2013年10月13日日曜日

言論とは覚悟だ

 言葉というのは覚悟だ。
 それ故に発するものは大きい。実は機動戦士ガンダムシリーズを見てきて思うのだが、あれらは差別の物語なのではないか。最近の在特会問題から私は痛感している。コーディネーターやニュータイプを在日コリアンに変えればすべてわかる。
 レイシストたちはそのことに気が付かない。アニメが単に面白いということばかり溺れているのだ。

2011年12月11日
新聞が面白くない理由
 今回は岩瀬達哉氏の著書「新聞が面白くない理由」を取り上げる。
 
 新聞に明日はあるか?
 官公庁と癒着を続ける記者クラブの闇を暴く
 健全な民主主義を作るためには、ジャーナリズムの再生が不可欠!

 衰退一途の日本のジャーナリズム。その根本の病巣こそ「記者クラブ」である。広いスペース、税金から支出される通信費、光熱費……。官公庁から便宜供与を受けて他のメディアを締め出すさまは、中世のギルドさながら。果たして彼らに自浄作用はあるのか?健全な民主主義のため既得権を抉った渾身の書!
 全てアマゾンから引用

 この著作は新聞だけに問題点を集中しているのだが、雑誌でも取材力の劣化が進んでいる。一撃筆殺仕事人:佐高信先生追っかけブログの記事から引用させていただきたい。

2011-12-11 03:13:15
satakaの投稿
原子力産業新聞:落合恵子さんと有沢広巳さんの1974年新春放談
テーマ:週刊金曜日
久しぶりのブログアップです。先月11月末の発売であった週刊新潮11月24日号、そこで週刊金曜日の編集委員を佐高さんらともに勤めておられる、落合恵子さん(元文化放送アナウンサーで現在は作家、絵本を出版しているクレヨンハウス代表としても大変有名な方で、テレビのコメンテイターも時々務めていらっしゃいますね。)そんな落合さんをあろうことか週刊新潮が攻撃してきました。
【ワイド】癒えない傷 消せない過去、と銘打った特集の六番目に、原発文化人を叩いても週刊金曜日「落合恵子」の消せない過去と題しましてページ半分にも満たない記事です。
佐高さんが中心となって週刊金曜日では原発の安全宣伝に協力した文化人やタレントを批判してきました。その文化人、タレント批判を再録した原発震災と銘打った週刊金曜日の特集号は完売、売り切れするなど大きな反響を呼びましたね。しかしそんな佐高さんでしたが、同じく週刊新潮に東京電力福島第二原子力発電所が協賛した富岡町の桜文大賞の審査員を務めていたことが報道されて、佐高さんもあわてて反論したこともありました。
さて、その週刊金曜日の同じく編集委員の落合恵子さんでしたが、もう三十五年以上前の1974年1月の原子力産業新聞という原子力業界紙に当時の原産会議(今の原産協会)の会長であった有沢広巳さんと対談していたというものでした。
まぁしかし記事を見てもいったいどのような対談であったのかぜんぜんわからないのですね。宮崎学さんも月刊Willで批判されていましたが、このごろの週刊誌の記者はネットでネタを集めていい加減な記事を書く人がとても多くなっているということです。
原産会議というのはwikipediaによると原子力平和利用の推進により国民経済と福祉社会の健全な発展に寄与することを目的に1956年に設立された社団法人でまぁ、原子力進の旗振り役を担った団体の一つなんでしょう。そういえば寺島実郎原発おじさんも大会で基調講演をしていらしたこともあったといいます。
その会長代行には佐高さんの好きな橋本愛之助さんの名前もあります。その橋本さんを1974年に引き継いだのが有沢広巳さん。でも新潮の記事では対談内容がまったくわからないんですね。
このバカ新潮(@橋下徹次期大阪市長)はせめて大宅壮一氏の資料館で記事でも探せばいいのにと思いまして少し検索してみたら、なんとネット上で読めるではないですか!
本当に恥知らずだなと思いました。バカ新潮は。
そこで落合さんへの疑問を晴らすために一気に大サービスで対談を書き出してみました。
後略 
http://ameblo.jp/sataka/entry-11103601563.html

 週刊新潮のやったことは在特会なる極右団体とほとんど変わらない。
 そこで連中の批判を四連続で掲載する。

ナチズムという最悪の亡霊(小野哲)
テーマ:ブログ
2010-04-19 08:09:42
 排外主義(はいがいしゅぎ、ショーヴィニスム)とは、外国人や外国製の商品、思想を排斥すべきだとする立場。ショーヴィニスムと言う名前の由来は、石版画と戯曲に登場し、ナポレオン・ボナパルトを崇拝したとされるフランス兵のニコラ・ショーヴァンから。民族主義の偏狭性が噴出した主義である。
 排外主義が発生する要因は主として長期的な経済不況や政情不安によるもので国民の不満のはけ口を国内の外国人移民に向ける事が多い。排外主義の類義語として好戦的愛国主義(ジンゴイズム)と言う言葉もある。
Wikipedia日本語版より採用


 残念だが、今の日本は拝外主義がはびこっている。
 「在日特権許さない市民の会」と称する極右団体が2007年1月に発足したがその中身はただただ呆れる代物である。
 連中のほざく「主張」とやらはWikipedia日本語版によると「在日韓国・朝鮮人を含む特別永住者はかつて日本国籍の保有者であったというその歴史的経緯などから、いくつかの特例措置を与えられていることなど、他の永住外国人や日本人と比べて異なる有利な取り扱いを受けていることがある。これを「特権」(逆差別)とし、その存在を広く一般に提起しその解消を訴えている。また、在日韓国・朝鮮人と本国の韓国、北朝鮮が「歴史の捏造」をおこなっているとして強く非難している。一方、日本と台湾の間では日韓・日朝関係ほど歴史問題で対立しておらず、在日台湾人や台湾の対日世論も良好であるため、法的立場が在日韓国・朝鮮人と同等の在日台湾人特別永住者に対しては、ほとんど批判対象としていない」としている。
 はっきり言って、事実を無視した呆れた妄想である。まず、第二次世界大戦前の日本は植民地支配で成り立っていた。朝鮮併合はそれこそ、強引な手段で行われ、独立運動は弾圧されてきた。こんな基本的な知識ぐらい、知っているのに認めたくないのならもう、妄想だ。
 連中はこんな「7つの約束」をほざいている。

 在日による差別を振りかざしての特権要求を在特会は断じて許しません。
 公式サイトの拡充、各地での講演会開催などを様々な媒体を通じて在日問題の周知を積極的に行っていきます。
 各所からの講演要請があれば在特会は可能な限り応じ、集会の規模を問わず講師の派遣を行います。
 「在日特権に断固反対」「在日問題を次の世代に引き継がせない」意思表示として在特会への会員登録を広く勧めていきます。
 当面の目標を登録会員数一万人に定め、目標に達し次第、警察当局や法務当局、各地方自治体、各政治家への在日問題解決の請願を開始します。
 在日側からの希望があれば、放送・出版など様々なメディアにおいて公開討論に応じます。
 不逞在日の犯罪行為に苦しむ各地の実態を知らしめ、その救済を在特会は目指していきます。

 私から一言。
 「誰が相手にするかボケ!幼稚園から出直せ!!」
 この一言に尽きる。在日コリアン以外にも不法滞在者、キリスト教教会へのデモなど、外国人全般への排斥運動であることは明らかで、これを国際法ではヘイト・クライム(憎悪罪、ある人種、民族、宗教、性愛の有様など、「異なる集団に対する偏見・差別・蔑視」感情などが元で起こされる犯罪行為、とくに暴行、脅迫、殺人などの暴力犯罪を指す)という。すでにアメリカでは厳しく裁かれているのだと言うことを彼らはなんと思うのか。
 私はアメリカの悪事についても厳しく批判している。たとえば東京空襲では国際法違反のナパーム弾が用いられた。広島・長崎の原爆投下とあわせて人体実験が堂々と行われた。また、極右中国も独裁体制を厳しく批判し、民主化を要求している。こうした主張には、必ずアジアに対して犯した日本の戦争犯罪がついて回る。それらを避けたいが為に外国人排斥運動を堂々とやっているのだろう。
 因みに、もう一つ。Wikipedia日本語版よりネオナチについて紹介しよう。

 ネオナチ(Neo-Nazism、稀にネオナチスとも)は、アドルフ・ヒトラーを指導者とした国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の思想を受け継ぐと称して活動する人・団体、政治勢力を指す。
 思想的には、外国人排斥・同性愛嫌悪・共産党敵対が3つの柱である。教会などによる地域社会への帰属感を持たず、旧ナチスシンパを標榜することをアイデンティティとし反社会的行動を行っている。極左的アナーキズム(無政府主義的)としての傾向から内部に特定の指導者を立てることができないため、同じ国粋主義であっても旧ナチスやイスラム圏の原理主義運動のような組織性を持てず、計画的な行動も取れないケースが散見される。

 今月、今回取り上げた「在日特権を許さない市民の会」なるファシズム団体が、カルデロン一家問題で埼玉県蕨市に殺到し、「デモ」と称する卑劣きわまりない言論テロリズムを企んでいる。
 だが、この問題は私が以前取り上げたように国際法の観点から言うと完全に日本政府は間違っている。法律を犯したカルデロン夫妻の罪は罪で裁かれても、娘さんまでフィリピンに追い出すというのは現実的ではない。ましてや、日本はこどもの権利条約という、国際法を結んでいる。これでも日本政府の判断は完全に国際法違反であることは明白である。
 そのことを私は以前取り上げたら、それこそ屁理屈だけ達者なお間抜け達の荒らし攻撃を受けた。私は国際法できっちり連中の妄想をコテンパンに論破した上、IPアドレスの強制公開と書き込み禁止処分を言い渡した(後にアクセス禁止処分に強化)。ここまでやらないと、分からないのだから救いようがない。
 その妄想は残念ながら他のブログでやらかしていた。しかも私への誹謗中傷もあった。すぐに、法務省が運営するインターネットホットラインセンターとアムネスティに通報したが、ここまで厳しくやらなければ言論の自由は保てないのである。我が盟友も連中の誹謗中傷には呆れていたが、連中には「ファシズムへの道は善意で舗装されている」{カール・マルクス著『資本論』(1867)より}と言っておこう。この善意なる言葉は正義にも置き換えられる。
 カルデロン夫妻の長女は、現在国連に日本政府の国際法違反を訴えている。日本政府は国連に動かれる前にカルデロン夫妻に出した過剰な国外追放処分を取り消さねばならない。そして「在日特権を許さない市民の会」などの極右団体を破防法で取り締まらねばならない。
 連中はカルデロン一家排斥運動をやらかした際、「フィリピンの恥さらし 他人名義の旅券で不法入国の犯罪人 カルデロン一家を叩き出せ」などショッキングな内容のプラカード、横断幕を掲げている。まさに北朝鮮レベルの程度の低さで私は苦笑するしかない。ならば、私から連中に言っておこう。
 「貴様等こそ日本から出て行け!!」



遅きに失した(小野哲)
2010/08/11 18:48

TBSの動画ニュースサイト News i
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4498813.html
朝鮮学校妨害容疑、「在特会」幹部ら逮捕最終更新:2010年8月11日(水) 6時6分
 在日韓国朝鮮人の特権を廃止するように主張している団体の幹部らが、京都の朝鮮学校の授業を妨害したなどの疑いで逮捕されました。
 威力業務妨害や名誉棄損などの疑いで逮捕されたのは、「在日特権を許さない市民の会(通称=在特会)」の副会長・川東大了容疑者(39)と関西支部幹部の西村斉容疑者(41)ら4人です。
 「朝鮮学校は不法に設置している。こんなことを許すことはできない」(在特会〔2009年12月4日〕)
 京都府警によりますと、4人は学校前で拡声器で叫んだうえ、朝鮮学校側が児童公園に設置していた朝礼台を撤去し、スピーカーのコードを切断したなどの疑いです。
 一方で警察は、京都朝鮮初級第一学校に対しても市の許可を得ずに朝礼台などを設置して公園を占領した疑いがあるとみて、都市公園法違反で捜査を始めています。(10日23:52)
Copyright Tokyo Broadcasting System Television, Inc./ Japan News Network

 はっきり言って、逮捕は遅きに失した。
 この団体は去年問題になったカルデロン一家不当強制送還事件で悪質なヘイトスピーチを繰り返した上、ありとあらゆる暴行事件を繰り返してきた。その悪質さは欧米で言えばネオナチ、則ち極右そのものだ。よって私は以前からインターネットホットラインセンターに関係サイトや主催者のブログを通報し、監視を要請していた。
 むろん、私は北朝鮮の教育には嫌悪感を持つ(この点では村野瀬玲奈氏とは見解は異なる)が、だからとても人にまで嫌悪感を持つべきではない。『罪を憎んで人は憎まず』というのが基本的な常道である。私がハラッサーどもを許せないのは罪を償わない不誠実ぶりであって、罪を償い被害者に心から詫びたハラッサーには憎しみはない。
 朝鮮学校側は『一罰百戒』というが、私は百戒を万に変えるべきだと考える。これを機会に、民主党政権は共産党などと合意し、ハラスメント罪、ヘイトクライム(憎悪扇動罪)を速やかに制定して極右どもをひねりつぶせと言いたい。また、朝鮮学校側ももっと地域に寄り添う努力をすべきだ。それがあったと言えるのか。
 警察はそのほかにもこの極右団体に関する悪事を厳しく捜査し、主催者を逮捕すべきである。カルデロン一家不当強制送還事件に際する連中のヘイトスピーチで精神的に傷ついたカルデロン一家から、傷害罪で逮捕は十分できる。また、カルデロン一家の弁護士への業務妨害を呼び掛けた事からも業務偽計妨害罪でも裁ける。
 表現の自由を勘違いしてはいけない。説明ができることで初めて自由は認められる。
 なお、この極右団体の犯罪はシーシェパードと同様に極めて重大であり、連中は無条件で実名で報道し、社会的制裁を加えます。
 正当とは言えない荒らし投稿でこの場を荒らそうというなら、こちらには忍者バリアーがあります。アクセス禁止、IPドメイン強制公開、著作権の強制没収というトリプル制裁を受けたくなければ、荒らし投稿はやめて、冷静になって今回の事件の重大性を直視し、心からの反省を願います。

悪事には正義の鉄槌で(小野哲)
2010/09/12 00:28

「在特会」会員ら5人逮捕 徳島県教組の業務妨害容疑http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090801000272.html
 徳島県警徳島西署は8日、同県教職員組合の業務を妨害したなどとして、威力業務妨害と建造物侵入の疑いで大阪市福島区福島2丁目、自称ネイリスト中谷良子容疑者(34)ら「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の関係者5人を逮捕した。
 捜査関係者によると、在特会幹部ら数人も8日中に逮捕する方針。
 県教組が4月21日、建造物侵入などの疑いで徳島西署に告訴していた。
 ほかに逮捕されたのは京都市伏見区、自称会社員星エリヤス容疑者(23)、兵庫県尼崎市南塚口町、自称自営業松本修一容疑者(34)、当時19歳だった大阪市北区の無職の男(20)ら。
 逮捕容疑はほかの十数人と共謀し4月14日、徳島市にある県教組の事務所に侵入し、拡声器で「売国奴」などと怒鳴り、職員の業務を妨害し中断させた疑い。
 在特会は8月、京都市の朝鮮学校の授業を妨害したとして、幹部ら4人が威力業務妨害などの疑いで逮捕、起訴された。2010/09/08 13:00 【共同通信】

「在特会」新たに2人逮捕 徳島県教組の業務妨害容疑
 「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が徳島県教職員組合の業務を妨害したとされる事件で、徳島県警は8日、威力業務妨害などの疑いで、同会副会長の大阪府枚方市、川東大了容疑者(39/2011年4月21日、懲役1年6月執行猶予4年の有罪判決を受ける)と、同会京都支部を運営する京都市右京区、マンション管理業西村斉容疑者(41/)=ともに別の威力業務妨害罪で起訴=を逮捕した。逮捕は計7人となった。
 逮捕容疑は4月14日、ほかの十数人と共謀し、徳島市にある県教組の事務所に侵入。拡声器で「売国奴」などと怒鳴り、職員の業務を妨害した疑い。
 県警によると、両容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。 川東容疑者らは8月、京都市の朝鮮学校の授業を妨害したとして、逮捕、起訴されている。
 在特会は8日、同会のホームページに「在特会は社会の不正義に対して声を上げた彼らを全面的に支持してまいります」とする声明を発表した。
2010/09/08 19:10 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201009/CN2010090801000925.html

 この事件が鈴木宗男の控訴棄却で隠れていたが、私はこの事件こそ重大であると考える。
 この極右団体はカルデロン一家強制送還事件(国連から国際法違反と指摘されている)で自民党の硬直した違法処分を不当に支持し、カルデロン一家へ恐怖の攻撃を不当に繰り返した。これこそ不正義そのものであり、断じて許しがたい。この連中には私からささやかな制裁として関連サイトを全てインターネットホットラインセンターに通報し、フィルタリング対象にさせたことをここに報告する。
 更に、このような不当な暴力を繰り返す連中が人権をほざくとは全く破廉恥につきる。井上静氏が鈴木のダブルスタンダード主張を厳しく批判したが、この極右団体も同じ穴のムジナではないか。国際法にはヘイトクライムという罪がある。これを私は憎悪扇動罪と訳している。
 私の思想ではこの種の極右・極左は敵であると明言しておく。国際法と日本の法律は大きく掛け離れており、その差を埋める事が日本政府には求められているわけだ。絶対に逃げてはいけない。法律の原点とは何かをもう一度考えるべきだろう。
 ちなみに川東らは京都で犯した罪について全て起訴されている。この極右どもには人権思想で接する必要はない。断固と厳しい姿勢で対処する。最後に、在特会のオマヌケどもにはこういっておこう。
 『貴様らには刑務所どころか、地獄ですらも生温い(by 北斗の拳、一部アレンジしています)』
 なお、拙コラムでは原則として匿名報道にしていますが、この極右団体については憎悪扇動罪が成立するまで全て実名報道で行います。
 理由は日本国憲法に違反する悪質な犯罪であり、極めて重大な結果であることは明白です。連中には死ぬまで罪意識を噛み締めて生きてもらいます。むろん、全ての刑罰で最大限の厳罰が出ることが必要です。
 なお、このコラムに不当な荒らし投稿をするなら投稿規定に沿って不承認に加えて、内容を全て曝します。また、IPドメインから投稿元のプロバイダに通報し、該当会員に厳重注意が出る事もありえます。そうなれば確実にブラックリストに載るのは必至ですよ。それでも荒らしたいつもりですかな?

躊躇うことはない、厳罰に処せ!!(小野哲)
2010/11/20 23:56

在特会の徳島県教組業務妨害事件の初公判 3被告に求刑
 2010.11.17 19:32
 市民団体「在日特権を許さない市民の会(在特会)」(本部・東京)のメンバーらが日教組傘下の徳島県教職員組合の事務所に侵入し、組合業務を妨害したとされる事件で、威力業務妨害などの罪に問われた男女3人の初公判が17日、徳島地裁(武田正裁判官)で開かれた。3被告は起訴内容を認め、検察側は懲役2年~8カ月を求刑し、即日結審した。
 検察側は論告で「拡声器を使うなど威力は悪質。動機も独善的」と指摘。弁護側は最終弁論で「犯行は偶発的。反省しており、再犯の恐れはない」と執行猶予付き判決を求めた。http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101117/trl1011171936019-n1.htm

 なお、以前連中は拙コラムで実名批判を加えたので、改めて実名を報道する。この極右どもには人権思想で接する必要はない。

罪の内容
威力業務妨害と建造物侵入
被告人実名
大阪市福島区福島2丁目自称ネイリスト 中谷良子被告(34)
京都市伏見区、自称会社員 星エリヤス被告(23)
兵庫県尼崎市南塚口町、自称自営業 松本修一被告(34)
 ハッキリ言おう。
 再犯の恐れは極めて高い。この種の極右どもには躊躇う事なく執行猶予なし22時間連続労働刑の懲役3年と罰金1500万円を言い渡すべきだ(逆に言えば、過労死させても罪は償えないほど殺人罪に匹敵する重大な犯罪である)。基本的にはこの種の事件にコメントは差し控えているが、極右・極左どもにはそんな善意でやるとかえって仇で返されるのがオチなので、私は容赦しない方針である。
 中谷は特に反省の色は皆無でブログで相変わらずヘイトスピーチを垂れ流している(ごまかす為に毛皮反対をほざいている)。これでどこが反省しているのか。ドラえもんのジャイアンのリサイタルでも聞いていた方が数段マシである(私は中谷と違ってネットでどうでもいい事ばかり書き込むつもりはない)。
 反省しているなら、最低限ブログで誤った情報を発信した罪をお詫びした上で今までのヘイトスピーチを全て削除、極右団体から脱退した上で被害者に土下座謝罪するのが人間としての筋である。それがないなら、反省は口先だけであり断じて信用しがたい。
 そもそも、こうした犯罪が今まで摘発されていなかったのが大問題である。欧米ではこの種の犯罪を『ヘイトクライム』、分かりやすく私なりに訳せば憎悪扇動罪である。連中のカルデロンのり子嬢への誹謗中傷にはあの新右翼という鈴木邦男氏でも憤慨していたほどだ。私はその事件以来、連中を批判し続けてきた。表現の自由を逸脱し、暴走の自由を唱える愚か者には断固とした措置をとるべきだ。
 私は極右・極左どもを心から憎悪している。なぜなら、連中の独善そのものの思想を他人に押し付けるその傲慢無知、厚かましさにはへどが出るし、一方的な暴言には不快感しかない。被告人のご両親の心痛は理解するが、もし愛情があるならば厳罰で罪を償うよう被告人に言い渡すべきである。それこそが愛情であると分かってもらいたい。こう言わせしめるのは、広島県三原市の小学校で児童に破廉恥な行為を繰り返し懲役30年を受けた森田直樹以来である。中谷らは獣そのものだ。
 なお、私は『シー・シェパード』もカルト団体のエホバの証人なども容赦なく批判し、厳罰で処すべきだと言っているし、児童ポルノも含めたセックスビジネスもインターネットホットラインセンターに容赦なく通報している。なので、極右どもの荒らし投稿は受け付けない。やればカルデロン一家不当強制送還事件を批判した際のオマヌーな荒らしどもに下した論破地獄と忍者バリアによるアクセス禁止、IPドメイン強制公開という死刑に等しい厳罰を下す。これらは全て民法で認められている他、投稿規定を見てもらいたい。それほど法律に沿って対応しているので、左右には振り回されない。
 この制裁が怖くないと思うなら、『たかしズム』というブログでコテンパンにされているお間抜けなネット極右どものように見事に論破されて散々コケにされ、笑い者にされてネット撤退に追い込まれるとだけいっておこう。それが嫌だというなら、極右的な発想と卒業する事か、ネットから撤退するかどちらかを選ぶしかない。

激甘判決に失望した(小野哲)
2010/12/11 10:14

 以前、厳罰にて処すべきだと指摘した事件で執行猶予つきの激甘判決が出てしまった。
 これには私は心身共に失望感を感じる。独善そのものの動機に何の情状酌量の余地はなく、一罰万戒というべき厳罰で裁くことが、ハラッサーどもにハラスメントをやめさせるきっかけにもなる。

「在特会」3人に有罪判決 徳島県教組への業務妨害2010.12.2 09:08
 市民団体「在日特権を許さない市民の会(在特会)」(本部・東京)のメンバーが徳島県教職員組合の事務所に侵入、業務を妨害した事件で、威力業務妨害などの罪に問われた男女メンバー3人の判決公判が1日、徳島地裁で開かれた。武田正裁判官は「一方的な主張のために事務所に侵入したことに酌むべきものはなく、警察官が到着しても怒号をやめておらず業務が完全に妨害されており、精神的影響も大きい。悪質だが、被告らが行き過ぎた行為を認め、在特会を辞めると述べ、再犯防止を誓っている」として3人に懲役2年~8月、執行猶予5~3年(求刑懲役2年~8月)を言い渡した。
 判決によると、3人は4月14日午後1時すぎ、徳島市北田宮の県教組事務所に怒号を発しながら侵入。女性書記長ら2人を取り囲んで怒鳴り付け罵声(ばせい)を浴びせるなどして組合業務を妨害した。http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/101202/trl1012020911000-n1.htm 一部NHK徳島、徳島放送より補足

 では、私から判決を出してあげようじゃないか。
 被告の実名も当然しめし、死ぬまで罪を噛み締めてもらおうではないか。ネイリストの中谷良子(34)は、懲役2年執行猶予5年(求刑2年)だが、22時間連続労働刑10年もしくは罰金2億円、謹慎250年間が最適である。
 同じく星エリヤス(男性 23)は、懲役8カ月執行猶予3年(求刑8カ月)だが22時間連続労働刑5年もしくは罰金1億円、謹慎150年間のどちらかを選んでもらおう。 当時、未成年だったペンネーム慶次郎(19)は、懲役8カ月執行猶予4年(求刑8カ月)だが、22時間連続労働刑3年もしくは罰金8000万円、謹慎90年間のどちらかを選んでもらおう。後者を選んだ場合3つ(私はこの輩どもを人間扱いしない)ともビルマに強制移住、全資産没収、去勢手術を受け入れてもらうのが筋である。むろん、ひとりぼっちで移住してもらうのが当然だ。
 この輩どもは断固、社会から出してはいけない。「コラ!朝鮮の犬!」 「腹切れ!」「売国奴!」 「説明して下さ~い!」と人の屑そのものの暴言を繰り返し、ネットで独善そのものの主張を繰り返すこの愚か者どもには過労死するまで苛酷な労働を言い渡し、ソニーやシャープの下請労働者として過労死するまでこき使えば社会に大いに貢献できるわけだ(その代わりにソニーやシャープは非正規雇用をやめ、正規雇用に切り替える事が必須条件)。
 この刑罰はもう一つのメリットがある。企業が平然としてやっているサービス残業及び残業を規制し、過労死が悪であることを啓発する面もある。更に極右・極左連中に過激な行動には厳罰で臨むことを示すことで、秩序なき行動を戒め、ルールある行動を維持するきっかけになる。また、こうした主張をする愚か者は大概孤立している事を知らない。思い知らせることで、愚かな言動や振る舞いをやめるきっかけにもなる。 なお、原則として私は匿名報道でやっていますが、人権を著しく蹂躙した犯罪については被告への社会的制裁及び再発防止の観点から実名報道で通します(殺人事件などの一般的犯罪は対象外)。
 ネチケットに従った反論や建設的な反論、提言にはお答えしますが、荒らし投稿や事実無根の暴言には民法、刑法に沿って策定した投稿規定に従い容赦なく制裁を下します。私は極左やカルト団体についても容赦なくフィルタリング対象にするようインターネットホットラインセンターに通報していますので、下手な反論では火傷を負いますよ、悪しからず。恥ずかしい結果を被るのが嫌なら、引っ込んでいたほうが無難ですよ。

 週刊新潮の編集部は在特会の愚か者とどう違うのか、説明願いたい。
 私はもともと新潮社に不信感を持っていた。作家の灰谷健次郎氏(故人、1934年10月31日 - 2006年11月23日)がこのことで大きな行動を起こした。

 1997年7月8日、灰谷健次郎(62)は7月2日発売の写真週刊誌「フォーカス」が神戸児童連続殺傷事件の犯人である少年(犯行当時14)の顔写真を掲載した件に関して、版元の新潮社に「明らかに人権侵害の罪を侵した」と抗議した。同日、灰谷は社民党によるシンポジウムにも出席、新潮社批判を行った。この灰谷の抗議は7月9日発売の「フォーカス」に掲載され、その中で灰谷は「新潮社が誠意ある態度をとらないなら、わたしなりに身の処し方を考える」と記した。灰谷は少年の顔写真について、7月2日の新聞広告で「フォーカス」への掲載を知ったという。
 その後、灰谷と新潮社は4回にわたる話し合いを行ったが事態は平行線をたどり、7月15日、灰谷は新潮社に対して自身の全著作の版権引き揚げをFAXで通告し、7月16日には記者会見を行った。同時点で新潮社から出版されていた灰谷の著作は翻訳や共著も含めて文庫20冊、単行本8冊だった。灰谷はほぼ新潮社専属の作家といっても過言ではなく、収入の3分の2は新潮社からの印税だったという。これまでに新潮社から出された灰谷の著作はトータルで800万部売れていたが、版権引き揚げにより水上勉との共著などを除いたすべての著作の重版が行われない事となった。

http://blog.goo.ne.jp/moominwalk/e/683ca7e812929854227ea96d84b76985 より引用

 灰谷氏も怒るほど新潮社は歪んでいる。
 しかも、お粗末な歴史観も携えているほか、漫画誌でも大失敗をしでかした。週刊コミックバンチの編集会社コアミックスと事実上喧嘩別れしてコアミックスに売れる漫画家を丸ごととられる失態をしでかした。お粗末そのものである。これでは在特会とどう違うのか。
 こうなったら、解決方法はただひとつ。週刊金曜日を運営する株式会社金曜日に吸収合併してもらい、週刊新潮は廃刊、岩瀬氏に「新潮45」の編集長を引き受けていただくのはどうか。雑誌が闘わずにデマばかり流すなら、ジャーナリズムの存在意義はない。国会がスキャンダル暴露合戦の場になったのはそうした第五の権力の衰退にあるのは明らかだ。
 なお、岩瀬氏にはもうひとつ注文をつけておきたい。朝日新聞ばかりを批判しているが、読売新聞や産経新聞の権力癒着度が極めてひどいのは明らかだ。ぜひともやって欲しかった。
 
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%8C%E9%9D%A2%E7%99%BD%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%84%E7%90%86%E7%94%B1-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%B2%A9%E7%80%AC-%E9%81%94%E5%93%89/dp/4062732858

posted by 小野 哲 at 17:58

2011年12月30日
さらば、紅白歌合戦
 今回は紅白歌合戦についての私の考えを進化させた形で述べる。
 まずは、中部大学教授の武田邦彦氏のコラムを引用する。


紅白歌合戦による言論統制

 かつて,NHKは私に正しい情報を提供してくれていると信じていた頃,私は紅白歌合戦を楽しく見ていた.私から受信料を徴収し,「受信者のための放送」という言葉をそのまま信じていたからだ.
 私も多くの日本人のようにNHKを批判するのはいやだった.子供の頃からNHKに親しみ,そして信頼してきた.NHKが自分を裏切るのは,親友に裏切られたような気持ちになるから,なんとかNHKは正しいと思いたかった.
 ところが,少しマスメディアに関係するようになってから,まず,第一にわかったことは,芸能界の人がNHKに異常なまでの気を遣っていることだった.
 もう1年半ほど前のことだが,私が少しでもNHKに対する批判的なことを発言すると,居合わせた芸能界の人は決まって口を閉ざすし,そこに居合わせたある著述業の人は「NHKを批判するなら私は降りる」と言われた.
 その人は「NHKから仕事をもらっているので,批判している人と仕事をすると,仕事がもらえない」と私に言った.
 それからしばらくして,秋口になるとさらに芸能界の人がNHK批判に対してピリピリしていることがわかった.そして芸能人が表現に自由を失う理由が「紅白歌合戦」によることも,不肖にしてこの歳になって始めてわかったのだ.恥ずかしい.
 芸能人にとってはNHKの紅白歌合戦にでることは,その後の芸能界の生活に大きな影響をあたえる.だから,どうしても出場したい.そのためには日頃からNHKに協力し,一切の批判を言わないようにしなければならない.
 かつて,芸能人が歌を歌ったり,芸をしているだけなら,このこともそれほどの社会的な影響は無かっただろう.しかし,現在は芸能人が政治,経済,そして環境などあらゆる分野で発言する.
 そういえば,芸能人の多くはNHKとほぼ同じ環境の議論をする.NHKがリサイクルを推進していた頃はリサイクル,ダイオキシンがサリン並みの猛毒だと報道していた時にはダイオキシン,そして今は温暖化である.
 芸能人が意見を持っているわけではなかった.NHKに逆らうと生活ができないからだった.そのもっとも強力な武器が紅白歌合戦である.
 「裏切られた」という私の思いは深い.信頼していただけにその傷は深い.ああ,そうだったのか!そのために紅白歌合戦というのをやっていたのか!
 紅白歌合戦には明確な選考基準がないという.公共放送で,社会的な影響があるのに,選考基準が公開されていないというのも異常だが,それが余計に芸能人をビリビリさせているらしい.
 社会的に影響の強い芸能人を味方につけるためにNHKは紅白歌合戦をやっている.そして,とにかく「NHKを少しでも批判したら,干す」という絶対的な不文律はまるで憲兵のもとの全体主義国家である。NHKは国民からの受信料でまかなわれる放送局だから,憲法を守らなければならない.それは憲法の条文を何とかくぐるのではなく,その精神を守らなければならない.
 日本国憲法が国民に保証している権利の中で,自由な表現,自由な言論,自由な学問などは中核をなすものだ.現在のように「NHKの批判をしたらNHKから干す」という行為は明らかに憲法違反である.
 ましてNHKは放送局だから,社会の平均的な機関より厳しく表現の自由を擁護する立場にある.これまでまさかNHKが言論統制を行っているとはなかなか考えが及ばなかったが,マスメディアではすでに常識になっている.
 NHKの受信料を払わないことは私たちの良心である.私はNHKより憲法を尊敬し,表現の自由を守りたい.この日本に「発言したら罰せられる」という暗黒の部分の存在を許したくない.
表現の自由は日本の宝だからだ.
 「地獄への道は善意で舗装する」という言葉をもっと早く知っていれば良かった.あのNHKのアナウンサーの善意にあふれる笑顔はそうだったのか!
(2008年12月14日 執筆)

 以前、私は紅白歌合戦を批判した。
 その時の批判と武田氏の批判は角度が違うが、それなりに鋭いものがある。メディアは歪んだものばかり見ていて、堀江貴文が一時期「ホリエモン」ブームで騒がれた際に批判したのが佐高信氏、北尾吉孝氏(SBIホールディングス会長)、高杉良氏、板倉雄一郎氏だけだったのだから歪んでいる。そして堀江の不正が暴かれたら一斉にバッシングなのだからめちゃくちゃだ。このままではあの鬼畜そのものの「デトロイト・メタル・シティ」の政界版が出てきかねない。
 武田氏は過去、原発の安全神話を支持していたことがある。そのことに対する反省がないまま原発批判をしているのはおかしいが、このコラムはこのコラムとして受け入れる。私は日本のメディアが批判意識を忘れていることに疑問を感じている。インドではユニリーバが進出しているのだが、学校にて衛生教育を行うついでにユニリーバ商品を「推し」ているわけだ。そのことについては以下のコラムが詳しい。

URL:http://fivestar.bz/img/fivestar_maga/fivestar_maga_vol_05.pdf

 私はこの動画を手元に有しており、今でも戦慄を覚えている。
 貧困層に必要なのは衛生環境を共に作っていくことだ。ユニリーバは手賀沼の粉石けん普及運動に倣ってインドの貧困層に粉石けんを作る技術を教えていき、そこから買っていくビジネスをしていくべきではないのか。彼らと共に雇用を拡大していけば、インドにおけるユニリーバのマーケット規模は拡大していく。それが公平と公正の経済学ではないか。マレーシアの独裁者マハティール・ビン・モハマドはそのことを知らなかったのだ。だから、アジアは真の発展を遂げることはない。制度上の民主主義はあっても、対象をどう改善していくかで変わってくる。
 迷惑ブログでも最近問題が起きているが、私に言わせると迷惑テレビがこの数年いかに増えたことか。デマばかりが横行し、芸能人のケツばかり追いかけるお粗末。東京電力から違法な賄賂を受け取った政治家こそ追求すべきなのではないか。稼ぐためなら地域住民との軋轢も選ばないドン・キホーテとどう違うのか。パワハラ被害者の心の苦しみを解消するには被害者をモノ扱いした加害者が、罪を心から自覚して真摯に謝罪し、しかるべき責任を取るべきなのに取らないために問題が長引いているのと同じように、本質的な解決方法を取ろうとしていないのだから重症である。
 まあ、もっともスポーツを金づるの一つにしか見ていないのだから、石井慧のような呆れたビックマウスがはびこるのだろう。私のこの批判は恐らく顧みられることはないのだろう。排除されるかもしれないが、排除しても問題は解決しない。第二第三の私が出てくるのは目に見えている。そして、最後にはその声が圧倒的多数の意見になるのが落ちである。
 従軍慰安婦問題にしてもだ。私はアメリカ寄りでもないし日本寄りでもない。被害者に寄り添う姿勢だけでいい。加害者は被害者の心の苦しみに真摯に耳をかたむけるべきなのである。

posted by 小野 哲 at 21:32


2012年01月14日
書評 アホでマヌケなアメリカ白人
 今回の書評はかなり強烈な本を選んだ。
 あのマイケル・ムーア著「アホでマヌケなアメリカ白人」である。この本がかなりアメリカ合衆国にとって強烈だったのは発売禁止ぎりぎりだったことからも伺えるほど、ジョージ・ブッシュを痛烈に批判していることだ。
 そのほかにもブッシュの「当選」に汚い手法が使われていたことなどを暴いている。我が盟友が「骨のないジャーナリスト」で指摘したように日本のジャーナリズムも土器にはムーアは出て来れない。それもそうだろう、痴漢をでっち上げられて無罪であると完全に証明されているのにもかかわらず不当に新聞やテレビから締め出されている植草一秀氏の存在から見えている。

骨のないジャーナリスト(Neutralizer)
テーマ:Neutralizer
2007-09-05 21:12:52
 マイケル・ムーアという監督をご存知であろうか?そう、彼の祖国であるアメリカの政治・外交・行政等をアポ無しで取材し、その問題点を指摘・批評するドキュメンタリー映画を作っている人である。その舌鋒や視点は鋭く、小野氏や彼が尊敬する佐高信氏に匹敵いやそれ以上だと言っていい。実は先週、そのムーア監督についてニュース番組が特集していた際、何故日本で彼みたいな人物が出ないのかという疑問に簡単に『出る杭は打たれる』という諺だけで理由としていた。
 しかし、私は昔から(特に江戸時代)ジャーナリズムは徹底的に叩かれ、骨抜き同然になってしまったのと、我々が団体を主体として行動する習慣が原因と見ている。その例が明治から戦前にかけてのジャーナリズムであろう。ちょっと何かのことで異論があると徹底的に叩き、有無を言わせなかった。それが今に通じジャーナリスト達にある種のあきらめ感があるのではないのか。いっそ、海外の新聞社に進出してもらいそこでジャーナリスト達を鍛えさせたほうがいいのではないのか。

 「これが“俺たち”国アメリカの真実だ! 」ではこんな痛烈な皮肉を用意している。
百万長者の数は、俺たちがナンバーワン。
億万長者の数も、俺たちがナンバーワン。
軍事予算の総額も、俺たちがナンバーワン。
捨てるゴミの量も、俺たちがナンバーワン。
二酸化炭素排出量も、俺たちがナンバーワン。
記録された強姦件数も、俺たちがナンバーワン。
批准していない国際人権条約の数でも、俺たちがナンバーワン。
少年犯罪者の処刑の数も、俺たちがナンバーワン。

 さらにこのナンバーワンはかなりの面で不名誉極まりないものばかりが多い。レイプ、交通事故、財政赤字に天然ガス消費量、未成年女性の出産数、中学3年生の数学のテストの点の低さ、15歳以下の子供が拳銃で自殺する数などなど…。
 この本の元のタイトルは「Stupid White Men」。すなわち、アホでマヌケなアメリカ白人男性というべきだろう。強烈な皮肉の嵐に私は爆笑をこらえながら、今の共和党のお間抜け幹部やジミントーのポンコツトップにはこの本を読んで欲しいと願った。

 なお、詳しい書評はこちらがお勧めです。
http://ameblo.jp/hustler/entry-10188578827.html

 さて、2ちゃんねるの違法極まりないステルスリンクにより無断リンクを行った愚か者どもに告ぐ。
 君たちの違法なやり方が通用しないようにあるタグを貼っておいた。君たちがどんなに無断にアタッキングしようとも、かならずそのサイトに到着することになる。君たちが正々堂々と言論を展開するならば、私のようにブログを開設して理路整然と議論を展開すればいいまでのことである。
 メディアスクラムを防ぐためにやむをえない正統な自己防衛措置である。君たちが正々堂々と言論で勝負をしてくるなら、私も君達に論戦として応じ、互いに磨き合おうではないか。ただし、ネチケット違反は許さない。

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%9B%E3%81%A7%E3%83%9E%E3%83%8C%E3%82%B1%E3%81%AA%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E7%99%BD%E4%BA%BA-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB-%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%A2/dp/476012277X

posted by 小野 哲 at 23:47

2012年04月14日
公安警察の手口
 今回の書評は「公安警察の手口」鈴木 邦男 (著) (ちくま新書)である。
「ころび公妨」ってのがあるそうだ。「公妨」とは公務執行妨害。つまり、狙った相手を公務執行妨害で逮捕するための必殺技で逮捕対象を逮捕しようと的を定めた相手を呼びとめ、いいがかりをつけて相手と揉みあって、自分で転んでしまう。「イタタタ。お前がやったんだ。暴行だ。公務執行妨害で逮捕!」というわけだ。オウムを追ったドキュメンタリー映画『A』には、この「ころび公妨」の現場が記録されている。
 鈴木氏は1970年代から新右翼・民族派の団体「一水会」のリーダーとして活動し、現在は政治運動から身を引いて言論活動に専念しているが、その間、公安から数十回の家宅捜査を受け、時には逮捕もされた。その彼の言葉は重みがある。左翼と右翼の活動家は公安にとって大事な「顧客」だ。いったん目をつけた「お客さん」に対しては、たとえ政治活動から身を引いて一般市民に戻っても、ずっと監視しつづけるシステムができている。
 だが、それを悪用して自らの売名に使う輩もいる。それを公安警察があおると言うのだから、救いようがない。それでいて、犯罪を犯す宗教団体にはべらぼうに甘い。エホバの証人、統一協会、創価学会、幸福の科学だけでも悪名高いのである。それで本当にいいのだろうか。私はこの本を読んでそう思った。しかも、左翼の中にも公安警察と戦ったからすごいと言う自己顕示に使う愚か者もいるのだから、世も末である。
 こうした輩がいるから、ハシゲのようなファシストが出てくるのである。


http://www.amazon.co.jp/%E5%85%AC%E5%AE%89%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E3%81%AE%E6%89%8B%E5%8F%A3-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E9%82%A6%E7%94%B7/dp/4480061983

posted by 小野 哲 at 15:49

2013年01月05日
言葉をフェアに使えない奴が真っ向勝負する言論者に文句が言えるか(2012年10月31日 初出)

12月1日 小野 哲 小野 哲 ‏@pbe_ajax
 はいはい、ムーニーマンおぼっちゃまくん、勝手に言っていなさい。ニッポソ語しか使えない君達を相手にする暇はありませんよ。

11月9日 ムーミン谷の名言bot ムーミン谷の名言bot ‏@moomin_valley
 じぶんのことを、たなにあげるな。そうかんたんに、じぶんの責任はなくならんぞ。 - へムルおじさん

 言論者として感じるが今後、この国はどうなるのだろうか。
 私自身の持つ脳機能障害は私自身の生涯に大きな影をもたらすのだろうけれど、逃げるわけにはいかない。不安を抱えながら私はこの国に対していうべきことは言う。声のでかいものばかりを取り上げて政策の中身を軽視する政策論争など政策論争にあらずだ。
 私はツイッターでフォローする際には商業も否定はしない。しかし、公序良俗に反するものには厳しい姿勢で臨む。自由を守るためには仕方がない側面もあるからだ。それでも自分を失ったらおしまいだ。ネットの世界では姑息なヘイトスピーチの暴走がはびこっている。それでネットの自由は破壊されていく。言われた人たちの心までずたずたにする結果まで残して…。それでいやな思いをしている在日コリアンや国籍取得者の心を何と思うのか。
 私は他者の内心にまで介入するつもりもないし必要もないと考える。違いがあっていい。認めないならネウヨやネサヨそのものになってしまう。それでは議論なんてできない。言葉の持つ力の恐ろしさを忘れて他者を排除する言論者など言論者ではない。ましてや、都合の悪い真実から目を背けてごまかす時点でも論外だ。それでも、事実はちゃんと世界中に伝えられていくのだ。そのことのどこが恥なのか、自虐的なのか?ブッシュ元大統領がかつてブロッコリー嫌いを打ち明けたところ全米農家が抗議デモをしたがいまやそれがネットで手軽にできてしまう恐ろしい時代だ。
 言葉の怖さを何度も指摘して私はツイッターで警告してきたが、ネウヨやネサヨにはそうした意識が薄いようだ。また、保身のために信念を捨てた川内博史のような自称政治家なんかとは縁を切っている。それぐらいの強い決心がないといけない。それだけ覚悟を固めないと言論者は立ち向かえないしやっていけない。「在日が」「自民が」「日教組が」などと騒いでいる必要などない。
 人を批判する際には正当な目的での新聞記事の引用は許されても、他者への理不尽な誹謗中傷を目的として引用するのならその記事の引用は絶対に許されない。私は絵師キムボンド氏とは歴史認識は異なるが、対話していて面白いと感じている、それはリベラルでは見つけられない視点を見いだせるからだ。それができるのも言葉の持つ力をよくわかっていて、相手への尊重する意思を持っておられるからなのだと思う。

*今までのツイッターでの発言を要約してまとめたものをここにアップデートします。

posted by 小野 哲 at 03:00