2013年10月9日水曜日

公職失格の男 杉村太蔵

今回の書人両断はとんでもないおバカ議員であった杉村太蔵である。

 『黒塗りのハイヤーに乗って料亭通いしたい』
 『議員宿舎への入居が楽しみでしょうがない』
 『(選挙後)真っ先に国会議員の給料を調べました』
 『議員報酬でBMWを買いたい』
 「国会議員の給料は2500万円」
 「議員宿舎は3LDKで楽しみ」

 これらの暴言はみんな衆議院議員に比例で当選した直後のものである。
 さらに国会議員時代に一番つらかったことは「風俗通いができない」「アダルトビデオを借りに行けない」だというのだから、公職失格と通告するしかない。
 ここで、国会議員の魁というべき護民官の意味をここに示す。

 護民官(ごみんかん、tribunus plebis トゥリブヌス・プレビス)は、紀元前494年に平民(プレブス、プレプス)を保護する目的で創設された古代ローマの公職である。プレブスのみが就くことのできる公職であって、身体不可侵権などの特権をもった。
Wikipedia日本語版

 さらに身体不可侵権にはこんなリスクもあった。

 プルタルコス『英雄伝(対比列伝)』の「ティベリウス・グラックス」の項目では、「身体の不可侵権」をこう説明している。
「もし仮に、護民官がカピトリヌスの神殿を壊し兵器庫を焼き討ちにしても、我々はその護民官の行為をそのままにしておかねばならない。そのような試みをする者は悪い護民官に過ぎない。しかし護民官が民衆を圧迫するようであれば、それはもう護民官ではない。」

 杉村はこうした政治家の意識が全く欠けていたのだろう、だからあんな呆れた暴言ばかり繰り返す。
 あの佐高信氏はこうこき下ろしている。

  杉村太蔵議員は小泉首相が国会に送り込んだ「ロボット」。彼の失言や失態は「出来の悪いロボット」だったということであり、騒ぎになった責任は首相や武部 幹事長にある。刺客と呼ばれて当選した人たちも、小泉首相が自分のいいなりになる議員を増やすために送り込んだ「ロボット」で、政治的な判断は出来ず、言 いなりには変わりない。一連の騒動は「ロボット」の実態が暴露されたに過ぎない。彼に政治家の自覚や資質を求めるのは、ロボットに人格を求めるようなもの だ(小野注:この発言は以前「ゴキブリにモラルは求められない」と佐高氏が政治改革騒ぎを起こした自民党田中派一派を一喝したものと重なっている)。
杉村太蔵衆院議員:「幼稚で無責任な発言、おわび」 目充血、神妙に反省会見35分(毎日新聞) - 9月28日8時0分更新

 「品位のある言動を心がけ、政策を死ぬ気で勉強します」といいながら杉村の実態は何もしていないだけで、ヒトラー小泉の言いなりだった。
 その程度の頭が我がブログに論議をかまそうというなら、こちらもできる範囲ではあるが反撃させてもらおうとだけ、警告しておく。ロボットにまともな議論はできない。今すぐドイツ証券に戻ってそこで一から出直しなさいとだけ言っておこう。

2012-05-17 21:00