2013年10月25日金曜日

日本の精神疾患-閉ざされた壁を打ち砕け-

 私は現在ある会社に所属して働いている。
 そこでいろいろ経験して思うのだが、発達障がい当事者としていうと精神疾患のほとんどがある意味病気なのは確かだ。中にはアスペルガー症候群やサヴァン症候群のように脳の機能障がいという先天性の障がいもある。
  こうした場合は改善できるからまだいいのである。だが、問題は知的障がいとごっちゃにされがちなのである。

 知的障がいというのはIQそのものに問題がある。
 すなわち、発達段階における先天性なものが大半で基本的には回復しない。だか、差別されることについては正当性はない。回復できなくても、小さな改善の手立てがあればよくなるのは間違いない。ただ、精神遅延については難しい。ルールを守らないケースが多く、周囲との軋轢が出てl来る。そのことに私は困ったこともある。
 精神疾患というのは病気の一種である。つまり、昨日取り上げた皇太子夫人・雅子さんのケースはそれにあたる。ご長女の愛子さんについても発達障がい説が流れているようだが確たる証拠がない限りそれは言うべきではない。診断がされても本人の意思で伏せる事もあるので私は断言しない。ただ、もし発達障がい当事者であるのなら私は身分以前に人として発達障がい当事者の待遇改善のために共闘する用意はある。
 統合失調症やうつ病は今や国民病の一つと言っていい。パニック障がいだってそうだ。

 まず、確実な情報が必要なのは確かだ。
 さらに正確な情報の提供もだ。これがない限り日本の障がいはいつまでたっても後進国レベルなのだ。まさに閉ざされた壁を打ち砕くにはどうすればいいのかを考えねばならない。