2013年10月22日火曜日

地方百貨店を考える 平塚・梅屋の場合

 今回はあえて画像は引用しない。
 他の箇所で引用したからだ。


1907年、小間物、化粧品を扱う小売店として梅屋を創業。
1945年7月16-17日、平塚市は軍需工場があったため空襲を受け焦土と化した。 
1951年 法人組織とし、商号を「(株)梅屋」にする。
1963年 地上9階、地下1階の本館建物を完成。戦災復興土地区画整理事業を実施したことで軍需工場跡地に日産車体や横浜ゴムなどが進出したため。のちに新館を増築し湘南を代表する百貨店といわれるようになった。
1973年6月20日 平塚駅ビル・ラスカが開業。
1977年11月30日 忠実屋(後のダイエー平塚店)が開業。
1981年 梅屋前社長の関口寛快がなくなる。イトーヨーカドーの元社長・伊藤雅俊は神奈川県平塚市の「梅屋」の会長職を務めている。それには理由があり、伊藤が梅屋で修行したことからヨーカドーはその恩返しに平塚には出店しない方針だそうだ。梅屋前社長の関口寛快(1981年逝去)は伊藤の恩師でもある。
1999年4月21日 OSCオリンピック湘南シティ開業。
2005年 十字屋クロスティ閉店
2008年 長崎屋閉店
2011年8月31日 建物の老朽化と耐震工事の為、梅屋百貨店本館の営業を終了。
2012年9月25日 本館をテナントビル化して再開店。
2012年9月30日 ダイエー平塚店閉店


 
 おそらく、セブンアンドアイは梅屋を買収すると思われる。だが忘れないでほしいのは地方に根ざした誇りだ。その精神を忘れ、中央集権といわんばかりに文化を押し付けたら売れなくなってしまう。