2015年8月28日金曜日

これでもオスプレイを飛ばすのか


米国、日本にオスプレイ5機を410億円で売却へ 輸出は初めて

[ワシントン 14日 ロイター] - 米国防総省は14日、新型輸送機V─22オスプレイについて、第1弾として5機を日本に売却することで日本政府と最終的な合意に達したと発表した。売却額は5機分で3億3250万ドル(約410億円)。
 オスプレイが外国に販売されるのは初めてのケースで、日本が最初の輸入国になった。オスプレイは、 ヘリコプターの垂直離着陸性能と固定翼機の飛行性能を併せ持つ。
 日本は向こう数年にわたりオスプレイ計17機を導入する方針で、英ロールスロイス製(RR.L)のエンジン40基も米国から購入する計画だ。米国防総省の国防安保協力局(DSCA)によると、総額は約30億ドルに上る。
 米政府は、オスプレイの導入は日本にとって輸送機の近代化につながり、人道・災害救助能力を強化するとしている。
*ただし、ここで記載する「日本政府」とは安倍晋三一味と一部の財界人、軍事産業だけであり、圧倒的多数の市民の代表者ではありません。


3人死亡の悲劇…専門家に聞く「軽飛行機」なぜ墜落するのか
日刊ゲンダイ 7月27日(月)15時8分配信

 東京・調布市で軽飛行機が民家を直撃した事故は巻き添えの女性住民(34)を含む3人が死亡する惨事となった。墜落したのは「日本エアロテック」が管理する「パイパーPA46」という小型機。パイパー・エアクラフト社が製造し、セスナ社とシェア1位を争う人気機種だ。
 パイロットは飛行経験1500時間の川村泰史さん(36)で、乗客4人を乗せて午前10時58分ごろ調布飛行場を飛び立って伊豆大島に向かい、午後4時半に戻る予定だった。ところが離陸直後、わずか700メートルの地点に墜落。目撃者の話では普段より低空を飛び、いつもに比べてプロペラ音は低く、ブルブルという鈍い音だったという。エンジントラブルでプロペラが十分に回転していなかったとみられている。航空ジャーナリストの中村浩美氏が言う。

「飛行機の音を聞き慣れている近隣の人がプロペラの音の異常に気付いたということは、離陸直後にエンジントラブルが起き、パワー不足に陥ったと考えるべきです。プロペラ機は時速500~600キロで航行するため、エンジンが止まってもグライダーのように滑空でき、パイロットは河川敷などへの安全な不時着が義務付けられています。しかし今回は、高度が低いため場所を選ぶ余裕がなかったと思われます。プロペラ機は離陸して上昇するときが一番危険。機体が不安定になりがちだからです」

 中村氏によると、軽飛行機は2~6人乗りの飛行機を指し、世界中に数百万機が普及している。日本にも2000~3000機あり、1日に300機前後が全国を飛んでいるという。
 墜落事故もたびたび起きている。09年に茨城県で起きた事故では乗っていた男性2人が死亡し、14年は愛知県豊田市で2人が死亡。今月20日には北海道別海町で軽飛行機が落ち男性4人が重軽傷を負った。今年3月、米俳優ハリソン・フォードが操縦する軽飛行機が墜落した事故は記憶に新しい。今回の事故機は04年に北海道・丘珠空港でプロペラをこする事故を起こしている。

「ジェット機に比べてプロペラ機は墜落する危険性が高いと思われるかもしれませんが、両者の安全性に違いはありません。墜落の原因は主に機材の故障とパイロットのミス、天候の3点です。故障はエンジンのピストンやプロペラの軸が破損して出力を失う。天候は順調に飛びながら空港に着陸しようとしたら激しい雷雨や気流が下方に叩きつけるダウンバースト現象に見舞われるような場合です。プロペラ機の整備は、それほど難しくはありませんが、やはり機械ですから故障はつきものです」(中村浩美氏)

 飛ぶものは落ちる、と覚悟して乗ったほうがいい。



 セスナ機ですらもこうなのだから、ネオナチジャパンが強行しようとしているオスプレイの日本導入ではなおさら悲惨な結末になるのは間違いない。
 すでに心ある方が厳しく指摘している。だがレイシストどもは冷静さを失いその場しのぎの暴言に終始している。

調布の飛行機事故を受けオスプレイの危険性を指摘する人物
2015年07月26日 15時33分
    提供:アメーバニュース/政治・社会

 26日、軽飛行機が東京都調布市の住宅街で墜落し、3人の死亡が確認された。この事態を受け、元・日本共産党稲城市議会議員の遠藤くに子氏が、オスプレイと絡めたツイートをし、同氏に対し様々なメッセージが寄せられた。

〈調布市、富士見町の住宅街に軽飛行機が墜落、住宅二棟と車1台が燃えているというニュースに驚き!欠陥オスプレイもやっぱり危険では?どれくらい死傷者でるのだろう?逃げる時間あるのか?大惨事〉

 飛行機が落下したことと、オスプレイをくっつけるやり方に対して「疑問」の声が出たのだ。「人が死傷する惨事を政治利用するのが日共のスタンスだと良く解ったよ」という「意見」に対しては「はあ?」と遠藤氏は返事した。さらには「市議ではありません。一市民として感じた事をつぶやいています。勘違いしないでください!」と自身の立場を明かした。

 今回の件については、2ちゃんねるにもスレッドがすぐに立ち「それなら、旅客機の運行も禁止を提唱しろよ!!!!」といった「ツッコミ」が入った。
 また、遠藤氏のツイッターのプロフィール欄には「日本共産党稲城市議会議員です」とあるが、この経歴は現在のものとは違うのでは、というツッコミも入っている。



 遠藤氏の指摘が正しいことは、誰の目からしても明確だ。
 バカウヨどもは遠藤氏の前に完敗したから、罵倒して逃げるのである。更にこのオスプレイの血管ぶりは沖縄タイムスによって暴かれている。



オスプレイ着陸事故、砂が原因? 米海兵隊が規則変更
2015年7月19日 08:20 沖縄タイムス
 【平安名純代・米国特約記者】米オンライン軍事専門誌「ブレイキング・ディフェンス」は16日、ハワイ州で5月17日に死者2人を出した海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの着陸失敗事故を受け、海兵隊が再発防止対策としてオスプレイの着陸に関する飛行規則を変更したと報じた。
 海兵隊は現在も事故原因は調査中としており、詳細を公表していない。同誌は、事故機が着陸直前に約45秒間にわたりホバリング(空中停止)した際、左エンジンが地上から巻き上がった砂ぼこりを吸い込んで停止。右エンジンも同様に砂を吸い込んでいたため出力が低下し、着陸に失敗したと伝えた。
 海兵隊はこれまでオスプレイの着陸に関する飛行規則で、砂ぼこりで視界不良となり、60秒以内に着陸できない場合は、エンジンが砂を吸い込んで出力が低下するなどの恐れが生じるため、着陸を中止するよう定めていた。しかし、今回の事故を受け、これを60秒以内から「30秒以内」に短縮。再発防止のために厳格化した。
 海兵隊はオスプレイに構造上の欠陥はないと主張している。同誌は、同機の製造元がエンジンの砂を除去する吸気口フィルターの改良版を開発中と指摘していることから、問題が認識されていた可能性もある。
 海兵隊は事故後も機体の安全性に問題はないとし、米軍普天間飛行場や県内各地でもオスプレイの飛行を継続している。
 海軍安全センターが公表したデータによると、ハワイで起きた同事故の被害規模は、最も重大な「クラスA」に指定されている。

オスプレイが火災誘発の恐れ 米公文書、他機種より高いリスク
2015年7月13日 10:32 沖縄タイムス
 【平安名純代・米国特約記者】米フロリダ州などメキシコ湾周辺における訓練空域拡大を図るため、米空軍が6月末に公表した最終環境影響評価書(FEIS)のなかで、垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが他航空機と比べ、火災を起こす可能性が高いと認めていたことが10日までに分かった。
 オスプレイのエンジンの排気熱などによる火災をめぐり、これまで専門家らはその危険性を指摘してきたが、米軍が公式文書で具体的対応策にまで踏み込んだのは初めてとみられる。
 同FEISによると、オスプレイは他の航空機よりも山火事を起こす危険性が高く、エンジンからの排気熱によるダウンウォッシュ(下方への風圧)で火災を起こす可能性があると指摘。2013年6月にノースカロライナ州で海兵隊仕様のMV22オスプレイが訓練中に草地が燃える火災が発生した例を引用し、「山火事が起きる可能性を回避するには、火災が起きる可能性がある日中の訓練の規制、または小さな火災でも拡大する前に消火活動などの対応が可能な人員を追加すること」などと具体的な対策を挙げている。
 13年6月のノースカロライナ州での火災をめぐり、同基地広報は当時、「排気管の熱が火災を誘発したとみられる」などと述べたものの、機体がわずかに焦げた可能性はあるが、ひどい損傷はないなどと説明していた。
 その後、海軍安全センターは同事故の原因について、「着陸対応のなされていない地面への着陸の際に起きた火災で被害を受けた」とし、損害額について被害規模が最も重大な「クラスA」に指定していた。

 こんな欠陥ヘリコプターを我々の血税で購入する狂気の沙汰。まさに信じがたい暴挙である。