2014年5月1日木曜日

社会的企業を増やすことが日本の復活につながる


大井川銘茶
電話番号047-422-8365
千葉県船橋市本町4丁目42-11

 社会的企業(しゃかいてききぎょう、Social Enterprise, Social Entrepreneurship)とは、社会問題の解決を目的として収益事業に取り組む事業体の事である。ソーシャル・ビジネスとも呼ぶ。こうした事業を創始した実業家などを社会起業家(もしくは企業家)と呼ぶ。
Wikipedia日本語版

 日本はあまりにも金だけの国になってしまった。
 その金が一握りの階層に集中し、圧倒的多数が貧困に苦しむ悪循環だ。私はある用事があってこの前船橋に行ってきたのだが、駅前の広場でお茶を売っていた人たちがいた。そこで話を聞くと、そのお茶が障碍者によって加工されたものだということを聞いた。
 その企業が今回紹介する 大井川銘茶である。この企業では知的障がい者を使ってお茶の加工を行っている。これはある意味いい事なのだが、同時にもう一つの側面を指摘しておきたい。安い賃金で普通の社員と同じようなことをさせているのと同じなのである。
 障がい者にとって生活できるかねというのはどれぐらいか。20万円から25万円くらいではないか。社会的企業で言うならビック・イシューもそうだが必ずしもそうとも言えない側面もある。まず、地方にその労働者が求めている仕事があるのかという観点が抜けているのではないか。
 ただ、批判はしないでほしい。むしろ買い求めて待遇を改善してほしい。そうすることが大切なのである。買収よりも改善が今の日本には必要だ。一時期すごかったアメリカのワールドコムを見ればわかるように、目先の買収に走った結果、粉飾決算になってしまい最後自滅してしまう。
 今の日本はワールドコムと同じようにギャンブル経済の典型例になりつつあるのではないか。