2014年7月10日木曜日

そうなる前になぜ日本はこの問題を解決しないのか

元強制徴用者支援の財団 韓国で発足

2014年6月9日 11:13 沖縄タイムズ
 【ソウル共同】戦時中に強制徴用された韓国人や遺族らの支援事業を行う財団が韓国で8日までに発足した。韓国政府と韓国企業が資金を拠出し、日本政府や日本企業にも協力を求める方針という。聯合ニュースが報じた。
 韓国では最高裁が2012年、元徴用工らの個人請求権を認める判断を示して以降、日本企業に賠償を求める訴訟が相次ぎ、企業に賠償を命じる判決が続いている。
 ただ一部の訴訟関係者は、財団の支援事業が軌道に乗れば、裁判で勝訴が確定しても賠償金の差し押さえの執行留保を検討する考えを示しており、今後の財団の活動が一連の戦後補償訴訟に影響する可能性もある。
 財団の名称は「日帝強制動員被害者支援財団」。


 ため息をついてしまう。
 ここまで悪化する原因を作ったのはやはり誰がどう考えても不正常な状況にある自称政府の責任である。


知覧特攻資料、記憶遺産の国内候補落選

(2014 06/13 00:30)
 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国内委員会は12日、重要な歴史文書の保存を目的とする記憶遺産の登録候補として、政府が申請した国宝の東寺百合文 書(とうじひゃくごうもんじょ)と、京都府舞鶴市が申請したシベリア抑留に関する日記や手紙の計2件を選んだ。近くユネスコに通知し、ユネスコは2015 年夏ごろに登録可否を決める。南九州市が申請していた特攻隊員の手紙・遺書など333点は、17年の登録を目指すことになった。
南日本新聞

「特攻」が世界記憶遺産に⁉安倍ご執心、担当は籾井令嬢

2014年5月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]
http://facta.co.jp/article/201405025.html
安倍晋三自称首相の愛国心の過剰露出と、霞が関で話題なのが、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の記憶遺産への特攻隊資料の申請問題だ。首相から申請手続きに入るよう指示があったとされ、「集団的自衛権問題が佳境の折に雑音を増やすだけ」と自民党内からも懸念が上がっている。
 記憶遺産には、すでに世界全体で約300件が登録されている。英国のマグナ・カルタ(大憲章)やアンネの日記、グーテンベルク聖書などだ。日本では 遺跡や自然が対象の世界遺産や世界文化遺産ほどには注目されなかったが、記録画家・山本作兵衛氏の筑豊の炭鉱画が2011年に登録されて話題となった。
 自称首相がご執心の特攻隊資料というのは、鹿児島県南九州市にある知覧特攻平和会館が保存する資料だ。出撃前の遺書は涙なしには読めない人間味あふれるものだが、特攻礼賛と取られかねず、国際的に認められるか疑問が残る。
 今年は部落解放運動団体の全国水平社の創立宣言などの資料と戦後に引き揚げ船が帰港した舞鶴の引揚資料館の資料が申請対象とされている。1カ国から3件以上の場合はユネスコ国内委員会が調整する。水平社に違和感を覚えた自称首相の「お友達」からの陳情があったとされる。
 霞が関で話題なのは、文部科学省の担当者が、レイシズム暴言で世間をお騒がせしている日本本放送協会(NHK)自称会長、籾井勝人氏の娘さんの籾井圭子さん(1972年生まれ)で あること。慶大法学部を卒業して文部科学省に入ったバリバリのキャリア官僚。才色兼備で人当たりもよく、父とは対極的な評判だ。うまく捌けば、父の失点を カバーできるかも……。

  こんなあほっぷりをやらかすとは、本当にまさしく安倍自称政権の私物化そのものである。
 とてもではないがオエッと来た。これを人は公私混同といいはしたないというのである。北宋の建国の祖・趙匡胤(ちょう きょういん)は実の父親にも厳しく、世宗の後唐征伐の最中、父親の趙弘殷が夜中に趙匡胤に城の開門を求めたが、「親子の関係といえども城門の開閉は公務である」と言い、城門を開けなかった。そして趙弘殷は朝になってようやく入城することができた。その他にも節約を旨としており、娘の魏国長公主が肌着に川蝉の羽を装飾に使っているのを見て、戒めて二度とさせなかった上、「お前は富貴な身分として育った。そのことの有難味を思いなさい」と説教したという。また、孟昶が杯に宝飾を凝らしているのを見て、これを取りあげて砕き、「お前は杯を七宝で飾っているが、何の器で飲食する気なのだ。そのようなことをしているから国を亡ぼしたのだ」と叱咤したという。
 とてもではない、話にならない安倍自称政権である。

 この問題を解決したいと日本政府が願うなら、解決方法は唯一つ。日本国憲法第99条による正当性を失った安倍自称政権及び自民党のおマヌケ国会議員ども全員の総退陣とビルマへの移住、そして自民党の解党である。そして、従軍慰安婦問題の即時対応であることは誰の目からしても明らかなのである。