2016年10月12日水曜日

キャリアの転換期に、私達は何をすればいいのか

20代から始めるバラ色老後のデザイン術

キャリア見直しとスキルアップ、1月中に目標設定 2015年を飛躍の年にする計画(2)
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO81764150Z00C15A1000000
NIKKEI MONEY

2015/1/13

 今月のテーマは「2015年を飛躍の年にする計画」です。バラ色老後に向けた生活設計を考えるなら、目の前のキャリアプランやマネープランを固めていくことが大切です。先週は中長期の目線で自分のライフイベントやマネープランをイメージしました。今週はそのうちキャリアデザインにテーマをしぼってみたいと思います。

 自分のビジネスキャリアをしっかり「年収」に変えていくことは、マネープラン上、とても大切なことです。何度か指摘していますが、自分の身一つで何百万円もの年収を得られることは、定期預金や株式投資でもなかなか実現できない大きな「運用」と考えられるからです。

 20代の前半は必死に仕事をするので精一杯かもしれませんが、「今より自分の能力を高めて、同じ時間働いて多く稼げる人材になる」という目線と、「自分の能力をしっかり評価してもらい、多くの報酬をもらう」という目線の2つを持つことが必要です。

 前者は自分自身の能力向上が必要ですし、後者は人事評価などで自分を認めてもらうことが必要です。この2つはどちらが欠けてもできません。高い能力がなければ高い人事評価は難しいため年収アップは難しいでしょうし、自分の能力を十分に人事評価してもらえなければ過小評価されてしまい年収アップにつながらないからです。

 まず15年の目標として、「自分の能力をしっかり人事評価してもらう」ようにしましょう。若い人にはよく、「自分は毎日がんばっているのに、半年に一度書く人事評価シートの紙切れで評価されるなんて」と嫌がったり面倒がる人がいますがこれは自分を安売りしているようなもので、とてももったいないことだからです。

 そのうえで、さらに15年の目標として「自分の能力を高めるために何ができるか」を考えてみてください。

■いまの会社にとどまるなら、何が必要か考える

 いくら転職が一般的になったとはいえ、いまの会社で今年も働き続ける人のほうが大多数です。まずはいまの会社にとどまって年収を増やす方法を考えてみましょう。

 同じ会社で働き続けるのであれば、まず自分の勤めている会社がどのような仕組みで年収が上がるのかを調べてみましょう。人事制度は簡単にいえば「評価」→「処遇」→「報酬」のサイクルで回っています。できるだけ客観的に人事評価を行うために評価システムを考えます。評価に応じて適切なポストを与えるなど処遇します。もちろん処遇するだけではダメで、適切な年収も設定しなければなりません。

 若くて高い能力がある人がいるのに昇格できないとか、責任はあるけれど年収は低いままといった、会社の不満のほとんどは「評価・処遇・報酬」のサイクルが機能していないために起こる現象です。

 しかし、社員ひとりひとりが制度を理解していないこともよくあります。これも人事制度が機能不全になる要因のひとつです。自分の会社の人事制度をまず知り、使いこなすくらいの意識を持つといいでしょう。

 すでに能力があり評価されていないと感じる人は、どうすれば評価されるのかを考えてみます。不足している能力を補えば評価されると分かれば、どんな勉強をすれば補えるのかを整理します。業績が年収増にダイレクトにつながる営業のような立場なら、具体的な目標や対策を立ててみてもいいでしょう。

 いずれにせよ、能力を高めなければ評価は高まりません。そして評価が上がらない限り、年収も上がらないのが会社の仕組みです。自分の今年のステップアップ目標を考えてみましょう。

■転職に動く前でも今から始められること

 「今年、自分は転職にチャレンジしてみるか」、一度は自分に問いかけてみましょう。転職が必ず成功するほど世の中は単純ではありませんが、いまの会社に居続けることのほうがいいのか、飛び出してチャレンジしてみたほうがいいのか、年に一度は考えてみるべきです。

 人事制度が保守的で、能力に見合う評価や報酬を自分に与えてくれないと感じるなら、これは転職をチャレンジする理由になります。あるいは業種的に今後の成長が難しいため、個人の努力ではどうにもならないと考えるなら、これも違う会社に移るきっかけといえます。自分の能力と自分の評価・報酬のバランスを冷静に考えてみましょう。また自分の能力は「価値」があるかどうかもあわせて考えてみます。

 転職を考えるといっても、「いますぐ転職活動をスタートする」だけではありません。「転職を視野に入れつつ、今年はいまの会社でがんばってみる(今年評価されないなら来年は会社を飛びだそう)」とか「転職を視野に入れつつ、今年はスキルアップしてみる(転職に有利な国家資格を取ろう)」というように15年の目標をたててもいいでしょう。

 いまの会社の評価も、人間関係も、年収も、どれも微妙なら、会社に内緒でどんどん転職活動をスタートしてみましょう。転職活動のスタートには勇気と少しの時間が必要です。年始に自分の背中を押してみてはどうでしょうか。企業の業績が回復傾向にあるため、今年は転職活動するにはよいチャンスかもしれません。

■キャリアは意識してようやく維持できる時代

 15年の年頭に当たって、若い世代のキャリア形成にアドバイスしておきたいことは「キャリアはもはや意識しなければ維持することも難しい時代だ」ということです。

 かつて、日本全体が高度経済成長していた時代は、流されるようにキャリアアップできてしまう人もいました。バブル経済のころには仕事は半人前でも100万円ボーナスが出るような人もいました。しかし、そのような時代は終わっています。

 キャリアアップをしたい人が意識を高めて行動するのは当然ですが、今のまま普通にキャリアを維持したいと思う人も、意識を高めておかないと周囲に置いていかれてしまう時代になっているのです。

 長い目でみれば、キャリアアップの差を早くつかむことは500万円あるいは1000万円の「運用格差」を手にするようなものです。最初のキャリアアップは数十万円の違いであっても、生涯賃金格差でみれば4万~5千万円以上になることもあります。老後もにらんだ経済的余裕は年収が高い方が作りやすいのは当然のことです。無関心にならないようにしてください。

 15年がまだ始まったばかりのいまのうちに、自分のキャリアをどうデザインしていくかを考えてみてください。今年結果がすぐ出なかったとしても、来年または数年後に実を結ぶかもしれません。

山崎俊輔(やまさき・しゅんすけ) 1972年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。AFP、1級DCプランナー、消費生活アドバイザー。企業年金研究所、FP総研を経て独立。商工会議所年金教育センター主任研究員、企業年金連合会調査役DC担当など歴任。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。論文「個人の老後資産形成を実現可能とするための、退職給付制度の視点からの検討と提言」にて、第5回FP学会賞優秀論文賞を受賞。近著に『お金の知恵は45歳までに身につけなさい』(青春出版社)。twitterでも2年以上にわたり毎日「FPお金の知恵」を配信するなど、若い世代のためのマネープランに関する啓発にも取り組んでいる(@yam_syun)。ホームページはhttp://financialwisdom.jp


 今回は去年の記事を取り上げさせていただく。
 しかし、この記事は決して古くもない。ネットで「やれ韓国が」「やれ中国が」と馬鹿騒ぎしているバカウヨどもにはこうした考えはまず理解できまい。なぜなら、彼らは現実逃避者に過ぎず、近くの隣人を仮想敵と見立てて己の妄想を押し付けるからだ。
 そういった妄想の集団が最近上から下からバカ踊りしている。しかも彼らはキャリアの転換期にいて大変な時期であるのにもかかわらず妄想ばかり繰り返す。アメーバブログのバカウヨどもを見れば分かるではないか。私が知るバカウヨに至っては漫画画像を無断引用してヘイトスピーチを繰り返し、強制退会17回という『強者』がいるのだから驚きだ。
 こうした輩共にはハッキリ警告しておこう。アベシンゾー率いるネオナチジャパンは外国人労働者の解禁をハッキリ決めている。その中でまたバカウヨどもは競わねばならない。そうして貧困の罠はさらに強化されていくのだ。そしてその危険性をいち早く察知した人たちはバカウヨを相手にすることなくキャリアアップに勤しみつつ、仕事で信頼を勝ち取っているのだ。
 私が働いている会社ではアフリカからの正社員もいる。そういった環境下でバカウヨどもは競えと言われたら、まず難しいというしかない。しかも、イスラム教徒の社員もいる。そこで差別的な言動を行ったらまずアウトだ。
 私はまず、置かれている現実を客観的に見なおすことが大切だと考える。アベはそういった作業をおざなりにして、何でもかんでも中国と競いあうようにして己の妄想を押し付けるが、そんなやり方では日本経済は完全に破綻するとだけ警告しておく。対話なき圧力では、北風と太陽から何も彼は学んでいないのである。

 なお、同じことはACミランにしがみつくしか能のない『日本代表』の本田圭佑『選手』にも言える。
 彼はレアル・マドリードへの移籍を妄想していたが、能力はないのは誰の目からして明らかだ。苦言を呈することのできる先輩の現役日本代表・豊田陽平選手(サガン鳥栖所属、ポーランドからのオファーがあったが断った男気のある名プレイヤーでもある)を避けた結果が、このような結果になって出てきた。
 その程度の男にプレミアリーグのサンダーランドから11億円のオファーがあったが本田『選手』が拒否している。しかし、私はこの11億のオファーでも相手にしない。1円でも相手にしたくない男であるとだけ言っておく。
 現実逃避者に過ぎないこの男には哀れとしか思えない。