2013年10月28日月曜日

崩れた金融ビックバン 東洋火災海上の場合

2012年05月13日




1950年2月4日 東洋火災海上保険株式会社として設立、3月1日より営業開始。
1964年2月 1億円に資本金を増資。
1987年10月 資本金を2億8百万円に増資。
1988年10月 株主割当・第三者割当により11億38百万円増資。
1998年7月18日 セコムの創業者で最高顧問を務める飯田亮氏と東洋火災の坂野常和会長との合意に基づき、セコムが360万株の第三者割当増資の全株を総額15億31百万円で引受け、33.96%の筆頭株主となる。
1998年9月 - セコム東洋損害保険株式会社と改称
1999年3月 第三者割当増資を行い、セコムが総額73億95百万円で引受け、資本金は56億11百万円、セコム株式会社の株式保有割合は75.88%となり、親会社になる。
2000年10月 - セコム損害保険に改称
2004年10月 - 富国生命保険相互会社と業務提携。

 今回は予定していなかった損害保険会社を取り上げる。
 今はセコム子会社なのだが、この損害保険会社は三菱の流れをくむ。更にセコムも三菱系列であり、三菱の異名である「三菱は国家なり」の考えが色強く根付いている。
 今後、この損害保険会社はどうなっていくのかは私は承知しない。しかし、忘れないで欲しいのはあくまでも顧客や従業員の存在だ。それを念押ししておきたい。