2014年5月4日日曜日

元々経営センスのない者達に経営を期待するのは無理-銚子電再生最終提案-

 とあるサイトによると銚子電鉄は去年で利用者数が前年比38%減と深刻な経営危機に陥っている。
 その原因は竹本自称社長を中心とした無責任経営陣どもにある。しかも、そこに異常な政治家ども、野平匡邦自称市長(当時)と、北川財団専務理事で (株)ミヤベル機工の宮内智自称社長が絡んでいる。そこで、私から最終的な経営再建案を提案する。
 まず、野平と宮内に最終赤字の10倍の債務を無条件で払ってもらう。これは絶対に不可欠な条件であり断固としてやらないといけない。そのうえで以下の提案を行う。

 1.資本面での再生
 再生の受け皿会社をミヤベル機工にし、ミヤベル機工の株式を無償消却する。そのうえで銚子電鉄を吸収合併したうえで債務については宮内と野平にそのまま請求する。ミヤベル機工の主力事業である回転機器などは関連取引先に売却する事。
 また新生・銚子電鉄のスポンサー企業として千葉交通、JR東日本、イオン、千葉銀行、ゼンショーホールディングス(外食大手)、銚子商工信用組合、京葉銀行、H.I,S、近畿日本ツーリスト、JTBが全体の株式の40%を出資する。
 小川文雄氏 (銚電前社長) と銚子電気鉄道労働組合の保有株式についてはそのままを原則にするが、信用のおけるNPO法人に駅の運営を担ってもらう際には5%の出資をお願いする。社長については、しなの鉄道の再建で実績のある杉野正さんにお願いすべきである(ただし、私と杉野さんは政治的信条で全く違う)。

 2. 運営面での再生
 銚子市で引きこもりがちな高齢者たちに駅の運営にかかわってもらう。
 駅にデイケア施設、食品ストア、レストランを併設させること。駅を生活のインフラにする代わりに、切符の販売を食品ストアの販売員が兼務する。そのためにゼンショーホールディングスと手を組む事。またゼンショーとイオンが運営する店舗にて銚子電鉄の作った「ぬれ煎餅」を販売する事。この方法が無理な場合に関してはNPO法人が20大雇用で正規雇用した女性従業員が駅の運営を担うこと。
 鉄道の保持などについては20大雇用によるユニバーサル就労支援を活用する。また国労関係者が銚子電鉄の運行のノウハウの指導を行うこと。また宮内と野平は悪事への償いの意味を込め、20大雇用に基づく農業を行いそこでできた野菜をイオン、ゼンショーや新生・銚子電鉄に格安で販売する事。

 3.車両の更新について
 東京メトロ01系を2両編成にして4本譲渡する提案を撤回し、JR東日本で廃車が進む205系を2両編成で4本譲渡を受ける。EV-E301系「ACCUM」に準じた改造を施し、VVVFインバータ制御による車両に改造したうえで、銚子駅だけを1500Vに昇圧して後は電線を撤去する。
 また線路の近代化についてはこの改造と同時並行で急ぐこと。Suicaの導入も急ぐが、改札機能は車両内に搭載する事。車両の改造費用は銚子市と千葉県が責任を以て全額負担する事。

 4.観光路線の強化
 いすみ鉄道がムーミンの谷というイメージ路線で見事に立ち直ったが、銚子電鉄はアマガミというアニメにも使われている。そこで作者に協力をお願いし、イメージアップを図るキャンペーンをJTB、H.I.S、近畿日本ツーリストと共同で行う。
 その他にもイルカやクジラが見れる街をアピールするといい。そこでグリーンピースと共同でイベントを行うのもいいではないか。ただし、条件がある、絶対にエコテロリストについては排除し、断固として厳罰に処すべきである。

 5.インフラ整備の強化
 銚子市には千葉科学大学がある。だが、これだけではまずい。
 畜産の町という側面もあるので、畜産系・水産系・農業系の大学を誘致し、駅周辺にマンションを作って下宿にするのもいい。さらにエコベンチャー企業を誘致し、中国でLED照明開発などで優秀な技術を持った人たちを招き入れて、銚子電鉄で実験を行い、銚子電鉄が製造する形をとってイオンで販売する事。
 駅周辺の学生向けマンション、ベンチャー団地も立ち上げる。また、場合によっては駅に併設した高校の設置も考える事。 また高齢者向けのグループホームも積極的に誘致し、その運営にNPO法人に頼むようにして連携を強化する必要がある。

 経営センスのない経営者がこの国を覆っている。
 その閉塞感は今や、日本にとっても世界にとっても不幸な状況である。
 この実態を利権主義者どもは維新になぞらえるが、維新として取り扱う価値はあるのだろうか。そもそも政府が薩長勢力になり替わっただけにすぎないのがあの「明治維新」 の実態だった。民衆のための政治とは言えなかったのだ。
  それでいいのだろうか。間違っていると何度でも繰り返さないといけない。