2013年10月9日水曜日

相変わらずお粗末で痛い発言ばかり 櫻井よしこ

<女性宮家創設>桜井よしこ氏ら反対…有識者ヒアリング
毎日新聞 4月10日(火)21時9分配信
 政府は10日、女性皇族が結婚後も皇 族の身分にとどまる「女性宮家」創設に関する第3回の有識者ヒアリングを首相官邸で開いた。出席したジャーナリストの桜井よしこ氏(66)と百地章・日本 大教授(65)=憲法学=は女性宮家の創設について、将来的に父方が皇室の血統に属さない「女系天皇」につながるとして反対。代わりに女性皇族が結婚して 皇籍を離脱しても公務を続けられるよう、一代限りで「内親王」「女王」の称号を付与すべきだと提案した。

 桜井氏は、結婚した女性皇族が民間人として公務を続けることは「皇室を支える力になる」と指摘。結婚後も国が経済的な支援を行うべきだとした。

 百地氏は、女性皇族が結婚後も「内親王」の称号を用いた例が江戸時代に9件あったと説明。結婚した女性皇族の公務については、宮中祭祀(さいし)▽憲法で定める国事行為▽行事などの公的行為--のうち「公的行為のみを担うべきだ」とした。

 両氏はともに現在の「男系天皇」の維持を主張。皇族に養子を禁じた皇室典範9条を改正し、終戦直後に皇籍を離脱した旧皇族の男系男子を復帰させる案も示した。百地氏は、11の旧宮家のうち4家に未婚の男系男子が9人いると指摘した。【野口武則】
最終更新:2012年4月10日(火)21時12分


 私は残念ながら、女性宮家や櫻井らの提案に断固反対する。
 櫻井にはチャップリン自伝よりこの言葉を謹んで差し上げよう。

「戦争の気配がふたたびただよいだした。ナチスが隆々と伸びていた。
 それにしても、第一次大戦のあの氏の苦しみの4年間を、なんと早く忘れたものか。
 身の毛もよだつような人間の残骸 - 腕をもがれ、脚を失い、両眼を盲い、あごは吹っ飛び、けいれ んでもするかのように脚をひきずる・・・、そうした・・・なんと早く忘れられてしまったことか。
 死ななかったものも、傷つかなかったものも、決して被害者でなかったわけではない・・・」

「そ していまや、また戦争がはじまろうとしているのだ。わたしはポーレット・ゴダートのために脚本を一本書きかけていた。だが、仕事はちっとも進まなかった。 あのおそるべき醜怪な化けもの、アドルフ・ヒトラーがせっせと狂気をかきたてているとき、どうして呑気な女の気まぐれに心をつかったり、甘いロマンスや愛 の問題を考えたりしていることができるものか!」

「『チャップリンの独裁者』の製作が半分ほど進んだころから、しきりにいやな情報が入り始めた。
 ・・・・(中略)しかしわたしは、断然すすめることに決めた。
 ヒトラーという男は、笑いものにしてやらなければならないのだ。
 もっとも、そう言うわたしも、もしあのナチス強制収容所の実態を知っていたら、
 あるいは『独裁者』はできていなかったかもしれないし、またナチどもの殺人狂を笑いものにする勇気も出なかったかもしれない。
 だが、それはともかく、なんとしてもわたしは、血の純潔民族などという彼らの神秘主義的迷信を笑いものにしてやりたかったのである。そんなものは、おそらく豪州の原住民くらいのほかには、あるはずがないのだから!」
http://blogs.yahoo.co.jp/fururina2000/60933589.html
http://ameblo.jp/toda-eiga/day-20100418.html
 より引用

 チャールズ・チャップリンのナチス批判は皇室にも通じる。
  「独裁者」製作時にアメリカ政府や財界から圧力をかけられながらも、チャップリンは毅然としてはねのけた。その勇気と比べて櫻井のだらしなさは際立ってい る。更に櫻井がお粗末なのはTPP推進一派であること。TPPの実態がアメリカと日本の自由貿易協定(加入した場合日米間の貿易取引だけで90%になるの で)であることはもはや明確になり、アジア全体にとってとんでもない損害になることは日本がアジアに対してさらに損害を与えることになる。
 そのアジアに対して櫻井は冷淡だ。第二次世界大戦で日本が犯した戦争責任を不当に居直る暴言を繰り返す不見識。これはいかがなものか。思い出したかのように薬害エイズ事件でのルポや盗聴法反対には始末におえない。これを相変わずお粗末で痛い発言ばかりというのである。
 原発の弊害も明らかなのに運転再開に反対する市民を誹謗中傷することもお粗末だ。それだから、南京大虐殺に関して社民党の福島みずほに関するでっち上げ暴言をして福島に謝罪したではないか。このことは1996年12月上旬に判明した。

「私 は福島さんを多少知っているものですから、あなたすごく無責任なことをしているんではないですか、というふうに言いました。せめてこの本を読み、せめて秦 郁彦さんの研究なさった本を読み、済州新聞を読み、そして秦郁彦さんなどの歴史研究家の従軍慰安婦の資料を読んでからお決めになったらどうだろう、吉田清 治さんの本を証拠として使うこと自体がおかしいのではないかと言ったら、ウウンまあ、ちょっといろいろ勉強してみるけど―――というふうにおっしゃってま したけれども・・・」

http://himadesu.seesaa.net/article/48708510.html
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20091029/1256774510
より引用。

 この発言がでっち上げであることが明らかになったのである。
 その時点でジャーナリストを返上すべきだったのではないのか。櫻井は今すぐ退場しろと私は怒鳴りつけたい。こんな人間に国歌国旗を尊重しろと言われるとは笑止千万である。そうした愚か者がただですら評判の悪い君が代や日の丸をさらに汚すのだ。
 櫻井は愛国心があるというのなら今すぐジャーナリストを引退し、従軍慰安婦にさせられたアジアの人達を救う活動に生涯を捧げるがいい。それ以外に櫻井に残った道はない。

 2012-04-15 13:42