2013年10月6日日曜日

極右政治家よ、お前こそ北朝鮮へ移住せよ 松井一郎

 今回の書人両断は自称大阪府知事の松井である。
 この男の罪は際立って重い。切腹どころでは済まされないとんでもないことばかり繰り返した。罪1つ目は愛国心の押し付けである。このことについては週刊金曜日より引用する。

池田香代子さん、竹下景子さんら連名――大阪・教育基本条例案に反対声明

2012 年 3 月 19 日 5:19 PM | カテゴリー: 社会
 松井一郎大阪府知事と橋下徹大阪市長が府市両議会に提出している、教育への政治関与を強める条例案の審議入りを目前にした二月二八日、佐藤学東京大学教授と翻訳家の池田香代子氏が東京都内で、反対声明を発表する記者会見を開いた。
  条例当初案の「知事が教育目標を設定」を、教育行政基本条例案第四条で「知事は委員会と協議し基本計画の案を作成する」とした修正について、佐藤氏は「表 現をやわらげても内容は同じ。知事が独善的に教育目標を教育基本計画に入れれば、教育基本法が禁じる権力の介入と同じことになる」と指摘。また、「地方教 育行政法第一三条等は『教育委員会は教育委員による合議制の執行機関』という旨を規定しているのに、条例案第七条二項が『知事が教育委員個々人を業績いか んで罷免する』としたのは違法だ」と批判した。
 大阪府の二〇一二年度公立学校教員合格者中、一二・四%もが採用を辞退している事態(過去五年で最悪)に、佐藤氏は「橋下氏は教員の質向上を唱えるが、条例案が通れば辞退者はさらに増える。質の低下は必至」と指摘した。
  政治講演会の参加者等の密告を全大阪市職員に命じた橋下市長の思想調査について、池田氏は「ファシズムというよりマッカーシズム」と批判。また、橋下市長 が「君が代」不起立三回で教員を免職にする、とした職員基本条例案の規定を「スリーアウト制」と野球にたとえている点について、「橋下氏は『こう言えば拍 手喝采を浴びられる』というテレビコメンテーターの感覚だ」と、呆れた様子で語った。
 池田さんはまた、ある実話を紹介。杉並区の首長だった山田 宏氏肝いりの教師養成塾・師範館の塾生は、「グランドピアノを動かそうとしている人に『手伝って』と言われたらあなたはどうするか、との問いに『手伝いま しょうか』は誤答。『上司(校長)の指示を仰ぐ』が正解」と指導され、教師になるのをやめたという。
 今回の反対声明は、呼びかけ人が藤田英典・共栄大学教授(政府・教育改革国民会議の元委員)ら一〇人、賛同者には俳優の杉良太郎さん、竹下景子さんら一三〇人以上が名を連ね、会見は同日、大阪でも行なわれた。
(永野厚男・教育ライター、3月9日号)

 彼らの勇気ある行動を大いにたたえたい。
 それと同時にハシゲと松井にはブーイングを送ろう。さらに松井はとんでもない暴挙を繰り返している。

2012年2月9日(木) しんぶん赤旗
「君が代」 拒否3回で分限免職
大阪職員条例案 統合本部が確認

 橋下徹大阪市長と松井一郎府知事は8日、府市統合本部会議を大阪市内で開きました。
  このなかで、教育基本条例案で2年連続最低にランクされた教員は分限免職(解雇)の対象とした「維新の会」案の規定を削除する一方、職員基本条例案に職務 命令違反を盛り込み、「君が代」起立斉唱命令に3回違反すると分限免職にすることを確認しました。東京都が「君が代」の起立斉唱の命令に従わない教職員を 停職や減給にしたことは重すぎる処分であり違法とした1月の最高裁判決に反するものです。
 府総務部や府教育委員会側は、最高裁判決に反するとく り返し主張しましたが、橋下市長は「不起立行為の回数だけで罰を与えるのはだめという判決は重く受け止めなければならない」としつつも、「公務員でありな がら職務命令違反を続けるのが許されるのか、公務員の適格性の問題だ」と居直りました。
 教育条例案では、分限免職を撤回する代わりに、教員の適格性について保護者や生徒からの申し立て権を設けるとしています。保護者などからの教員の適格性への申し立てについては、学校側が妥当と判断すれば指導研修の対象とします。

 何が処分かと怒鳴りつけたい。
 これでますます大阪府からレベルの高い教員はどんどん去っていく。さらに国歌や国旗を己の歪んだ支配の道具に使うことでただですら評判の悪い君が代や日の丸がどんどん汚されていく。これこそ売国奴のやることではないか。
  リクルート事件の高石邦男元文部事務次官は日の丸次官と呼ばれ、日の丸・君が代強制と組合潰しを推進した。だが、リクルートから非公開株式を受け取ってい たことが発覚した際に「妻が受け取っていた」と呆れた言い逃れに終始した。サミュエル・ジョンソンの「愛国心は悪党の最後の隠れ家である」を身をもって体 現したが松井も同じ宿命の男に過ぎない。
 次の罪は大阪府に大きな損害を与えた売国奴ハシゲへの対応のなさ。これについては以下の記事を引用する。

2012年1月13日(金) しんぶん赤旗
橋下氏は96億円返せ
住民訴訟 WTCビル購入違法
大阪
  大阪府が庁舎として使うためにワールドトレードセンタービル(WTC、大阪市住之江区)を耐震性や災害拠点としての有用性を十分調査せず購入し、庁舎を一 部移転したのは違法だとして、府民82人が12日、松井一郎府知事を相手取り、購入当時の橋下徹知事(現大阪市長)に、ビル購入費や一部移転費用96億3 千万円を返還請求するよう求める住民訴訟を大阪地裁に起こしました。
 訴えたのは「おおさか市民ネットワーク」代表の藤永のぶよさん(71)やフリージャーナリストの西谷文和さん(51)など。
  訴状によるとビルの購入・庁舎一部移転後、東日本大震災の発生で耐震性の不安が露呈し、専門家の検証で、耐震性に大きな問題があると判明。全面移転を断念 したが、そもそも十分な調査をせずに耐震性が極めて不十分な建物の購入・移転はするべきでなく、かかった96億3千万円は違法な公金支出にあたるとしてい ます。提訴後の記者会見で西谷氏は「橋下市長が拙速に独断的に購入・移転をしたことによって損害を与えた。庁舎移転は府議会で否決されているのになぜ一部 移転し費用を出したのか裁判で明らかにしたい」と語りました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-01-13/2012011301_07_1.html

 おおさか市民ネットワークこそ、真の護民官である。
 松井は彼らの要求を潔く受け入れる義務がある。ハシゲに100億円の損害賠償を求める訴訟を今すぐ起こさなければ、松井も共犯者とみなされる。大阪府庁を近代美術館に転用してごまかそうと言うのなら、美術を冒涜することでしかない。私は絶対に許すわけには行かない。
  3つ目の罪はハシゲと共犯でデマゴーグを垂れ流し、相手へ卑劣なネガティブキャンペーンを行った罪。これは議論を堂々と戦わせる論客としてやってはいけな い最悪の行為である。日本共産党のように事実で戦うのならまだしも構わないが、誹謗中傷と喧嘩だけでやるのは言語道断だ。
 しかも、この松井の父 親である元府議会議長の良夫元府議が極右の超大物だった笹川良一の子分で、大阪の住之江ボート利権(競艇場の照明など電気設備の利権を一手に握っている) を今でも松井一家が手にしている。松井が福岡工大に行ったのは、当時の福岡工大の理事長が笹川良一だったからと言われている。
 これで何が「維新」か。単なる利権の付け替えに過ぎない。バカにするなと怒鳴りつけたい。それとも、ハシゲと一緒に北朝鮮に移住するつもりか。
 
 2012-04-12 22:57