2013年8月29日木曜日

このままでは命の崇高さが壊される

 インターネットのわいせつ図画には目を背けるものがある。
 正当性のおおよそないわいせつな図画が海外経由で流される。そんなことはあっていいのだろうか。

 だが、私は児童ポルノの単純所持禁止には反対している。それには理由があり、ポルノそのものが貧困ビジネスであることを知っているからで、その貧困問題を政治がどう解決するかが問われているのである。

 2011年11月20日
日本ユニセフ協会・この歪んだ組織に
日本ユニセフ協会 国連機関ではない。政・官・報と癒着 知られざる〝裏の顔〟「被災者に渡らない募金」が暴かれた 週間ポスト

http://www.asyura2.com/11/senkyo111/msg/365.html

2011年4月4日発売
小学館

 日本ユニセフ協会(国連機関ではない。政・官・報との癒着──知られざる〝裏の顔〟)「被災者に渡らない募金」が暴かれた
 

───

「被災者を助けたい」との思いから全国で募金活動が行なわれている。それは、世界から称賛された「日本人の助け合い精神」の一場面でもある。
 しかし、その浄財を巡って怒りの声が上がった。
批判の対象は、日本ユニセフ協会(日ユニ)が呼びかける「東日本大震災緊急事金」だ。募金額はすでに約7億円にのぼる──。


───


「これでは〝ユ偽フ〟だ」

 問題の発端は、日ユニが震災発生3日後(3月14日)にHP上で「1億円の緊急支援」を告知したことにある。その告知には、以下の「但し書き」があった。
〈必要な資金を上回るご協カをいただいた場合、ユニセフが実施する他国・地域での紛争・自然災害などによる緊急・復興支援に活用させていただくことがあります〉
 募金が被災者に渡らないと気づいた募金者から、次のような声が上がるのは当然だった。
「俺の募金はアフリカに行ってしまうのか」
「これでは〝ユ偽フ〟じゃないか」
 批判が殺到した日ユニは、24日にHP上で「東日本大震災の募金は、通常の募金とは別の口座で管理しています」と掲載し、[全額を被災者に渡す」と釈明した。
 方針転換の理由を日ユニ広報室はこう説明する。
「ユニセフ(国連児童基金)は開発途上国の子供たちへの支援を目的としており、日本への支援は64年で終了しました。しかし、震災後にユニセフが日本支援を決めたので、募金の全額をお渡しできるようになった」
 当初から「大震災支援」を謳いながら、破災者に募金を渡すことを表明したのは10日後だったのである。
 世界の子供たちへの支援が悪いわけではない。それが日ユニの目的である以上、日本の子供たちが対象とならないことにも問題はない。だが、被災者に届かないのであれば、「東日本大震災の緊急募金」などやるべきではない。10日間にわたって、被災者支援を口実に募金を掻き集めていたと見られても仕方ないだろう。
 同様の問題は、95年に発生した阪神大喪炎や、05年の福岡県西方沖地震の際にも起きていた。多くの企業やボランティア団体が集めた募金を日ユニに寄託したが、その浄財の一部は披災者には届いていなかった。
 たとえば、「楽天銀行」は過去に自社で行なった社会貢献活動を公開しているが、そこには「福岡県西方沖地震」義援金124万円)の最終寄付先として「日本ユニセフ協会」とある。
 阪神大寅災の時に募金活動を展開した兵庫県内のボランテケア団体代表者もこう証言する。
「私たちの団体は毎年、日ユニと日本赤十字に募金を寄託してきました。当時の帳簿が残っていないので金額はわかりませんが、この時のお金も使途も含めて日ユニさんにお任せした」
 日ユニは「阪神や福岡の時は私たちが呼びかけたわけではない」(広報室)と、〝勝手に寄託してきた〟という立場を強調した。
 しかし今回ばかりは、日ユニ自身が呼びかけた募金ということもあって「多くの方にご不信を抱かせたことは申し訳なぐ思います」(同前)と平身低頭だ。ただし、それで一件落着というわけにはいかない。


 20年間で募金額は8倍に

 日ユニは「国連ユニセフの活動む支援することを目的とした財川法人」であり、ユニセフ本部直轄の駐日代表部は別に存在する。「ユニセフ」という名称を含むことから、ユニセフの「日本友部」と思われがちだが、国連機関ではない。しかし、多くの国民や篤志家、そして日ユニに寄託するボランティア団体でさえも「国連組織」と誤解し、日ユニもそれを周知させていない点に、今回の騒動の根がある。
 国連の冠を掲げて募金を集める日ユニは「超金満団体」でもある。 日ユニはユニセフと協力協定を結んでいるが、協定には「集めた募金の最大25%までが運営経費として認められる」とある。
 09年度の収支計算書によると、事業活動収入は約190億円。うち90%以上が募金収入だ。支出はユニセフ本部への拠出金が約163億円(業務分担金約11億円を含む)。つまり、約27億円が日ユニの〝利益〟である。公益法人と認められているため、法人税はかからない。
 では、その大金を何に使っているのか。内訳は募金活動事業費(約14億5000万円)、啓発宣伝事業資(約5億円)、管理費(約3億円)など。職員わずか36名の団体が募金を右から左に動かすだけで、30億円近い活動費を使うことには違和感もある。職員の給与は「地方公務員並み」(日ユニ広報室)というから人件費だけでは数億円だろう。
 金満経営が槍玉に拳がったこともある。日ユニが01年に東京・高輪時地上5階地下4階、延べ床面積1100坪の本部ゼル(ユニセフハウス)を建設した時、25億円の建設費用は日ユニの活動余剰金が充てられたが、「その金で何人の子供たちを助けられるのか」と批判が巻き起こった。
 90年代初めには日ユ二に集まる募金額は年間20億円程度だった。20年間でそれを8倍に増やした「功労者」とされ右のが東郷良尚・副会長である。元日本航空社員で、東郷平八郎の遠縁にあたる。退職後に日ユニの専務理事に就任。遺産の寄付控除を政府に積極的に働きかけたほか、ダイレクトメール(DM)による寄付呼びかけなど、「効果的な募金システム作り」を掲げ、〝収益拡大〟に結びつけた。
 だが、このDMキャンペーンにも「同一人物に何通も届く」「募金者が亡くなった後も延々と送られてくる」といった苦情が相次ぎ、「協賛企業の顧客リストを流用している」「募金で名簿を買い集めている」との疑惑が取り沙汰された。

(写真)高給住宅街の東京・高輪にあるユニセフハウス


 大マスコミとの〝共存共栄や〟

 しかしながら、そうした日ユニの「裏の顔」は、ほとんど報じられない。日ユニが数多くの大マスコミ幹部を役員に迎え入れていることと無関係とはいえないだろう。秋山耿太郎・朝日新聞社長、朝比奈豊・毎日新聞社長ら、全国紙のトップが評議員に名を連ねる。
 日ユニの役員は常勤の専務理事以外は無給だが、大マスコミの旨味は大きい。
日ユニは大新聞に頻繁に広告を掲載し、新聞社が主催するイベントを協賛する形でサポートしている。
 反対に、ハイチやスマナラの大地震など、海外で大災害が発生すると大マスコミは自社媒体で募金を呼びかけ、集めた金を日ユニに寄託する。それが広告や協賛金として戻ってぐる構図は、まさに持ちつ持たれつの関係といえる。
 霞が関から文部省や郵政省の次官経験者らを理事に招聘しているほか、芸能人の抱き込みにも力を入れている。特に有名なのが、「日本ユニセフ協会大便」として講演活動で東奔西走するアグネス・チャンだ(なお、「ユニセフ親善大便」として知られる黒柳徹子は、国連機関であるユニセフ本部から任命を受けている)。
「日ユニとしての活動はほとんどノーギャラ(年俸1㌦)ですが、〝大使〟の肩書きで講演などの依頼が増える。この種の講演料は一般的に1回80万~100万円といわれます。ここ20年近く日ユニ関連以外の活動が目立たない彼女が、テレピなどで豪邸生活を自慢できるのも、大便の肩書きと無関係とはいえません」(アグネスに近い芸能関係者) 彼女は先述の〝疑惑の10日間〟に、自ら1000万円の募金をした上で、日ユニのHPで支援を呼びかけた。13年間も大便を務めている彼女が、「日ユニへの募金が国内の被災地には届かない」ことを知らなかったはずはない。「被災者のために」と募金を呼びかけたことはミスリーディングといわざるを得ない。
 大マスコミと並んで見逃せないのが、日ユニの政界との密接な関係である。
 もともと、日ユニの活動を主導したのは、橋本龍太郎・元首相の母、橋本正(まさ)氏(日ユニ元専務理事)だった。
「正さんが 〝募金がなかなか集まらない〟と龍太郎氏に訴えたことがきっかけで、龍太郎氏は『ユニセフ議連』を設立した。日ユニに賛同する企業から献金を集めていたため、日ユニは〝橋龍利権〟と呼ばれた」(政界関係者)
 だが、龍太郎氏と正氏をよく知る元秘書に聞くと「それは違う」と反論する。
「正さんが専務理事の時代は、日ユニの活動は慎ましいものだった。しかし、東郷さんが入ってきてからビジネス化した。東郷さんが運転手付きの車を使っているのを知った龍太郎先生は、生前に〝母がやりたかった活動と全然違うものになってしまった〟と、一度ならず嘆いていた」
 現在の議連会長は谷垣禎一。自民党総裁で、公明党の坂口力氏、民主党の小宮山洋子氏ら与野党の政治家が幹部に名を連ねを前出の政界関係者がいう。
「政治家がユニセフ議連に参加するメリットは、まずはイメージアップ。また、日ユニには多くの大企業や新聞社が協賛しているから、票やカネを持つ企業との接点にもなる。
 近年は特に野田聖子・元消費者相との関係が深い。野田氏が会長を務めるNPO法人の理事を東郷氏やアグネスが務めている。かつて岐阜県庁の裏金問題(06年)で、一部が日ユニの献金に流れていたことが判明したが、これも岐阜県政に強い影響力を持つ野田氏との繋がりがあるのではないかと囁かれた」
 裏金の件は推測の域を出ないが、野田氏のライフワークである「児童ポルノ規制」でアグネスが広告塔を務めることも、日ユニ人脈の深い関係をうかがわせる。
 協会の設立主旨や目的は立派だが、募金の集め方と使われ方には、もう少し疑惑をもたれないための改革が必要ではないか。そうでなければ、「美しすぎる宣伝文句」や「煌びやかすぎるメンバー」は、かえってうさん臭さを感上させてしまうだろう。


 私は以前から児童ポルノ規制に関して日本ユニセフ協会を厳しく批判してきた。
 だが、全く懲りていないのがこの連中だ。そもそも、児童ポルノと言う木を見ていて、発生源そのものであるセックスビジネス、さらには貧困社会そのものに日本ユニセフ協会は批判の声を上げるべきなのに、政治家と癒着しているのだからおぞましい。

日本ユニセフ協会ボイコット運動宣言(小野哲)

2010/11/30 08:10

 今まで私はアグネス・チャンを目先の問題に溺れて真の問題を見逃す輩と指摘して批判してきた。
 しかし、日本ユニセフ協会が一体化して児童ポルノの規制という美名の思想弾圧に加わった上、批判を圧力で封じ込める権力犯罪を犯したならば、もう容赦しない。今回、日本ユニセフ協会をボイコットする事をここに宣言する。
  残念だが、彼らに支援する企業にも日本ユニセフ協会と絶縁するまで、購入を控える事を勧めよう。

 事実上のスポンサー企業
アイエヌジー生命保険、明石被服興業(富士ヨット学生服)、イオン、イオンモール、イケア・ジャパン、伊藤ハム、インプレスジャパン、フジテレビジョン(FSNグループ全体)、王子ネピア、オムロンヘルスケア、キャドバリー・ジャパン、GUCCI、B-Rサーティワンアイスクリーム、サラヤ、JCB、シュガーレディ、スターウッド ホテル &リゾート、スタージュエリー、住友生命、ソニー、ダノンウォーターズオブジャパン、日本航空、日本製粉、白元、P&G、日比谷 松本楼、VJA(VISAカード日本協会)、本田技研工業、三井住友銀行、三ツ星ベルト、モンブラン、ゆうちょ銀行、ライオン、リクルート

 この犯罪は今年8月に名古屋のケーキバイキングを網羅した情報サイト「名古屋ケーキバイキング・アラモード(http://my.reset.jp/~yuhto-ishikawa/viking/)」を運営するアラモード北原氏に対して行われた。訴訟のきっかけになったのは、サイト内の「日本ユニセフ協会 及びTAP PROJECTには応じないで下さい」というページ。以前よりマンガやアニメの規制を呼びかけたり、寄付金の中の経費の多さなどに疑問を持っていた氏が、TAP PROJECTへの疑問から、抗議のメールを送信し、その顛末をサイトで公開した。これに対し8月、協会は東京地裁にページの削除と100万円の損害賠償を求めてきたのである。
 北原氏はなくなく謝罪を押し付けられた上、批判文を消す羽目になった。こんな犯罪を許しているのでは、本田技研工業の創業者である故本田宗一郎氏がソニーの故井深大・故盛田昭夫氏共々あの世で嘆いているのではないか。今の日本ユニセフ協会は政治団体そのものに成り下がった。一般人を相手にした"恫喝"?  日本ユニセフ協会批判サイトが訴えられた!2010年09月04日11時00分 / 提供:日刊サイゾー(取材・文=昼間たかし) では、政治団体と成り下がった日本ユニセフ協会にはどうすればいいのか。
 女優の黒柳徹子氏に募金を託すしかない。彼女はユニセフ親善大使であり、受けた募金は全てユニセフ本体に回しているそうだ。そんな彼女を商業左翼の田中康夫は誹謗中傷してきた。こういう愚か者がいるから、日本ユニセフ協会の不自然な運営にメスが入らない。
 間違った思想には毅然と拒絶しなければ、歪みはそのままで突っ走る。

みずほ銀行六本木支店普通 1546555
ユニセフ親善大使黒柳徹子
郵便局からも振り込み出来ます。
郵便口座 00130-5-8060
ユニセフ親善大使黒柳徹子


 そこで、私から以下の提案を行う。
*理事長に不破哲三、西部邁を副理事長、橋本大二郎・前高知県知事、秋葉忠敏広島市長、香山リカ各氏を理事に抜擢。
*国際法に精通した弁護士を一気に入れて、今までの児童ポルノ問題への取り組みを再検証する。
*不透明な資金の流れにメスを入れる。
*アグネス・チャンとの関係を完全に断絶する。講演会活動などで資金が流れている疑いがあり、第三者による厳密な捜査の結果、場合によっては起訴も辞さない。
*イオン、ソニーなどの余剰人員を転籍させ、日本ユニセフ協会の本部を東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス(建設費用25億円 3,702平方M)から売却移転させる。移転先は後述する。
*評議員を50人から25人に大幅削減。政治家・天下り関係者は就任を認めず、評議員は日本ユニセフ協会の職員および外部からの選挙で選抜する。
*本部を東京都港区から茨城県筑西市の旧下館サティ跡地に建物ごと移転する。購入費用は2億円程度。同ビル床面積25680平方メートルなので、地元の筑西市に市役所の昨日の一部を、栃木県のかましんに店舗を移転してもらうことで、テナント費用が得られる。
 ちなみに移動費は下館駅前からなので、JR水戸線で小山(1,620円)、JR東北本線・上野行で大宮を経由して新幹線で2500円にて東京に到着する。守谷経由つくばエクスプレスなら2170円だ。差額の22億円は恵まれない子供たちに寄付すべきである。
*日本ユニセフ協会の会員費用を一口5000円から10000円に値上げする。
*評議員は一般会員およびそれに準じた会員、サポーターにより投票して選抜する。そこから会長・議長を投票で決める。
*児童ポルノ問題から全面撤退し、セックスビジネス規制および派遣・請負問題に真剣に向き合うこと。貧困問題が児童ポルノに繋がるのはアメリカから明らかだ。

 これらの提案が受け入れられない限り、日本ユニセフ協会は信頼を勝ち取ることは到底難しいと断言せざるを得ない。
 私は今後、チャン女史については出演したテレビ番組に抗議するメールを出すと断言する。木を見て森を見ないのでは児童ポルノの悪夢は絶対になくならないのだ。なお、児童ポルノ問題については近々コラムにさせていただくので今回は伏せておきたい。

2012年01月01日
貧困社会は日本の未来すらも奪い去る
 35歳過ぎると結婚はほぼ不可能 できたのは「男性で3% 女性で2%」
J-Castニュース 2011年12月30日

  「35歳過ぎて結婚できた男性はわずか3%」。2010年の国勢調査でこんな衝撃的な結果が出た。ネット上では「身を持って感じている俺…」「昔ほど結婚生活にメリットがなくなっているんだから当然」など、さまざまな意見が飛び交っているが、なぜこうも「結婚できない(しない)大人」が増えてしまったのか。
「みんな自分の相場が分かっていない」
   2010年の国勢調査によると、2005年に35~39歳だった男性の未婚率は30.9%、5年後、40~44歳になったときの未婚率は27.9%で、未婚男性の9.7%しか結婚に至らなかった。5年間で「3%」でしかないということになる。
   女性も同様で、05年に35~39歳だった人の5年後の結婚率は、未婚女性の10.8%、2%しかゴールインできなかった計算だ。40歳を超えると、状況はますます悪化する。男性は全体の0.4%、女性は0.5%で、45歳以上では、男女とも全体の0.1%しか配偶者を見つけられなかった。晩婚化というより、35歳14 件を過ぎてからの結婚は、男女ともに不可能に近いことが分かる。
   結婚コンサルタントの大橋清朗氏は、結婚氷河期に至った理由について「昔に比べて独りでいることに世間も寛容になったなど、時代の影響も大きい」としたうえで、最近の35歳以上の未婚男女には大きな特徴があると話す。
「35歳を過ぎて結婚していない方の多くは、20代に恋愛よりも趣味や仕事に没頭した方です。いままで交際した経験が少ない分、自分が見えていない方が非常に多い。男性なら、若くてかわいい女性を、女性なら、年収が高くてイケメンなど、自分よりスペックの高い方を求める傾向にあります。結局は『自分の相場が分かっていない』のです」
   彼らの多くは自分を過大評価する傾向にあり、なかなか「妥協」をしない。うまく交際に発展するときは、お互い釣り合いが取れている場合が多いが、「この人と結婚するくらいなら1人でいい」と、せっかくのチャンスを放棄するそうだ。
   すべては、趣味など個での楽しみに時間を費やした経験不足が招く「勘違い」だが、自分の価値に気付き焦って婚活をスタートしても、男性の場合、こんどは「年収」がネックになる。
男性で「収入が平均以下」はかなり厳しい
   結婚相手を見つける場合、お見合いや婚活パーティーが近道だが、そもそも「知らない人の中から相手を選ぶ」システムなので、どうしてもスペック(年収など)が重要視されてしまう。「35歳以上&平均年収以下」となると、条件的にかなり厳しい。
   反対に、ハートや人間性で勝負しようとした場合は、それこそコミュニケーション力がモノを言うので、経験が少ないと、どうアプローチしていいか分からず結局最初でつまずいてしまうのだ。
「いつか結婚できるんじゃないかというのはもはや幻想です。データを見ても分かるように、35歳を過ぎて結婚するのは超難関大学に入るより狭き門だと早く気付くべき。夢のない言い方ですが『就活』と一緒なんです」
   大橋氏のご託宣はにべもない。
   ネットでは「そもそも結婚なんてしたくない」という意見もたくさん出ているが、2010年の「結婚と出産に関する全国調査」によれば「いずれ結婚するつもり」と答えた人は、男女とも86%を越えている。「したい」と思っている人は多いのだから、35歳を越えたら、一刻も早く動き出すことが結婚への近道のようだ。

無責任な結婚は犬猫以下だ(小野哲)2010-12-14 08:48:38
テーマ:人生

「できちゃった婚」1位は沖縄 最下位は東京と神奈川
2010.12.9 22:09
 平成21年に両親のもとに生まれた第1子のうち、いわゆる「できちゃった結婚」など婚前妊娠のケースの割合は、沖縄県で最も高く4割以上であったことが9日、厚生労働省の調べで分かった。全国平均でも4人に1人が婚前妊娠。10代では8割を超えた。
 調査は厚労省が人口動態統計をもとに、5年ぶりに行った出生に関する統計分析。調査によると、婚前妊娠は沖縄県や福島県など九州、東北地方で高い割合を示した。東京都や京都府など大都市圏では低い割合にとどまった。
 全国平均では18年まで増加傾向だったが、その後は微減傾向で推移。21年は前年比0・9ポイント減の25・3%だった。
 年齢別では15~19歳が81・5%、20~24歳63・6%、25~29歳24・6%、30~34歳12・1%、35歳以上10・8%となり、年齢が高くなるにつれ婚前妊娠の割合が低くなっている。
 30歳の女性(昭和54年生まれ)が子供を産んでいない割合は53・9%。5年前の前回調査より2・4ポイント増で、晩産化の傾向が進む実態も明らかになった。40歳の女性(44年生まれ)でも4・7ポイント増の27・0%に上った。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/101209/trd1012092224016-n1.htm


不況直撃、親と同居が増加
2010.12.10 16:40
 20~39歳の人が親と同居する割合が2009年、前回調査(04年)に比べ増え、特に35~39歳の男性は41・6%と8・2ポイント増加したことが10日、国立社会保障・人口問題研究所の世帯動態調査で分かった。
 結婚後も親と同居している人も含まれるが、研究所は大半が独身者とみており「晩婚化の進行に加え、08年のリーマン・ショックによる不況が直撃し、失業者が急増したため」と分析している。
 年齢別の親との同居率は、男性は20~24歳が79・4%(2・9ポイント増)、25~29歳64・2%(0・2ポイント増)、30~34歳47・9%(2・5ポイント増)。35~39歳は41・6%(8・2ポイント増)。
 女性は20~24歳が83・4%(5・9ポイント増)、25~29歳60・3%(4・2ポイント増)、30~34歳36・5%(3・4ポイント増)、35~39歳24・3%(4・5ポイント増)。

ハラッサーに厳罰を下すべき根拠とは(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-22 10:37:40
 最近、アメブロ独自の機能である足ぺたからモラハラ被害者応援をされておられる澤田郁さんのブログ(http://ameblo.jp/morahara-net/)を見せていただいた。
 そこで私は寒気のするような話を知ってしまった…。今回取り上げる男は我が盟友でもおそらくはゾンビ呼ばわりするのではないか。

2010年04月20日(火) 22時26分08秒
posted by morahara-net
モラオが書いた離婚届

こんばんは。

モラハラ被害者応援~澤田郁です。
読者登録を沢山して頂きまして有難うございます。

今日は少し体調を崩しておりますので、
明日にはお礼に伺わせて頂きます。

今後とも宜しく御願いいたします。


さてさて。

とあるモラオが書いた離婚届を預かり。

知人とそのご家族と、区役所に届出に行きました。

区役所の職員さん、離婚届をみるなり
「プッ、なにこれ~~~~~???о(ж>▽<)y ☆」

その言葉に、職員さんたちも皆さん寄ってこられ、見た途端、皆さんが大爆笑でした。

「こんな離婚届を見たの初めてですーーー!」
>と笑っていましたが、

離婚する側の女性とご家族は
「いくら離婚するからとはいえ、あんな馬鹿にした態度とらなくても」
と、ちょっと落ち込んでおられました。

でも、私も実はびっくりしていました。

その離婚届は・・・

ほとんどローマ字で書かれていたのです
モラオのママが必死で修正したものの、修正だらけのみっともない姿。

これには、さすがに驚きました。

ローマ字の意図はわかりませんが、
モラオのせめてもの抵抗と、
逃げられた結果の、ヤケの行動だったのかしらね('-^*)/

その女性は、そんなモラオと別れて大正解、ですね。

人生は何歳からでもやり直しができます。
支配下で奴隷のような生活を送るより、経済的に苦しくても
自由に息を吸える環境の方が、とても楽になれますよ!


モラハラ被害者応援します~澤田 郁

http://ameblo.jp/morahara-net/entry-10513497648.html より引用

 いやはや、心身共に寒気がする。
 はっきり言って、日本はハラスメントにはメチャクチャ甘すぎる。他にも強烈なハラッサーが彼女によって告発されているのだ。だが日本社会はセクハラやパワハラを罪として取り締まらない。よくて内容により民法・刑法の適用しか選択肢がない。

 加害者に適用される民法
 民法709条「不法行為による損害賠償」
 民法710条「被財産的損害に対する賠償」
 民法723条「名誉毀損における現状回復」
 加害者に適用される刑法
 刑法204条「傷害罪」 
 刑法208条「暴行罪」
 刑法209条「過失傷害」
 刑法222条「脅迫罪」 
 刑法230条「名誉毀損」
 刑法231条「侮辱罪」
 会社に適用される民法
 民法715条「使用者の責任」
 民法415条「債務不履行による損害賠償」

 これしかないのだから、被害者には絶望感しかない。
 これがフランスなら、フランス刑法で「モラル・ハラスメント罪」がある。

 「他人の権利もしくは尊厳を毀損(きそん)し、身体もしくは精神的健康を悪化させ、または職業的将来を害するおそれのある、労働条件の破損を目的としもしくはその効果を有する反復的行為により他人をハラスメントする行為は、1年の拘禁(こうきん)および1万5千ユーロの罰金に処する」

 さらに新入生いじめに関しては、「暴力や脅迫、性的な暴行の場合を別として、学校や社会教育の場において、相手が望むかどうかにかかわらず、侮蔑的で卑劣な行為を行ったり、あるいは人にさせた場合、それを行った者、あるいはさせた者は、禁固6ヶ月の刑と7500ユーロの罰金を科す」(刑法223-13条)とあるのだ。
 さらにはフランス労働法「ハラスメント」ではこう規定される。

 「自己もしくは他人のために性的待遇を得ることを目的とするすべてのハラスメント行為をこうむったことまたはこうむることを拒絶したことを理由として、いかなる労働者も、採用応募者、研修応募者もしくは企業教育期間応募者も、懲戒(ちょうかい)され、解雇され、とくに、報酬、教育、配置、配属、資格、格付け、昇進、配置転換または契約更新について、直接的または間接的な差別措置(そち)の対象とされない」

 ベルギーやポルトガルでもモラルハラスメントを法律で罰するようになったほか、イギリスでも1997年に「ハラスメント罪」を設け、適用範囲が広いので、仕事に関係するハラスメントにも十分対応できるそうだ。それで、私は日本にこそハラスメント罪を導入すべきであると提案している。基本としては罰金と接触禁止を言い渡す程度でいいのだが被害者が破産に等しい被害を受けたり心身ともに大きな打撃を受けた悪質なケースについては最高懲役20年と罰金2000万円(ただし、これは最低レベルで被害金額が大きければ大きいほど罰金は増やす必要がある)で裁くべきである。
 ヨーロッパは人権への取り組みが非常に優れている。日本は今まで、アメリカばかりまねてきた。しかし、アメリカのシステムは完全に歪んでいるという事が明らかになった今、日本は人権面でも、ルールでも、ヨーロッパから学ばなければならない(ただし、ポピュリズムファシスト首相が大きい顔をしているイタリアや選挙で不明朗な投票が明らかになっているサルコジ自称大統領のフランス、新自由主義なる搾取主義に突出して依存していたサッチャー以降のイギリスはまねてはいけない)。
 教育面でも、ヨーロッパから日本は学べる(たとえば性の早熟化を防ぐには北欧タイプの隠さない性教育が適切である。現にキチンと教えた結果、北欧では性の商業が禁止され、取り締まられるようになったほか、若年者の妊娠や中絶が大幅に減ったそうだ(Wikipedia日本語版他))。ルールある経済には、政治家自身がルールを守らねばならない。残念ながら、舛添某らの「改革クラブ」旧党や「日本創新党」、「たちあがれ日本」、「みんなの党」にはそうした基本は全くない。

マインドファッカーという名の怪物が日本をうろつく(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-14 12:37:59
 マザーファッカー(mother-fucker,motherfucker)とは英語の侮蔑用語。
 文字の原意は母親と息子の近親姦を表す。それから派生して嫌な奴、臆病者、クソ野郎などの意味がある。その用語は元来北米の俗語である。最も早期の形式としては、1889年にテキサス高裁において形容詞的使用の"motherfucking"が記録される。ちなみに親しい人にむかって「Hey mother fucker !」(おいきみ!)などと冗談も含め呼びかけることも可能である。だが侮辱的に捉えることも可能なので多用するのは避けるのがよい。
引用元 Wikipedia日本語版
 「ファザーファッカー」とはイロケジジイのオヤジの意味

 さて、今回新たに私が造語する言葉、マインドファッカーをここに紹介する。
 精神的に他人を搾取しずたずたにするというのが私の定義したこの言葉だ。精神的に話したくないことを話させるよう強要し、それを悪用してさらにゆすりたかりをやらかされ何もかも奪われ私は外出できにくくなってしまった。さらに面会も傍観者への不信感からしにくい状況だ。
 塩谷智美という作家が書いた『マインド・レイプ』 自己啓発セミナーの危険な素顔[三一書房刊]ではこの言葉に類似した言葉が使われている。主に新興宗教団体や自己啓発セミナーなどによる、人格への攻撃→団体への依存→利益の吸い上げという構造により、精神的なダメージを受けることをこの本では「マインドレイプ」と呼ぶ。
 当然、モラルハラスメント、パワーハラスメントなどはその序の口にすぎない。そして、最悪の場合は私が経験したようなマインドファッカーによるマインドレイプが堂々と行われ、被害者は死ぬまで泣き寝入りである。最悪になると、漫画家である内田春菊の自伝的小説「ファザーファッカー」で出てくるようなおぞましい近親相姦が堂々と行われてしまう。ゆがんだ支配欲を持っている養父による性交の要求に実母が人身御供として差し出した結果、彼女はさんざんな苦しみを受けた。そして、家庭は完全に崩壊してしまった。
 その後内田は漫画家として成功し実母は妹と一緒に内田の稼ぎを当てにして東京に来たのだが内田は彼らに絶縁を言い渡した。内田にとってみれば彼らは傍観者にすぎない。傍観者になればもはや他人同然である。ハラスメント被害者にとってみれば傍観者も加害者と同意である。
 家庭がゆがんでしまい、何もかもおかしくなって最後は孤独死だったケースもある。タレントの飯島愛である。実家はそこそこ富豪だったが、子ども時代の彼女に虐待としか思えないような躾(いくつもの習い事をさせたり、文学などの本を丸ごと書き写させようとしたり)を強要していた。これで反動がきたのか、中学校の時に家出を繰り返し、グループ間抗争で暴行被害を受ける、万引きまでして、高校も一ヶ月程度しか通えず中退している。成人してからは、若い本命の男に貢ぐために、複数の年上の男性から貢がせていた。さらには友人の女性からも借金をして、その本命の男に貢いでいたようだ。そうして作った借金を返済するために、AV女優になったのだという。
 問題を起こす人間には育ちの環境になんだかのモラルハラスメントが絡む確率が高い。内田の私生活だって、ここでは触れないが決してほめられるようなものではない(ただし昔の家庭論に固着する人にとってだが)。だが、マインドファッカーによるマインドレイプを受けた結果、ここまで悲しい犠牲者が出る。私はハラスメント罪を一刻も早く制定し、厳しく取り締まることが社会の安定には欠かせないと考える。
 ウーマンリブを叫ぶ前に、Human Liveを叫ぶべきだ。マインドファッカーが堂々と大手を振って歩けるからゆがむ。

合理性と情(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-07 08:03:45

 今回は合理性と情について、考えてみたい。
 パワハラ被害を受けて分かったことがある、というのはうわべだけの言葉では被害は癒せない。傍観者どもはうわべだけの言葉は上手でも、問題に対処できるだけの能力は皆無である。
 私が図書館通いをやめたのはいわば、効率性の観点である。資源・財の配分について無駄のないことを意味するこの言葉が、今の私を支えているに等しい。傍観者どもとコミュニケーションをとることは無駄な時間を費やすことに等しいと気がついたからだ。
 さらに、小中学校からのアルバムを燃えるゴミに出したのは合理性である。三省堂からでている大辞林ではこんな意味がある。

(形動)(1)論理にかなっているさま。因習や迷信にとらわれないさま。「 な考え方」(2)目的に合っていて無駄のないさま。「 な作業手順」

 アルバムは過去を懐かしむものだが、私はいじめ被害を受けていた。懐かしむべき過去は苦々しい過去であり、振り返る必要性は皆無だ。この事に気がつけばアルバムはいらない。加害者連中は何とも思わないのだから、私は存在そのものを意識から消せばいい。
 親は「そこまでしてもったいない」と言っているが私はぜんぜんそうは思わない。何故なら、ハラスメント被害が発覚した後の対応は真の加害者への制裁がないままその場しのぎの対処に終わったからだ。ハラスメント被害では真の加害者への制裁が伴ってこそ被害者の再生に初めてつながる。
 そこで、私はスウェーデンにならって徹底した合理主義、無駄を排除することにした。ハラスメント被害者が傍観者との面会を断ることは理にかなう行動である。面会規制を今後も続けると決めているのは、面会して何が得られるかだ。得られない面会なら意味はないのだ。
 傍観者どもは「ひがんでいる」とほざくだろうが、私はそう思わない。私は無駄な時間を費やすことに嫌悪感を感じているだけである。嫉妬におぼれる時間に身をゆだねるぐらいなら金稼ぎにこそ時間を費やしたいほどである。

人生の価値観は一つではない(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-04 09:29:02
 NHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」(原作・武良布江 水木しげる夫人)が始まったが、一つ不愉快なシーンがあった。
 当時の時代背景も考慮すればやむを得ないとは思うが、ハラスメント被害者にとっては不愉快この上ない。

 主人公の父親である源兵衛(大杉漣)は姉のユキエ(足立梨花)に見合いをさせるために、ユキエの勤める学校に乗り込んで、無理やり教員の職を辞めさせる始末だった。

 これは、もう立派なハラスメントである。当然反発したユキエは家出して抗議したが最後に源兵衛の意向を受け入れた。それしか選択肢がない、無理に納得させているような印象だ。
 これを、以前取り上げたラブハラ(ラブハラスメント)の事例でいえばこうなる。

 結婚・お見合いのしつこい強要。
 性交経験のないまたは少ない男女を、侮蔑・罵倒する。
 相手の見た目やイメージによって恋愛経験の有無を決めつける。
 恋愛経験のない人あるいはそのように見える人に、公共の場で故意に恋愛経験を尋ねる。
 恋愛に価値を認めない人に対し、恋愛の素晴らしさをしつこく語る。

 NHKの人権感覚には背筋が寒くなる。ハラスメントというのはユーロでは立派な犯罪として取締対象だ。我が盟友がハラスメントについては「人間アレルギー」「殺人奨励社会」という造語をつくって説明したが、ハラスメントを悪化させるのは周囲の傍観者どもである。
 ドメスティックバイオレンスやセクハラだけが取締対象では、残念だが日本はまだまだハラスメントの持つ悪影響を理解しがたい。

 私はこの結果を当然であると考えている。
 まあ、最初から私は結婚する気はない。私は合理主義者で、結婚の意味とは何かを考えたためである。しかも、ハラスメントの社会そのものを解決しない限り他人への嫉妬が増すのが今の日本である。そうした社会にはハラスメント罪を導入して裁けばいいのである。
 私は結婚式には出ない宣言をしているので、誰それが結婚しただので聞く必要はないし聞きたくもない。だから、誰が結婚しようとも興味はない。問題はその人物の中身に尽きるのである。例えばDV被害者が結婚しで幸せになったかといえば、それは相手によりけりで難しい。この種の話はゴマンとある。
 私は中身のない人間を相手にしたくないのである。例えば北野武のような有名無実の手合いよりは無名有実の人なら話になる。お金持ちであっても、わいせつビジネスで稼いでいるのなら私は軽蔑する。無秩序の自由は犯罪の自由であり、例えば「冬のソナタ」でペ・ヨンジュン氏扮する主人公のライバルを演じたパク・ヨンハ氏が体調不良で徴兵に応じられなかったことを疑ったり、日本で売れたことを妬んで「日本人になれ」と誹謗中傷した輩など、立派な罪人ではないか(その結果、様々なトラブルに苦しんだ彼は自殺に追い込まれた)。
 こうした誹謗中傷した輩と結婚しても幸せにはなれない。むしろ、むしろに座らされているに等しいのである。そして、ストレスが貯まれば弱者にそのうっぷんを晴らすなどしてその場しのぎの解決に走るのが今の日本の実態である。
 それならば、根っこから断ち切るべきだろう。また、単に机の上に座って勉強してキャリアを磨くのではなく、仲間と共に学び歩む姿勢に転じるべきで、そこから人としての広がりを作っていけばいいのであり、絆は底から生まれてくるのだと思う。そうしたものこそが大切にされてこそ、結婚へとなるのだろうと思う。だが、私は様々な事情により出来ない。
 私は徹底的に情を封じ込めてきたのは人を動かすのは理であると知っているためだ。ハラッサーに対して戦うには徹底的に連中はものとしか思わないことだ。
 また、私は援助交際するサイドも厳しく嫌悪している。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100824/crm1008242102022-n1.htm

甲子園常連校の教諭も逮捕、少女500人に金も払わず…児童買春クラブの実態
2010.8.24 21:00

 小学生から高校生までの少女を中学校教諭などの客に買春目的で斡旋したとして神奈川県警少年捜査課は児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、東京都八王子市の無職、A容疑者を逮捕した。A容疑者は5年前から首都圏と関西圏で大規模な会員制援助交際クラブを運営していたが、約500人の少女がヤリ逃げされていたというからア然とするばかりだ。(夕刊フジ)

 A容疑者の逮捕容疑は昨年9月~今年5月、同容疑で逮捕された横浜市こども青少年局職員(40)や山梨市立中学教諭(50)、甲子園にも出場した兵庫県西宮市の私立報徳学園中学・高校教諭(49)ら5容疑者に当時14-17歳の少女らを紹介し、現金2万6000円-5万7000円を支払わせ、ホテルなどでエッチさせた疑い。
 同課によると、大学卒業後に職を転々としたA容疑者は、5年前、得意のパソコンを使って社会問題だった児童買春で「ひと稼ぎできる」と思いついた。携帯電話向けサイトで少女のメールアドレスを見つけては「いいバイトがあるよ」と誘い、応じた少女にプロフィルと写真を登録させた。
 一方で援助交際相手を探す掲示板に書き込みをした男らに「かわいいJ(女子高生)やC(中学生)がいる。会員制なので安心して遊べますよ」とメールを送り、返信した男らに買春クラブのアドレスとパスワードを送っていた。
 客の男らには前日までに架空口座へ買春代を振り込まさせて、待ち合わせ場所をセッティングしていた。少女らに報酬は「4~5回分まとめて支払う」と説明しつつ、音信不通になる手口で全額を横取り。県警に別の事件で補導された少女が、ヤリ逃げ被害を訴えたことから被害が発覚した。
 捜査幹部は「被害者の多くは女子中学生から高校生で、『12歳の小学生もいた。これまでに500人を紹介した』と供述している。A容疑者の連絡手段はすべてメールで済ませ、客と少女には一度も直接会うことはなかった」と話している。

Copyright 2010 The Sankei Shimbun & Sankei Digital

 勝った方も悪いが、売った方の罪はもっと悪いではないか。
 彼らが売るのだから、需要が生まれるのだ。供給を絶つしかない。中身を私たちはシビアに要求しなければ、社会は腐敗したままである。無論、それは私たちにも鋭い要求になって戻ってくるがそれでもいいほうだ。要求するだけ答えねば民主主義の意味はないのだからだ。それを放棄するものは生きることへの責任を果たしたといえるのだろうか。果たしていないのなら、あの宅間某や金川某のような犯罪者や瞬間湯沸かし器の欠陥をそのままにしたパロマグループと同一視されても文句は言えまい。
 こうした現実を踏まえれば、真の被害者には時間をかけることで治療を行うことは欠かせない。ちなみに私は徹底的に過去を捨て去った。アルバムも捨て、傍観者の状況も一切聞かないようにした。そうすることで徹底的に合理主義へと自らを導かせるようにした。そして、将来のシュミレーションを繰り返すようにした。
 それしか、自分を徹底的に磨くすべはないのである。
 

2012年02月09日
誕生論
 今回は誕生論ということで。

 足下をきちんと見据えて(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-03 06:05:47
【イタすぎるセレブ達】スーザン・ボイルさんついに豪邸購入か。しかし本人はあくまでも 。2010年3月29日 11:10

 デビュー・アルバム『夢やぶれて/I Dreamed a Dream』の大ヒットにより、今や世界中で引っ張りだこ。ここまで売れてしまっては、スコットランド・ブラックバーンにある市営住宅でのつましい生活とは、やはりお別れしなければならないようだ。スーザン・ボイルさんは今、豪邸を購入しようとしているのだが 。
 2007年に母を亡くし、今は賃貸契約の市営住宅に一人暮らし。今年1月の空き巣被害には心底震え上がったボイルさんだが、周囲の住民も驚くような最新セキュリティ・システムをそこに設置するのは考えもの。彼女は新築の一軒家への引っ越しを考えていた。そんな彼女が今まさに契約しそうだと言われているのが、この写真の物件。現在の住まいからも近い所の5ベッド・ルームの新築で、裏手には小川が流れているという静かな環境。値段は日本円で4000万円ちょっとのようだ。4月1日の『読売日響グランドコンサートfeaturing スペシャル・ゲスト/スーザン・ボイル』のため、間もなく来日するボイルさん。49歳の誕生日は東京で迎え、その後はオーストラリアに向かう。世界の一流ホテルを転々とし、グルメなレストランにばかり招待されるセレブな生活が続いているが、「どうにも贅沢には不慣れで困っています」と苦笑するボイルさん。本音を言えば、住み慣れた市営住宅のわが家の香り、雑然とした雰囲気が一番好きなのであろう。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手) 
COPYRIGHT 2007-2010 MEDIAPRODUCTSJAPAN CO,LTD.
http://japan.techinsight.jp/2010/03/yokote2010032910360.html

 テレビ朝日「ワイドスクランブル」で取り上げられていたので、私も取り上げることにした。
 スーザン・ボイル女史の足下を見据える姿勢には大いに拍手したい。この姿勢、石井慧や高橋大輔は大いに見習わなければならない。二人とも我が盟友がこの前のコラム・「アイドル狂想劇」で痛烈に批判をかましている。二人のファンには申し訳ないが、私からはこう言っておきたい。
 まだ批判されるだけ花であり、朝青龍や国母某のように誰からも相手にされなくなればもうおしまいなのだ。私自身、高橋について言えば、まだ進化すると考えている。だからこそ、心も進化してもらいたいのだ。ちなみにボイル女史に所属先のソニーミュージックはロサンゼルスへのメイド付きの豪邸引っ越しの申し出をしたそうだが、この事については次のニュースでお答えする。

中年歌姫スーザン・ボイルが、愛猫のために豪邸への引っ越しを拒否(ペットオフィス) 2月13日配信 カテゴリ:海外
 イギリスの おばさん歌姫 ことスーザン・ボイル(48)が、レコード会社の用意した1000万ポンド(約14億円)の豪邸への引っ越しを、愛猫の将来を考えて断っていたことがこのほど判明した。
 昨年大晦日の第60回NHK紅白歌合戦にゲスト出演したことで日本でも高い知名度を誇るスーザン・ボイルだが、じつは世界的な名声を得た後もスコットランド中部のウェスト・ロージアン州の生家で、愛猫ペブルスと つましく 暮らしている。
 生家は政府助成の公営住宅で、10歳になるペブルスはもちろんスーザン自身もこの家を離れたことがない。
 「デイリー・エクスプレス」等が伝えるところによると、1月26日にスーザン宅に不審者が侵入。ちょうど帰宅したスーザンと鉢合わせし、あわてて逃げ出すという事件が起きた。
 スーザンの身辺の安全を重視した所属レコード会社ソニー・ミュージックの米国幹部は、カリフォルニアに大邸宅を用意し、このほどスーザンに提供を申し出たが、意外にも断りの返事がきたという。
 「ペブルスは生まれてこの方、ずっとこの家で暮らしてきたので、引っ越しはしたがらないと思うんです。ペブルスを置いてカリフォルニアに移り住むなんて考えられません。たとえ飛行機の旅に耐えられたとしても、ペブルスは海のそばには住みたがらないでしょうし 」
 そう語るスーザンに、ソニー・ミュージック幹部は「家政婦と専任アシスタントと運転手もつけるから」とさらに説得を試みたが、彼女の考えは頑として変わらなかったという。
 さすが信念の人。愛猫の命は豪邸より重い 。 
(C)ペットオフィス
http://pets.yahoo.co.jp/news/n2010021301.html

 ボイル女史の信念は長い間苦労を重ねてきたことから生み出されたものである。
 おそらく、浅田真央選手やキム・ヨナ選手、織田信成選手には彼女の思いは理解できると思う。彼らは様々な困難を乗り越えてきたのだ。さて、この前我が盟友から残念な話を知らされた。tetuなる捨てハンドルネームを使った違法投稿者からの「回答」が来たそうだが、我が盟友があきれるほど、我々の見解を踏まえた回答とは言い難かったそうだ。
 今回、ボイル女史のエピソードを引用させてもらったが、ここから鋭い感性の持ち主の人は傲慢な姿勢や思いやりのないやり方を私が批判しているのだと言うことを見抜く。tetuなる投稿者もどきに警告する。インターネットから潔く撤退し、図書館で毎週10冊以上のノンフィクションの書籍を借りて読むこと。それからコメントするなら大いに結構だが、感情的な「コメント」は毒でしかない。なので、今後tetuなる人物の「コメント」は一切受け付けない。
 最後に警告する。潔くメールフォームを通じて謝罪文を出すこと。それしかかの人物に残された選択肢はない。さらに、警告しておこう。このまましらを切ればIPアドレスやアクセス元、アクセス地域も含めて公表された上、忍者バリアなるアクセス制限ツールでアクセスを禁止する。それがいやなら、謝罪するしかない。我々は違法投稿者の犯罪には厳重に対処する、そしてその処分の結果は違法投稿者が責任をとらねばならない。
 いずれにせよ、違法投稿者には責任をとってもらう。

 誕生と言うことは、幸せと同時に苦しみが生まれるわけだ。そのことについては以下のコラムで示している。

2011-05-09 07:35:34
他者との比較は劣等感に繋がる(小野哲)
テーマ:人生

今回はアメンバー限定コラムとさせていただきたい。
 こどもの日に、実に嫌な話を聞かされた。母親のしりあいで私より一歳年下の娘さんが母親と出会い、現状を話したらしい。何人子供がいるだの、家を新しく買っただのと自慢話もどきを散々聞かされて、思わず心の底で耐え難い不快感や嫌悪感を覚えた。俗に言う、『勝ち組・負け組』である。
 まず、この心境は客観的にいえば確実に嫉妬の感情である。それと同時に、比較による劣等感をかなり刺激されてしまった。現在、私は心の事で様々な行動に出ている。その対策をしている最中にやられたのだから、激痛である。また、ハラスメントにより心身共になにもかも奪われた私にはかなり堪えられない苦痛を感じた。その喪失感は未だに癒えない。しかも、ハラスメント加害者どもは何の贖罪すらしていないのだ。
 香山リカ氏(立教大学教授)の『しがみつかない生き方』という本を読んで、ホッとした直後にこれでは、もうダメだ。他者との比較は劣等感に結び付き、それが暴発すれば取り返しのつかない犯罪になりかねない。その劣等感は憎悪になり、憎悪は更に雪だるまのように拡大し、暴走するものでもある。未だしも暴走を食い止めているのは、ブログによるコラムという場所があるからだ(ただ、秋葉原殺傷事件の被告(控訴中)みたいなケースもある)。
 私は必要最小限の面会にしているのは、ハラスメント加害者や傍観者との関わりを拒み、実用性を重視することで傷の回復に向けて動こうとしている狙いがある。自慢話も聞いているだけ時間の無駄だと思っている。徹底的に効率性を重視した行動に切り替えて傷の回復を計っている努力の最中にそれをぶっこわしたのだから、ガッカリした。さすがに、私は『その人は今や関係ないし、興味もない』と突っぱねたが怒鳴ってその場を壊すつもりはなかった。
 私と同世代の周辺で未だに独身なのは私達兄弟だけだ。だが、私はある疑いに気がついてから、『死ぬまで独身でいい。お一人さまの人生で結構だし充分だ』と居直る事が出来た。独身を貫く意向は前からあったが、その疑いを知ってから、精神的に楽になった。
 これはある意味、独善そのものかもしれないが、そうすることしか、改善する術はなかったのだ。抜本的な解決法とはハラスメント加害者に厳罰で対処し、被害者に与えた被害額と精神的苦痛への損害賠償だけしかない。それしか現実的な解決法はない。それをマンガと決め付けるサイドがマンガそのものでしかない。いえば『黙って泣き寝入りしていろ』と発言していることと同義であり、加害者と同義でしかない。
 傍観者どもには『せいぜい幸せになってくれ』としか言いようがない。私が負った傷は私自身にしか痛みは分からない。痛みと向き合わない人に言われても、何にも関係はないのだからだ。冷たいと言われようとも、心の問題と向き合っている最中に口は出される筋合いはない。むしろ幸せを祈られているだけありがたく思えといいたくなる。
 アメンバー限定コラムを読んでおられる方々にはわかるかもしれないが、記憶は記録に格下げしやすいが、その逆は稀なことである。記録はやがて砂丘の中にうもれていくオアシスのように人々の中から消えていく。ハラスメントを連想させかねない為、小学校から大学までのアルバムを全て容赦することなく処分した私には、過去の出来事とやらは記録以下にすぎない。そこに心がなくなれば、記憶は記録に格下げし、最後には消えて跡形もなくなるだけだ。
 やがて私にとっては傍観者のいう事はおろかその存在など、真昼の幽霊としか思わないことになりそうだ。それはそれでいい。私の記録から、傍観者は全て次々と排除しているだけである。記録する価値すらないのだから、せいぜい幽霊の如く、さ迷っていたらどうかとしか思えない。
 それとも、皮肉屋でもある我が盟友の皮肉でも浴びてもらおうか。

2011-03-23 17:36:50
色のない鮮やかなもの(小野哲)
テーマ:モラハラ

 今回は久々にアメンバーコラムとさせていただきたい。
 記憶について、皆さんはどう考えるだろうか。ハラスメント被害者である私はこの事を考えているが、それが色のない鮮やかなものだと言うことに気がついた。色のない鮮やかなものだから、心にずっと残るのだ。
 では、ハラスメント被害を色で言うならば、おどろおどろしい、もしくはまがまがしい色そのものである。そういう被害者にとっては、記憶とやらは苦痛そののであり、凄まじい闇であることは言うまでもない。だが、そうした人達に要求するのは無理な論理である。
 ハラスメント被害者には3つの選択肢がある。戦う、泣き寝入りして閉じこもる、それが最悪の場合は自殺という3つだ。泣き寝入りして閉じこもるというのは、色のない世界に逃げ込むということであり、そこには人の温もりは感じられない。戦う場合は、傷つくことも承知でないとならない。そして、最悪の選択肢は何もせずに自ら死を選ぶことだ。
 これで、ハラスメント罪が日本に必要であることが分かるだろう。ちなみに私は記憶とやらは頼りにしない。ハラスメント加害者に善意で対応する事は、ゴキブリにモラルを期待するに等しいのであり、ハラスメント加害者は物体にすぎないと考えている。また、傍観者もハラスメント加害者の一部にすぎず、私は『せいぜい幸せになってくれ。俺には関わるな』としか思わない。
 言うならば、私の世界の色ではない人に関わられても、結果は出ないだけだからだ。だから、誰其が結婚した、出産しただので騒ぐ暇は私にはないし、興味もない。言ってしまえば、宇宙人の世界を眺めているだけなのかもしれない。そうした意味では私は合流主義であり、否定はしない。

 誕生と言うことは、喜びと同時に苦しいこととも闘っていかねばならない側面がある。
 また、快楽におぼれやすい側面もある。

2009-07-07 21:17:28
道徳的自主教育(小野哲)
テーマ:国家、人権

ネットサーフィンをしていたら目も耳も疑いたくなるような話を知った。韓国の小中学生を中心にウェブカメラで信じがたい場所を撮影して世界中にさらすことがはやっていたというのだ。詳細についてはあまりにも生々しすぎるため伏せることにしたい。
 ともかくこれでは児童ポルノはなくなるわけがないと納得した。保護しようとする人の目をかいくぐって自らしでかすのだ。言わば送り手そのものをどう封じ込めるかが児童ポルノ封印の最大の鍵なのであって、受け手はその送り手の誘惑に負けるのが落ちだ。だが、負けた方にも非があることは確かだ。
 そこで私は道徳的自主教育をお勧めしたい。これを思想の念頭に置くことが大切で、「人が嫌がることを他人に押しつけるな」「人が顔をしかめるようなまねはしない」を念頭にすれば全くと言っていいほど違う。二宮尊徳という思想家はトップに対して責任を率先して取れば下が姿勢を改めると指摘している。一番効くのは親子ごと罰金を取る方法だろう。これは親の躾に明らかな問題があるからだ。
 だが、この思想を完成させるには二つの視点が必要だ。文化的な違い、宗教的な倫理とギャップをどう埋めるかが鍵だ。我が盟友の中国の故事からだが、言葉までは忘れてしまった話がある。ある国で国王の一族の娘たちが男装し、それが下々まではやってしまったことから国王は男装禁止令を出した。だが、下々の人々は男装禁止令を無視した、それは国王一族の娘たちがやっているからだということを家来が指摘したことから国王は自身の一族の娘から禁止令を率先し、漸く男装禁止令は徹底されたわけだ。
 このことから、人の上に立つものが率先してルールを守ることが求められるわけだ。
 昨日7月6日夜7時、テレビ朝日系列で放映された報道ドキュメント宣言という番組で痴漢冤罪を取り上げていた。
 この中で思ったのだが科学的な視点が求められる裁判の場所に屁理屈だけ持ち込む間抜けな裁判長たちの姿が見えた。植草一秀氏が科学的に無罪であるのにも関わらず国家のねつ造した証拠だけに基づいて懲役刑を支持した最低裁をみれば、無法な連中はおろか一般市民も法律を無視するのは目に見えている。
 司法の場の民主化を求めたい。まずは科学的知見に基づいたフェアな判決を出すことだ。そこには社会学、心理学などの様々な知見に基づいて判決を出してほしかった。

Neutralizer加筆:因みに我が親友が取り上げた故事には逸話がある。その国には当時仕官したばかりの有名な貴族がいた。彼は当時の王に向かって「王が外で禁止令を出しておきながら一族には許可しているのは牛の頭を看板にして馬肉を売るような詐欺をする肉屋と同じです」と諫言した。その結果は我が親友が挙げた通りである。更に彼の言葉が周囲に伝わったが途中で牛の頭が羊の頭に、馬肉が狗肉と間違って伝わってしまった。即ちこれが『羊頭狗肉』の語源である。(宮城谷昌光氏の小説より引用)
 報道ドキュメント宣言は私も見たがそれ以前に他の報道番組で警察のごり押し的な証拠や証言を一方的に信じ込んでしまう裁判官はちゃんと自分の信念で判断し、判決を下しているだろうか?むしろ政治家や官僚と同じで象牙の塔に篭って放漫な判断をしているとしか思えない。裁判官も現場主義を採用し、外に出て自分の目で確かめた方がいいのではないか。

 また、誕生から成長に伴い、持つものが増えてくると思う。そこで私は以前、このようなコラムを書いた。

2011-01-28 11:46:57
断捨離を考える(小野哲)
テーマ:ブログ

 今回は、最近ブームになっている断捨離という事を取り上げる。

「断捨離」
電通 電通総研 ヒューマン・インサイト部長 四元正弘
2010/12/14
http://adv.asahi.com/modules/keyword/index.php/content0035.html


 断捨離(だんしゃり)とは、物理的・精神的な意味で、自分にとって不要な対象を切り捨てて身軽になって、シンプルなライフスタイルを目指すこと。
 もともとは、外から不要なものが入ってこないようにアクセスを断つ「断行」、身の回りの不要なものを捨て去る「捨行」、不要な執着から離れて精神的に自由である状況を生む「離行」というヨガの用語を元に、ヨガ・インストラクターをしていたやましたひでこ氏が生み出したキーワードである。
 最近になって、女性誌やテレビ番組で特集されるなど一気にブレーク。今や、やました氏の断捨離関連書籍は計30万部超に達し、セミナーなどでもひっぱりだと聞く。
 モノの過剰、情報の過剰、人間関係の過剰、観念の過剰など、現代人の生活は多種多様な「過剰」で充満しているが、皮肉なことに表層的には豊かであるがために、その内実はむしろ貧弱になっているのではなかろうか。断捨離が支持されている背景には、そのような現代人の反省がありそうだ。
 加えて、エコロジー意識の高まりを背景に強まりつつある、大量生産・大量消費を良しとしない風潮も、断捨離人気の追い風となっているようだ。

 ただし、何でもかんでも捨てて世捨て人のように暮らしたいというわけでは、もちろんない。あくまで、不要なものだけを捨てるのであって、自分にとって重要なものはむしろ大切にしようという気持ちも、この断捨離には込められている。
 電通総研では「消費気分調査」と題して、リーマンショックが冷めやらぬ2009年3月を皮切りに四半期ごとに生活者の消費意識を定点観測しているが、それによるとこれまで一貫して増え続けているのが「消費のメリハリ志向」である。すなわち、こだわりの対象には支出を惜しまないが、そうではない対象には節約を徹底するという、1人の生活者の中で消費の二極化が起きているが、これもまた断捨離の一形態と言ってよいだろう。
 従ってマーケティング的には、「断捨離=消費離れ」と簡単に決め付けずに、こだわり志向・本物志向・エコ商品志向などへ誘引する心理的パスとして、断捨離というキーワードを上手に活用する知恵が求められる。

 さて、改めて考えてみると、この断捨離の意味するところは決して目新しいものではないことに気付く。シンプルライフやスマートライフというおなじみのキーワードとも重なる部分が大きいし、2000年に話題になった新書「捨てる技術」もほぼ同様の主張である。それにもかからず、今これほど注目されているのは、以下の二つの要因があるように思われる。
 ひとつは、ヨガ思想を背景にしているという物語性があること。ヨガの精神的イメージが断捨離というキーワードに思想的深みを付与しており、それが結果的に悩み多い現代人への癒やしにつながっているようだ。
 そして、どちらかと言うとネガティブな意味合いの漢字3文字を並べた見た目と、そして口に出して読んだ際の語感の、二重のインパクトも見逃せない。情報が過剰にあふれている現代においては、このように言葉自体のインパクトが重要であることを示唆する。巧みなキーワードを作るノウハウとしても、この断捨離は注目に値しよう。

 その後、記事は抜けていたのだが趣旨を述べて言えば私自身、過去を捨てる作業をしている。
 旧ブログから今のブログに移転する作業もこの種の行動と同意である。また、過去の写真やアルバムを捨てたこともこの行動と同じであり、今の私は過去に振り回されなくなりつつあるとは思う。記憶と記録はあくまでも別のものに過ぎないのである。
 そうしたことも、誕生から積もり重なったことである。そうしたことを捨てていくこともまた、人生の一つに過ぎない。

2012年02月18日
著作権の悪用は権力者の願ったり適ったり
 今回のコラムは著作権法について取り上げる。

規制をかけても無国境では通用しない(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-03-18 10:27:56
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2710172/5502485
トップ > ライフ・カルチャー > ライフ > 記事
東京都の児童性描写規制案に反対、漫画家らが共同声明
2010年03月16日 16:20 発信地:東京

【3月16日 AFP】東京都が漫画やアニメ、ゲームソフトにおける児童の性行為描写規制を強化するため都議会に提出した青少年健全育成条例の改正案をめぐり、ちばてつや(Tetsuya Chiba)さんや里中満智子(Machiko Satonaka)さんら漫画家が15日都庁で記者会見を開き、改正案に反対する姿勢をアピールした。
 都議会の与党・民主党(Democratic Party of Japan)議員に向けた共同声明の中でちばさんらは、改正案が表現の自由を侵害する恐れがあると指摘している。
 19日の都議会総務委員会で採決される改正案は、18歳未満と判断される子供を「非実在青少年」と規定し、こうした子供の性的行為を描写した作品を青少年に販売しないよう業界に規制強化を求めている。さらに、性暴力などの描写を含む著しく反社会的な作品は不健全図書に指定し、青少年への販売・閲覧を禁止するという。(c)AFP


 この条例改定案には私も反対する。
 理由は「殺人事件を起こしかねないから包丁を取り上げろ」と言っているに等しいからだ。確かに、我々の目からしても「これは少年少女誌にそぐうのか」と思いたくなるような作品はある。だが、それは表現者自身のモラルに任せるべき事だ。
 たとえば藤子・F・不二男のドラえもんなんか、それこそ某キャラクターの入浴シーンがでている。それすら隠せと言うのか。これではおかしな話ではないか。児童ポルノ問題で問題になるべきは、受け手への徹底した教育が不在のまま禁止ばかりが突っ走ったことだった。
 たとえば少女のヌード写真は20年前までは自由だった。そこをいきなり禁止ではおかしな話で、徹底した生物学的な知識を教え込むことだ。そうすれば、マトモな感覚を持った人は馬鹿げた事をしないだろう。スウェーデンの性教育を一度日本で実践してみる必要はある。そうしてから、考えてみるべきだ。
 それと、規制をかけても今は国境のないインターネットによりボーダーレスの時代になった。規制の緩い国からの情報が流れるのがオチである。それでは、単独規制をかけても意味がないのだ。おそらく、ドラえもんで修正された個所を著作権者に無断でアップデートする動きが出てくるではないか。児童ポルノが規制された際にもインターネットに情報が流れてかえって意味がない結果になっただけだ。
 それすら気がつかないとはフランコ石原のオツムもかなりボケている証拠なのだろう。いずれにしても、この程度の「知事」を選べなかった東京都民を哀れに思うしかない。

Neutralizer加筆:因みにこの規制案、都のPTAは賛同している。この事で思い出したのだが、戦後に『漫画を読むと馬鹿になる』という根拠の薄い考えがあり、『悪書追放運動』なる運動が当時の親世代で起こった。その時、今は亡き漫画家の手塚治虫が「活字がご飯なら漫画はおやつである」と反論したのは有名である。
その後運動は終極したが、今またこの運動が復活しようとしている。だが我が親友が言ったとおり、インターネットが普及している今日では無意味である。だが猥褻な表現が暴走していることも確かだ。だからただ規制するのではなく、遅れている性教育を充実させることが先決ではないのか。


ネットで悪事を伝授することが表現の自由か!?(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-07-04 07:27:04
 児童ポルノでこの前1億円の利益をあげていた輩どもが逮捕された。
 この児童ポルノ問題は公序良俗に反する動画や画像でオマンマが食べられるようになっているのが問題であり、そこから断ち切る必要がある。そのためには包み隠さない性教育で性交を道徳面で規制させる必要がある。更に児童ポルノ(特に援助交際・未成年相手のわいせつな行為に限定)についてはインターネットホットラインセンターに援助交際サイトと同様に積極的に通報し、彼らを通じて警察に動いてもらうのが現実的である。
 だが、更なる問題がある。ネット犯罪の特徴である模造犯の続出である。この前のマツダ連続殺傷事件では秋葉原連続殺傷事件、荒川沖連続殺傷事件とも共通している面があまりにも多い。被疑者もしくは被告人が周囲から何だかのハラスメントを受けていたことだ。
 その果ては殺傷事件である。被疑者・被告人にハラスメント攻撃をしていたハラッサーは何とも感じないだろう。だがハラスメント攻撃を受けた被害者は復讐を伺う。その手段は図書館、ネットなどにごろごろ転がっている悪事伝授サイトの存在だ。児童ポルノ(特に悪質なケース)ではyourfilehostを悪用した原版で保存されている。
 つまり、ネットに違法行為の手引があるのだ。それで爆弾を作って逮捕された高校生もいる。一時期、YouTubeに著作権違反のビデオが投稿されていたが、今や極右中国のyouku.comやtubou.comにアップデートされている。結局、モグラ叩きになっているのだ。YouTubeではヘイトスピーチが相変わらず蔓延る始末。
 ショスターコーヴィッチの「室内交響曲」が現実に、一般化しているわけでたまったものではない。しかも無防備である時を盗撮して商業ビデオで販売しているんだから、社会が監視社会に移行しているのだと言うしかない。ザ・コーブなる盗撮映画の負の成果は明らかにネット極右を活性化させた。ネット極右は監視社会のツールでしかない。そんな連中を許していいのか。
 要するに、ネットで悪事を伝授することが表現の自由の一つと言っているに等しいのだ。それは本当に表現の自由なのか。我々は自由を貪るだけではなく、ルールに従い行使する義務がある。

 児童ポルノ問題にしても、ファイルのオンラインストレージサービスや動画サイトに逃げ込むケースが後を絶たない。
 これが漫画などの著作物ならなおさらだ。


無断電子化の悪夢(小野哲)
テーマ:media
2011-02-05 02:55:46

書籍の違法コピーDL損失額が30億ドル近くに、米国書籍市場の1割
 書籍や雑誌、新聞の違法ダウンロード対策サービスを提供している米Attributorは14日、25の主要ダウンロードサイトにおける書籍の違法コピーのダウンロードによる潜在的損失額が、27億5000万ドルから30億ドルに上るとの調査結果を発表した。これは、米国の書籍市場の年間売り上げの約1割に相当するという。
 Attributorでは2009年10月から90日間にわたり、統計を公開している4つのダウンロードサイト(4shared.com、scribd.com、wattpad.com、docstoc.com)における、書籍913作品の違法ダウンロード状況を監視。計320万回のダウンロードがあったことを確認した。
 一方、2009年7月から12月の間に寄せられた5万3000件を超える削除通知の比率に基づき、25のダウンロードサイトについて、書籍の違法ダウンロードに占めるシェアを算出。上記4サイトのシェアが合計36.4%であることから、全25サイトにおいて違法ダウンロードされた回数が約900万件を超えると推計した。さらにAmazon.comの小売価格に基づき、合計損害額を3億8000万ドルと見積もっている。
 ジャンル別でダウンロード数と損失額も大きかったのは、「Business and Investing」分野だった。この分野には例えばSteven Levitt著の「Freakonomics」などが含まれている。また、技術書が含まれる「Professional and Technical」部門と、科学書が含まれる「Science」部門でも損失額は大きかった。
 特に「Business and Investing」では、1冊当たり1万3000回の違法ダウンロードが行われていた。また、上記3分野では、1冊当たり100万ドルの損失があったとされる。
 さらに、調査のサンプルとした913作品が米国の書籍市場に占める割合が13.5%であることから、市場全体における違法ダウンロードの潜在的損失額を約28億ドルと推計した。
 なお、今回の調査では、違法ダウンロード行為が行われなかったと仮定した場合に、購入されたはずの書籍数についての推計は行われていない。
 電子書籍市場が注目を集める中で、これまでの音楽、映画だけでなく、書籍の違法ダウンロードにも注目が集まりつつあるだけに、今回の調査結果は興味深いたたき台となりそうだ。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100119_343268.htm

 この前話した山花典之氏の被害については私のほうからACCSに正式に通報した。
 恐らく何だかの刑事上の責任追及が行われるであろうが、初めに断っておきたい。書籍を所有する個人が『自炊』する程度なら構わない。また一定の法律上の条件を満たしてJコミ、青空文庫などにアップロードするならまだしもフェアだが、それを著作権者に無断で広く大衆に配布するため便利なネットを悪用するとは言語道断ではないか(しかも著作権者には一銭も入らないわけだ)。
 Jコミ社長の赤松健氏(『魔法先生ねぎま』の作者)がネットの暴走に危機感を抱いたように、ネット犯罪によってネットは自由きままに暴走する。日本におけるキム・ヨナ選手への誹謗中傷などその一端にすぎない。それらによって結果、権力者によるネット統制が承認されてしまう危険がきわめて高い。
 それで迷惑なのは植草一秀氏や井上静氏などの良識あるジャーナリスト達や藤枝氏ではないか。権力者にとって彼らは目の上のこぶであるからだ。表現の自由もそうなのだが、自由には説明可能な説明責任がある。求められると応えられるのがフェアウェイではないか。
 応えられないなら、それはフェアウェイとは程遠い代物だ。無断電子化で苦しめられているのは山花氏ばかりではない、赤松氏もそうだったし声を上げられない漫画家や原作者もいる。だから、赤松氏は『ラブひな』(アニメにもなったヒット作品)を電子化して提供した。無断電子化する輩には、そんなケチな犯罪を犯すぐらいなら出版社を通じて原作者にJコミにて公開を要請すればいいのである(それも絶版になったもののみが条件)。
 もはや事態は安易なことじゃ済まなくなってきている。そこで、出版社がJコミを活用し、Yahoo!やGoogle対応のサービスを提供するべきだ。また、配布チャネルにブックオフ各店を使い、ダウンロード料金(この場合原作者5割、ブックオフ2割、出版社3割)で稼ぐ手法もある(ただ、インターネットに接続している人には通用しないのだが)。
 今後も、この問題を取り上げる事になると思う。何しろ、人気者がすぐに人気作家として祭り上げられる時勢だ。その一方で、こつこつ頑張る人が見捨てられる有様だ。これは徹底的に取り上げる事にしようと思う。

2012年03月04日
目先の規制で闇の世界がなくなるか
 今回取り上げるのは児童ポルノ問題である。
 私は一貫して児童ポルノ問題の根底にある貧困問題を解決すべきだと指摘してきた。そうじゃないと、こんなおバカが出てくる。

猫にスルメ(小野哲)
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2010-07-25 18:52:36


 今回、日刊ゲンダイより引用する。
 性教育の強化がますます重要になっているのは明白である。

世界中で子供たちに広まる性のイタズラ
【政治・経済】
2010年7月20日 掲載
全裸タマゴ投げ 乱交ゲーム 妊娠協定
●「裸メール」は氷山の一角
 岐阜県可児市の私立中学校でイジメが立て続けに起きた。男子生徒が腹を殴られたのはもちろん、女子生徒が裸の動画を撮影され、十数人にメール送信された性的イジメには、衝撃を受けた親も多いのではないか。
 しかし、イジメとまではいかなくても、子供たちの“性のイタズラ”はエスカレートの一途だ。世界を見渡すと、とんでもない事態になっている。
 例えば、韓国のある中学校では今年、生徒たちが卒業式後にスッポンポンで生卵をぶつけ合う遊びを行った。女子もア○コ丸出しの全裸だったから、何者かに大量の写真を撮られ、ネット上に出回る騒ぎになった。
 こんなハレンチな写真やスケベな遊びを、世界中の子供がマネしないとも限らない。ネット社会は怖いのだ。
「ポーランドの中学校では最近、『太陽と月』という遊びがはやりました。大勢の女子生徒が横たわって輪(太陽)を作り、男子(月)が次々に挿○する乱交ゲームです。5人が妊娠、2人が出産して大きく報じられました。また、2年前に米マサチューセッツ州の女子高生の間で流行し、社会問題になったのは『妊娠協定』です。16歳の少女たちが『みんなで一緒に赤ちゃんを産もう』と約束し合い、片っ端から男たちと性交渉を持った。結果、17人が妊娠。ホームレスの赤ちゃんを身ごもった少女までいたから、全米が震撼しました」(海外教育事情に詳しいジャーナリスト)
 うちの子に限って、なんて甘い考えは捨てた方がいい。
http://gendai.net/articles/view/syakai/125314

 まあ、その通りである。
 ネット社会は人の視線を気にかける必要がない。それゆえ、無秩序になりやすく、悪質な場合は暴走までする。この前成敗された「ドブスを守る会」の悪質な動画があったので私から即刻インターネットホットラインセンターに通報しておいたが、あまりにもひどい。
 だが、これらはあくまでも一部であって、ちゃんとしている人はそこまではめを外さない。だが、そうした人を嘲笑うような事がまかり通るのだからビックリだ。まず、こうした愚行を減らすには包み隠さない性教育と、子供を育てる事の大変さを知っている子育て中の主婦に授業に参加してもらい、クロストーキングしてもらうのはどうか。そうして、考えさせて自由気ままな発想に歯止めをかける必要がある。
 フランコ石原ならきっと「けしからん、性教育の強化は逆にセックスフリーだ」とほざくだろうが、私はそう考えない。規制を強化すれば逆にスリルを味わおうと危険を冒すことに拍車をかけるに等しく、猫にスルメを与えるに等しい。井上静氏も呆れているだろう。

警告(小野哲)
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2010-03-28 20:04:33
以前、カルデロン一家強制送還問題で私たちは日本政府の硬直的な姿勢を厳しく批判した。
 その際に根拠のない誹謗中傷が行われたが、投稿規定に違反した結果を自ら受け入れる覚悟があるから書き込んだのだとして我々はアクセス禁止処分などを言い渡した。だが、連中が運営する残念なスパムブログが発見された。日本政府の硬直的な姿勢を絶賛し、国際法をかるんじる根拠無き暴言でこれらは成り立っている。しかも、我々の正統な処分に不当な文句を重ねている。
 残念ながら、彼らは人ではない。投稿規定を受け入れて投稿した訳だから処分を甘んじて受け入れねばならない義務があるのにかかわらず私たちの説明を受け入れず、暴走行為を重ねている。これを珍走団(俗に言う暴走族)といわずして何というのか。既に、私からはアムネスティ・インターナショナル及びインターネット・ホットラインセンターにも通報をさせてもらった。彼らの査察を厳しく受け入れてもらうしかない。国際社会から彼らは権利の乱用に際して厳しく制裁を受けるとだけ警告しておく。
 私たちは何も、検閲をしろというのではない。しかし、国際法に沿った振る舞いをしろといいたいだけだ。それすら分からないとは、情けない。アクセス禁止処分を受けた連中を見てくると哀れみすら感じてくる。イソップ寓話に「牛と蛙」という話がある。子供のカエルから初めて見た牛の話を聞いた父親のカエルが自らの腹をふくらませて「そいつはこれぐらい大きかったのか」と聞く。「いやもっと」といわれ、無理に腹を大きくしているうちに等々破裂する話だが、彼らのいっている話はそれと同じではないか。
 日本国内の概念で問題は解決できなくなりつつあるグローバル社会、だからこそ国際法を重視する比率はますます大きい。国際法に則ってこそ、こうしたカルデロン一家の問題は安易に解決できた。児童ポルノ問題にしても、日本が単純保有を禁じてもそれは二重の犯罪を犯す事になる、というのは著作権法違反の違法コピーがネットで横行したほか、かえって我々の目を背けるような画像がはびこるだけだ。それなら、スウェーデンのように科学的な立場による性教育と道徳教育を徹底させるしかないのだ。
 こうした現実を直視してからコメントをしてほしい。私はカルデロン夫妻の犯した罪は許す事はできないが、その背景にある貧困問題は日本政府にも責任がある。こうした問題を解決する事が、カルデロン一家の悲劇を減らす事に繋がる。

 抜本的な問題の解決がなければ、こんな漫画のような組織になってしまう。

閉鎖的体質がある限り(小野哲)
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2010-02-10 12:44:32
安治川親方慰留に一転20時間後に撤回会見
 20時間のドタバタ劇だった。
 退職表明から一夜明け、安治川親方は連夜の会見を行った。前夜の「すがすがしさ」はない。冒頭に頭を下げ「一門のご厚意で協会に残らせてもらいます。また一から勉強して残らせていただきます」と明かした。3日午前0時に1度は角界を去ることを発表した。同午後8時。一転しての残留宣言だ。
 1日の日本相撲協会理事選挙で、所属する立浪一門の意向に反して貴乃花親方(元横綱)に投票し、退職意思を表明していた宮城野部屋付きの安治川親方(36=元前頭光法)が3日、わずか20時間で「撤回」を発表した。深夜の退職会見から一夜明け、親方の退職に発展した「造反者捜し」に、協会を所管する文科省やファンから選挙の公正性を問う声が上がり、一門の長になる友綱理事(元関脇魁輝)らが慰留した。貴乃花親方が逆転当選した理事選は、支持者の退職騒動という「お騒がせ」まで生んでしまった。
 別れを告げたはずの一門の長が慰留した。朝、立浪一門ただ1人の理事となった友綱親方が、宮城野部屋を訪れた。「どうして早まったことをしたんだ」。同理事は事前に「退職」の連絡がなく、報道を通じて初めて知ったという。「昔から知ってるのにね。何も聞かされなくて、悔しいよ」。目に涙を浮かべ、再考するよう説得した。
 安治川親方は、同世代の貴乃花親方(元横綱)に共鳴。1日の理事選挙では一門が推す大島親方(元大関旭国)ではなく、貴乃花親方に1票を投じた。その結果、8票だった大島親方が落選。選挙後は連日、一門の「反省会」で“犯人捜し”が行われ、2日に造反したことを告白した。
 一門内から糾弾され、責任を感じての退職表明に、この日、協会には「なんで辞めさせるのだ」の電話が止まらず、“犯人捜し”への批判が相次いだ。選挙の公正性に疑いが出るため、監督官庁の文部科学省からも事実関係の確認があった。文科省担当者は「事実関係の確認の後、対処をどうするかとなる」と話していた。
 強烈な逆風に「立浪から追い出したと思われる」と友綱理事。一門にはもう1人、貴乃花親方に投票したと思われる親方がいるが「捜すとかはない」と、造反者割り出しの終息を宣言した。ただ協会関係者によれば、今回は伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の意向に反したため、安治川株と時津風一門のある株との名跡交換を進めているという。
 立浪一門の残留宣言をしても、安治川親方は「一門の枠を超えて、貴乃花親方を支持した気持ちは変わらない」と言い切った。友綱理事は「きついことを言われるかもしれないが、それを超えて勉強してほしい。これも責任の取り方」。辞める意思を撤回した先には、一門の「いばらの道」が待つことになる。【近間康隆】
 [2010年2月4日9時7分 紙面から]nikkansports

 この呆れた騒動で私は考える、今回の理事選で落選すべき候補者が一人いたと言わざるを得ない。
 北の湖前理事長である。彼は時津風部屋でおきた暴行虐殺事件の真相究明に消極的だった上、朝青龍を横綱に推挙した道義的な責任がある。その責任を認めずしてどうして理事再任を許すのか。日本相撲協会の救いようのない閉鎖性を感じる。その中で改革を叫ぶのなら、貴乃花には勧めたい事がある。
 相撲学校(高校併設)設置は大いに賛成する。たとえ相撲に進まなくても、相撲が持つ人の育成という趣旨に大いに合致するからだ。だが、それには朝青龍を解雇してから行うべきだ。また、小錦(現KONISHIKI)への名誉回復を即刻行うべきで、彼には相撲学校の校長もしくはそれに準じるポストで待遇すべきだ。また、相撲学校立ち上げの際には曙太郎氏(第六十九代横綱)にも協力をもらうことだ。
 闇世界との関係根絶も行うべきだ。これはこの後述べる朝青龍問題に密接に関わってくる。この事について私の見解を述べておきたい。まずは事件の経過については日刊スポーツ、時事通信の記事を引用する。

朝青龍引退表明…暴行騒動の経緯
<朝青龍の騒動経緯> 
▼1月21日 22日発売の写真週刊誌「フライデー」掲載の記事で、場所中の16日未明に泥酔して暴れ、警察が出動する騒ぎを起こした事が発覚。取組後に記者から事実関係を聴かれた朝青龍は「いつもの事」と笑い飛ばす。 ▼同22日 被害者に朝青龍の個人マネジャーの一宮氏が名乗り出て、高砂親方は武蔵川理事長に報告。 
▼同25日 25回目の優勝を飾った初場所千秋楽翌日に高砂親方と共に協会へ呼ばれ、武蔵川理事長から口頭で厳重注意。 
▼同27日 「週刊新潮」の報道で、暴行した相手は一宮氏ではなく、別人の一般男性と判明(ただし、ネットの報道では闇世界の関係者であると指摘されている 小野注)。
▼同28日 被害者男性が警視庁麻布署に被害相談に訪れていた事が判明。
▼同29日 横審の鶴田委員長が自ら協会へ足を運び、武蔵川理事長に朝青龍への厳罰を求める。 
▼同30日 朝青龍が元幕内皇司の若藤親方の引退相撲で5日ぶりに公の場に登場も無言。高砂親方が「示談成立」を報告も、麻布署は朝青龍から事情を聴く方向で検討を開始。 
▼同31日 被害者が一転「暴行されたのは嘘だった」と記した書類が、協会に提出されると判明。2人の個人マネジャーが警察から事情聴取された。 
▼2月1日 武蔵川理事長が「調査委員会」を発足。 
▼同2日 「調査委員会」の友綱委員長が会見。事情を聴いた個人マネジャー2人の「暴行はなかった」という証言に同調。 
▼同4日 理事会に朝青龍を暴行問題の聴取のため招集。朝青龍が引退を表明。 
[2010年2月4日15時34分]
(C)2010,Nikkan Sports News.

師匠らの責任問わず=朝青龍には退職金-相撲協会2月4日20時51分配信 時事通信
 日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は4日記者会見し、横綱朝青龍の引退について「多くの相撲ファンの皆さまにご心配、ご迷惑を掛けた事をおわび申し上げます。申し訳ありませんでした」と謝罪した。その上で引退届提出に至った経過などを説明したが、報道陣からの質問は受け付けず、自身の責任にも言及しなかった。師匠の高砂親方(元大関朝潮)にも処分はなかった。
 不祥事の場合は引退届よりさかのぼって処分を科す事も可能だが、自ら決断した形となったため、懲罰的な扱いはしなかった。規定通り力士養老金(退職金)などが支払われ、両国国技館で引退相撲も行われる見込み。
 横綱の引退では他に特別功労金も支払われるのが通例で、貴乃花は1億3000万円、武蔵丸は9000万円を受け取っている。

人ごとのような師匠=朝青龍引退表明2月4日19時49分配信 時事通信
 朝青龍の記者会見に同席した師匠の高砂親方(元大関朝潮)は、何か人ごとのようなたたずまいだった。冒頭で謝罪の言葉も述べず「本日を持ちまして横綱朝青龍が引退を表明いたしました」と報告しただけだった。
 協会から指示された暴行問題の調査についても「すべてにメディアが先行し、追い掛けて調査委員会に資料を提出する事しかできなかった」と弁明した。
 「詰め襟を着て、当時の若松部屋に入ってきた事を思い出す」と、まだ朝青龍が素直だった頃を懐かしむような口調。弟子の出世につれて希薄になった師弟関係を象徴するようだった。「どんな弟子だったか」と聞かれて「こんな弟子です。このまんま」。
 指導力不足を指摘され、サッカー騒動でものんきな発言が目立った親方。今回も騒動の最中に「俺は悪くない」「あんな弟子を持ったのだから仕方ない」と話し、歩くのも困難なほど泥酔した事があった。最後まで変わらなかったのは師匠も同じだった。 

 はっきり言おう。
 朝青龍の引退はあまりにも遅かった。普通他の世界なら退職ではなく、懲戒解雇だ。日本相撲協会は、引退届を却下した上で解雇処分を言い渡すべきだった。露鵬や白露山にも示しがつかないではないか。そして、横綱に選んだ当時の横綱審議委員会のメンバーからも事情を聞き取るべきで、彼らの責任も重大だ。
 高砂親方も重大な責任がある。朝青龍への指導が出来ないから、指導者として失格だ。親方を引退しろといいたい。いっそのこと、安治川親方に高砂親方の後継者になってもらえといいたい。そもそも、相撲が闇世界との持ちつ持たれつの腐敗した関係を長年にわたって続けてきたのが問題だ。だからと言って、警察権力との腐敗関係も我々は拒絶せざるを得ない。そこで、日本相撲協会に一般市民の資本を一定の割合で入れるといい。そうすることで、相撲の閉鎖性は一定のレベルでなくなる。


Neutralizer加筆:今の角界はまさに土俵の上で『踊っている』としかいいようがない。一体『伝統』とは何なのか頭を抱えたくなる。
伝統とは新しい物事を継ぎ足したりするから価値が輝くのではないか。ただ『守る』だけでは朽ちていくだけだ。
因みに引退した朝青龍はハワイで何事もなかったかのようにのんびりゴルフをやっているそうだ。その上、彼の故郷モンゴルではこの引退騒動で非難の声が挙がる始末。この事をチンギス・ハーンはどういう顔しているのだろうか…。

 いっそのこと、DeNAに日本相撲協会を買収してもらおうではないか。
 横浜ベイスターズなんか買収を断念して横浜財界が出資する新会社に経営権を譲渡すればいい。そして日本相撲協会の運営を引き受ければいいのである。
 また、自分たちの考えを相手に無理やり飲ませる今のやり方は批判されねばならない。事実なら受け入れる義務があるが思想は押し付けてはいけない。


読み方次第では物事は異なる(小野哲)
テーマ:スポーツ
2010-01-18 08:02:40
 サガン鳥栖にU-20韓国代表の金民友選手が加入した。
 このことでYahoo!の聯合ニュースでは歓迎する声が圧倒的だった。だが、非常に残念な誹謗中傷の声が一つあった。韓国人にとって極めて侮辱的な言葉で加入を罵るひどい言動である。こうした言動には憤りを覚える。あくまでもプレーして振るわない成績ならプレーに対して批判は仕方がないが、その前からの誹謗中傷はルール違反でしかない。
 韓国のメディアでもこうした呆れた誹謗中傷があふれかえっている。たとえば去年まで中日ドラゴンズでプレーした韓国人選手が韓国球界に復帰した際の韓国のメディアでは彼に対する卑劣な発言が目立っていた。こうした輩どもにはっきり申し上げておきたい。読み方次第で物事は違ってくるのだと言うことを。韓国人はつい65年前まで日本の植民地とされているのだ。だから最近の世代はそれほど過激なことは言わないがその当時に生きていた人たちにとっては激しく生き抜かねばならない事情があった。
 それを支配してきた層には理解できないのだろう。だが、被支配層にとっては待望の独立なのだ、それで支配層へのライバル意識を強めるのは当然のことなのだ(南米と欧州のライバル関係もそれで見える)。要するに読み方次第で物事は異なってくる。サッカーは欧州にとっても、南米にとっても代理戦争のような存在だった。地域間紛争のあるスペインではFCバルセロナとレアルマドリードのライバル関係が過酷なのも、地域のバスク人とスペイン人との間の歴史的紛争の関係があるからだ。それを知らないで仲良しだと思ったらとんでもない。
 今年は韓国人のプロ選手が多く日本に進出した。福岡ソフトバンクホークスや千葉ロッテマリーンズはWBC韓国代表選手を獲得している。京都サンガFCでも韓国代表DFを、鹿島アントラーズはその京都から韓国代表DFを獲得した。ジュビロ磐田では韓国代表を主に獲得した。J2では徳島ヴォルティス、FC岐阜でも韓国人選手を獲得している他、ファジアーノ岡山でも元U-20韓国代表の選手を獲得した。ちなみに鳥栖は今年J1昇格を目指していることもあって韓国人選手二人を金選手以外に補強している。
 そもそも韓流という言葉に振り回されて、ペ・ヨンジュンだの東方神起だので慌てふためくのではなく、地に足を着けた真の友好こそ、日韓両国の和解に結びつく。その過程で竹島の不法占拠の問題も逃げずにきっちり解決しなければならない。スポーツや芸能はあくまでもその補助にしかすぎないのだ。スポーツ選手に国を重ねてみる見方はいただけない。そうした意味では金妍児(キム・ヨナ、韓国)も哀れなものだと私は思う。私はあくまでもスポーツはスポーツと割り切ってみる。

 私がこの見方を持に至ったきっかけは元中日ドラゴンズの投手だった宣銅烈選手(現在韓国のクラブチームの監督をしている)の一年目の不振と、二年目の活躍についての韓国のメディアのゆがみを感じたことからだった。それと同じゆがみを私はフィギュアスケートでも感じている。金妍児(キム・ヨナ)選手と浅田真央選手のライバル関係にしても、単にフィギュアスケートだけで見ていればいいのを無理に国と結びつける歪んだナショナリズムがはびこっている。このやり方が日韓両国でまかり通っているのだから浅田選手も金選手も精神的につぶれる危険性がある。
 同じような危険性を私達は排除しなければならない。結果が良かったら拍手する潔さを持てばいい。それが私の考えだ。

 目先の規制では闇の世界を絶つ事はできない。
 私たちは10年、20年先のこの国をどうしたいのかを問いかけねばならない。事実を踏まえてどうしたいのかを考えるべきだろう。その事実を隠す悪趣味が日本人にはびこっている。

冷徹な事実を受け入れてこそ一流だ(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-27 12:05:11
テレ東社長、映像差し替え「問題ない」
 テレビ東京島田昌幸社長(65)の定例会見が23日、同局で行われた。
 一部週刊誌で、同局が11日に放送した「スターズ・オン・アイス2010」で、浅田真央選手のトリプルフリップを、本番では転倒したが成功した映像に差し替えて放送したと報じられた件で「問題はない」とコメントした。
 同公演は東京・代々木第一体育館で3日間4公演開催され、浅田選手のほか、小塚崇彦、羽生結弦両選手についてもジャンプ映像の差し替えを行っており、いずれも9日の滑走をベースにジャンプ部分を10日に成功した映像に差し替えた。
 島田社長は「採点競技であればありのままを見てもらう必要があるが、トップレベルの選手たちの一番いい姿を見てもらうショーなので編集上の工夫が入っていいと思う」と話した。 
[2010年4月23日17時20分] 日刊スポーツ


 はっきり言うが、島田の言っている事は独善的でしかない。
 今回の行為は浅田選手に対する冒涜であることはもちろん、小塚・羽生両選手への侮辱ではないか。サガン鳥栖にぼろ負けしまくっている現実を受け入れられないお間抜けなアビスパ福岡のフーリガン連中(特にウルトラオブリ)と同じではないか。恥ずかしい。サガン鳥栖は今や選手層もスポンサーもアビスパ福岡を上回っている。有力外国人選手を獲得できるのはユン・ジョンファンヘッドコーチ(日韓W杯でベスト4になった韓国代表)の存在である。彼が声を掛けた結果、韓国で将来はあのパク・チソンを越える逸材と言われた金民友選手の獲得に繋がった。彼と韓国大学で逸材のDFを獲得し、DFラインを整備した結果、横浜FCの選手引き抜きにも十分対応できる選手層になった。
 それだけきっちりやっているのだ。なぜやるのか。経営不振を乗り越えて新しい会社になったサガン鳥栖は弱かったから強くなるためにユンヘッドコーチ(以前、セレッソ大阪に在籍していた)を選手として雇い、引退後はチームのフロントに入れて育成していったではないか。浅田選手だってそうではないか。バンクーバーでキム・ヨナ選手に負けたから強くなるために泥を飲むような努力をしているではないか。転倒することは決して恥ではない、むしろがんばっている証拠ではないか。
 そうしたことを隠すとは、フィギュアスケートを芸術ではなく、スポーツでもなく、一種のエンターテイメントショーにおとしせしめる行為でしかない。これは織田信成選手や安藤美姫選手にとっても侮辱ではないか。今後、こうした編集はしないでもらいたい。そんなにスポンサーが大切なのかとテレビ東京には文句を言いたい。テレビ東京はサガン鳥栖から学んでもらいたい。地道に努力すれば、J1を伺う成績になれるのだ。


文字通り、人間動物園にしてしまった(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-29 05:20:05
 ついにやってしまった。
 週刊現代が2010年5月15日号で「キム・ヨナ「奇跡のビューティ」-美しすぎる金メダリスト」と題打って、セミヌードを掲載してしまったのだ。これには私もビックリを通り越して呆れるしかない。あるブログでは胸が見えるギリギリまで激しく肌が見えていると報道している。
 キム選手のフィギュアスケートの美しさはもう、言うまでもなく一流だ。これは誰も否定しない。しかし、裸で表現するというのはおかしな話ではないか。あくまでも、芸で魅せるべきであって、セックスアピールでやるべきではない。私はがっかりしてしまう。
 我が盟友は浅田真央選手との関係などを巡って煽る日韓のメディア報道を厳しく批判し、「スポーツ報道には『BOSS』がよく似合う」というコラムでコテンパンに皮肉ったほか、最近では『アイドル狂想劇』で私よりも厳しく批判した。実際、「上海万博」で最近クローズアップされている万博だが、昔普及していなかった際、「人間動物園」として一時期言われていたことがあった。
 だが、残念だがキム選手を日本のマスゴミは完全に動物園の見せ物そのものにしてしまった。私が懸念を示さざるを得ないのは何か一つ目だったことを大げさに拡大してしまえば取り返しのつかない悲劇を招きかねないことだ。織田信成選手が入籍したそうだが、これだってマスゴミはフィーバー材料に使いかねない。これでは文字通り、人間動物園ではないか。
 だが、あくまでも芸だけにしか私は興味はない。私生活でルール違反を犯せば社会的制裁などで罰せられると考えている。だから、酒井法子保護観察囚や小室哲哉保護観察囚には執行猶予期間中は最低限謹慎すべき義務があり、免罪符ではないのだ。そうした割り切りが万事必要であり、ヌードなどの興奮ごとで話題を作るなと強く警告しておきたい。今回のキム選手の行動は極めて軽率だ。今後、ギャラ次第でフジテレビの『とんねるずのみなさんのおかげでした』の『食わず嫌い王選手権』に出場する事だってしゃれではすまされなくなるだろう。まだしもNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』程度ならかまわないが、今回のグラビアは今後ヘアヌードにまで拍車を掛けかねない。
 今回の行動にはきわめてがっかりした。以前、合成ヘアヌード騒動でキム選手は抗議したようだが、みすみす自分からその効果をそいでしまったに等しいのである。今回の企画を考えた週刊現代には猛反省を促したい。何故なら、この行為はフィギュアスケートのブランドを低下させるだけだ。ライバルの浅田選手は今回のグラビアに困惑しかねない。
 今回のコラムは、キム選手への私なりのイエローカードである。金メダルの重みを甘く見ないで欲しい、水泳の柴田亜衣選手は金メダルをとった後その重圧に苦悩したという。金メダルの価値はそれほど重大である。

 こんな軽率な人間が目先の規制に賛同してしまえば、これから取り上げるこのような軽率な政治家が出てくる。
矛盾(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-07-14 08:57:39


 参議院選挙は極右の躍進という、最悪の結果に終わった。
 日本の場合、強い奴らに取り入って自らの保身を維持しつつ、一部の利権関係者から賄賂を受けとっている。そういう連中に改革を叫ばれて、我々はナメられていると自覚できないのか。
 民主党の敗因は、マニフェスト違反が大きい。ことごとくマニフェストを破りまくって、責任を全く取らない。臭いものには蓋と言わんばかりに小沢一郎氏などをかくしている。更に、メディアと自民党時代の癒着・腐敗した関係が問題をさらにひどくした。徹底した印象操作が行われ、極右の「みんなの党」や自民党があたかも改革派のように報道された。
 だが、改革派というなら「みんなの党」や自民党の政策を見てから言うべきだ。小泉ヒトラー内閣時代に渡辺喜美は一緒になって新自由主義に基づくルール無視の経済づくりに邁進したではないか。その結果は非正規労働者とパワハラの急増になったうえ、事件の悪質化に拍車をかけた。そのうえ、猥褻な児童ポルノなどのセックスビジネスに人々が走る原因をつくったではないか。
 それにたいする痛切な反省なくして、改革という言葉は口にしないでもらいたい。自民党なんかもっとひどくなった。護憲リベラルの思想を投げ捨て、愛国心というその場限りのカンフル剤で逃げているだけだ。そんな連中の政策はあくまでも偽物であって、信頼に値しない。
 だが、私は日本共産党にも不満である。それは議論をしない姿勢である。理論を一方的にまくしたてても、そこには意味はない。違うのは構わないが、相手に理解を得る為には相手の考えを認めた上で議論を交わす必要がある。そこに、共産党がお粗末なところがある。私は取手駅に関東鉄道の車両が突っ込んだ際の共産党の異常な関東鉄道攻撃に疑問を持ち、それ以来着かず離れずで対処している。そうした事への不満・不信が今回の不振になった。
 そこで、私が前から言うように護憲リベラル・護憲保守・革新勢力の結集がこの国の危機に対して欠かせない。共産党のボランティアはある意味で有能だ。だが、上がコチコチで威張っていて何もしないと井上静氏のブログで指摘されている。そうした愚か者には強烈な危機意識を植え付けて自己進化させるきっかけが必要なのだ。そこで、日本共産党が主導権を握る形で社民党・新社会党を吸収合併し、共産主義を社民主義と融合させて、理想を現実化させていく工程を身につける必要がある。更に植草一秀氏を党に招き、経済政策担当に据えるなどして似ている人達にウィングを広げるべきである。労働組合だけじゃなく、中小企業の経営者にもこの新党に参加を促すべきだ。保守を論破するにも、保守を把握する必要がある。元自民党の野中広務氏、武村正義氏、田中秀征氏を顧問として招き、議論を積み重ね、成長させていくべきだ。
 共産党の政策はシンクタンクがあるだけあって本物だ、だが、政策は現実化されていくには多くの声があって洗練されていく。その作業が共産党にはない。だから「インテリっぽい」と引かれてしまうのだ。こうした作業をしないから、「この世で一番の矛」と「なんでも防げる最高の盾」を売る商人に「あんたの矛であんたの盾を突いたらどうなるの」と質問した一人がいた。その男に商人は何も言えないまま、逃げていったという。みんなの党や自民党はそれで突っ込まれたが共産党はその作業すらたどり着いていない。
 それがある意味不幸な事である。 

 共産党にしても、ある意味当たっているところはあるのだが目先の規制におぼれる傾向もある。
 その滑稽さを笑っているメディアも共産党と同じほどこっけいなものである。


腐敗・墜落のメディア産業へ(小野哲)
テーマ:media
2011-04-16 14:34

 今回の東日本大震災で、トンデモ報道をやらかす愚か者がいる。
 伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が取材したニュースによると、「週刊新潮」(新潮社/4月7日号)で報じられた共同通信福島支局の現場放棄事件だ。爆発事故をテレビで見た東京の社会部幹部が、福島支局員たちの県外退避を指示、一時、福島市にある共同の福島支局が不在になる異常事態となったというものだ。
 これには週刊新潮が批判し、共同上層部が『すぐに戻れ』と指示を撤回し、支局長以下支局員たちは福島に戻った。だが同業他社に福島支局長は首にガイガーカウンター(放射線量測定器)をぶら下げながら謝罪したというのだ。その支局長は左遷されたが、東京に戻れると喜んでいた上に脱原発のデモに参加したというブラックジョークもある。
 週刊新潮に至っては東京電力批判の記事を載せないばかりか、『広告費』欲しさに東電社員の美談を掲載する始末。東京電力だけで年間220億円以上なのだから、おかしい話ではないか。だから、週刊新潮を廃刊すべきと私は断言している。
 せめて、共同通信社と週刊新潮は只の野球好きの人さんが私に反論した如く、権力者に容赦なく噛み付く精神を持ってほしい。私は週刊新潮の態度を見てパナソニックを思い出した。あの天安門前で圧倒的多数の市民のデモを極右中国の軍部どもが虐殺した天安門虐殺事件で、一時期日本の企業が撤退していたがすぐに戻った話がある。
 だが、松下電器産業(当時、現パナソニック)は戻らなかったという。極右中国の幹部連中はパナソニックを絶賛したというが、この話をあの佐高信氏は『極右中国の軍部の友人であっても、市民の友人ではない』と痛烈に批判している。このパナソニックと週刊新潮はそっくりそのままではないか。もっとも、弱者イジメの天才週刊誌をボイコットしている私には眼中にもない。

今回の参考記事
"噂の女"神林広恵のナイショの一説
現場放棄、東電批判を"自粛"......震災であぶり出される大手メディアの素顔
http://www.cyzo.com/2011/04/post_7025.html

 現実と言うならば、この世界も強烈なものだ。
ドラマの世界と現実(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-11 19:03:16


 フジテレビで今度から放映される木村拓哉主役の「月の恋人」というドラマがある。
 様々なことで話題になっているようだが、残念であるが日本のマスゴミ連中には連想能力が欠けている。たとえば今回のドラマの舞台はインテリア業界となっているが、物流部門は全体としては派遣か請負に切り替わっており、請負の人達は待遇にしても正社員雇用されるべきなのにも関わらず9時近くまで残業せざるを得ない実態である。
 今回、もう一つ取り上げるリリースがある。帝国データバンクのものである。


TDB企業コード:985849880
「東京」 (株)ヨコタ(資本金2億円、台東区上野5-7-2、代表若井政明氏、従業員215名)は、3月30日に東京地裁へ自己破産を申請した。
 申請代理人は平出晋一弁護士(中央区京橋2-3-3、電話03-3517-7007)ほか。
 当社は、1932年(昭和7年)4月創業、56年(昭和31年)12月に法人改組したインテリア製品の製造販売業者。カーテンレールを中心にブラインドやロールスクリーン、クローゼットドア、アコーディオンカーテンなどを扱い、これまで埼玉、滋賀、新潟、静岡、宮城などに工場を建設するほか、全国の主要都市に物流センター、営業所を設置するなどして、卸売業者やサッシメーカー、ホテルなどのほか、海外向け販売も行い事業を拡大。97年7月期には年売上高約91億4400万円をあげていた。
 しかし、近年は改正建築基準法の影響や素材価格の高騰などに伴う値下げ要請などで業績は低迷。新製品の発売や既存品のリニューアルなどによりシェアの確保や大手ブラインドメーカーとの業務提携(2009年5月)などで競争力の向上に着手したが、2009年7月期の年売上高は約52億6700万円にダウン。拠点の統廃合に伴う費用の発生、資産売却損などから約3億8500万円の最終赤字となっていた。
 負債は約36億円。
(C)帝国データバンク

 ヨコタという会社は立川ブラインド工業と提携していた。だが、ガリバーというべきトーソーなどに負けてしまったわけだ。これがインテリア業界の現実である。トーソーや立川ブラインド工業、ニチベイなどはそれこそ、カーテンやブラインドなど枠を広げて競争を続けているではないか。
 ドラマに描かれるであろう世界と、現実は全く違うと言ってもいい。たとえば、「おくりびと」という映画で納棺士の仕事に多くの人が殺到したがすぐにやめていったそうで、イメージと現実が異なることにショックを受けたからにほかならない。もっと足下をみてからドラマを考えるべきではないか。

 現実、そして規制、その10年先の効果を慎重に見極めて物事を考えなければ、闇の世界を表に引きずり出しかえることはできないのである。

2012年03月29日
商業ヌードとヌーディズムを区別して考えよ
 ヌーディズム(英語: Nudism)は、全裸でありながら服を着た状態と全く同じように過ごすこと。ただし衣服を着て生活することが規範となっている社会における活動を言う。裸体主義。
 ヌーディズムは、自然との関わりを強調してナチュリズム(英 Naturism:ネイチャリズム)と呼ばれることもある。ドイツではFKK(独 Freikörperkultur)と呼ばれる。ただし、似ている語のナチュラリズム(英 Naturalism)は「自然主義」のことで全く別の概念である。
 ヌーディズムを実践する者をヌーディスト(Nudist)、ナチュリスト(Naturist:ネイチャリスト)、裸体主義者という。

 これらの言葉はWikipedia日本語版より引用。

 日本ではこの動きがあまり盛んではない理由に儒教の思想が強いことがあると私は考えている。無論、欧州の場合では宗教上の理由から混浴を禁止するなどしているが、ヌーディズムはそうした動きへの反発が生み出したものであった。
 だが、私が危惧しているのは思想上のヌードではない。商業ヌードがはびこっている現状である。コンビニエンスストアの書籍コーナーの一角ではそれこそ過激化した風俗雑誌が堂々と売られている有様だ。ちなみに赤松健氏の処女作「A・Iが止まらない」の韓国版では裸シーンはほとんど下着姿などで修正されている。それほど一般コミックでも韓国は厳しいのである。
 思想上のヌードや政教育上どうしても欠かせないと言うのなら私は子供であっても写真に収めたりすることには反対しない。しかし、「関西援交」などの未成年の少女や成人女性相手にみだらなまねをするビデオ商品を売ることには強い抵抗感を感じる。彼らの体を金づるにするのはどうも私の中で強い抵抗感を感じる。
 だから、私はこうしたものを配布したり販売する輩を見つけ次第インターネットホットラインセンターに通報してきた。だが、懸念すべきはこうした輩が思想上のヌードであると新たな抜け道を作り出す危険性である。
 しかも、最近では大手週刊誌の週刊現代が擬似児童ポルノを堂々と掲載する有様である。だから、私は危機感を覚えている。正しい性教育で歪んだ異性感を封印すべきなのである。分娩シーンなどの動画を見ることは最低限の入り口なのだが、それ以上に心してほしいのは児童ポルノとヌーディズムの線引きの難しさである。
 最近ではあの「ドラえもん」でも女性キャラクターの入浴シーンを自粛したり裸シーンを回避するなどしているが、果たしてそれでいいのだろうか。たとえば文化で裸しかない民族などどう、取り扱えばいいのか。ただ隠せばいいと言うのではないのだ。私は商業ヌードを見たくないと言う信念を尊重して欲しいというだけである。

2012年04月20日
魂の殺人を許すな
魂の殺人 児童ポルノとネット社会/上 作る側、すべて「素人」会社員
傑作(0)2005/11/4(金) 午前 8:02嗜癖・性依存メンタルヘルス Yahoo!ブックマークに登録
魂の殺人

児童ポルノとネット社会/上 作る側、すべて「素人」会社員
 ◇「幼いほど売れた」

 ざらついた画像の中で、あどけない顔がゆがんでいく。その横で、うつろな目をした小学生が姉へのわいせつ行為を見させられている--。

 鬼畜行為がマニアの間で人気を呼び、インターネット上で「関西援交シリーズ」と名づけられた児童ポルノのシーンだ。

 2日、奈良家裁で開かれた児童福祉法違反の法廷に、その「製作者」がいた。「出所したらおわびの手紙を書き、働いて被害を弁済したい」。遊佐隆被告(42)は血の気のない顔で繰り返し、涙をぬぐった。検察側は「児童性愛欲の矯正は容易でない」として懲役7年を求刑した。

 「おたくの生徒がビデオに出ている」。昨年7月、奈良県内の高校のホームページへの書き込みが端緒となり、6府県警の合同捜査で「関西援交シリーズ」事件が摘発された。生徒に出演料が振り込まれた銀行の防犯カメラから浮かんだのが遊佐被告だった。

    ◇   ◇

 JR西日本の契約社員。毎朝、大阪の京橋駅でラッシュアワーのアナウンスを担当した。勤務は午前中だけで月給は約5万円。昼、同僚を誘って立ち食いそばを食べ、その後は一人でインターネットカフェへ。販売サイトに作品紹介を書き込み、注文を受けたビデオやDVDの発送を郵便局で済ませ、外車に妻と幼い息子を乗せてファミリーレストランで夕食をとる。そんな日常だった。

 高校卒業後、コンビニ店員などを転々。子どものおむつも買えず、弁当屋でおかずだけを買って家族で分けた。わいせつビデオを見てストレスを解消していたが、「自分で売れば収入にもなる」と思い、6年前から携帯電話の出会い系サイトでモデルを募集した。「売るわけじゃない。モザイクを入れるから誰だか分からないよ」と少女たちをだまし、撮影に及んだ。

 男優役は大手酒造会社課長(53)や車両輸送会社社員(31)。いずれも強姦(ごうかん)、強制わいせつなどで逮捕された。

 シリーズは計157巻作られ、1本5000円で販売された。暴力団が関与する組織の犯行との見方もあったが、逮捕された男はみな、ネット上で知り合った「素人」だった。

 「少女が幼ければ幼いほど売れた」と遊佐被告は供述した。客の一人は「女優の演技ではない、素人っぽさがいい」と言う。客の大半は20~30代の会社員。大手コンピューター会社に勤めていた男性は仕事がきつくて長期欠勤した末に解雇され、部屋にこもってビデオを見ていた。

    ◇   ◇

 押収したテープに映っていた少女は計95人。小児科医の意見などから、79人が18歳未満と推測された。画像に映っていた計算ドリルや制服、被告のメモなどを元に、捜査本部は約10府県に住む28人を割り出す。小学生も2人いた。「うちの子を撮って」と娘を売った母親もいたが、大半は普通の家庭で暮らしていた。

 撮影後、リストカットを繰り返すようになった子がいる。心療内科に通う子もいる。10代前半の少女は母親に問いただされ「もうどうでもいいと思った。前のお父さんにもされていたから……」と打ち明けた。

 客が持っていたビデオは処分された。しかし、素顔の映像は今も匿名の大人たちの手でネット上に流されている。そのことを知らず、少女たちは今日も学校に通う。(連載は磯崎由美、青木絵美、矢島弓枝が担当します)

………………………………………………………………………………………………………

 ご意見、情報をお寄せ下さい。〒100-8051(住所不要)毎日新聞社会部「魂の殺人」取材班へ。ファクスは03・3212・0636。メールは
t.shakaibu@mbx.mainichi.co.jp

毎日新聞 2005年11月3日 東京朝刊

http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/kokoro/tamashii/

 この事件で摘発されたシリーズがなんと、オンラインストレージで無料でアップデートされていた。
 私は驚いてインターネットホットラインセンターに通報したのだが、あまりにもひどい。いや、さらに踏み込んで言うならば児童ポルノ以前に最近の風俗関連ビジネスの過激化こそが問題である。私は以前こうした職業をセックスビジネスとして批判してきた。
 あの手この手で悪質化してきたセックスビジネスは最近では貧困問題に漬け込んで新たな層にまで拡大してきた。女子高生見学クラブなるものまで作って下半身を披露させる始末。さらにはスケッチクラブと称して実際はスケッチしなくても裸を見れると言うのだからもう、重症だ。
 私はやはり、包み隠さない性教育の重要性を指摘する。護憲保守派なので、私はできちゃった婚を嫌悪する。こうしたことを防ぐためにも、やはりなんだかの厳しい自己統制は欠かせない。無論、段階を踏んで教育していくことは必要である(たとえば小学生に突然マスターベーションや性行為の話をするのは論外だ)。
 また、何でもかんでも隠せと言うのは問題がある。そうすると逆にルールを破ることでスリルを得られると言う歪んだ快感を味わうことになってしまう。私にはとても受け入れられない。また、児童ポルノ規制によってヌーディズム(思想の一つで文明を見直す動きの一つ)も場合によっては規制に引っかかる可能性がある。だが、彼らは信念でやっているのであり信念にまで干渉はできない。
 そこで、彼らとも共闘する必要がある。魂の殺人を許すわけには行かない。私はそれで、セックスビジネスに関しては徹底的にインターネットホットラインセンターに通報することにしている。

2012年05月12日
セックスビジネスをなくすために
 今回の提言はセックスビジネスの規制である。

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO122.html 風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律

 この法律は以下の業界の規制を行っている。

 接待飲食等営業
1号営業 - キャバレー
2号営業 - 料理店・社交飲食店(ホストクラブ・キャバクラなど)
3号営業 - ダンス飲食店
4号営業 - ダンスホールなど
 当初はダンス教室も規制対象となっていたが、映画『Shall we ダンス?』に始まる社交ダンスの流行とともに愛好者や関連団体の努力があり、1998年に規制除外となった。
5号営業 - 低照度飲食店(バー)
6号営業 - 区画席飲食店(カップル喫茶)
その他(遊技場営業)
7号営業 - マージャン店・パチンコ店など
8号営業 - ゲームセンターなど
性風俗関連特殊営業
店舗型性風俗特殊営業
1号営業 - ソープランド
2号営業 - 店舗型ファッションヘルスなど
3号営業 - ストリップ劇場・ポルノ映画館など
4号営業 - ラブホテル
5号営業 - アダルトショップ・個室ビデオなど
6号営業 - 政令で定める(2011年1月1日から出会い喫茶が指定された)
無店舗型性風俗特殊営業
1号営業 - 派遣型ファッションヘルス
2号営業 - アダルトビデオなど通信販売営業
映像送信型性風俗特殊営業(インターネットを利用した画像配信など、風俗店を紹介する風俗情報サイトもこれに含まれる場合がある)
店舗型電話異性紹介営業(テレフォンクラブなど)
無店舗型電話異性紹介営業(携帯電話を利用したテレフォンクラブなど)
深夜(午前0時 - 日の出)における酒類提供飲食店営業
 飲食店で、午前0時から午前6時まで酒類を出さない店があるのは本法33条で規制されており、深夜における酒類提供飲食店営業を行うための届出をしていない(できない)ためである。また、ファミリーレストランが午後10時以降保護者同伴のない18歳未満の青少年の入店を禁止しているのは、本法32条(都道府県によっては青少年保護条例も)の規制のためである。
Wikipedia日本語版より

 だが、実態は法律の上を越えている。
 パチンコ業界は政治家との関係を深めたばかりか、警察との癒着を深める始末である。その一方で福祉ビジネスへの人々の参入は少ない。以前私は売春ビジネスに関わった犯罪者を全員深夜の介護福祉に強制的に従事する罰則を導入する提案を行った。
 だが、まだまだ絶対的な人員は不足している。そこで風俗ビジネスに関わる人員を徹底的に減らすと同時に、介護福祉へ大幅に人員を移す法律としてこの法律を改正することを提案する。

1.あらゆる名称であれ性的欲求を満たすビジネスもしくはその提供を行う事を違法行為として禁止する。
2.上記ビジネス(以降セックスビジネス)への新規参入は買収でも認めない。
3.既存風俗業者に関しては3年間という時限的免許を与える代わりにその間に介護福祉への大幅な業務変更を行うことを義務付ける。2年たって達成できなかった場合は免許を強制没収し罰金を徴収する。
4.ラブホテルに関しては2年以内に介護施設に改装するよう義務付ける。パチンコ施設に関しては立地制限の強化や時限的営業免許で徹底的に数を減らす。
5.パチンコや競馬などの賭博に関しては全面的に換金を禁止する。ネット上の賭博に関しても同様の措置をとる。

 風俗ビジネスを抑制し、それだけ介護福祉に人々の雇用の場を回すことは社会の安定につながるのである。
 たとえば私は健康マージャンまでは否定しない。金銭の賭博を目的にした行為はいけないといっているに過ぎないのである。
 著作権を守る取り組みには貧困対策は欠かせない。
 たとえばブラック会社に改善を命令し、雇用面で正規雇用の増加と残業およびサービス残業の禁止、ハラスメント行為には懲戒解雇を含めた厳罰で対処するなど取り組まねばならない。そうして貧困問題を解消することにより正々堂々と漫画などを購入できるようにすればいいのである。
 児童ポルノについては性教育の徹底により、わいせつ物への嫌悪感を自然にはぐくむと同時に、哲学などを勉強していくようにもって行けばいいのである。それはなにも女性主体主義ではない、人間の内面を厳しく問いかけるものでなければならないのである。

2012年09月07日
性犯罪・厳罰化に抗して
政治
性犯罪者に去勢手術の刑、与党女性議員が法案発議
韓国・東亜日報

SEPTEMBER 05, 2012 06:49
 性的暴力犯罪に対し警鐘を鳴らし、再犯を防ぐため、いわゆる現行の「化学的去勢」(性的衝動の薬物治療)の他に「物理的去勢」(外科的治療)を行う法案が発議される。
 韓国女子医師会会長出身のセヌリ党の朴仁淑(パク・インスク)議員(ソウル松坡甲)は、矯正や更生が期待できず、再犯の恐れがあると認められる性犯罪者に対し、裁判所が専門家の鑑定を経て、「物理的去勢」の刑を与えることができる「性的暴力犯罪者の外科的治療に関する法」の制定案を5日、国会に提出する予定だ。懲役、死刑など刑罰の種類に「去勢」を含ませる刑法改正案も共に提出する。
 「物理的去勢」は性器を切除するのではなく、男性ホルモンを分泌する睾丸を切除することで性的衝動を無くす方式だ。朴議員は、「薬物治療は耐性、治療断絶による強い性的衝動の発生など問題があるだけに、根本的な処方にならない」と話した。18代国会では16歳未満を対象にした性犯罪者に対する「外科的治療法」が提出されたが、人権侵害をめぐる議論の末に廃棄された。
 現在、デンマーク、スウェーデン、チェコ、ドイツなど、欧州の一部国家が「物理的去勢」制度を導入している。ドイツは25歳以上の性犯罪者に限って、本人の同意を受けて去勢手術を行っているが、年平均5人が手術を受けている。ドイツ政府は今年2月、国際機関の欧州拷問防止委員会(CPT)から「物理的去勢」を中断してほしいという人権請願書を受け取ったが、「やめる意向がない」という見解を発表した。1970~1980年まで、手術を受けた犯罪者104人を長期追跡した結果、再犯率が3%に過ぎなかったという。反面、手術を受けていない場合、再犯率が46%に達したというのがドイツ政府の説明だ。
 一方、政府は「科学的去勢」を受ける性犯罪者の対象を大幅に拡大する方針を決めた模様だ。現行の法律は16歳未満を対象にした性犯罪者に限って「化学的去勢」を行うよう定められているが、これを19歳未満対象の性犯罪者に拡大するという。
 権在珍(クォン・ジェジン)法務部長官は4日、大統領府で開かれた閣議で、このような案を李明博(イ・ミョンバク)大統領に報告したと、出席者らが伝えた。李大統領が前日のラジオ演説で、性犯罪に関連し「電子足環制度の実効性を高め、薬物治療を含めて可能な全ての対策を積極的に検討していく必要がある」と話したことを受けた後続措置だ。
 政府はまた、性犯罪者の身元公開制度の実効性を高めるため、犯罪者の写真を持続的にアップデートし、犯罪者の家の住所と地番まで公開する案も推進することにした。性犯罪者電子足環(GPSアンクレット)着用制を導入する前に発生した性犯罪に対しても、電子足環着用を遡及適用する案も検討する予定だ。

 最近の日本の裁判員裁判(事実上のリンチショー)でも不当な厳罰化がまかり通っている。
 常識はずれのお馬鹿な判決が堂々と垂れ流されている。静岡県内で女性を次々と暴行して逮捕された男に国際法違反の懲役50年が不当に押し付けられた。だが、私はGPSアンクレット強制着用、懲役10年、居住地域及び接近制限、カウンセリング義務付けでこの種の犯罪者を懲らしめることは充分できると考える。無論、悪質なケースに関しては物理的去勢で対処する必要もある(男性としての死を意味するのであり判断は慎重さが求められる)。
 だが、やはり何よりもやるべきは教育だ。徹底した性教育と精神カウンセリングの活用で、犯罪を極力減らしていくのがいい。児童ポルノの単純所有禁止はこうしたことの積み重ねの上で実施していけば初めて効果を生み出すのである。逆に言えばこうした積み重ねがないまま規制が行われることに私は反対する。
 例えば失業貧困故の強盗事件なら、ハローワークによる就業支援サービスを活用すればいい。そうしたことの積み重ねが犯罪発生率の減少につながっていく。少年犯罪に関しては精神カウンセリングと学業支援があっていい。そうしたことがあって初めて厳罰化は始まる。
 安易なまでの厳罰化では問題は解決しないのである…。

2012年12月29日
柔軟性で児童ポルノを止める方法(初出 12月21日)
 児童ポルノの問題に関してTwitterで私の考えることを申し上げると、問題点は2つある。性教育が甘すぎることと、ヌーディズムと猥褻の概念が曖昧であることだ。このことを最初に申し上げた上で議論を提起する。
 日本の場合、性教育が甘いのは儒教の影響が大きい。江戸時代までは男女混浴がある意味容認されていたわけだ。この性教育を徹底させることは性産業の衰退にもつながるわけだ。道徳教育の強化と同時にこの性教育を徹底させる必要があるのは明らかだ。本来このことを言うべきなのは自民党である。
 そして、性教育の徹底により性産業への人の参入を減らすことにもなる。あまりにも無責任な性交渉を減らすきっかけにもなる。性教育が甘いから、性交渉がある種の冒険になっていて由々しきことだ。子供を生むということは一生その子供への責任を担うことを意味するのだ。
 そのために、ヌーディズム団体と日本政府は共闘する必要がある。児童ポルノを将来的になくすという目的では私もヌーディズム団体も日本政府と考えは同じだ。ならば、折り合える箇所で共闘するべきで、性教育で用いる子供の性器の写真の提供などでヌーディズム団体からの提供を受けるべきだ。
 「関西援交」事件のような児童ポルノをなくすために、ヌーディズム団体と手を組めば一気に児童ポルノは少なくなる。授業でわざわざ裸にならなくてもいい。それだけメリットがあるのだから、思い切りよく行動に踏み切るべきだ。
 もう一つの課題は、わいせつ行為とヌーディズム団体の主張するアート性である。ただですら警察は性器の写った週刊誌には目くじらを立てる傾向がある(私もその点では同感なのだが)。だが、ヌーディズムは近代化に対するレジスタンスから生まれた思想である。故に始末におえない。
 思想故に脱ぐ彼らの思想までを弾圧することはできるのだろうか。インターネットではその気になればいくらでも情報が手に入る。抑えきる事は無理だ。故に児童ポルノがある意味残酷なものであるのは納得だ。だからこそ、ヌーディズム団体と共闘して児童ポルノの摘発に乗り出すべきだ。
 ヌーディスト達はにっこり笑って自らの裸を晒している。だからこそ、摘発すべきではなく味方にして、残酷な児童ポルノという最大の闇を打ち砕くべきだ。正しい性教育と厳格な道徳教育、わいせつ性とはなにかを厳しく考えるべきだ。
 最後になったが、インターネットで女性の恥ずかしいところを盗撮して公開するようなビジネスはとてもではないが容認できない。そのためにも正しい性教育・厳しい道徳教育を行うと同時に、柔軟性のある方法で猥褻ビジネスをなくすべく取り組んでもらいたい(完)。

2013年02月05日
ヌーディズムという思想と商業主義を区別せよ

AKB河西写真集がAmazon1位に、白紙報道も講談社は「修正して発売」。
ナリナリドットコム - 01月13日 08:30

 男児の手で“手ブラ”している写真が問題となり、波紋を広げているAKB48河西智美(21歳)の初のソロ写真集「とものこと、好き?」(講談社)が、一時Amazon.co.jpの「本のベストセラーランキング」で1位に輝いていたことがわかった。
 ランキング1位に立ったのは12日で、13日午前8時現在は「とびだせ どうぶつの森 超完全カタログ」(ニンテンドードリーム編集部)に続く2位。ただし、ランキングは1時間ごとに更新されるため、再び1位に返り咲く可能性はある。また、「新着ニューリリース」のランキングでは、現在も1位を快走している状態だ。
 写真集の発売を巡っては一部メディアで「発売白紙」と報じられていたが、出版元の講談社は12日、「ヤングマガジン」公式サイトに「河西智美ファーストソロ写真集『とものこと、好き?』発売についてのお知らせ」を掲載し、見通しについて言及。
 それによると、「『発売は白紙』と一部において報道がなされております。正しくは、同写真集については、内容に不適切な表現があったため、今一度内容を精査し、一部修正しながら発売日について検討しているところです」とのこと。新しい発売日については「決まり次第このホームページにてお知らせいたします」としている。
Narinari.comってどんなサイト?
http://www.narinari.com/


AKB48・河西智美の“児童に性器を触らせた”写真集に、当局「出版されるなら逮捕者が──」
日刊サイゾー - 01月12日 13:00
 「出版されるなら逮捕者が出る話──」
 スポーツ紙に掲載されたAKB48・河西智美の写真集の記事を手に、児童ポルノを取り締まる警視庁生活安全局の職員は強く断言した。
「社会通念とかではなく、違法行為なんです!」
 2月4日に発売予定の写真集『とものこと、好き?』(講談社)が児童ポルノ法(児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律)違反だとの指摘が持ち上がった。
「河西智美 初ソロ写真集でギリギリ”ショット!」(デイリースポーツ)
「白人少年の小さな手に包まれ… AKB卒業の河西智美が衝撃の手ブラショット」(J-CASTニュース)
「河西智美、豊満バストの手ブラ披露!」(オリコン)
 1月10日、この写真集についてスポーツ紙やニュースサイト、各メディアは出版元の講談社から送られた表紙写真を掲載したが、これは未成年と思われる白人男児が背後から河西の巨乳をわしづかみにしているもので、前出の同法にある「児童に自己の性器等(性器、肛門又は乳首)を触らせること」に該当していた。
 これら掲載写真はあくまで“記事”であったため当局も警戒を強める材料にとどめたが、12日に発売される漫画雑誌「ヤングマガジン」(講談社)に掲載のものは広告で、写真の上に「僕の手じゃあ隠しきれません」と悪ノリした男児のセリフまでが書き加えられていた。
 これは講談社の社内でも事前に異議を唱える声があったというが、発売を強行しようとした担当者の中には「これもAKB得意の炎上商法で売れる」と騒動による売り上げアップを期待する意見まであったという。
 最終的に講談社は「社会通念上、読者に不愉快な感情を抱かせる」と、「ヤングマガジン」の内容を差し替えての発売延期を決めたが、法に抵触しない自主規制を意味する“社会通念”で許される話ではなかった。
 11日、警視庁だけでなく児童ポルノを厳しく監視する民間団体も刑事事件としての告発準備を進めた。受理されれば「5年以下の懲役また500万円以下の罰金」に処せられる可能性もある重罪。ある団体にメンバーとして名を連ねる作家は「アイドルの味方を気取ったフリーライターがツイッターで“どこが問題なのか分からない”と抗議していたが、メディア側の人間でも男児自身が裸を晒したものではないからOKだと思っている者がいる。判断のつかない児童が卑猥な商売に利用されたことは性的虐待に等しく、その姿は大人になっても記録として残されてしまう。そんなことも分からない人間がメディアにいることも問題」と強く訴えた。前出職員も「そもそもスポーツ紙や各メディアがそのまま宣伝を垂れ流したこともおかしい」としている。
 写真集の発売自体も延期または中止となる見通しで、当初から内容に異議を唱えていた講談社の編集者は「企画自体をボツにすべき。一部を差し替えて発売となったら、それこそ炎上商法だとモラルを疑われる」と意見している。ただ、写真集の担当者は「白紙にするとヤンマガの損失も含め億単位の経費が無駄になってしまう」とその責任をとらされることに怯えた様子だったという。
 児童ポルノについての問題は海外でも摘発や罰則が厳しくなっている傾向があり、国内メディアの認識も改めて問われる。
(文=鈴木雅久)


 今回こんなくだらないことでコメントしないといけないのかと思うとうんざりものである。
 今回のヌード騒動はある意味思想上のヌードとは違う性質だ。なので私は厳しく考える。

 ヌーディズム(英語: Nudism)は、全裸でありながら服を着た状態と全く同じように過ごすこと。ただし衣服を着て生活することが規範となっている社会における活動を言う。裸体主義。
 ヌーディズムは、自然との関わりを強調してナチュリズム(英 Naturism:ネイチャリズム)と呼ばれることもある。ドイツではFKK(独 Freikörperkultur)と呼ばれる。ただし、似ている語のナチュラリズム(英 Naturalism)は「自然主義」のことで全く別の概念である。

  ヌーディズムの歴史
 19世紀末、ヨーロッパにおいて、工業生産の増大と鉄道、自動車による加速度的な近代化に反発するかたちで、自然回帰の動きが高まり、ハンドクラフト運動、禁煙・禁酒運動、健康食、健康飲料(果実ジュースなど)、ダンス、海水浴、日光浴、ワンダーフォーゲル、ハイキングなど野外活動の推奨などが声高に叫ばれ始めた頃に、こうした運動がまずドイツで始まり、続いて他のヨーロッパ各国に広がり、さらにアメリカ大陸やオーストラリアなどにも広まった。
 1920年にフランス最初のナチュリズム施設「スパルタクラブ」がヴァル=ドワーズ県にでき、1950年にはフランスナチュリズム連盟(FFN)が設立された。
Wikipedia日本語版より

 だから、思想で脱ぐ彼らと商業で脱ぐヌードは別に考える必要がある。
 商業で脱ぐ場合は明らかにセックスビジネスである。今回の場合は書類送検が相当と思われるが、私は好きにはなれないケースだと断言する。アート目的のヌードであってもそれがわいせつになりえる可能性はある。河西智美も過去の案件からして書類送検されるのではないか。
 この事件を機会に、再発防止にはどのような方法が必要なのかを真摯に考えてほしい。児童ポルノをなくすためには包み隠さない性教育が必要だという持論を持つ私はその持論の正しさをさらに確信した。そのうえでセックスビジネスに人々が流れ込まないようにするために様々な方法を考える必要がある。
 また女性ばかりがわいせつの対象だと考えてはいけない。男性ヌードも私は違法であると考えている。そうした意味でいかに日本のネットの考え方は甘いことか。稲田某のお粗末さはそこにあるのだ。しっかりしんさいな!!

 みなさんもぜひ考えてほしい。

 そして、逃げないことからまず命と向き合ってほしい。