2016年2月29日月曜日

あまりにも恥ずべき強欲アーチスト ケイティ・ペリー

 今回は珍しい連打の書人両断である。
 それほどあきれる強欲アーチストである。 NME Japanより引用させていただきたい。

2015.9.29 火曜日
ケイティ・ペリー、修道院購入問題でもう一人の購入希望者を提訴

自宅として使用するために、ロサンゼルスの修道院を購入しようとしていたケイティ・ペリーだが、その計画を阻んでいる別の購入希望者を相手取って、訴訟を起こしている。

今回の込み入った論争は、修道院が建っている8エーカー(約32,000平方メートル)の不動産の所有権が誰にあるかに端を発している。ケイティ・ペリーは同修道院を、ホセ・ゴメス「大司教」が管理するロサンゼルス大司教区から1,450万ドル(約18億円)で購入できるものと考えていた。しかし、現在当修道院で暮らしている5人の修道女たちは、ケイティ・ペリーが新しい所有者にはふさわしくないと主張しており、女性実業家のダナ・ホリスター氏に売却したいと望んでいるという。

ケイティ・ペリーは今回、「高齢の、立場の弱い修道女たちにつけ込んで、悪意を持ってローマ・カトリック教会に反対するようそそのかした」として、ホリスター氏を「非難」(実態は誹謗中傷)している。同訴訟では大司教区と修道女たちが共に被告とされており、ホリスター氏による「被害者」であると「説明」(実態はデマ)されている。しかし、修道女からは直接苦情は出ていない。

この件に関して『ニューヨーク・タイムズ』紙がコメントを求めたが、ホリスター氏の代理人は沈黙を守っている。

一方、ロサンゼルス上位裁判所のジェームズ・チャルファント裁判官は先日、汚れなきマリアの御心修道会の5人の修道女が暮らしている同修道院に関して、その所有権についての判断を保留している。同裁判官は大司教区の弁護士団に対して、「まだケイティ・ペリーに売却してはならない」と述べており、所有権を巡る争いは解決に2年ほど要することがある、とも付け加えている。

同修道院にはかつて100人以上の修道女が暮らしていたが、現在は人里離れた丘の上の建物に、77歳から88歳までの5人が残っているばかりとなっている。ケイティ・ペリーは、修道院の建物を自宅に改装し、母親のメアリー・ペリー、祖母のアン・ハドソンと共に住むつもりであると語っている。

しかし5人のうちの1人、リタ・カラナン修道女は『ロサンゼルス・タイムズ』紙に対し、次のように話している。「ケイティ・ペリーのビデオを観たことがあるわ。そのどれも楽しくなかったわ」

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 正統な所有者である修道女の方々と、ホリスター氏との間には強い信頼関係があるのは誰の目からして明快だ。
 ペリー被告は明らかに、修道女を騙そうとしている。すでにこの段階で、修道院の敷地や建物の所有権はホリスター氏に移ったのは明らかである。すでに勝負あったと指摘せざるを得ない。それでも修道院がほしいと強欲ぶりを発揮するとは何事か。
 これを人は言語道断というのである 。NMEで修道女の方々はペリー被告を完膚なきまでに論破している。

2015.10.23 金曜日
ケイティ・ペリーへの修道院売却を断固拒否する修道女、実際に会ったことを明かす

ケイティ・ペリーがロサンゼルスの修道院の購入を計画している件で、以前そこに暮らしていた修道女たちから反対を受けている。修道女たちは「彼女に売却することは、神との誓いに反する」と主張している。

修道院の所有権を巡る論争が続く中、以前修道院に暮らしていた5人の修道女たちは、ケイティ・ペリーが修道院を購入し移り住むことに関して声をあげている。

ロサンゼルスのロスフェリスにある、この8エーカー(約32,000平方メートル)の土地は、元修道院が存在する居住用の土地となっている。40年の間、汚れなきマリアの御心修道会のカリフォルニア支部として使われていた。

修道院に残っていた5人の修道女たちは4年前、ロサンゼルス「大司教」のホセ・ゴメスによって土地を去るように求められている。

ホセ・ゴメス「大司教」は現在、修道院の売却を巡り、5人の修道女たちと法的論争を繰り広げている。修道女たちは土地を立ち退いたものの、依然として土地の売却権を有しているという。

以前、米『ビルボード』誌が報じた通り、ロサンゼルス「大司教」のホセ・ゴメスはケイティ・ペリーへの売却に好感触を示しているが、汚れなきマリアの御心修道会はレストラン・オーナーのダナ・ホリスター氏に売却したいと考えている。ケイティ・ペリーは、約2800平方メートルに広がる居住スペースと隣接する礼拝堂を含むこの土地に対し、1450万ドル(約18億円)の支払いに同意していると伝えられている。

86歳のキャサリン・ローズ修道女は次のように述べている。「彼女が表現することはすべて、私たちの信条とは異なります。彼女に売却することは、神との誓いに反するになるでしょう」

また、ケイティ・ペリーをインターネットで検索したキャサリン・ローズ修道女は、彼女が自身の家族について語り、彼女がポップスターになったのは「悪魔に魂を売り渡した」からだと告白している動画を発見したという。

「サタンに魂を売ったと話すことだけで十分、私たちの主義や信念に反します。ケイティ・ペリーに売却をすることについては、私たちはカトリック教会への誓いを破ることを強制されているように感じます」

和解を試みたケイティ・ペリーは、5月に修道院を訪れ5人の修道女と面会している。キャサリン・ローズ修道女によると、ケイティ・ペリーはその発言の動画について「エンタテインメントのためだけ」のものだったと説明し、左腕に書かれた「Jesus」のタトゥーを修道女らに見せ、その後、ゴスペル・ヴァージョンの“Oh Happy Day”を披露したという。

「いい人でしたよ」と、キャサリン・ローズ修道女は語っている。「彼女は私たちになぜここを購入したいのかを話してくれ、歌を歌って帰っていきました」

しかし、依然として、修道女たちはケイティ・ペリーに修道院は売らないと主張している。

「私たちはローマに行きます。諦めるのではなく、準備を終えたに過ぎません。天国から私たちを見ているすべてのシスターたちのためにも、やる必要があるのです」

一方で最近、ブラジルでケイティ・ペリーのステージに上がり首にキスをしたファンは、酔っぱらっていたと言われていることに対し否定している。

この出来事は、9月27日にブラジルのリオで行われたフェスティバルの最中、ケイティ・ペリーがライアナという名前だと思われるファンをステージに上げた時に起こった。

このファンは酔っぱらっているか、またはドラッグの影響を受けているように見え(ケイティ・ペリーは「ベロンベロン(に酔ってる)」と表現している)、ケイティ・ペリーの首にキスをし続け、ややなれなれしい振る舞いが過ぎているように見えた。


 この5人の修道女は、善意ある管理を続けてきた。
 そのことに対して、国際法上により、土地の所有権は修道女の方々に自動的に移ったのである。よって、ゴメス被告の行為は明らかに犯罪行為であるし、ペリー被告が修道院の購入を求めても、修道女の方々は拒む正統たる国際法の権利がある。
 そのことを理解できない段階で、 ペリー被告の主張に耳を傾ける価値はない。それでも主張するなら、私は躊躇うことなくペリーに『恥を知れ!!』と一喝しておこう。