2013年10月10日木曜日

この恐るべき傲慢 渡部昇一

 今回槍玉に挙げるのは極右の精神的バックボーンである。
 この男をばっさり切り捨てることは歪み果てたネットファシストどもの精神を打ち砕くことにつながる。

若ボケジジイはビルマに移住しろ 渡部昇一(小野哲)
テーマ:無責任連中書人両断!!
2011-08-12 05:27:52
 今回の無責任連中書人両断は日本の戦争責任を不当に否定し、『日本バンザイ』しか繰り返さない壊れたレコードのような男である。
  この愚か者を論破するには、まずはチャップリンの『血の神秘的迷信』がピッタリである。チャップリンの自伝で『独裁者』を制作した時、様々な圧力があった が『ヒトラーの言う、アーリア民族なる血の神秘的迷信は断固コケにしないといけない』という確信を余計強めたという事をチャップリンは明かしている。これ を踏まえて、以下のエピソードをどう思うか考えて欲しい。
 渡部は「古語俗解」というエッセイを連載していたが、『週刊文春』1980年10月2 日号に掲載された「神聖な義務」というエッセイで、血友病の遺伝子をもつ作家の大西巨人夫妻が子どもを生んだことを誹謗中傷した。驚くべきことに、血友病 に関する基本的知識もないまま、子どもをもうけることがいいかどうか、大西氏が医師に相談したことも無視して「劣悪遺伝子の子が生まれるとわかっていれ ば、それを生まないように犠牲と克己の精神を発揮すべきだ」と暴言を吐いた。この事は「神聖な義務」事件として知られている。井上静先生も厳しく批判する ほどだし、コラムを書く時に必要な資料を揃えなかった欠陥ぶりをどう思うのか。
 かつて、渡部夫人がこう証言している。
「…寝るときに布 団をきちんと敷いておけばそれでもう主婦の仕事は百%完了と思っているのに、主人はわたしがちゃんと布団を掛けてくれることまで期待しているんですね。お 母さまがいつもこたつでお布団を温めてくれて、何時に寝てもちゃんと掛けてくださってたんですって。…結婚して最初のお風呂のとき、背中流せっていわれて びっくりして」
 これをあるブログで取り上げていて、ブログの持ち主は『気持ち悪い』と不快感を表明したが私も同感だ。こうした「非自立人間」が、できるだけ国家社会に負担をかけない自助努力を説いたのだから笑止千万ではないか。これこそ、若ボケと人は言うのである。
 こんな程度の渡部よりも、きちんとマトモな意見を述べているアーチストがいる。T.M.Revolutionこと西川貴教氏である。彼のトゥイッターを見ると実に彼が政治を深く考えているかが分かる。

 やはり若者の投票率の低下が、こういった結果を招いてしまうのでしょうか... 正直僕のTL上を見ていると、到底石原氏が再選されるとは思えないのですが... 何か... 言葉が出てきません...
2011/04/10(日) 20:35
 小野注 ポルポト石原批判と同時に、東京都民に厳しい意見を述べていることが分かる。
  勘違いされたくないのは、今回の条例を否定だけしているのではありません。条例に関して都民に詳しく説明もせず、内容の審議もそこそこにアニメやコミック は低俗、同性愛者や性同一性障害者には時に差別発言をするような知事が性急に条例を可決させようとしていることに問題があると思っているのです。
2010年12月10日 webから
  政治家の皆さんの負担を大きくしてくれって意味じゃなく、本当は支援したくとも出来ない方もいるのでは?と思ったからです。 RT @m_daikon @TMR15 政党交付金や議員報酬を削って予算に充てるという選択肢もあるはずですよね。法的に寄付できないのを言い訳にしている気がします。
2011年3月22日 HootSuiteから  小野注 同感。特にオマヌケネオコン・ネオリベどもは私財を提供すべきである。
 え?政治家の方々って法的な理由で寄付出来ないの?後の選挙に影響するからとか?だったら一律で額決めちゃえばいいのに!国や地域のリーダーが率先してこそ意義があるのにね... 難しいッス... 2011/03/22(火) 10:57
西川 貴教
http://twitter.com/#!/TMR15/

 これだけ、きちんと闘えるアーチストは珍しい。
  西川氏には是非とも、植草一秀氏や山本太郎氏に続いて脱原発を表明し、闘ってもらいたい。私達もネットで戦う。渡部は『戦っている』と抗弁しようが、彼が 戦ったのは良心的なハト派であり、事実を事実として受け止める逃げない市民であって、極右を痛烈に批判した事実はない(そうじゃなかったら極右集団・『在 特会』のヘイトアタック・ヘイトスピーチの対象にならないわけがない)。むしろ極右政党の幸福実現党(幸福の科学傘下)の思想上バックボーンになっている のである。
 その代表とかとほざいている大川隆法については我が盟友が『ヒトラー再誕』で痛烈に批判している。更に大川は『Bart』の1991 年9月23日号の渡部との対談で、「渡部先生のご著書の影響が『幸福の科学』の知的探究態度の出発点みたいなところがあるんです。先生のご本を読んでな かったら、『幸福の科学』はある意味ではなかったかもしれないし、あったとしても、10年くらいは遅れていたかもしれない。『知的生活の方法』、あの一書 が決め手ですね。ありがたかった。他の方はどういうご利益を得たか知りませんけれども、私にとってはバイブルだったといっていいほどなんです」と持ち上げ ている。
 つまり、バブル思想だったということを渡部は自ら告白したにすぎないのだ。そういう愚か者はバブルのかすどもまとめてビルマに移住したらどうか。それとも、ノルウェーテロの加害者であるブレイビク被疑者と刺し違えるつもりか。
http://ameblo.jp/tetsuono123/entry-10373298867.html

 この渡部はジミントーに何でも任せきりなら問題ないといいたいらしい。
 たとえば国民総背番号制ならぬマイナンバー。ジミントー時代から導入が暗躍されていた。民主党鳩山・小沢政権時代は歯止めがかかっていたが菅違い直人、野だめからアメリカ・官僚・財界シフトのお間抜けネオコン政権になってしまい暴走している。
 東京(中日)新聞を参照願いたい。



【経済】

共通番号制度 消費増税とセットで推進

2012年2月19日 朝刊

  政府は国民一人一人に「マイナンバー」と呼ばれる番号を割り振り、納税実績や年金などの情報を管理する共通番号制度の導入を目指している。二〇一五年一月 の利用開始を想定。消費税率の引き上げを柱とする社会保障と税の一体改革にも必要だとするが、個人情報が漏えいする危険性など課題も多い。 (関口克己)
 新制度は所得や納税額、支払った年金や医療、介護などの保険料のほか、社会保障の受給に関する情報を住民基本台帳のネットワークを通じて集約し、国民や企業にそれぞれ数字を割り振る。子どもを含めすべての国民と企業に番号を登録したICチップ付きのカードを配る。
 個人情報に関しては現在、給与所得は国税庁、年金は厚生労働省-などと担当官庁が分かれ、番号もばらばらだ。新制度でこれらを一つの番号にまとめ、収入に応じたきめ細かい社会保障サービスを提供するという。
  政府は十四日、新制度を導入する法案を閣議決定。十七日に決定した一体改革大綱にも明記した。消費税増税で低所得者への負担軽減策となる「給付付き税額控 除」のほか、医療や介護などの自己負担の合計額に上限を設ける「総合合算制度」の導入には所得を正確に把握する必要があり、共通番号は欠かせないと強調し ている。
 政府は新制度について▽確定申告や年金受給手続きの簡略化▽年金手帳や健康保険証、介護保険証の機能を一枚のカードが持つ▽災害時の本人確認や保険金受け取りに活用できる-などと国民に便利だとアピールする。
 ただ、政府にとっても所得の過少申告による脱税や税の不正還付を防げるという利点がある。
 税理士の浦野広明立正大客員教授(税法学)は「税務署は個人や企業に納税者番号をつけ、税の申告状況を整理している。マイナンバーで所得把握する必要はない」と指摘。「国民のあらゆる個人情報を国が管理する国民総背番号制が目的だ」と導入に反対する。
 また、国民の制度への理解も広がっていない。内閣府が昨年十一月に行った世論調査では、83%がこの制度を知らなかった。40%が個人情報漏えいによるプライバシー侵害を、32%が個人情報の不正利用による被害が心配とも答えた。
 政府は個人情報が適切に管理されているかを監督する第三者機関を設ける。情報漏えいには四年以下の懲役、または二百万円以下の罰金を科す方針だ。
 だが、ネット犯罪は手口が巧妙化し、防止は困難。個人情報をひとまとめにした番号が悪用された場合の被害は大きく、慎重な制度設計が求められる。

 渡部はこれらの現実をなんと思うのか。
  さらに、幸福の科学との関係は今でも続いているほか極右雑誌で悪名高い「WILL」に掲載を続けている。さらに大西氏のことについては持病持ちゆえに許す わけには行かない。私はそもそも結婚する気持ちもないが、子供を作ることはあくまでも夫婦間の問題に過ぎないのであって第三者が茶々を入れることではない のだ。これを傲慢といわずしてなんと言うべきか。
 また渡部は護憲を主張しているらしいが、それはあくまでも皇室と言う幻想のオアシスを守りたい一念に過ぎない。私はチャップリンと同じ「血の神秘的迷信を信じない」立場なのでお笑いものだと思っている。この男は潔く山形県に引っ込んでいるがいい。
 

2012-02-20 06:48