2014年6月10日火曜日

宝塚劇場100年に関して

【芸能・社会】

宝塚歌劇100周年記念式典 圧巻460人大合唱

2014年4月6日 中日スポーツ紙面から


 宝塚歌劇100周年記念式典「虹の橋 渡りつづけて」が5日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で行われた。客席には皇室関係者、政財界や各界関係者のほか歴代トップスター約90人をはじめとする卒業生約1500人が招待された。
 第一部は祝舞で幕を明け、100年の功績をたたえ内閣総理大臣表彰と文部科学大臣表彰のセレモニーが行われた。
 圧巻だったのは、現役の生徒と宝塚音楽学校本科生合わせて460人が舞台いっぱいに勢ぞろいしての祝典大合唱。この日のために瀬戸内寂聴さんが作 詞、千住明さんが作曲した「虹の橋 渡りつづけて」が高らかに歌い上げられた。全生徒による合唱は、90周年の式典以来。「宝塚歌劇団 団歌」「すみれの 花咲く頃」と続いた大合唱は、年間250万人を動員するまでになった歌劇団の隆盛を象徴する、きらびやかで壮大なステージになった。
 第二部は、月組公演のショー「花詩集100!!」のスペシャルバージョン。100期生と月組生100人によるラインダンスには、客席から大きな歓声がわき手拍子がおこった。
 客席で見守った40期生の浜木綿子は「ずっと輝き続けていることに乾杯! これから100年、150年と続いてほしい」、大地真央は「素晴らしい 歴史の中に参加させていただいたんだなと誇りに思います。これからも永遠であると信じています」とそれぞれが喜びをかみしめ、大きな節目の一日を祝った。
 
 
 宝塚劇場について、創設者である小林一三氏が唱えた「清く正しく美しく」という理念故に未婚者しか受け入れられないのが現実なのである。
 これはどうにもならないことなのだろう。 だが宝塚歌劇団には一時期男性もいた。だがいじめなどでほとんどいなくなったことも事実なのである。同じことはジャニーズにも言える。実は少女隊というユニットがあり女性もいたのだ。
 伝統と革新、これをいかに両立させていくかが次の100年、150年へとつながる。