。個々が受けるこうした診断は、自己決定として社会的に容認され、利用が拡大している現実がある一方で、今を生きる障害者への差別につながりかねません。診断によって障害のある胎児は中絶することが当たり前の世の中になると、「障害者は社会に生きている価値がない」との論理を肯定してしまう危険性があります。
同じく2013年6月には長年の障害者運動の悲願であった「障害者差別解消法」が国会で可決成立、今年4月に施行されました。障害者差別解消法では「不当な差別扱い」と「合理的配慮をしないこと」が差別になると明記されています。多様性や異質性、個人の存在価値を認め合いながら共に生きて行く社会がようやく実現したのです。障害者に対する差別意識とは、社会によって刷り込まれた差別です。
あまりにも重い障害のある人を見た時、ひるまない人はいないでしょう。それは率直な感覚だからです。そうした自身のまなざしを自覚すること、そして取り除くべき障害は社会の中に存在することを、日々の生活の中で繰り返し考え続けることが大切なのだと思います。
まもなくリオ・パラリンピックが始まります。繰り広げられる感動シーンに私たちはどのような視線を向けるのでしょう。
筧 智子
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□一部氏名を匿名にしました。
私は『24時間テレビ』と今は決別している。
理由は障がい者を見世物にして、社会的な自立達成に何も役立っていないことへの疑問だ。今やジャニーズタレントの見世物ショーとマラソンだけでしか持っていない。一体いつからここまで堕落したのだろうか。
アニメ映画『聲の形』も、諸情報を見てくると優生学的暴論に基づく感動ポルノだった。NHKの某朝の報道番組では好意的に取り上げられたようだが、私は厳しい意見を今でも述べざるをえない。生活者としての等身大の姿が、物語を煽るためにことごとく排除され、単なる恋愛話に終わってしまっている。手話はあくまでも盛り込まれた程度になっているようなもので、極めて欺瞞的と私は言わざるをえない。ディスコミュニケーションの問題とやらといい、心の交流とやらは下手くそな言い逃れにすぎない。これで迷惑なのは現場でコツコツとやっている人達なのである。
Yahooのコメント欄ではバカウヨどもがヘイトスピーチを浴びせているが、私はそれとは別の角度で批判している。二重三重で障がい当時者を侮辱する内容だからだ。そのことはここで何度も言及しているのでここでは書かない。
生活者である障がい当事者のありのままが排除されているようでは、何も見えないし何も分からない。その結果、障がい当事者は孤立してしまう。
その結果、カルトや反社会的勢力に悪用されるのが落ちなのである。そんなやり方でいいとは、私には思えない。社会的自立を妨げるのは、こういった誤解を招く感動ポルノであり、社会的自立を加速させるのは障がい当事者に適切な仕事を常に考え、共に作ることなのである。そして「○○ちゃん何しましょうか」と大の大人に媚びるような振る舞いをするようでは、決していい結果はない。
あくまでも一人の人間としての尊厳を尊重し、できることは本人に任せるべきなのである。
また、『聲の形』の原作者である大今良時被告は週刊少年マガジンにて聖書に挑むと称して『不滅のあなたへ』なる作品を連載中だが、恐らくキリスト教的な利他を理解しないまま終わるのが落ちである。
本質を見ずにただあるものを描く程度なら、『東京都知事』という名前の詐欺師で東京都民に重大な迷惑を与えた猪瀬直樹被告と同じでしかない。猪瀬被告は作家の佐野眞一氏の読売新聞の腐敗を暴いた力作『巨怪伝』を誹謗中傷し、他の作品を大宅壮一ノンフィクション賞に推薦させた。その結果、読売新聞から読書欄を一年間任された。ちなみに猪瀬被告は佐高信氏からボロボロに扱き下ろされて、その批判が怖くて逃げまくっていたことは有名で、佐高氏へけんかを売って逆に返り討ちに合う醜態である。
読売の件について人は賄賂と指摘するのであるが、大今被告も似たり寄ったりでしかない。彼らはただ単に皇居の周りをジョギングして皇居の中の人の生活をすべて見たと妄想しているのにすぎないのであり、その本質は何も見えていない。
2016年12月18日日曜日
春日山部屋閉鎖・力士大量引退に見る日本相撲協会の腐敗~分かっていないカンニング竹山君~
カンニング竹山、春日山部屋力士へ「プロなら番付上げろ」 師匠辞任騒動で
デイリースポーツ 2016.10/24(月) 10:19配信
タレントのカンニング竹山が24日、TBS系「白熱ライブ ビビット」で、大相撲・春日山部屋の春日山親方が日本相撲協会から辞任勧告を受け辞任した問題で、同部屋の力士たちが、部屋存続を訴えている件について「気持ちはわかるが、プロですから、どんな事情があっても番付を上げないと」と、力士たちへ、まずは実力をつけるべきと『訴えた』。
番組では、春日山親方が、相撲協会から師匠辞任勧告を受けている騒動を特集。地元の川崎市民や、後援会とならんで、部屋に所属力士たちも会見を開き、「親方のもとで相撲を続けたい」などと辞任勧告の撤回を訴えていた。
結局、春日山部屋の力士たちは23人中14人が相撲協会に引退届を提出。“態度”で処分撤回を訴えた形となっている(協会はまだ受理せず)。
これを受け、竹山は「地元に愛された部屋で今後も大事にしたいし、若い力士の頑張りも大事にしたいが」と前置きした上で、「一個だけ忘れちゃいけないのは、プロですから。どんな事情があっても番付を上げないと。弱いままいろいろ言っても聞いてくれない」と『ピシャリ』。
もちろん、相撲界独特のしきたりなどもあるのは承知の上。「おかしいと思う部分もあるし気持ちもわかる。でも、番付上げろ。それが親方への一番の恩返しで、地元への恩返しになる」と『呼びかけていた』。
ハッキリ反論しておこう。
まず、この春日山親方の先代が闇金融に親方株を悪用して借金をしたことがまともに報道されていない。その点が問題になり、強制的に親方の変更となったのだが株主の購入が現親方は資金面で出来なかった。しかも、前親方があまりにもひどい要求をしたために現親方は追い込まれたのである。
竹山はあまりにも情報を分かっていなさすぎる。14人の力士たちが部屋の閉鎖に対して抗議の引退を行ったことから、明らかに現親方との信頼関係がある。その事実から目をそらす印象操作は今すぐやめなさいと竹山には言いたい。全然『ピシャリ』ではない。むしろ強者に媚びる無様な姿には情けないと一喝したい。
竹山は障がい当事者の介護を経験したが、その際の態度があまりにもひどすぎた。障がい当事者の意志に対して口答えするなど、明らかに介護に携わるものとしての素質を飼いた行動に終止していた。その態度の悪さに私は思わず目を背けたほどである。
□「バリバラ(バリアフリー・バラエティー)」 2011年12月2日(金) 20時00分~20時45分
障害者によるバラエティー番組の拡大スペシャル。
お笑いコンビ・脳性マヒブラザーズが道行く人にネタを披露しながら地元・新潟から、お笑いの都・大阪を目指す「千人笑わす旅・完結編」。
カンニング竹山が“わがまま障害者に振り回される爆笑ヘルパー体験”など。バラエティーを通してバリアフリーを考える45分間。
私は日本相撲協会の腐敗の深刻さを痛感せざるを得ない。そもそも、優勝力士の国籍がモンゴルならモンゴルの国歌が流れてもいいはずだ。なのに君が代で決まっているのは一体どういうことか。それほど頭の中が血の神秘的迷信に染まりきっているとしか言いようがない。
日本相撲協会は潔く14人の力士たちの引退を受理し、川崎市及び現春日山親方に謝罪しなさいと私は言うしかない。それが出来ないなら、民進党の蓮舫氏などに政界を引退すると引き換えに日本相撲協会に入ってもらい、改革案を作ってもらい改革してもらうしかない。
それとも、在日コリアンのプロレスラーで今度引退する金村キンタロー氏に日本相撲協会のフロントに入ってもらおうかという話か。竹山には酒井法子保護観察囚を道連れに芸能界を引退し、介護福祉施設のスタッフとして出直しなさいと一喝しておこう。それが、彼に出来る社会的貢献なのは言うまでもない。
追記で一つ:FC東京がサガン鳥栖GKの林という選手を0円強奪移籍で『獲得』した。
この行為は決していただけない。FC東京がやるべき補強は、アビスパ福岡の韓国代表GKを獲得すべきであったことは明白だ。これにより、日本と韓国の和解につなげる他、傲慢なアビスパのフーリガン共に恥をかかせるということも出来る、戦力の均等化という観点でもプラスになるということだ。
それとも、成功を収めた鳥栖の監督が元東京の監督だから気に入らないというのか。それなら間違った論理としか思えない。
デイリースポーツ 2016.10/24(月) 10:19配信
タレントのカンニング竹山が24日、TBS系「白熱ライブ ビビット」で、大相撲・春日山部屋の春日山親方が日本相撲協会から辞任勧告を受け辞任した問題で、同部屋の力士たちが、部屋存続を訴えている件について「気持ちはわかるが、プロですから、どんな事情があっても番付を上げないと」と、力士たちへ、まずは実力をつけるべきと『訴えた』。
番組では、春日山親方が、相撲協会から師匠辞任勧告を受けている騒動を特集。地元の川崎市民や、後援会とならんで、部屋に所属力士たちも会見を開き、「親方のもとで相撲を続けたい」などと辞任勧告の撤回を訴えていた。
結局、春日山部屋の力士たちは23人中14人が相撲協会に引退届を提出。“態度”で処分撤回を訴えた形となっている(協会はまだ受理せず)。
これを受け、竹山は「地元に愛された部屋で今後も大事にしたいし、若い力士の頑張りも大事にしたいが」と前置きした上で、「一個だけ忘れちゃいけないのは、プロですから。どんな事情があっても番付を上げないと。弱いままいろいろ言っても聞いてくれない」と『ピシャリ』。
もちろん、相撲界独特のしきたりなどもあるのは承知の上。「おかしいと思う部分もあるし気持ちもわかる。でも、番付上げろ。それが親方への一番の恩返しで、地元への恩返しになる」と『呼びかけていた』。
ハッキリ反論しておこう。
まず、この春日山親方の先代が闇金融に親方株を悪用して借金をしたことがまともに報道されていない。その点が問題になり、強制的に親方の変更となったのだが株主の購入が現親方は資金面で出来なかった。しかも、前親方があまりにもひどい要求をしたために現親方は追い込まれたのである。
竹山はあまりにも情報を分かっていなさすぎる。14人の力士たちが部屋の閉鎖に対して抗議の引退を行ったことから、明らかに現親方との信頼関係がある。その事実から目をそらす印象操作は今すぐやめなさいと竹山には言いたい。全然『ピシャリ』ではない。むしろ強者に媚びる無様な姿には情けないと一喝したい。
竹山は障がい当事者の介護を経験したが、その際の態度があまりにもひどすぎた。障がい当事者の意志に対して口答えするなど、明らかに介護に携わるものとしての素質を飼いた行動に終止していた。その態度の悪さに私は思わず目を背けたほどである。
□「バリバラ(バリアフリー・バラエティー)」 2011年12月2日(金) 20時00分~20時45分
障害者によるバラエティー番組の拡大スペシャル。
お笑いコンビ・脳性マヒブラザーズが道行く人にネタを披露しながら地元・新潟から、お笑いの都・大阪を目指す「千人笑わす旅・完結編」。
カンニング竹山が“わがまま障害者に振り回される爆笑ヘルパー体験”など。バラエティーを通してバリアフリーを考える45分間。
私は日本相撲協会の腐敗の深刻さを痛感せざるを得ない。そもそも、優勝力士の国籍がモンゴルならモンゴルの国歌が流れてもいいはずだ。なのに君が代で決まっているのは一体どういうことか。それほど頭の中が血の神秘的迷信に染まりきっているとしか言いようがない。
日本相撲協会は潔く14人の力士たちの引退を受理し、川崎市及び現春日山親方に謝罪しなさいと私は言うしかない。それが出来ないなら、民進党の蓮舫氏などに政界を引退すると引き換えに日本相撲協会に入ってもらい、改革案を作ってもらい改革してもらうしかない。
それとも、在日コリアンのプロレスラーで今度引退する金村キンタロー氏に日本相撲協会のフロントに入ってもらおうかという話か。竹山には酒井法子保護観察囚を道連れに芸能界を引退し、介護福祉施設のスタッフとして出直しなさいと一喝しておこう。それが、彼に出来る社会的貢献なのは言うまでもない。
追記で一つ:FC東京がサガン鳥栖GKの林という選手を0円強奪移籍で『獲得』した。
この行為は決していただけない。FC東京がやるべき補強は、アビスパ福岡の韓国代表GKを獲得すべきであったことは明白だ。これにより、日本と韓国の和解につなげる他、傲慢なアビスパのフーリガン共に恥をかかせるということも出来る、戦力の均等化という観点でもプラスになるということだ。
それとも、成功を収めた鳥栖の監督が元東京の監督だから気に入らないというのか。それなら間違った論理としか思えない。
2016年12月12日月曜日
権力者の奴隷に成り下がった 早河洋
今回の書人両断はテレビ朝日の自称会長である。
この男は取り返しの付かない大きな罪を繰り返した。
まさに、安倍被告ら卑劣なレイシストどもの奴隷に早河は自ら成り下がった。
早河は「報道局長と番組責任者が厳重に抗議しました。今後については、出演を要請する予定はございません」と暴言したが、『お前の放送局のニュースごっこなんか誰が見るかボケ!!』と返しておこう。
早河は安倍被告から不正な接待を受けていることを暴かれている。しかも2014年7月5日の日本経済新聞で「テレビ朝日の早河洋会長、吉田慎一社長、幻冬舎の見城徹社長。 」という動かない証拠まである。そんな早河は反論すらできなかったから古賀氏の暴露にぐうの音も出ないありさまであった。
古賀氏と私は政治的思想上、重ならない箇所はあまりにも多い。だが、安倍一味の圧力で降板の被害を受けた事実がある限り、きちんと認めることは認めるしきちんと言わねばならないことは言わねばならない。
古賀氏の覚悟を最後に示し、古舘自称キャスター共へ軽蔑の意を表明し、書人両断とする。
古舘伊知郎氏と古賀茂明氏の「報道ステーション」バトル全文書き起こし
http://news.livedoor.com/article/detail/9941821/
2015年3月28日 10時39分 トピックニュース
古賀茂明氏(撮影:野原誠治)
27日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、古舘伊知郎氏と古賀茂明氏が随所で口論を展開した。
冒頭に司会の古舘氏らの挨拶がはじまり「今日のゲストコメンテーターをご紹介いたします。元経産官僚の古賀茂明さんにお越しいただきました」と、古賀氏を紹介した。
第一ラウンド 古賀氏が「報ステ」降板の経緯を暴露し古舘氏と口論に 睨み合う場面も
番組が進行すると、中東・イエメンの宗教対立や、菅官房長官の安保法制に伴う訪米を取り上げつつ、古舘氏は古賀氏に解説を求めた。しかし、今回で番組降板となる古賀氏と司会の古舘氏は、随所で報道やマスコミのあり方を巡って口論となった。一方、古賀氏は、日本のあり方についての持論も展開した。
古舘:ここで古賀さんにぜひ、伺いたいのはアメリカのことなんですけど。アメリカっていうのはたとえば、この件でサウジアラビアの後ろ盾っていうのは当然、あったとしても、一方でヨーロッパを中心とする、イランの核協議に関して、イランに歩み寄ってる感も、このところあったり。それから、自称『イスラム国』ティクリート空爆なんていうアメリカの流れに関しては、イランと連携をしつつあるという、今までは考えられない流れがありつつも、いざこうなると、サウジの後ろ盾ですか? やっぱり。
古賀:そうですね。ちょっと、そのお話する前に、あの私、今日が最後ということでですね、テレビ朝日の早河(洋)会長とか、古舘プロジェクトの佐藤(孝)会長のご意向でですね、私はこれがもう最後ということなんですが。これまで非常に多くの方から激励を受けまして。一方で、菅官房長官をはじめですね、官邸の皆さんにはものすごいバッシングを受けてきましたけれども。まあ、それを上回る皆さんの応援のおかげでですね、非常に楽しくやらせていただいたということで、心からお礼を申し上げたいなというふうに思います。本当にありがとうございました。(頭を下げる)
古館:古賀さん、あの、ちょっと待って下さい。
古賀:で、あと1時間…。
古舘:(話し続ける古賀氏を遮り)ちょっと待って下さい! 古賀さん!
古賀:はい、はい。
古舘:今のお話は、私としては承服できません。
古賀:はい。
古舘:あのー、古賀さんは金曜日に時折、出てくださって。大変、私も勉強させていただいてる流れのなかで。番組が4月から様相が変わっていくなかでも、古賀さんに機会があれば、企画が合うなら出ていただきたいと相変わらず思ってますし。
古賀:それは本当にありがたいことです。もし、本当であれば、本当にありがたいことだと思います。
古舘:古賀さんがこれで、すべて、何かテレビ側から降ろされたっていうことは、ちょっと古賀さん、それは違うと思いますよ?(古賀氏の顔を覗き込む)
古賀:いや、でも。私に古館さん、言われましたよね。私がこういうふうになるっていうことについて「自分は何もできなかった。本当に申し訳ない」と(頭を下げるポーズ)。
古舘:はい。もちろんそれは、この前お話したのは楽屋で。古賀さんにいろいろ教えていただいてるなかで、古賀さんの思うような意向にそって、流れができてないんであるとしたら、大変申し訳ないって、私は思ってる、今でも。
古賀:(首を横に振りつつ)私は全部録音させていただきましたので、もし、そういうふうに言われるんだったら、全部出させていただきますけれども(古舘氏を睨みつける)
古舘:いや、こちらもそれは出させていただくっていうことになっちゃいます、古賀さん。
古賀:いや、いいですよ?
古舘:だから、ちょっとじゃあ、それは置いて。
古賀:はい。
古舘:これは私は違うと思ってますが。じゃあ、イエメンのお話、アメリカの問題、聞かせていただけますか。
古賀:それで、非常に複雑な状況にあるんですけれども。今になって大騒ぎしてますけど。これは火薬庫みたいなもので、ずっと前からそうだったんですね。フーシ派っていうのは、今(VTRに)出てた通りイランの支援を受けているので、イエメンがフーシ派に支配されちゃったら困ると。で、サウジが困るとアメリカも困ると。その前提はですね、アメリカから見ると、サウジが正義なんですね。サウジアラビアっていうのを普通に見ると、まったく民主的な国ではなくて。人権侵害っていうのは国際的にもですね、問題だし。ヨーロッパでも非常に大きな問題になってるわけですけれども。これがもしシリアだったら、アメリカはすごい勢いで非難するでしょう。でも、サウジアラビアだったら非難しないんです。なぜかっていうと、あの石油利権をしっかり守ってくれるのがサウジアラビアだからなんですね。ていうことは、アメリカの正義イコール、サウジアラビアの正義。で、サウジはアメリカの味方だし、アメリカはサウジの味方だというふうに、日本人は単純に思ってる。で、アメリカの正義は日本の正義だっていうのが、安倍(晋三首相)さんたちの考えかたですよね。じゃあ「サウジを応援するのが正義なんだ」っていうふうに、短絡的に行っちゃう可能性があるんですけれども。これはもう、今言ったように、正義っていうのは非常にダブルスタンダードになっているので、正義っていうのは分かんないんですよ。そういう前提で、一歩引いてですね「日本は何をすべきか」ということを、考えていかなくちゃいけないなと。決して短絡的に「アメリカとサウジは一体なんだから、日本も一体でサウジを応援しなくちゃいけない」というような単純な考えかたは採っていただきたくない。今のところは慎重な対応になっていると思いますけれども。ぜひ、そういうふうにしていただきたいというふうに思います。
古舘:かなり引いて、複雑に入り組んだ情勢を冷静に見なきゃいけないということですね。はい。それでは次にまいります。
第2ラウンド 古賀氏が自作の「I am not ABE」フリップを掲げ再び口論に
古舘氏の進行でコマーシャルを挟むと、番組はチュニジア博物館襲撃事件の犯行グループを制圧するようすを報じた。さらに次に、自民党の高村副総裁がアメリカのアシュトン・カーター国防長官に、国会を延長してでも安保法制を通すと明言したニュースを報じた。議論が続く集団的自衛権の行使は、安保法制の成立で可能になる。
古舘:今日、今お届けしている古賀さん、国会の流れも含めて、国会の全体でもいいんですけど、どんなふうにご覧になりますか?
古賀:そうですね。今、日本の外交とか安全保障って、根本から変わろうとしてますよね。そういう中で、中身がまだよくわからない。法案も出てきてませんし、国民とか国会でちゃんとした議論が行なわれていないという状況で、どんどん、アメリカとの間では先に進めてしまおうと。アメリカに安倍さんが行って約束しちゃおうかというような動きっていうのは、よく考えてみたらとんでもないことだと思うんですね。ところが、なぜか国会でも大きな騒ぎになっていないし。あるいは、マスコミもですね、それが『大変だ!』っていうことになっていないっていうのは本当、どういうことなんだろうなというのを、非常に私、おかしいなというふうに思っているんです。で、一方で、国会って別に戦争をするとかしないとか、それだけをやってるわけじゃなくてですね。今度の国会っていうのは、安倍さんは「改革断行国会」っていうふうに名前を付けたんですね。『改革するぞ』と。ハッキリ言って、今のところ、大きな岩盤規制にメスを入れますみたいな話は出てきてないわけですね。農業で言えば農協改革。最初は非常に大きなことを言ってましたけど。結局、統一地方選で協力を得るためには、地域農協、メス入れられないね、ということで竜頭蛇尾になっちゃいましたし。それから医療改革を見ててもですね、チマチマしたことはやるんですけれども、大きな変更はできないと。電力改革に至っては、自然エネルギーを抑制して原発推進に移行って、ほとんど原子力村の言いなりじゃないかなというふうに見えるんです。一方で安倍さん、何もやってないのかっていうと、そうじゃなくて一生懸命やってることもあるんですね。それはですね、安倍さんがおそらく、目指してる国、社会っていうのがあると思うんですけど。
ここで古賀氏は、フリップを取りだした。フリップには「目指すべき社会は 1.原発輸出大国 2.武器輸出大国 3.ギャンブル大国」と記されている。
古賀:ひとつが「原発輸出大国」ですね。今、世界中に行って、原発を売り歩いてます。成果もかなり出てきてる。それから『武器輸出大国』これも去年の4月にですね「武器輸出三原則」をなくしてですね、武器の輸出をどんどんしようと。これも、驚くほど進展してきています。「こんなに進むのかな」ってやや、驚きなんですけども。そして「ギャンブル大国」これは何かというと、カジノ法案ですね。前国会で反対が強くて廃案になったんですけれども、依然として自民党を中心にですね、これを進めようと。で、こういうの見たときにパッと思いついたのは、私、施政方針演説でですね、安倍さんが「“列強”を目指してたね、あの明治時代の。あの日本人、素晴らしいね」というふうに礼賛をしました。“列強”という言葉を使ったんで、本当に私は驚きましたけど。安倍さんの側近と話をしたときに「あれは完全なミスだった」と、お認めになってましたけれども。この安倍さんが言う「美しい国」っていうのは、どういうことなのかなっていうふうに一方で思うんですが。私はこういうことは狙っちゃいけないないうふうに思ってるんですね。じゃあ、どういうことを目指していったらいいのかと。これはもちろん、私の考えかたですけれども。
古賀氏は、フリップをめくって持論を展開し続けた。
古賀:多くの日本人と共通しているんじゃないかなと思うんですが、「原発輸出大国」じゃなくて「自然エネルギー大国」だと。あるいは「武器輸出大国」じゃなくて「平和大国」だと。「ギャンブル大国」なんかやめて「文化大国」だという、こういう国を目指してほしいなあというふうに思うんですよ。そうすると、安倍さんが目指しているような国と、そうじゃないという人たちのですね、間に相当ギャップがあるんじゃないかなということで、私はもう一度申し上げたいのはやっぱり「安倍さんとは、我々は考えかたが違うよ」と。それが「I am not ABE」ということで。前も申し上げたんですけれども、それはものすごい批判を受けました。今日もですね、さっき、ああいうやりとりがありましたけれども。やっぱり、われわれは「批判されたから言っちゃいけない」と、いうふうになっちゃいけないので。そういう意味ではですね、テレビ朝日では作っていただくのは非常に申し訳ないと思って、自分で作ってきました。「I am not ABE」というのをですね。(手元から「I am not ABEと印刷した紙を取り出す)
古賀:これはたんなる安倍批判じゃないんですよ。要するに日本人が、どういう生きかたをしようかということを考えるうえでの、ひとつの考えかたを申し上げたと。それはもちろん、批判をしていただいてもいいですし、そういうことをみんなで議論していただきたいなというふうに思ってましたんで。これはもちろん、官邸のほうからまたいろんな批判が来るかもしれませんけれども。あまり僕、陰で言わないでほしいなと思っているので。ぜひ、直接ですね、菅官房長官でもご覧になってると思いますから、どんどん文句を言って来ていただきたいなというふうに思います。
古舘:あのう、古賀さんのいろんなこういう、お考えっていうのは共鳴する部分も多々、あるんですが。一方で、ハッキリ申し上げておきたいなという一点はですね、マスコミの至らなさ、不甲斐なさももちろん、認めるところはありますが。たとえば、私が担当させていただいてる、この番組で言えば、この前も数日前に、川内原発に関する、地震動に対する、あの不安の指摘…
古賀:素晴らしい。
古舘:あるいは、3.11の4年目の際には、核のゴミが、まったく行き場がない問題点。
古賀:そうですよね。
古舘:それからあと、沖縄の辺野古の問題ですね。こういうところも、北部一帯でのああいうアメリカの海兵隊の思惑があるであろうと。
古賀:それは私、昨日ね、ツイートしたんですよ…。
古舘:(遮って)こういうこともやらせていただいてんですよ。
古賀:こんな立派なビデオね、作ってますよと。あそこのサイトに行って「特集」っていうところをクリックしてくださいと。並んでますよと。あれをぜひ見てくださいって言ったんですね。すごく反響もありました。あれを作ってた(報道ステーションの)プロデューサーが、今度、更迭されるというのも事実です。
古舘:更迭ではないと思いますよ?
古賀:(笑みを浮かべ)いやいや。
古舘:私、人事のこと分かりませんが、人事異動、更迭…これやめましょう? 古賀さん。
古賀:それやめましょう、それやめましょう。
古舘:これ、見てるかた、よくわからなくなってくるから。
古賀:いや、だから僕はそんなこと言いたくないので。これを(新たなフリップを取り出す)。今、安倍政権の中でですね、どんな動きが進んでいるのかなと。
古舘:ごめんなさい。ちょっとごめんなさい、時間が…ちょっと。
古賀:だから、そういうこと言わないで欲しかったんですよね、もう。
古舘:いやだから、ちょっとこれはもう…。
古賀:ただ、言わせていただければ、最後に。これをですね、ぜひ(マハトマ・ガンジーの言葉を記したフリップを取り出す)。これは古館さんにお贈りしたいんですけど。マハトマ・ガンジーの言葉です。「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである」と。つまり、圧力とか自粛に慣れていってですね「ひとりでやったってしょうがない、ただ叩かれるだけだ」ということで、やっていないと、知らないうちに自分が変わってしまって、本当に大きな問題が起きているのに、気が付かないということがあるんですよと。これは私も、すごく今自分に言い聞かせていつも、生きているんですけれども。これは、みんなが考えていただきたいことだな、というふうに思っています。いろいろね、ちょっと申し訳ない、口論みたいになっちゃって。申し訳ないんですけれども、私が言いたかったのは、みんながやっっぱり、言いたいことはそのまま言おうと。自然に言おうと。もちろん、違う意見のかたは違う意見をどんどん言っていただいていいし、古館さんだって、私の考えがおかしいと思えば、どんどん「おかしい」と言っていただいてまったく何の問題もないんですけれども。何か言ったことについて、いろいろ圧力をかけたり、官邸から電話をかけてなんだかんだと言ったりとかですね、そういうことはやめていただきたいなと。そういうふうに思っただけです。
古舘:それでは、一旦、コマーシャルを挟みます。
番組終了直前に古舘氏が視聴者に謝罪し古賀氏へ反論「承服できない点もございました」
この後、番組は天気予報、スポーツコーナーへと続き、最後に古舘氏が株と為替の市況を紹介した。その直後に古館氏は、古賀氏からの指摘について再度、口を開いた。
古舘:それから今日、番組の中でですね、お隣の古賀さんとの私のトークの中で、ニュースとは直接関係のない話も出ました。もちろん、古賀さん自身のお考えというものは尊重をし続けるつもりでございますが、私としては一部、一部にですね、承服できない点もございました。とにかく、来週以降もですね、この番組は、そして私は、真剣に真摯にニュースに向き合っていきたいというふうに考えております。これに関しては一切、揺らがないつもりで、真剣に皆様方と向き合っていきたいと思います。(古賀氏の方を向いて)古賀さん、これだけは言わせていただきました。時間がなくて申し訳ありません。一方的に私がしゃべってしまいました。それでは、また来週以降、お目にかかりたいと思います。
番組の最後で、古館氏は古賀氏への反論とも取れる持論を語り、締めくくった。そこでは、古賀氏に発言の機会はなかった。
http://chikyuza.net/archives/52054
古舘伊知郎氏と古賀茂明氏の「報道ステーション」バトル全文書き起こし
2015年 3月 31日
交流の広場
uchitomi makoto
(C)ちきゅう座
少なくとも、誰がまともか。
誰がどう見ても古賀氏である。古舘や早河は恥を知れ!!それとも、久米宏氏の弟子になって丁稚奉公から出直すつもりなら許してやるが、その気はないならこっちから権力者のペットごときを相手にする暇はない。
この男は取り返しの付かない大きな罪を繰り返した。
【社会】
テレビ朝日 報ステ関係者を不当処分 古賀氏「ネオナチジャパンの圧力に屈した」とテレビ朝日を厳しく批判
2015年4月29日 東京新聞・朝刊
「報道ステーション」で元経済産業省官僚の古賀茂明氏が「官邸からバッシングを受けてきた」などと明らかにしたことについて、テレビ朝日は二十八日、報道局の担当部長ら三人を戒告処分とし、早河洋自称会長(以降被告)ら三人が役員報酬を自主返上する、と発表した。
NHKも同日、報道番組「クローズアップ現代」でやらせがあったと指摘されている問題で、「過剰な演出や誤解を与える編集があった」などとする調査報告書を公表。番組を担当した大阪放送局記者を停職三カ月とするなど関係者十五人の懲戒処分を明らかにした。
古賀氏は三月二十七日の放送で、テレ朝の早河被告らの意向で「今日が最後(の出演)」と発言。安倍一味に批判的だとして官邸からバッシングがあったと明らかにして、古舘伊知郎自称キャスターと口論になった。
会見した吉田慎一自称社長は「番組進行上、不適切な事態に至ったことを深く反省している。混乱を防げなかった責任は当社にある」と「謝罪」。これに対し古賀氏は、本紙の取材に「今回の処分は、いわゆる自民党(以降ネオナチジャパンと呼称)に対する単なるアリバイ作り」と指摘し、「放送法に言及されて、テレ朝はネオナチジャパンの圧力に屈した。言論機関として恥ずべきことだ」とテレビ朝日側を厳しく批判した。
立教大の砂川浩慶准教授(メディア論)は「放送現場が萎縮する恐れがある。古賀さんのように自由に発言するコメンテーターを採用せず、当たり障りのないコメントをする人を使うようになれば、多様な論点が失われる。生放送は避けて不適切な発言は編集でカットするということにもつながりかねない」と指摘。「せめてコメンテーターの発言の自由は担保すると明言するなど、プラスの姿勢を示すべきだ」と語った。
一方、NHKの調査委は、事実の捏造(ねつぞう)につながるやらせはないとしたが、記者が部屋にいた中で取材相手を隠し撮りふうに撮影したことなどを、過剰な演出と判断。二十八日放送の「クローズアップ現代」で検証報道をして謝罪した。
これに対し、上智大の碓井広義教授(メディア論)は「伝えようとしたことと事実にズレが出てきたときに、記者が構成したいストーリーに映像を当てはめていったように見える。何がどう過剰なのかは報告書を読んだ限りでははっきりしない。『やらせ』という言葉を外したいから『過剰な演出』という言葉になったのか」と話している。
まさに、安倍被告ら卑劣なレイシストどもの奴隷に早河は自ら成り下がった。
早河は「報道局長と番組責任者が厳重に抗議しました。今後については、出演を要請する予定はございません」と暴言したが、『お前の放送局のニュースごっこなんか誰が見るかボケ!!』と返しておこう。
早河は安倍被告から不正な接待を受けていることを暴かれている。しかも2014年7月5日の日本経済新聞で「テレビ朝日の早河洋会長、吉田慎一社長、幻冬舎の見城徹社長。 」という動かない証拠まである。そんな早河は反論すらできなかったから古賀氏の暴露にぐうの音も出ないありさまであった。
古賀氏と私は政治的思想上、重ならない箇所はあまりにも多い。だが、安倍一味の圧力で降板の被害を受けた事実がある限り、きちんと認めることは認めるしきちんと言わねばならないことは言わねばならない。
古賀氏の覚悟を最後に示し、古舘自称キャスター共へ軽蔑の意を表明し、書人両断とする。
古舘伊知郎氏と古賀茂明氏の「報道ステーション」バトル全文書き起こし
http://news.livedoor.com/article/detail/9941821/
2015年3月28日 10時39分 トピックニュース
古賀茂明氏(撮影:野原誠治)
27日放送の「報道ステーション」(テレビ朝日系)で、古舘伊知郎氏と古賀茂明氏が随所で口論を展開した。
冒頭に司会の古舘氏らの挨拶がはじまり「今日のゲストコメンテーターをご紹介いたします。元経産官僚の古賀茂明さんにお越しいただきました」と、古賀氏を紹介した。
第一ラウンド 古賀氏が「報ステ」降板の経緯を暴露し古舘氏と口論に 睨み合う場面も
番組が進行すると、中東・イエメンの宗教対立や、菅官房長官の安保法制に伴う訪米を取り上げつつ、古舘氏は古賀氏に解説を求めた。しかし、今回で番組降板となる古賀氏と司会の古舘氏は、随所で報道やマスコミのあり方を巡って口論となった。一方、古賀氏は、日本のあり方についての持論も展開した。
古舘:ここで古賀さんにぜひ、伺いたいのはアメリカのことなんですけど。アメリカっていうのはたとえば、この件でサウジアラビアの後ろ盾っていうのは当然、あったとしても、一方でヨーロッパを中心とする、イランの核協議に関して、イランに歩み寄ってる感も、このところあったり。それから、自称『イスラム国』ティクリート空爆なんていうアメリカの流れに関しては、イランと連携をしつつあるという、今までは考えられない流れがありつつも、いざこうなると、サウジの後ろ盾ですか? やっぱり。
古賀:そうですね。ちょっと、そのお話する前に、あの私、今日が最後ということでですね、テレビ朝日の早河(洋)会長とか、古舘プロジェクトの佐藤(孝)会長のご意向でですね、私はこれがもう最後ということなんですが。これまで非常に多くの方から激励を受けまして。一方で、菅官房長官をはじめですね、官邸の皆さんにはものすごいバッシングを受けてきましたけれども。まあ、それを上回る皆さんの応援のおかげでですね、非常に楽しくやらせていただいたということで、心からお礼を申し上げたいなというふうに思います。本当にありがとうございました。(頭を下げる)
古館:古賀さん、あの、ちょっと待って下さい。
古賀:で、あと1時間…。
古舘:(話し続ける古賀氏を遮り)ちょっと待って下さい! 古賀さん!
古賀:はい、はい。
古舘:今のお話は、私としては承服できません。
古賀:はい。
古舘:あのー、古賀さんは金曜日に時折、出てくださって。大変、私も勉強させていただいてる流れのなかで。番組が4月から様相が変わっていくなかでも、古賀さんに機会があれば、企画が合うなら出ていただきたいと相変わらず思ってますし。
古賀:それは本当にありがたいことです。もし、本当であれば、本当にありがたいことだと思います。
古舘:古賀さんがこれで、すべて、何かテレビ側から降ろされたっていうことは、ちょっと古賀さん、それは違うと思いますよ?(古賀氏の顔を覗き込む)
古賀:いや、でも。私に古館さん、言われましたよね。私がこういうふうになるっていうことについて「自分は何もできなかった。本当に申し訳ない」と(頭を下げるポーズ)。
古舘:はい。もちろんそれは、この前お話したのは楽屋で。古賀さんにいろいろ教えていただいてるなかで、古賀さんの思うような意向にそって、流れができてないんであるとしたら、大変申し訳ないって、私は思ってる、今でも。
古賀:(首を横に振りつつ)私は全部録音させていただきましたので、もし、そういうふうに言われるんだったら、全部出させていただきますけれども(古舘氏を睨みつける)
古舘:いや、こちらもそれは出させていただくっていうことになっちゃいます、古賀さん。
古賀:いや、いいですよ?
古舘:だから、ちょっとじゃあ、それは置いて。
古賀:はい。
古舘:これは私は違うと思ってますが。じゃあ、イエメンのお話、アメリカの問題、聞かせていただけますか。
古賀:それで、非常に複雑な状況にあるんですけれども。今になって大騒ぎしてますけど。これは火薬庫みたいなもので、ずっと前からそうだったんですね。フーシ派っていうのは、今(VTRに)出てた通りイランの支援を受けているので、イエメンがフーシ派に支配されちゃったら困ると。で、サウジが困るとアメリカも困ると。その前提はですね、アメリカから見ると、サウジが正義なんですね。サウジアラビアっていうのを普通に見ると、まったく民主的な国ではなくて。人権侵害っていうのは国際的にもですね、問題だし。ヨーロッパでも非常に大きな問題になってるわけですけれども。これがもしシリアだったら、アメリカはすごい勢いで非難するでしょう。でも、サウジアラビアだったら非難しないんです。なぜかっていうと、あの石油利権をしっかり守ってくれるのがサウジアラビアだからなんですね。ていうことは、アメリカの正義イコール、サウジアラビアの正義。で、サウジはアメリカの味方だし、アメリカはサウジの味方だというふうに、日本人は単純に思ってる。で、アメリカの正義は日本の正義だっていうのが、安倍(晋三首相)さんたちの考えかたですよね。じゃあ「サウジを応援するのが正義なんだ」っていうふうに、短絡的に行っちゃう可能性があるんですけれども。これはもう、今言ったように、正義っていうのは非常にダブルスタンダードになっているので、正義っていうのは分かんないんですよ。そういう前提で、一歩引いてですね「日本は何をすべきか」ということを、考えていかなくちゃいけないなと。決して短絡的に「アメリカとサウジは一体なんだから、日本も一体でサウジを応援しなくちゃいけない」というような単純な考えかたは採っていただきたくない。今のところは慎重な対応になっていると思いますけれども。ぜひ、そういうふうにしていただきたいというふうに思います。
古舘:かなり引いて、複雑に入り組んだ情勢を冷静に見なきゃいけないということですね。はい。それでは次にまいります。
第2ラウンド 古賀氏が自作の「I am not ABE」フリップを掲げ再び口論に
古舘氏の進行でコマーシャルを挟むと、番組はチュニジア博物館襲撃事件の犯行グループを制圧するようすを報じた。さらに次に、自民党の高村副総裁がアメリカのアシュトン・カーター国防長官に、国会を延長してでも安保法制を通すと明言したニュースを報じた。議論が続く集団的自衛権の行使は、安保法制の成立で可能になる。
古舘:今日、今お届けしている古賀さん、国会の流れも含めて、国会の全体でもいいんですけど、どんなふうにご覧になりますか?
古賀:そうですね。今、日本の外交とか安全保障って、根本から変わろうとしてますよね。そういう中で、中身がまだよくわからない。法案も出てきてませんし、国民とか国会でちゃんとした議論が行なわれていないという状況で、どんどん、アメリカとの間では先に進めてしまおうと。アメリカに安倍さんが行って約束しちゃおうかというような動きっていうのは、よく考えてみたらとんでもないことだと思うんですね。ところが、なぜか国会でも大きな騒ぎになっていないし。あるいは、マスコミもですね、それが『大変だ!』っていうことになっていないっていうのは本当、どういうことなんだろうなというのを、非常に私、おかしいなというふうに思っているんです。で、一方で、国会って別に戦争をするとかしないとか、それだけをやってるわけじゃなくてですね。今度の国会っていうのは、安倍さんは「改革断行国会」っていうふうに名前を付けたんですね。『改革するぞ』と。ハッキリ言って、今のところ、大きな岩盤規制にメスを入れますみたいな話は出てきてないわけですね。農業で言えば農協改革。最初は非常に大きなことを言ってましたけど。結局、統一地方選で協力を得るためには、地域農協、メス入れられないね、ということで竜頭蛇尾になっちゃいましたし。それから医療改革を見ててもですね、チマチマしたことはやるんですけれども、大きな変更はできないと。電力改革に至っては、自然エネルギーを抑制して原発推進に移行って、ほとんど原子力村の言いなりじゃないかなというふうに見えるんです。一方で安倍さん、何もやってないのかっていうと、そうじゃなくて一生懸命やってることもあるんですね。それはですね、安倍さんがおそらく、目指してる国、社会っていうのがあると思うんですけど。
ここで古賀氏は、フリップを取りだした。フリップには「目指すべき社会は 1.原発輸出大国 2.武器輸出大国 3.ギャンブル大国」と記されている。
古賀:ひとつが「原発輸出大国」ですね。今、世界中に行って、原発を売り歩いてます。成果もかなり出てきてる。それから『武器輸出大国』これも去年の4月にですね「武器輸出三原則」をなくしてですね、武器の輸出をどんどんしようと。これも、驚くほど進展してきています。「こんなに進むのかな」ってやや、驚きなんですけども。そして「ギャンブル大国」これは何かというと、カジノ法案ですね。前国会で反対が強くて廃案になったんですけれども、依然として自民党を中心にですね、これを進めようと。で、こういうの見たときにパッと思いついたのは、私、施政方針演説でですね、安倍さんが「“列強”を目指してたね、あの明治時代の。あの日本人、素晴らしいね」というふうに礼賛をしました。“列強”という言葉を使ったんで、本当に私は驚きましたけど。安倍さんの側近と話をしたときに「あれは完全なミスだった」と、お認めになってましたけれども。この安倍さんが言う「美しい国」っていうのは、どういうことなのかなっていうふうに一方で思うんですが。私はこういうことは狙っちゃいけないないうふうに思ってるんですね。じゃあ、どういうことを目指していったらいいのかと。これはもちろん、私の考えかたですけれども。
古賀氏は、フリップをめくって持論を展開し続けた。
古賀:多くの日本人と共通しているんじゃないかなと思うんですが、「原発輸出大国」じゃなくて「自然エネルギー大国」だと。あるいは「武器輸出大国」じゃなくて「平和大国」だと。「ギャンブル大国」なんかやめて「文化大国」だという、こういう国を目指してほしいなあというふうに思うんですよ。そうすると、安倍さんが目指しているような国と、そうじゃないという人たちのですね、間に相当ギャップがあるんじゃないかなということで、私はもう一度申し上げたいのはやっぱり「安倍さんとは、我々は考えかたが違うよ」と。それが「I am not ABE」ということで。前も申し上げたんですけれども、それはものすごい批判を受けました。今日もですね、さっき、ああいうやりとりがありましたけれども。やっぱり、われわれは「批判されたから言っちゃいけない」と、いうふうになっちゃいけないので。そういう意味ではですね、テレビ朝日では作っていただくのは非常に申し訳ないと思って、自分で作ってきました。「I am not ABE」というのをですね。(手元から「I am not ABEと印刷した紙を取り出す)
古賀:これはたんなる安倍批判じゃないんですよ。要するに日本人が、どういう生きかたをしようかということを考えるうえでの、ひとつの考えかたを申し上げたと。それはもちろん、批判をしていただいてもいいですし、そういうことをみんなで議論していただきたいなというふうに思ってましたんで。これはもちろん、官邸のほうからまたいろんな批判が来るかもしれませんけれども。あまり僕、陰で言わないでほしいなと思っているので。ぜひ、直接ですね、菅官房長官でもご覧になってると思いますから、どんどん文句を言って来ていただきたいなというふうに思います。
古舘:あのう、古賀さんのいろんなこういう、お考えっていうのは共鳴する部分も多々、あるんですが。一方で、ハッキリ申し上げておきたいなという一点はですね、マスコミの至らなさ、不甲斐なさももちろん、認めるところはありますが。たとえば、私が担当させていただいてる、この番組で言えば、この前も数日前に、川内原発に関する、地震動に対する、あの不安の指摘…
古賀:素晴らしい。
古舘:あるいは、3.11の4年目の際には、核のゴミが、まったく行き場がない問題点。
古賀:そうですよね。
古舘:それからあと、沖縄の辺野古の問題ですね。こういうところも、北部一帯でのああいうアメリカの海兵隊の思惑があるであろうと。
古賀:それは私、昨日ね、ツイートしたんですよ…。
古舘:(遮って)こういうこともやらせていただいてんですよ。
古賀:こんな立派なビデオね、作ってますよと。あそこのサイトに行って「特集」っていうところをクリックしてくださいと。並んでますよと。あれをぜひ見てくださいって言ったんですね。すごく反響もありました。あれを作ってた(報道ステーションの)プロデューサーが、今度、更迭されるというのも事実です。
古舘:更迭ではないと思いますよ?
古賀:(笑みを浮かべ)いやいや。
古舘:私、人事のこと分かりませんが、人事異動、更迭…これやめましょう? 古賀さん。
古賀:それやめましょう、それやめましょう。
古舘:これ、見てるかた、よくわからなくなってくるから。
古賀:いや、だから僕はそんなこと言いたくないので。これを(新たなフリップを取り出す)。今、安倍政権の中でですね、どんな動きが進んでいるのかなと。
古舘:ごめんなさい。ちょっとごめんなさい、時間が…ちょっと。
古賀:だから、そういうこと言わないで欲しかったんですよね、もう。
古舘:いやだから、ちょっとこれはもう…。
古賀:ただ、言わせていただければ、最後に。これをですね、ぜひ(マハトマ・ガンジーの言葉を記したフリップを取り出す)。これは古館さんにお贈りしたいんですけど。マハトマ・ガンジーの言葉です。「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである」と。つまり、圧力とか自粛に慣れていってですね「ひとりでやったってしょうがない、ただ叩かれるだけだ」ということで、やっていないと、知らないうちに自分が変わってしまって、本当に大きな問題が起きているのに、気が付かないということがあるんですよと。これは私も、すごく今自分に言い聞かせていつも、生きているんですけれども。これは、みんなが考えていただきたいことだな、というふうに思っています。いろいろね、ちょっと申し訳ない、口論みたいになっちゃって。申し訳ないんですけれども、私が言いたかったのは、みんながやっっぱり、言いたいことはそのまま言おうと。自然に言おうと。もちろん、違う意見のかたは違う意見をどんどん言っていただいていいし、古館さんだって、私の考えがおかしいと思えば、どんどん「おかしい」と言っていただいてまったく何の問題もないんですけれども。何か言ったことについて、いろいろ圧力をかけたり、官邸から電話をかけてなんだかんだと言ったりとかですね、そういうことはやめていただきたいなと。そういうふうに思っただけです。
古舘:それでは、一旦、コマーシャルを挟みます。
番組終了直前に古舘氏が視聴者に謝罪し古賀氏へ反論「承服できない点もございました」
この後、番組は天気予報、スポーツコーナーへと続き、最後に古舘氏が株と為替の市況を紹介した。その直後に古館氏は、古賀氏からの指摘について再度、口を開いた。
古舘:それから今日、番組の中でですね、お隣の古賀さんとの私のトークの中で、ニュースとは直接関係のない話も出ました。もちろん、古賀さん自身のお考えというものは尊重をし続けるつもりでございますが、私としては一部、一部にですね、承服できない点もございました。とにかく、来週以降もですね、この番組は、そして私は、真剣に真摯にニュースに向き合っていきたいというふうに考えております。これに関しては一切、揺らがないつもりで、真剣に皆様方と向き合っていきたいと思います。(古賀氏の方を向いて)古賀さん、これだけは言わせていただきました。時間がなくて申し訳ありません。一方的に私がしゃべってしまいました。それでは、また来週以降、お目にかかりたいと思います。
番組の最後で、古館氏は古賀氏への反論とも取れる持論を語り、締めくくった。そこでは、古賀氏に発言の機会はなかった。
http://chikyuza.net/archives/52054
古舘伊知郎氏と古賀茂明氏の「報道ステーション」バトル全文書き起こし
2015年 3月 31日
交流の広場
uchitomi makoto
(C)ちきゅう座
少なくとも、誰がまともか。
誰がどう見ても古賀氏である。古舘や早河は恥を知れ!!それとも、久米宏氏の弟子になって丁稚奉公から出直すつもりなら許してやるが、その気はないならこっちから権力者のペットごときを相手にする暇はない。
2016年12月6日火曜日
カジノが日本を更におかしくする
審議わずか6時間 カジノ法案を可決
2016年12月2日 東京新聞夕刊
カジノを含む「統合型リゾート施設(IR)」整備推進法案(カジノ解禁法案)は二日午後の衆院内閣委員会で採決され、いわゆる自民党、日本維新の会など極右政党ネオナチジャパンの『賛成多数』(国民の圧倒的多数が反対)で可決された。連立与党の公明党は自主投票で、三人の委員は賛成一、反対二と対応が分かれた。公明党が党議拘束を外して議員個人の判断で採決に臨むのは二〇〇九年の改正臓器移植法以来。民進党は採決に加わらず、共産党は反対した。(大野暢子)
カジノ以外も含むギャンブル依存症対策を強化することを盛り込んだ付帯決議も自民、公明、維新の『賛成多数』で可決された(現在の国会が不正常な状況で行われている現状を踏まえ、国際法に則り全ての『議決』は無効です)。
カジノ解禁法案は昨年四月にネオナチジャパンや、維新の党と次世代の党(いずれも当時)が議員立法として提出。継続審議になっていたが、先月三十日に審議入りした。ネオナチジャパンは六日の衆院本会議で可決、参院に送付する方針。公明党は党内にカジノ解禁への反対論があり、執行部に対応を一任。二日午前に山口那津男代表ら幹部が出席した常任役員会を開き、自主投票とすることを決めた。
民進党の山井和則国対委員長は二日の記者会見で「国民の不安について議論せずに強行採決することはあってはならない」とネオナチジャパンを厳しく批判した。民進党内にはカジノ解禁への賛成、反対両派がおり、法案への対応を明確にしていない。
二日の質疑で、法案提出者の一人の岩屋毅被告(ネオナチジャパン)は「政府も観光産業を成長戦略の柱に据えている。観光振興、観光立国の起爆剤にしたい」と、カジノ解禁による経済効果を強調、嘘を拡散。それに対して池内沙織氏(共産)は反対討論で「新たなギャンブル依存症を生み出す」などと問題点を指摘し、ネオナチジャパンを厳しく批判した。
◆賛成1、反対2 公明割れる
公明党はカジノ解禁法案の採決を容認する一方、賛否の党議拘束を外し、議員個人の判断に委ねる自主投票という異例の対応となった。賛否も公明党委員三人のうち賛成一人、反対二人と割れた。
「カジノ解禁」には、公明党の支持母体である創価学会の婦人部を中心に、ギャンブルの推奨につながるとの批判があり、党幹部に反対意見が強かった。しかし、連立を組むネオナチジャパンが先月三十日、強引に審議入りさせ、さらに採決まで決めたことで党としての対応を迫られた。
公明党内の論議では、依存症対策を実施法に先送りしている法案の内容や本格審議がわずか二日だったことなどへの批判が出た。一方、カジノ施設の誘致を目指す一部議員らは賛成で、まとめることができなかった。
自主投票の理由について井上義久幹事長は二日の記者会見で「賭博を一部でも合法化する道を開くわけだから、社会のありようにかかわるわけで議員個々の判断に委ねることにした」と説明した。
来年六月には公明党が最も重視する東京都議選がある。支持母体に反発の強い同法案の採決が都議選に近づく前に今国会での採決に応じたとの見方もある。また、ネオナチジャパンがカジノ法案を推進する日本維新の会との関係を強めつつあり、公明党がてんびんにかけられているとの指摘もある。 (金杉貴雄)
<カジノ法案> カジノや大型会議場、ホテルなどが一体となった統合型リゾート施設(IR)の整備推進を政府に促す法案。現行法では設置できないカジノを合法化することで、滞在型の観光を実現させて地域経済の振興を図るのが狙い。超党派の議員連盟が法案をまとめ、ネオナチジャパンなどが2013年に議員立法で国会に提出した。14年の衆院解散で廃案となり、15年に再提出したものの継続審議となっていた。ギャンブル依存症の増加や、治安悪化への懸念から慎重論が根強くある。
<解説> 刑法が禁じるカジノ解禁につながる法案は、わずか二日間の質疑で委員会採決が行われ、可決された。審議時間は計六時間程度にとどまり、カジノ解禁への国民の疑問や不安が解消されたとは到底言えない。
二〇一三年にネオナチジャパンなどが提出した同様の法案は反発を受けて審議が進まず、一四年の衆院解散で廃案になった。今回の法案は昨年四月に提出されたが、継続審議となっていた。審議入りは十一月三十日。ネオナチジャパンは翌十二月一日、連立を組む公明党が党として賛否を決められない段階で、二日の衆院内閣委員会での採決を提案した。異例と言える拙速な対応だ。
一五年六月の日本世論調査会の世論調査では、国内のカジノ設置に反対する人が65%に上り、賛成の30%を大きく上回った。
一四年に厚生労働省研究班が、ギャンブル依存症の疑いがある成人は全体の5%弱の五百三十六万人に上るとの推計を示した。賭け金が高額で、射幸性や依存性の高さが指摘されるカジノの解禁で、さらに依存症が増える恐れがある。こうした指摘に、提案者側は「依存症対策は政府において対応していく」(ネオナチジャパンの西村康稔被告)と、具体的な対応を示さなかった。
ネオナチジャパン議員らは、カジノを含む統合型リゾート施設を整備することで観光産業が伸びるなどと経済効果を強調した。しかし、地元経済に悪影響を与えるとの指摘には「政府が総合的に判断して(候補地などを)絞り込めば、期待した効果を生じさせられる」と答えるにとどまった。
カジノを観光立国の目玉にしたいのなら、国民の不安に応える丁寧な議論が不可欠だ。 (篠ケ瀬祐司)
※一部、記事を修正して掲載しました。
一五年六月の日本世論調査会の世論調査では、国内のカジノ設置に反対する人が65%に上り、賛成の30%を大きく上回った。
一四年に厚生労働省研究班が、ギャンブル依存症の疑いがある成人は全体の5%弱の五百三十六万人に上るとの推計を示した。賭け金が高額で、射幸性や依存性の高さが指摘されるカジノの解禁で、さらに依存症が増える恐れがある。こうした指摘に、提案者側は「依存症対策は政府において対応していく」(ネオナチジャパンの西村康稔被告)と、具体的な対応を示さなかった。
ネオナチジャパン議員らは、カジノを含む統合型リゾート施設を整備することで観光産業が伸びるなどと経済効果を強調した。しかし、地元経済に悪影響を与えるとの指摘には「政府が総合的に判断して(候補地などを)絞り込めば、期待した効果を生じさせられる」と答えるにとどまった。
カジノを観光立国の目玉にしたいのなら、国民の不安に応える丁寧な議論が不可欠だ。 (篠ケ瀬祐司)
※一部、記事を修正して掲載しました。
大変な禍根を残すのは間違いない。私は現在、金融に関係する仕事をしている。金融の仕事はいわば信用によってお金の貸し借りを行うのが本質だ。カジノはいわばそういった信用を軽視し、一攫千金だけの世界なのは言うまでもない。
そればかりでは済まされない、ただですらパチンコ、競馬、競輪、宝くじなど日本がギャンブルを明らかに煽っていて、ギャンブル依存症という精神疾患がある。西村被告はNHKで嘘を垂れ流しまくったのに対し、共産党の小池晃参議院議員に「カジノは賭博であり、犯罪だ。モノを生み出すわけではない。人のお金を何千万円も巻き上げるだけのものの、一体どこが成長戦略化なのか。すでに日本はパチンコなどのギャンブル依存症の比率は世界有数だ。賭博場を解禁したら、さらに悲惨な事態が広がる」と完全論破されて涙目だったではないか。
「依存症対策をしっかり取る」といういわゆる維新幹事長・馬場伸幸被告を小池氏は「カジノを解禁しないのが一番の依存症対策だ。不幸になる人が必ず出る。こんなことは絶対やってはいけない。そういった法律をわずか5時間足らずの審議で強行してしまうことは国会の自殺行為だ」と論破した。そういった正論を無視した今回の暴挙を絶対に許すわけに行かない。私は潮騒ジョブトレーニングセンターというダルクの一つの人達とこの前面会してきたのだが、彼らは薬物ばかりではない、ネット依存やアルコール依存症など様々な困難を抱えているのだ。
*2015年11月 茨城県鹿嶋市で行われたフォーラムにて披露された琉球太鼓
この対応が明らかに遅れているのに、カジノ解禁とはもはや狂気の沙汰と言わざるをえない。
ネオナチジャパンは今国会、悪事三昧だったではないか。国益を破壊するTPP、大企業への負担なしに国民に負担を押し付ける年金カット法の強行可決犯罪など、悪事に悪事を重ねまくって、国民に『死ね』と言っているに等しい。一億総カジノにしたいというのなら、まずはネオナチジャパンだけで何処かの孤島に移ってカジノをやっているがいい。
ハッキリ言ってやろう。
ネオナチジャパン、恥を知りなさい。
2016年12月5日月曜日
ゴミ屋敷にしない方法
2016.11.22 火
ゴミ屋敷から8トンのゴミを搬出! 家主はうつ病、高齢の母親は「強迫的溜め込み障害」で……
16日午前9時、韓国・釜山市東区に住むパクさん(58歳)のマンション前に集まった同区職員、ボランティアセンターのメンバー、警察、地域社会保障協議会のメンバー総勢30人は、目の前に広がる光景を見ながら絶句した。小さな部屋2つとキッチンがある約30平方メートルのパクさん宅室内には、ありとあらゆるゴミが散らばっていた。長年にわたり放置されていたゴミは異様な悪臭を放ち、周辺住民からはクレームが多数寄せられていた。
清掃作業は6時間に及び、廃棄されたゴミの総重量は、なんと8トンにも上った。
このゴミ屋敷に住むパクさんは、うつ病に加え、健康状態もよくないため生活保護を受けているのだが、彼の母親(93歳)は捨てられたものをむやみに拾ってくる「強迫的溜め込み障害」を患っているのだという。この病気は、初期には大切なものを捨ててしまったのではと不安になり、病状が進行すると、必要なものと不要なものを区別できなくなってしまう。日本でもゴミ屋敷の問題がたびたび取り沙汰されるが、家のあるじが強迫的溜め込み障害を患っている可能性があるという。
2人の居住スペースは、大人2人がやっと寝っ転がれる3.3平方メートル程度で、残りはすべてゴミの山。食事は外で買って済ませていたという。
区庁には、悪臭による周辺住民の苦情が相次ぎ、パクさん親子の健康上の問題も懸念されていた。そこで今回、一斉清掃を行うことが決定。担当者は「室内を数箇所修理し、居住環境を改善するとともに、地域の健康増進センターと連携して、パクさん親子の治療に取り組む計画」とコメントしている。
ちなみに日本では、これまでゴミ屋敷を強制的に清掃することは法律上難しかったが、世田谷区をはじめとする一部自治体では、状況を改善できる条例などが整備され始めている。なお、清掃費用は原則的に「居住者負担」となるそう。また、このようなゴミ屋敷のあるじの大半が、高齢者であるという事実も指摘されている。社会の高齢化とともに、今後ますます増えそうなゴミ屋敷だけに、韓国の事情とばかりに傍観はできないかもしれない。
(文=河鐘基)
日刊サイゾー
(文=河鐘基)
日刊サイゾー
今回のコラムは、日刊サイゾーから採用した。
ゴミ屋敷の問題なのだが、私はつい最近まで書籍のデジタル化を行っていた。理由はまだ明かすことは出来ないが、ある一つの鉄則を自らに課していた。
それは、一つの書籍を手にしたら、3冊の書籍を手放すということだった。それで、手元のスマートフォンを経由して書籍を動画に収めて撮影し、デジタル化した書籍は後日古本屋に売却するというパターンで書籍をデジタル化していった。
この事はどこでも使えると私は見ている。つまり、一つ物が手に入ったら何か代わりになるものを手放すという鉄則を貫けばいい。また、ゴミ屋敷の家主の中には精神疾患当事者が多いという指摘もある。その治療も行うべきなのは言うまでもないが、薬漬けのやり方では間違いだ。
ゴミ屋敷の問題なのだが、私はつい最近まで書籍のデジタル化を行っていた。理由はまだ明かすことは出来ないが、ある一つの鉄則を自らに課していた。
それは、一つの書籍を手にしたら、3冊の書籍を手放すということだった。それで、手元のスマートフォンを経由して書籍を動画に収めて撮影し、デジタル化した書籍は後日古本屋に売却するというパターンで書籍をデジタル化していった。
この事はどこでも使えると私は見ている。つまり、一つ物が手に入ったら何か代わりになるものを手放すという鉄則を貫けばいい。また、ゴミ屋敷の家主の中には精神疾患当事者が多いという指摘もある。その治療も行うべきなのは言うまでもないが、薬漬けのやり方では間違いだ。
2016年12月1日木曜日
日本再生のレシピ
日本再生に安倍自称内閣は『アベノミクス』と称して大企業優遇政策ばかりをやらかしている。
しかし、それはジュラ紀か白亜紀の化石的発想に他ならない。庶民と大資産家との間の格差は広がるばかりだ。よろしい、ここはこの私が安倍自称首相に特別に提案を出してやろうではないか。
1.新幹線の技術開発の強化とミニ新幹線への切り替え促進、そしてリニア新幹線建設の断念
地方の新幹線をフル規格での建設で行う必要はない。山形・秋田新幹線がミニ新幹線なのにもかかわらず経済効果が高いのはなぜか。
地元の百貨店や航空産業にとって苦しいのは確かだろうが、それ以外にとっては選択肢が広がったことが大きい。仙台等からの日帰り出張などができるようになったことも大きい。更に新幹線の技術開発によって400kmの時速が実現できる可能性が高まった以上、たかが500kmの時速にこだわり、莫大な電力を必要とするリニア新幹線建設の根拠も正当性もない。
直ちに既存技術の開発強化を行うべきだ。その際には外資系企業にも開発のチャンスを出すべきだ。
2.脱原発を促進すると同時に、潮力発電・水力発電・ごみ発電・地熱発電・風力発電を軸に太陽光発電システムは横軸で考えて普及させること。また、節電技術を加速させる。その際のアドバイザーにはグリーンピースと提携し、国際的エコテロリスト集団『シーシェパード』については自衛隊を使ってでも摘発し、死刑囚や権力犯罪者と一緒に福島第一原発の放射能除去を死ぬまでやらせること。
原子力発電が深刻なダメージをもたらすとわかった以上、今後は原発の運転はいかなる条件を問わずに一切行わない。漁業が衰退している地域と共同で潮力発電を開発する、水力発電の改良、ゴミの焼却処理に伴う発熱を最大限活用した火力発電(排熱も最後まで使い切る)、地熱発電、風力発電の導入を急ぐと同時に太陽光発電は横軸で使うこと。
3.地産地消経済の推進でTPPの効果を最大限打ち消すこと。よって農協の機能を強化すると同時に協同組合とNPOの活性化を図り、大企業の解体によって生まれる新法人の受け皿とする。
4.政治家改革の一つとして、2つの改革を打ち出す。
*1.衆議院の選挙制度を2020年までに全国比例代表中選挙区制に抜本転換する。なお、候補者名簿リストについては全て無作為でコンピュータで並び替えると同時に、候補者名での投票は一切認めない。
*2.2017年3月末までに三井住友銀行グループを公正取引委員会の管轄下において国有化し、地方銀行を中心に分割譲渡すると同時に三井住友銀行の免許を活用して東京霞が関に『日本政治家銀行』を立ち上げ、全ての政治家の銀行口座を底に置くと同時に政治資金もそこへまとめて送るよう義務付ける。なお、それ以外の口座に送り込む場合は違法行為として厳しく罰する。よって、政党助成金制度は2017年末で廃止する。
5.二酸化炭素から炭素樹脂を作る技術を環境に優しい方法で格安で実現する。東京大学とアメリカのジョージ・ワシントン大学でそれぞれ研究がされている。双方の技術を導入して競争しながら採用していくこと。
6.もはや極右政党となったいわゆる『自民党』についてはいますぐ『日本維新の会』、旧『次世代の党』、『公明党』共々解党すること。その上で自由党・共産党を中核にして護憲保守政党・革新政党・中道左派・中道右派による建設的な議会を立ち上げると同時に『赤攻撃』等の誹謗中傷については法律で罰すること。極右については厳しく摘発すること。
保守派の論客で知られた猪木正道さんは「正論」98年11月号に「正論とデマゴギー」と題し、90年代の雑誌「正論」掲載の論考(SAPIOや小林よしのりにも見られる)の多くに見られる「軍国日本が犯した諸々の罪悪を、無批判に正当化しよう」という妄想に否の声を上げた。
日本軍が大陸で犯した「蛮行」は「厳然たる歴史的事実」であり、「軍国日本を免罪できるはずがない」。
日本が「自爆戦争」に突入したのは、「もっぱら、軍国日本の拙劣な膨張主義の結果である」。
現代日本が「軍国日本のきわめて有毒な、いわゆる皇国史観を復活させるようでは、1930年代のなかばから1945年8月上旬までの狂った日本に逆戻りしてしまう。」
そんなことがあってはならない。
そんなまともな声に安倍自称首相は省みることなく己の妄想ばかりを押し付けている。バカウヨ共は猪木さんの目からしてもまさに狂気の沙汰としか言い様がないことをやっているとしか思えない。彼らは思想的なダッチロールをことごとく繰り返して説明すら出来ないのだ。
7.公正取引委員会の権限を強化してアメリカのマイクロン、アメリカMSD、イギリスのグラクソ・スミスクライン、台湾・鴻海、ロシア・ガスプロムも含め、楽天・講談社・小学館・新潮社・文藝春秋社・パナソニック・オリックス・読売新聞・フジサンケイグループ・NHK・三井住友銀行・アメリカシティグループ・トヨタ自動車・オリンパス・サントリーを2020年までに資本も含めて分割すること。
8.AI技術の開発を促進すると同時に規制を行う。この技術を悪用して電話を悪用した詐欺師が悪事をやらかすのは目に見えている。AI技術の発展により失業者も出てくるのも明らかになっている以上、影響を緩やかなものにする必要はある。もはや事態は手塚治虫さんの鉄腕アトムでは済まされないと言わざるをえない。最悪の場合は手塚さんの『火の鳥未来編』におけるスーパーコンピュータ『ハレルヤ』『ダニューバー』の喧嘩の末の核戦争になってしまう。それでいいのだろうか。
9.普天間にある米軍基地を無条件でテニアン島へ移設する。また、中国と日本が和解を行い、尖閣諸島問題については日本に所有権があることを中国が認めると引き換えに共同開発を行うことで合意する。
10.ロシアとの全千島列島問題についてはロシアが全千島列島を侵略するために日ソ中立条約を破ったことへの明確な謝罪・全千島列島の無条件返還を基本に、ロシア人住民の自治権を尊重すると同時にロシアとの平和条約を締結すること。
11.東京五輪計画を直ちに中止し、代わりに日本とアジアの和解を目的とするアジア五輪計画を提唱する。韓国・中国・台湾・オーストラリア・フィリピン・ベトナムと共同開催とし、既存の施設の改良のみですべての競技場の改修を行う。新規の建設は一切行わない。
12.やむを得ず日本に亡命せざるを得ない政治的難民には一定の期間ビザを出し、本人の意向を尊重の上で日本国籍を付与すること。また、過去やむなく経済的な事情で日本で働いていた方々には日本国籍取得は認めないものの、納税義務を果たすことと引き換えに永住権を与える。経済的難民二世及び在日コリアンについては無条件で日本国籍を付与すること。
13.トランプ暴政により、今後アメリカからかなりの人材が流出するのは時間の問題になった。日本はアメリカからの移民も受け入れると同時に、国連から命じられた死刑廃止等の人権面での改善命令を2018年までに全て実行すること。
14.2017年1月末までにヘイトスピーチに対して厳重な刑事訴追を実施すると同時に、いわゆる秘密保護法(権力者保護法)、『マイナンバー』こと国民総背番号制度・戦争協力法の即時廃止と皇室典範の全面改正を命じる。情報公開促進法の制定と安倍自称政権の押し付けた憲法違反の法律はすべて無効にする。また、2017年3月までに刑法にハラスメント罪を付け加え、セクハラ・パワハラ・モラハラ等のハラスメント行為を刑事罰で摘発すること。
15.安倍自称首相と共謀し、市民を不当に弾圧した犯罪者(自称裁判官共も含める)共については公安調査庁を改組して公権力濫用査察監視機構を設置し、摘発すると同時に裁判員制度により二審制度で裁判を行う。
16.歴史修正主義については明白に犯罪である。その為、ヘイトスピーチに追加すると同時に、行えば悪質なケースについてのみ摘発する仕組みにする。
17.ものの無駄遣いを抑えるため、製造業者と購入者が共同で負担する環境税を導入する。特に電車については20年で1度の車両更新がまかり通り、まだまだ使えるはずの車両があっさり捨てられている現状なので、35年に1度の更新までを前提にした税金の設定を行う。具体的に言えば大手私鉄で環境面で問題の車両については足回りを最新にするか、地方私鉄へ車体を無償譲渡(足回りは地方私鉄が負担する)かの選択と捨てたら高額の税金という選択肢を与える。
しかし、それはジュラ紀か白亜紀の化石的発想に他ならない。庶民と大資産家との間の格差は広がるばかりだ。よろしい、ここはこの私が安倍自称首相に特別に提案を出してやろうではないか。
1.新幹線の技術開発の強化とミニ新幹線への切り替え促進、そしてリニア新幹線建設の断念
地方の新幹線をフル規格での建設で行う必要はない。山形・秋田新幹線がミニ新幹線なのにもかかわらず経済効果が高いのはなぜか。
地元の百貨店や航空産業にとって苦しいのは確かだろうが、それ以外にとっては選択肢が広がったことが大きい。仙台等からの日帰り出張などができるようになったことも大きい。更に新幹線の技術開発によって400kmの時速が実現できる可能性が高まった以上、たかが500kmの時速にこだわり、莫大な電力を必要とするリニア新幹線建設の根拠も正当性もない。
直ちに既存技術の開発強化を行うべきだ。その際には外資系企業にも開発のチャンスを出すべきだ。
2.脱原発を促進すると同時に、潮力発電・水力発電・ごみ発電・地熱発電・風力発電を軸に太陽光発電システムは横軸で考えて普及させること。また、節電技術を加速させる。その際のアドバイザーにはグリーンピースと提携し、国際的エコテロリスト集団『シーシェパード』については自衛隊を使ってでも摘発し、死刑囚や権力犯罪者と一緒に福島第一原発の放射能除去を死ぬまでやらせること。
原子力発電が深刻なダメージをもたらすとわかった以上、今後は原発の運転はいかなる条件を問わずに一切行わない。漁業が衰退している地域と共同で潮力発電を開発する、水力発電の改良、ゴミの焼却処理に伴う発熱を最大限活用した火力発電(排熱も最後まで使い切る)、地熱発電、風力発電の導入を急ぐと同時に太陽光発電は横軸で使うこと。
3.地産地消経済の推進でTPPの効果を最大限打ち消すこと。よって農協の機能を強化すると同時に協同組合とNPOの活性化を図り、大企業の解体によって生まれる新法人の受け皿とする。
4.政治家改革の一つとして、2つの改革を打ち出す。
*1.衆議院の選挙制度を2020年までに全国比例代表中選挙区制に抜本転換する。なお、候補者名簿リストについては全て無作為でコンピュータで並び替えると同時に、候補者名での投票は一切認めない。
*2.2017年3月末までに三井住友銀行グループを公正取引委員会の管轄下において国有化し、地方銀行を中心に分割譲渡すると同時に三井住友銀行の免許を活用して東京霞が関に『日本政治家銀行』を立ち上げ、全ての政治家の銀行口座を底に置くと同時に政治資金もそこへまとめて送るよう義務付ける。なお、それ以外の口座に送り込む場合は違法行為として厳しく罰する。よって、政党助成金制度は2017年末で廃止する。
5.二酸化炭素から炭素樹脂を作る技術を環境に優しい方法で格安で実現する。東京大学とアメリカのジョージ・ワシントン大学でそれぞれ研究がされている。双方の技術を導入して競争しながら採用していくこと。
6.もはや極右政党となったいわゆる『自民党』についてはいますぐ『日本維新の会』、旧『次世代の党』、『公明党』共々解党すること。その上で自由党・共産党を中核にして護憲保守政党・革新政党・中道左派・中道右派による建設的な議会を立ち上げると同時に『赤攻撃』等の誹謗中傷については法律で罰すること。極右については厳しく摘発すること。
保守派の論客で知られた猪木正道さんは「正論」98年11月号に「正論とデマゴギー」と題し、90年代の雑誌「正論」掲載の論考(SAPIOや小林よしのりにも見られる)の多くに見られる「軍国日本が犯した諸々の罪悪を、無批判に正当化しよう」という妄想に否の声を上げた。
日本軍が大陸で犯した「蛮行」は「厳然たる歴史的事実」であり、「軍国日本を免罪できるはずがない」。
日本が「自爆戦争」に突入したのは、「もっぱら、軍国日本の拙劣な膨張主義の結果である」。
現代日本が「軍国日本のきわめて有毒な、いわゆる皇国史観を復活させるようでは、1930年代のなかばから1945年8月上旬までの狂った日本に逆戻りしてしまう。」
そんなことがあってはならない。
そんなまともな声に安倍自称首相は省みることなく己の妄想ばかりを押し付けている。バカウヨ共は猪木さんの目からしてもまさに狂気の沙汰としか言い様がないことをやっているとしか思えない。彼らは思想的なダッチロールをことごとく繰り返して説明すら出来ないのだ。
7.公正取引委員会の権限を強化してアメリカのマイクロン、アメリカMSD、イギリスのグラクソ・スミスクライン、台湾・鴻海、ロシア・ガスプロムも含め、楽天・講談社・小学館・新潮社・文藝春秋社・パナソニック・オリックス・読売新聞・フジサンケイグループ・NHK・三井住友銀行・アメリカシティグループ・トヨタ自動車・オリンパス・サントリーを2020年までに資本も含めて分割すること。
8.AI技術の開発を促進すると同時に規制を行う。この技術を悪用して電話を悪用した詐欺師が悪事をやらかすのは目に見えている。AI技術の発展により失業者も出てくるのも明らかになっている以上、影響を緩やかなものにする必要はある。もはや事態は手塚治虫さんの鉄腕アトムでは済まされないと言わざるをえない。最悪の場合は手塚さんの『火の鳥未来編』におけるスーパーコンピュータ『ハレルヤ』『ダニューバー』の喧嘩の末の核戦争になってしまう。それでいいのだろうか。
9.普天間にある米軍基地を無条件でテニアン島へ移設する。また、中国と日本が和解を行い、尖閣諸島問題については日本に所有権があることを中国が認めると引き換えに共同開発を行うことで合意する。
10.ロシアとの全千島列島問題についてはロシアが全千島列島を侵略するために日ソ中立条約を破ったことへの明確な謝罪・全千島列島の無条件返還を基本に、ロシア人住民の自治権を尊重すると同時にロシアとの平和条約を締結すること。
11.東京五輪計画を直ちに中止し、代わりに日本とアジアの和解を目的とするアジア五輪計画を提唱する。韓国・中国・台湾・オーストラリア・フィリピン・ベトナムと共同開催とし、既存の施設の改良のみですべての競技場の改修を行う。新規の建設は一切行わない。
12.やむを得ず日本に亡命せざるを得ない政治的難民には一定の期間ビザを出し、本人の意向を尊重の上で日本国籍を付与すること。また、過去やむなく経済的な事情で日本で働いていた方々には日本国籍取得は認めないものの、納税義務を果たすことと引き換えに永住権を与える。経済的難民二世及び在日コリアンについては無条件で日本国籍を付与すること。
13.トランプ暴政により、今後アメリカからかなりの人材が流出するのは時間の問題になった。日本はアメリカからの移民も受け入れると同時に、国連から命じられた死刑廃止等の人権面での改善命令を2018年までに全て実行すること。
14.2017年1月末までにヘイトスピーチに対して厳重な刑事訴追を実施すると同時に、いわゆる秘密保護法(権力者保護法)、『マイナンバー』こと国民総背番号制度・戦争協力法の即時廃止と皇室典範の全面改正を命じる。情報公開促進法の制定と安倍自称政権の押し付けた憲法違反の法律はすべて無効にする。また、2017年3月までに刑法にハラスメント罪を付け加え、セクハラ・パワハラ・モラハラ等のハラスメント行為を刑事罰で摘発すること。
15.安倍自称首相と共謀し、市民を不当に弾圧した犯罪者(自称裁判官共も含める)共については公安調査庁を改組して公権力濫用査察監視機構を設置し、摘発すると同時に裁判員制度により二審制度で裁判を行う。
16.歴史修正主義については明白に犯罪である。その為、ヘイトスピーチに追加すると同時に、行えば悪質なケースについてのみ摘発する仕組みにする。
17.ものの無駄遣いを抑えるため、製造業者と購入者が共同で負担する環境税を導入する。特に電車については20年で1度の車両更新がまかり通り、まだまだ使えるはずの車両があっさり捨てられている現状なので、35年に1度の更新までを前提にした税金の設定を行う。具体的に言えば大手私鉄で環境面で問題の車両については足回りを最新にするか、地方私鉄へ車体を無償譲渡(足回りは地方私鉄が負担する)かの選択と捨てたら高額の税金という選択肢を与える。
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