年初にあたり、このようなコラムで始めさせていただきます。2015年が世の中も含めて人間破綻の1年と言わざるを得なかったのに対し、今年が人間再生の1年であってほしいと念じております。
思えば、ネットでは凄まじいまでのヘイトがはびこっています。在日コリアンに対する根拠の無い噂、そしてヘイト。ネットが恐ろしいまでゆがんでいることを私は思い知らされました。
あまりにもひどいと思い、2014年後半からTwitter、mixi、アメブロから手を引き、今はGoogleブロガー、Facebook、LINEに絞っております。そして、去年は私にとってかなり大きな一年になりました。
労働時間の延長に世代間交流の開催、そしてカトリック教会の思想による道徳の導入です。そして、思想面では「奴隷の論理を打ち砕く」「道徳的な行動を伴う社会活動」という新たなミッションを拙ブログに取り入れることになりました。
人と人のつながりを私は徐々に構築していこうと思っています。 今のネットは、All or Nothingそのものになってしまい、自分の身内で固めがちなのです。それが極端な形で出てしまったのがあの大塚家具の大塚勝久一味だったのではないでしょうか。
そういう人達が、もし自分の資産を倒産した会社の支援に回すとすれば大変良いことなのですが、そうではないのですから困ったものです。また、働けない人達を見て「自分たちは今のままでいいんだ」と歪んだ優越感に浸った大人たちにも、同様の印象を感じます。
資産はあの世に一人でもっていけません。
社会にいかに還元するか、それが問われているのです。今年はそういう意味での人間再生の一年であってほしいと思います。
いつまでも存続するものは、 信仰と希望と愛と、 この三つである。 そのうち
新約聖書 コリント人への第一の手紙13章13節.
信仰を、信頼に置き換えるとこの言葉の深みを私は強く感じます。
今年一年もよろしくお願い致します。
2016年1月1日
日々格闘記～イカロスの翼～ 管理人 倉野 明人 拝
