2014年4月25日金曜日

単なるヘイトスピーカー 辛坊治郎

ニュースキャスターの辛坊治郎(57)も引退反対派だ。

「ソチ五輪ではイタリアのコストナー選手が27歳で銅メダルを獲得しましたが、私は4年後、27歳になった真央ちゃんの大人の演技がみたいです。芸術的なフィギュアの最高到達点を目指してほしいと思います」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140305-00010004-jisin-ent

浅田真央 元コーチが引退に待った「私が金メダルを取らせる!」

女性自身 3月5日(水)0時0分配信


 私はこの男を絶対に許せない。
 この男はイラク人質事件の被害者である3人の日本人にヘイトスピーチをした。それに引き替え当時のアメリカの国務長官であったコリン・パウエル氏は、3人が解放された時に 「日本人は、身を挺していいことをしようとした彼らを誇りに思うべきだ。誰かが危険を冒さなければ世の中、前には進まない。我々には彼らの安全を確保する 義務がある」と絶賛した。このことに対して辛坊はどう思うのか。
 辛坊はこんなふざけた暴言を吐いた。この書人両断で私は死人のやしきたかじん、ハジモトを批判したが辛坊も当然私は切り捨てる。



辛坊治郎を襲った9年前の「自己責任論」 「高遠さんを追及した言葉を忘れるな!」 (日刊ゲンダイ) 
 
2013 年 6 月 24 日

「たった2人の命を何百人で救ってくれた。本当に海上自衛隊、海上保安庁の皆さまには感謝しています」「この国の国民であって本当に良かった」――。
ヨットで太平洋を横断中に救助されたニュースキャスター、辛坊治郎氏(57)はこう言って目を潤ませた。命が助かったのは喜ばしいかぎり。だがこの一件、美談で終わりそうもない。辛坊氏の過去の発言を非難する書き込みがネット上に噴出している。
04年4月、イラクで高遠菜穂子さんらボランティアの日本人がイラク武装勢力に拘束された。このとき、辛坊氏はテレビで「自己責任」を主張。そのことでヤリ玉に挙がっているのだ。
〈辛坊がイラクで、民間援助にあたり拉致された高遠さんを追及した言葉を忘れるな! 自己責任! 自費で支払えと言ったことを〉〈貴方イラクで人質になった日本人を大上段で「自己責任」と切り捨ててませんでしたっけ?〉とケチョンケチョンである。
元外交官で評論家の天木直人氏も自身のブログで辛坊氏を批判している。
〈思い出すのがイラクで人質になった若者三人に浴びせかけられた「自己責任論」だ。当時辛坊氏は徹底的に小泉政権の肩を持つ発言を繰り返していた。その自己責任論者が自己責任を取らなくていいならこれほどの冗談はない〉
天木氏があらためて言う。
「正確な言葉は忘れましたが、あのころ辛坊氏はイラク戦争に反対している人々に厳しい態度を取っていました。人質になるというヘマをしでかすとはけしから ん、と言わんばかりだったのです。彼は時の権力者側に立ちたがる人。だから弱者に厳しいのです。そもそも今回の航海については、万全の備えや訓練を積んで 出発したかも疑問です。自己責任を振りかざした人が大勢の尽力によって、イラクの人質たちみたいに助け出されたとは皮肉で滑稽な出来事。辛坊氏は当分、自 己責任論を語れないでしょう」
当然、海自や海保の救出費用は自己負担するのでしょうな。


 それに引き替えイラク人質事件の被害者の一人である今井氏の心の広さは絶賛されるべきものである。この記事を参照願いたい。


辛坊治郎さん遭難で、イラク人質事件の今井紀明氏がコメント

矢萩邦彦 | ジャーナリスト/教育者/アルスコンビネーター


全盲のセーラー、岩本光弘さんとの小型ヨット太平洋横断を断念した件で、ニュースキャスター辛坊治郎氏の発言に注目が集まっています。マスメ ディアとの関連や、ブログのエントリー消去なども注目されていますが、「かつて自己責任論を主張したチャレンジャーが結果として失敗して税金を使用して救 助された」という部分に焦点を絞って考えてみたいと思います。

◆コストで考えてしまう感覚

志やプロセスを大事にするという大義を耳にすることが多い日本におい て、今回のようなケースで結果にばかり目が行くのは、やはり「税金」というものに敏感になっているのだろうと思います。極端な例ですが、好奇心や正義感を 持っての挑戦が結果税金を使うことになるのと、悪意ある旅行者が計画に失敗して普通に帰ってくるのと、果たしてどちらに意味があるでしょうか。
もちろん比べることに意味は無いと思います。しかし、そんな風に取り立てて考えればナンセンスだと感じるような思考に、無自覚に流れてしま うこともある気がします。まず大前提としてコストで考えるべきことと、そうでないことがあるのではないでしょうか。救助に幾らかかったとか、成功していた ら幾ら動く予定だったとか、数字が出るものに関して注目が集まりますが、片方はただの皮算用ですから、その二つを同列に扱うこと自体にも違和感がありま す。事件に対して持つ印象の根拠が「数字」や「仮定」に寄りすぎていないかを立ち止まって考えてみることが大事だと思います。

◆かつての自己責任論について

もう一つ今回議論となっているのが、辛坊氏がかつてイラク日本人人質事件被害者に対して「自己責任」論を展開していたという事実です。
イラク人質事件の被害者としてバッシングされた当の今井紀明氏にお話しを伺いました。事件後は道を歩いているだけで突然殴られることもあっ たという今井さんは、「悩みましたが、これは言いたいことなので言います。僕は国民であれば誰であろうとどんな人であろうと助けられるべきだと思う。彼が 当時批判していたことなど関係ない」といいます。「これ以上の発言は今の立場ではできませんが、僕が言うことにも意味があると考えましたし、とりあえず意 思表示だけしておこうと思いました。」と語る今井さんは、現在NPO法人の共同代表(※)として、不登校やひきこもり、いじめの経験者が多いとされる通信 制高校でキャリア教育プログラムを実践しています。当時自己責任を問われて「わからない」と答えた今井さん。彼だからこそ感じることが出来た絶望と希望が あったはずです。その葛藤と経験をバネに社会に目を向け、新たな道を開拓する姿は若者の共感も集めているようです。

◆「これまで」と「これから」

救助直後の記者会見で今後について「どの面下げて」と発言した辛坊氏。自己責任論についても後に「反論できません」と語っています。
言うまでもなく人質事件と今回の遭難は全く違うものですが、今井さんの言うように、過去や未来は置いておいて、今助かったという事実が一番 大事で、また助けることが出来た日本政府、海上保安庁、海上自衛隊に対して評価があって良い気もします。もちろん、助けられたら感謝の念や、反省も必要で しょうし、反論したら元も子もないと思います。どの道そういうことを全て引き受けることになるのですから、「責められても仕方が無い」という感覚と「責め ても仕方が無い」という感覚を当事者と私達の双方が持ち、起こったことを今後の教訓にして行く姿勢が大事なのではないでしょうか。(矢萩邦彦 /studio AFTERMODE)
(※)NPO法人D×P(http://www.dreampossibility.com/

矢萩邦彦 ジャーナリスト/教育者/アルスコンビネーター
教育・アート・ジャーナリズムの現場で活動し、一つの専門分野では得にくい視点と技術の越境統合を目指す日本初のアルスコンビネーター(命 名は松岡正剛)。予備校でレギュラー授業を持ちながら、全国で江戸的私塾『鏡明塾』を展開、分野にとらわれない現代版陽明学を実践している。学校機関でも 特別講師として平和学・社会学・教育学など講演。また教育コンサルタントとして学生や保護者へのアドバイスに留まらず、講師研修・企業研修等も手がけてい る。代表取締役を務める株式会社スタディオアフタモードではジャーナリスト育成や大学との共同研究に従事、ロンドンパラリンピックには公式記者として派遣 された。

 さあ、辛坊がやるべきは今すぐ引退して今井氏のかばん持ちから出直すことだ。
 それが嫌なら、韓国の従軍慰安婦の介護ボランティアを15年間やるがいい。